結婚式を見て、人生のステージの違いを受け入れられた日。
今日は、仕事の先輩の結婚式に参列してきた。
自分の結婚式をしたことはあったが、
人生ではじめての「結婚式への参列」だった。
挙式があって、披露宴があって、
家族だけではなく友人も呼んで、
たくさんの人に祝福される、ちゃんとした結婚式だった。
本当に素晴らしい式だった。
ただのイベントじゃなくて、
人生の大事な節目を、ひとつの形にして、
周りの人たちと一緒に祝うための時間だった。
どれだけ先輩と奥さんが家族や友人に愛されているのか、
どれだけお互いを誠実に思っているのかが、
会の所々から伝わってきた。
新婦のお父さんが、
「今まで撮りためてきた写真は、この日のためにあった気がします」
と言っていた。
新郎のおじいちゃんが、
涙を流しながら新郎とハグして、
「本当に良かった」と言って一緒に退場していた。
ああ、これが人生の節目なんだと思った。
どうしても、自分の以前の結婚式のことを思い出した。(私自身は離婚歴あり)
あの時の自分は、
結婚したくて結婚したし、
ちゃんと準備もして、
幸せだったと思う。
でも今振り返ると、
どこかで「通過儀礼としてやっていた部分」もあったのかもしれないと思う。
それは相手にも申し訳ないけれど、
きっと相手も同じような気持ちだったのかもしれない。
比べるものじゃないと分かっているけど、
今日の結婚式は、
本当に「この日のために積み重ねてきた人生」があったように見えた。
だからこそ、すごく眩しかった。
でも、今日いちばん驚いたのは、
そんな式を見ている自分の気持ちだった。
自然に拍手が出た。
自然に笑顔になれた。
心から「おめでとう」と思えた。
人の幸せを、ちゃんと祝福できていた。
半年前の離婚したばかりで立ち直れていなかった自分だったら、
もしかしたら少し羨ましく思ったり、
少しだけ嫉妬したりしていたかもしれない。
でも今日は違った。
今、はっきり思っていることがある。
今、結婚式を挙げている先輩と、
今の自分は、
ただ人生のステージが違うだけなんだと思った。
私は、いま置かれている場所で、
いまのステージでしかできないことをやっている。
いまの忙しさも、
いまの迷いも、
いまの未完成さも、
全部、このステージでしか味わえないものだ。
そしてその先に、
また結婚とか、家庭とか、
別の幸せがあるかもしれない。
でもそれは、その時の話だ。
今日は、
別のステージにいる誰かの幸せを、
心から祝福できた。
それが、とても嬉しかった。
すごくいい体験だった。
