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䜕から買えばいいのか分からないたた、䜕幎か過ぎたした——『ただ䜕も備えおいない家庭のための防灜の始め方』ができるたで

こんにちは。OC出版線集郚です。

地震のニュヌスを芋た倜、スマヌトフォンで「防灜 リュック」ず怜玢したこずはないでしょうか。

怜玢結果は䜕十件も出おきたす。䞭身の点数が曞いおあり、倀段には幅があり、どれもそれなりに良さそうに芋える。比べおいるうちに、抌し入れの奥や、玄関のシュヌズボックスの䞊を思い浮かべたす。眮く堎所を思い浮かべたずころで、手が止たりたす。

そしお翌朝には、その怜玢のこずを忘れおいたす。

あるいは、䞀床は買った家もありたす。たずめお届いた箱を抌し入れの奥に入れお、それきりになっおいる。䞭の食品の期限がい぀たでだったかは、もう思い出せたせん。

備えおいないこずには、たいおい理由がありたす。眮き堎所がない。時間がない。家族が乗っおこない。そしお䜕より、䜕から手を付ければよいのかが分からない。

今回の本は、その理由をそのたた前提にしお䜜りたした。


この本が最初に䌝えたいこず

たず、䞉日分を完成させたす。䞀週間分の話は、そのあずです。

この䞀行が、本曞のいちばん倖偎にある方針です。

防灜の情報を集め始めるず、必芁な量はどんどん増えおいきたす。䞉日ず曞いおあるものもあれば、䞀週間ず曞いおあるものも、それ以䞊ず曞いおあるものもありたす。どれも、それぞれの根拠のうえに曞かれおいたす。

けれど、ただ䜕も無い家にずっお、量の議論は入口になりたせん。れロから䞀週間分を䞀床にそろえようずするず、金額も眮き堎所も䞀気に倧きくなり、たいおいは「今床にしよう」で終わりたす。線集郚が䜕床も芋おきたのは、その終わり方でした。

そこで本曞は、完成の䜍眮を手前に眮きたした。

䞉日分が終わったずころで本を閉じおも構いたせん。それは途䞭でやめた蚘録ではなく、この本が目指す䞀぀の完成です。

そしお䞉日分の䞭身も、四぀に絞りたした。氎、食べる物、トむレ、明かりず情報。この四぀が家にある状態を、たず䜜りたす。

やるこずは、今日・今週・今月・䞀幎かけお、の四぀に割っおありたす。今日やるこずは、買い物ではありたせん。地図を開くこずです。


📙 『ただ䜕も備えおいない家庭のための防灜の始め方』

氎・トむレ・電気——䞉日分から始めお䞀週間に䌞ばす

抌し入れの奥ではなく、䜿える圢の䞉日分が家にできたす。
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買う前に、自分の家を確かめたす

本は十二章、四぀の郚でできおいたす。第䞀郚では、ただ䜕も買いたせん。

第䞀章から第䞉章——確かめる

第䞀章「倧灜害のあず、家で䜕が止たるか」では、止たるものに戻る順番があるこずを扱いたす。

電気は、比范的早く戻りたす。氎ずトむレは、いちばん遅く戻りたす。この順番を知っおいるかどうかで、䜕を厚めに備えるかが倉わりたす。停電の備えばかり厚くしお、氎ずトむレが薄いたたの家は珍しくありたせん。

この章では、支揎が届くたでの時間ず、店が閉たっおいる期間にも觊れたす。家の備えが䜕日分芁るかを決めおいるのは、この二぀だからです。支揎が来るたでの日数ず、近所の店が開くたでの日数。そのどちらか長いほうが、家で持ちこたえる日数になりたす。

䜿ったのは、二〇二五幎䞉月に公衚された南海トラフ巚倧地震の被害想定ず、二〇二五幎十二月に公衚された銖郜盎䞋地震の被害想定です。

ただし、被害の数字を䞊べお驚かせる曞き方はしおいたせん。数字を出すのは、備える量の根拠になるずきだけず決めたした。芋出しにも眮いおいたせん。「䞉日で足りるのか」ずいう問いも、この章の䞭で正面から扱っおいたす。

第二章「自分の家は、どの灜害でどうなるか」が、今日やるこずの䞭心です。

ハザヌドマップを開き、家が建おられた幎を確かめ、揺れやすさを芋たす。そのうえで、圚宅避難を遞べる家かどうかを刀定したす。圚宅避難しおはいけない条件も、この章に䞊べたした。

ここで䞀぀、倚くの方が取り違えたたた過ごしおいる区別を扱っおいたす。指定避難所ず指定緊急避難堎所は、別物です。名前が䌌おいお、同じ斜蚭が䞡方を兌ねおいる堎合もあるため、混ざりやすい。逃げる先の話ず、そのあず過ごす堎所の話が混ざるず、圓日の刀断が遅れたす。

接波譊報が出たずきに぀いおは、数倀を埅たない、ず曞きたした。予想される高さの数倀は、あずから曎新されるこずがありたす。数倀を芋おから決める圢にしおいるず、曎新を埅぀あいだに時間が過ぎたす。

刀定の結果は、䞀枚に曞き出す圢にしおありたす。頭の䞭で分かっおいる状態ず、家族の誰が芋おも同じ答えにたどり着く状態は、別だからです。

第䞉章「備えの党䜓像ず、この本の進め方」で、進み方を決めたす。

䞉日分の䞭身は四぀であるこず。今週・今月・䞀幎に割るこず。そしお、眮き堎所を先に決めるこず。物を買っおから眮き堎所を探すず、たいおい抌し入れの奥に行き、そのたた忘れられたす。

割り方にも意味がありたす。今日やるこずを買い物にするず、その日のうちに終わらないこずが倚い。地図を開くだけなら、読んだその日に終わりたす。䞀぀終わったずいう状態を先に䜜るための割り方です。

この章には、うたくいかないずきの簡略版も眮きたした。以降の章にも、それぞれ簡略版がありたす。


📙 ここから先は、実際にそろえる話です

氎、食べる物、トむレ、明かりず情報。四぀を䞀章ず぀、量の決め方から眮き堎所たで扱いたす。

商品名は曞きたせん。かわりに、満たすべき条件で遞べるようにしたした。
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䞉日分を、四぀に分けおそろえたす

第四章から第䞃章——そろえる

第四章「氎」では、量の決め方から入りたす。

䞀人䞀日䞉リットル。この数字は広く知られおいたすが、本曞はその内蚳たで分けたす。飲む氎ず、掗う氎は別だからです。同じ「氎」の䞀語で数えるず、飲めない氎たで足し蟌んでしたうこずがありたす。

買い方ず眮き方、そしお氎道が止たったあずにどこでもらうかたでを、この章に入れたした。もらいに行く先は、断氎しおから調べるものではありたせん。堎所ず、そこたでの距離ず、運ぶ手段を先に決めおおく話ずしお扱っおいたす。氎は重く、必芁な量ほど䞀床には運べないからです。

眮き堎所が無いずきの簡略版も付けおいたす。

第五章「食べる」は、非垞食を買う前に、いたある食品を数えるずころから始たりたす。

台所ず冷蔵庫の䞭に、すでに䜕日分かはありたす。それを数えずに非垞食を買い足すず、家の䞭に二぀の圚庫ができお、どちらも管理されなくなりたす。この章では、日垞備蓄ずいう買い方の回し方を扱いたした。ふだん食べおいる物を少し倚めに買い、叀い物から䜿い、枛ったぶんを買い足す。期限切れが起きにくいのは、この圢です。

そのうえで、䞉日分の食べ方を組み立おたす。品数を数えるのではなく、朝・昌・晩の九回をどう埋めるかずいう圢にしたした。点数で数えるず足りおいるように芋えお、実際には同じ物が九回続くこずがあるからです。

加熱の手段も決めたす。小さな子ども、高霢の家族、持病のある家族がいる堎合の増枛は、章の末尟に眮きたした。

第六章「トむレ」は、本曞が氎や食べる物ず同じ重さで扱うず決めた章です。

最初に困るのは、たいおいトむレです。氎は運べおも、䞋氎は運べたせん。断氎しおいるあいだに氎掗トむレを流しおはいけない理由も、この章で説明しおいたす。理由を知らないたた「流さないでください」ずだけ蚀われおも、人は流しおしたうからです。

携垯トむレず簡易トむレが別物であるこず、䜕個そろえればよいか、䜿ったあずをどうするか。公的なガむドラむンの数字にもずづいお扱いたした。

そしお、䞀床䜿っおみるこずを勧めおいたす。圓日が初めおの䞀回目になるず、手順で迷うからです。袋の重ね方も、固める物の量も、䜿ったあずの眮き堎所も、䞀床やっおいれば迷いたせん。備えた物のうち、封を開けずに眮いおおけない数少ない䞀぀が、これだず考えたした。

第䞃章「明かりず情報」では、停電した瞬間にやるこずから入りたす。

明かりは、䞀人に䞀぀。家族が別の郚屋にいる時間があるからです。居間に倧きな明かりが䞀぀あっおも、廊䞋やトむレに行く人の手元は暗いたたになりたす。

也電池は、皮類をそろえる話ずしお扱いたした。機噚ごずに違う電池を䜿っおいるず、いざずいうずきに残っおいる電池が合いたせん。

情報をどこから取るかも、この章です。そしお通電火灜ずいう、電気が戻ったあずに時間差で起きるものに぀いおも扱っおいたす。停電した瞬間にやるこずの䞭に、これぞの備えが入っおいたす。

第八章から第十章——家の䞭ず、家族の取り決め

第八章「家の䞭で人が死なない状態にする」は、物を買う話ではありたせん。

章の最初の芋出しは「震床五匷で、たんすは倒れたす」です。かなり倧きな地震でなければ家具は倒れない、ずいう感芚が、実際ずずれおいるためです。

家具が倒れる、物が萜ちる、家具が動く。この䞉぀を、寝宀から順に枛らしおいきたす。寝宀からにしたのは、眠っおいるあいだは逃げられないからです。家じゅうを䞀床に片づけようずするず重くなりたすが、寝宀䞀郚屋なら週末に終わりたす。壁の皮類によっお固定のしかたが倉わるこずも、ガラスず、はだしで歩けなくなる床のこずも、この章に入れたした。

そしお、この本が扱わないこずも、ここではっきり曞いおいたす。耐震の改修や䜏み替え、工事は扱いたせん。それは本曞の範囲の倖にあり、扱えるふりをするべきではないず考えたした。

第九章「家族で決めおおく」では、連絡が取れなくなる前提で決めたす。

安吊確認の手段を二぀、集合堎所を二぀。䞀぀ず぀では、その䞀぀が䜿えなかったずきに止たりたす。子どもず高霢の家族、ペットがいる堎合に぀いおも分けお曞きたした。

手段も堎所も二぀ず぀にしたのは、灜害の皮類によっお䜿えるものが倉わるからです。停電しおいれば䜿えない手段があり、氎が出おいれば近づけない堎所がありたす。

この章には、䞀人でも決められるこずを集めた節がありたす。家族が乗っおこない、ずいう状況は珍しくないからです。党員がそろわないず䜕も決たらない䜜りにするず、そこで止たりたす。圹割分担の節も、集たっお話し合える家を前提にしおいたせん。

第十章「持ち出す物ず、眮いおおく物」では、二぀を混ぜたせん。

持ち出す物ず眮いおおく物は、目的が違うので䞭身が違いたす。混ぜるず、重すぎお持ち出せない袋が䞀぀できあがりたす。

だから重さの䞊限を先に決めたす。䞭身を決めおから重さを量るのではなく、持おる重さを先に決めお、そこに入るものを遞ぶ順にしたした。持぀のが誰かによっお䞊限は倉わりたす。

眮き堎所ず、季節の入れ替えに぀いおも扱いたした。衣類ず、暑さ寒さぞの備えは、眮いたたたにしおおくず季節ず合わなくなりたす。

第十䞀章・第十二章——䌞ばしお、続ける

第十䞀章「䞉日から䞀週間ぞ」で、ようやく䞀週間分の話になりたす。

四日目から先に䜕が起きるかを芋たうえで、増やし方を瀺したす。増やすのは、新しい物ではありたせん。同じ物を、もう少し。ここで別の皮類の物を買い始めるず、管理する察象が増えお、続かなくなりたす。

集合䜏宅の堎合ず戞建おの堎合は、分けお曞きたした。氎の運び䞊げも、トむレの凊理も、眮ける堎所の広さも違うからです。

氎害・停電・噎火に、同じ備えがどこたで効くかも、この章で扱いたした。党郚に別の備えを甚意するのは珟実的ではありたせん。共通しお効く郚分ず、そこだけは足す必芁がある郚分を分けおいたす。

第十二章「備えを腐らせない」は、最埌にしお、いちばん長く効く章です。

点怜の呚期を決め、季節ごずに芋盎し、家族が増えたり枛ったりしたずきに数え盎す。被灜埌のお金ず手続きに぀いおも、最䜎限だけ觊れおいたす。

備えは、䞀床そろえた日がいちばん充実しおいお、あずは静かに叀くなっおいきたす。期限が切れるこずも、家族の人数が倉わるこずも、眮き堎所が別の物で埋たるこずも起きたす。この章は、そこに向き合うために眮きたした。

最埌の節は「これで終わりではありたせん」です。本を読み終えた状態を完成ずしお描かず、点怜の呚期のほうを枡しお閉じおいたす。


読み終えたずきに、家にできおいるこず

本曞が目指したのは、知識ではなく状態です。読み終えたずきに、次のこずが家にできおいたす。

  • 氎・食べる物・トむレ・明かりの䞉日分が、実際に家にある

  • ハザヌドマップず家の建った幎から、圚宅避難を遞べる家かどうかを刀定できおいる

  • 家族の人数で蚈算し盎した、自分の家の必芁量が分かっおいる

  • 寝宀の家具が倒れない状態になっおいる

  • 連絡が取れないずきの安吊確認の手段ず、集合堎所が決たっおいる

  • 䞉日分を䞀週間分ぞ䌞ばす道筋ず、備えを腐らせない点怜の呚期がある

このうち、買い物が芁るのは䞀぀目だけです。残りは、確かめる、決める、曞き出す、で終わりたす。

入らない家のための簡略版

各章の末尟には、簡略版を眮きたした。

眮き堎所が足りない家、家族の予定が合わない家、たずたった出費がすぐには難しい家がありたす。暙準の手順だけを曞くず、そうした家は最初の章で脱萜したす。備えの本が届きにくいのは、たいおいそういう家のほうです。

簡略版は、量を枛らした版ではありたせん。順番を倉えた版です。先に眮き堎所の制玄を受け入れお、そのうえで䜕を優先するかを決め盎したす。たずえば氎は、たずめお䞀か所に眮けないなら、郚屋ごずに分けお眮くほうが珟実的です。

そしお、簡略版で止めおも構わないず曞きたした。暙準版に戻れなかったこずを倱敗ずしお曞かない。これは䌁画の段階で決めたこずです。

こんな方に読んでほしい

  • 防灜に手を぀けないたた、䜕幎か過ぎおしたった方

  • 䜕を、どれだけ買えばよいのかが分からない方

  • 䞀床たずめお買ったものの、期限が切れたたた攟眮しおいる方

  • 眮き堎所がない、家族が乗っおこない、ず感じおいる方

  • 小さな子どもや、高霢の家族ず暮らしおいる方

  • マンションの䞊の階に䜏んでいる方

この本が「しないこず」

恐怖で動かしたせん。被害の数字は、備える量の根拠になるずきだけ出したす。章ず節は、䞍安の再確認ではなく、次にやるこずで終わりたす。

商品名を曞きたせん。特定の補品をすすめるかわりに、容量、保存幎数、電源の皮類、眮き堎所の広さずいった、満たすべき条件で遞べる圢にしたした。実圚の䌁業名も、本文にも図にも出しおいたせん。

耐震の改修、䜏み替え、工事、倀の匵る蚭備の賌入は扱いたせん。この本を読んで生じる出費は、日甚品を買い足す範囲に収たるようにしおありたす。

その堎でどう避難するかずいう刀断も、本曞はしたせん。刀断の材料ず、事前に決めおおける条件たでを枡したす。持病や薬にかかわる刀断も同じで、かかり぀け医に䜕を盞談しおおくか、たでを曞きたした。

避難所の運営や、地域の防灜組織の掻動も範囲の倖です。

そしお、読者を責めたせん。ただ備えおいないこずを、意識の䜎さずしお曞いた箇所は䞀぀もありたせん。

図ず、曞き蟌む欄のこず

図版は五十点ありたす。そのうち十䞀点は、家族の人数や眮き堎所、点怜した日を曞き蟌む蚘入シヌトです。

電子曞籍では盎接曞き蟌めないため、別の玙に曞き写しおお䜿いください、ずいう断りを本の䞭に入れおありたす。曞き蟌めない圢匏で曞き蟌み欄を出すのに、その断りが無いのは䞍芪切だず考えたした。

残りの図は、量ず眮き堎所を扱ったものが䞭心です。䜕をどれだけ、どこに眮くか。文章だけで曞くず、読んだ偎が自分の家に眮き換える手間が増えたす。

数字の出どころは、内閣府、気象庁、総務省消防庁、蟲林氎産省、囜土亀通省の公衚資料に取りたした。公的な目安ず、本曞がすすめる進め方は、混ぜずに分けお曞いおいたす。どこたでが公的な目安で、どこからが本曞の提案かが分からなくなるのを避けるためです。制床の説明には、二〇二六幎八月時点であるこずを添えたした。


おわりに

䜜るあいだに、線集郚でいちばん長く話し合ったのは、トむレをどの䜍眮に眮くかでした。

防灜の本で、トむレは埌ろのほうに来るこずが倚い章です。氎ず食べ物が先に来お、トむレはその他の生掻たわりずしおたずめられる。読んでいお気持ちのよい話題ではないので、扱いが軜くなりがちです。

けれど、断氎したずきに最初に困るのはトむレです。氎は運べたすが、䞋氎は運べたせん。飲む氎を䞉日分そろえた家でも、トむレの備えがれロなら、その家は䞉日もちたせん。

だから本曞は、トむレを氎や食べる物ず同じ重さの䞀章にしたした。䜕個そろえるか、䜿ったあずをどこに眮くか、そしお䞀床䜿っおみるこず。ここたで曞いお、ようやく䞉日分が完成するず考えたした。

もう䞀぀、決めたこずがありたす。恐怖で動かさない、ずいう決めごずです。

被害の想定を倧きく曞けば、人は䞀時的に動きたす。ただ、その動き方は長続きしたせん。怖くなっお買った物は、怖さが薄れるず点怜されなくなり、抌し入れの奥で期限を迎えたす。それはもう、䜕床も起きおきたこずです。

そこで本曞は、驚かせる曞き方をやめたした。かわりに、次にやるこずを䞀぀ず぀枡す圢にしたした。今日は地図を開く。今週は氎を眮く堎所を決める。その積み重ねのほうが、抌し入れの奥に届かない堎所たで進むず考えたからです。

この方針は、曞きにくさも連れおきたした。驚かせないず決めるず、䞀章のうちで読者の手が止たらないように保぀工倫が芁りたす。章ず節を、必ず次にやるこずで終える圢にしたのは、そのためです。䞍安で終わる節が䞀぀でもあるず、読者はそこで本を眮きたす。眮いたたた戻っおこないこずも、たいおいはそこからです。

本は党十二章・四郚構成、玄十䞉䞇字になりたした。長さのわりに、買う物の点数は倚くありたせん。確かめるこず、決めるこず、曞き出すこずが、そのぶんを占めおいたす。

䞉日分は、決しお倧きな目暙ではありたせん。それでも、いた䜕も無い家にずっおは、はっきりした倉化です。


📙 『ただ䜕も備えおいない家庭のための防灜の始め方』

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蚘事が圹に立ったず感じおいただけたら、スキを抌しおいただけるず励みになりたす。


【倧切なお玄束】

本曞は䞀般的な情報をお䌝えするものであり、個別の家屋の安党性や、その堎の避難の刀断を行うものではありたせん。蚘茉の被害想定・目安は、それぞれ本文に瀺した公衚資料にもずづくものであり、公衚元の曎新によっお数倀が倉わるこずがありたす。制床の説明は二〇二六幎八月時点のものです。家の耐震性に぀いおは建築士や自治䜓の窓口に、持病や薬にかかわるこずはかかり぀け医に、避難にかかわる地域の取り決めはお䜏たいの垂町村にご確認ください。なお、本曞および本蚘事は行政機関の公匏刊行物ではなく、制床や支揎の運甚は垂町村によっお異なる堎合がありたす。

いいなず思ったら応揎しよう