何年やっても開脚が変わらない人へ
この記事でわかること
開脚が変わらない本当の理由
背骨と骨盤、身体がつながる順番の話
初心者でも安全にできる4週間プログラム
私は20年以上、開脚をしてきました。
元体操選手だった頃は、
もっと伸ばせ
痛くても我慢
と教わってきました。
でもピラティスや身体の使い方を学んで
気づいたんです。
開脚は伸ばすことより身体の順番の方が
大切だということを。
骨盤が動き
背骨が動き
地面を押せるか
呼吸はどうか
目線はどうか
色んな部分がつながって
開脚しやすくなります。
身体はバラバラに動くものじゃない。
全身でひとつなんです。
そう言われても、いまいちピンとこない
という人のために、
赤ちゃんの動きを例にお話しします。
赤ちゃんは全身を一緒に使いながら大きくなる
赤ちゃんは、生まれてすぐに歩けません。
首がすわって → 寝返りをして → ハイハイをして → つかまり立ちをして
ようやく歩けるようになります。
このとき赤ちゃんは
脚だけ・お腹だけと
部分ごとに練習しているわけではありません。
寝返りひとつでも
骨盤がねじれて、目線が動く方向を向いて、呼吸でお腹を支えながら
全部が同時に動いています。
そして、この発達には順番があります。
呼吸が整い、背骨が動くようになり、骨盤が動き、股関節が動く。
こうした積み重ねは
大人になってからの身体の使い方にも影響すると
考えられています。
開脚を変えたいなら、骨盤を動かしましょう
…と言いたいところですが、
実はその前に、もっと大切な場所があります。
それが、背骨です。
① 背骨がしなやかに動くこと
骨盤は、背骨の影響を強く受けています。
背骨が一本の棒のように固まっていると、
骨盤は十分に動けません。
逆に、背骨が動きやすくなると
骨盤も一緒に動きやすくなり
股関節も動きやすくなります。
赤ちゃんも
寝返りで背骨のしなやかさを育ててから
ハイハイで骨盤や股関節を使えるようになっていきます。
② 骨盤が動くこと
背骨の次が、骨盤です。
骨盤が後ろに倒れたままだと
股関節が動きにくくなり
開脚しづらくなります。
骨盤を立てる感覚は
こうイメージしてみてください。
お尻の左右にある、座った時に床に当たる硬い骨。
その骨で床をしっかり感じながら
頭が天井に引っ張られるようなイメージです。
背中を反らすのではなく
スッと上に伸びる感じです。
つまり、
身体は背骨→骨盤→股関節
の順番でつながっています。
呼吸、目線、地面を押す力、足首。
これらはすべて
このつながりを整えるためのコツです。
ひとつだけ正直にお伝えしておくと
脚の付け根の骨の形には生まれつきの個人差があります。
骨の形や既往歴
痛みなどによって
開脚の深さには個人差があります。
このプログラムは、多くの方が感じている
動きにくさ
にアプローチするものです。
だから、ストレッチだけでは変わらない
背骨が固まったまま
骨盤が倒れたまま伸ばしていても
変わりにくいのは当然だったんです。
逆に言えば
順番を整えていけば
身体が変わり始める可能性があります。
次の章で、一緒にやっていきましょう。
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