京の地蔵尊(2) 京都文化博物館内・「織田信長ゆかりの石仏」と、隠れ山形そばの店
今回は京都文化博物館内に展示されている石仏(お地蔵さま)をご紹介いたします。

こちらのお地蔵さまは、信仰対象や展示作品というより、空間を演出するオブジェ的な感じか?来客者が身体を休めながらも、歴史について少し考える機会を与えてくれる。そんな不思議な存在です。

展示されている場所は、特別展や常設展というエリアではなく、やすらぎコーナーという博物館内の休憩スペースにあります。

休憩スペースと言っても、ベンチ椅子程度ではなく、かなり広くて、しっかりとした静かな空間が確保されており、多くの方がゆっくりと休める場所になっています。

やすらぎコーナーには、ガラス扉の先に中庭があり、そちらに石仏(お地蔵さま)の展示があります。

説明書きには、出土した場所や、その由来が書かれています。

簡単に要約しますと、「戦国時代、織田信長は将軍・足利義昭の為に旧二条城を上京区に建築させたが、工期を急いだ為、石垣や石段の石材調達が間に合わず、近隣の寺院から石仏を徴発して利用した。その際に石仏の首に縄を掛けるなどして運搬した為、多くの石仏の首が損壊した。しかし、室町(足利)幕府が衰退すると、旧二条城は荒廃。集められた石仏はそのまま放置され、そこに埋没していった」。
このような歴史上のエピソードを踏まえながら、こちらのお地蔵さまをご鑑賞ください👇️













いかがでしょうか?厳しい戦国時代ですから、我が身を守る城を短期間で造るということは大切だったとは思いますが、首のないお地蔵さまを観ますと、何か他に方法がなかったのか?という気分になります。
もちろん、首のあるお地蔵さまでも、石垣や石段に利用されるわけですから、お地蔵さまを日々踏みながら生活すると考えると、決して「首があるから良かったね」という話しでもありません。
しかし、織田信長程の英雄ですから、そんな馬鹿なことをしたくて、したわけではないでしょう。残念ですが、当時の技術力・流通力などから合理的に考えて、これが最適解だったに違いありません。
確か織田信長を討ち取った明智光秀にも、同様にお地蔵さまを利用した築城のエピソードが、京都丹波の福知山城にあったように思います。
さて、お地蔵さまのご紹介だけでは寂しいので、今回は京都文化博物館近くの山形そばのお店、「ふくや」さんもご紹介いたします。

お店は本当に博物館から直ぐ近くで、三条通り挟んで向かい側(徒歩1分程)ではあるのですが…

何分わかりにくい💦
このガレージの奥のドンツキにお店はあります。

民家にしか見えない玄関に、この表札があれば正解です。

入ると、そこはしっかりとした店舗になっていました。

鳥中華と鯖寿司

脂の乗った鯖寿司は外せない一品。

カウンター席

夜のメニューなど

つったい肉そばと鯖寿司

山形そばらしい弾力と蒸し暑さを軽減させる冷たさが、最高に心地よい。

頭上の巨大提灯が雰囲気を作る。

少し前のメニューだから、お値段は変わっているかもしれないです。行かれます際は、事前に再度お調べください。
終わり
