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ンゲンドとンデレ。兄弟の因縁

『ンゲンドは家族はいるのか?』

俺はンジャメナにあるレストランで、
チャド料理を頬張りながら彼に聞いた。


「……おるで。」

『いるのか。』

「弟、ンデレ。」

『今どこにいる?』

そう聞くと、彼はフォークをおいて、
静かに語りだした。

「ンコングサンバにおりまんねん。」

そう、皆さんご存じ、
カメルーンの地方都市、【ンコングサンバ】。

「プロの【ンゴマ】してまっさ。」

アフリカの太鼓、踊り、音楽。
それが【ンゴマ】だ。

「弟、昔から太鼓好きでしてん。」

「毎日、家で叩いとりましてん。」

「そらもう朝も叩く。夜も叩く。」

「もう堪忍ならんくてな、やかましいわ!言ったってん。」

「ある日、太鼓蹴とばしてしまいましてなぁ...」

「……ンデレおこった。ンデレ出て行った。」


『そうか。』


「もう、何年も会っておまへん。」

『探さないのか?』

「探した。でも、会ってくれまへんねん。」

「でも、ンデレがンゴマを続けていることは存じておりまんねん。」
「ンゲンドうれしい。」

『なら、会いに行こう。』

「コウジョウチョウ……。」

『幻の【ん】を探す旅だ。ついでに弟とも仲直りしよう。』


「……OK。オオキニ、コウジョウチョウ。」


ンゲンドの目には、うっすらと光るものが見えた。

…気がした。



ところでンゲンド。
カメルーン料理ってなにが美味しいのかな?


次はカメルーンの地方都市。

【ンコングサンバ】へ。



あとがき


【ん】って色々あるんだねぇ。

逃亡しながらも、異文化を吸収していってる工場長です。


日本を発ってから、ンゴロンゴロへ。
ンゴロンゴロからチャド共和国、ンジャメナへと続いてきた旅も、
いよいよ新章突入です。

次の舞台はアフリカ、カメルーン。

工場長とンゲンドの幻の【ん】を探す旅はどこに終着するのか。

はたして、ンゲンドとンデレは仲直りすることが出来るのか。


もはや誰もエッセイしりとりをしているとは思っていないこの【ん】シリーズ。
運営さんももはや無視しているのではないでしょうか。

そして誰も得しない。

工場長も他の記事を出すことが出来なくなっています。

もう辞めたい!
でも逃げる!


近日公開予定。

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