BeautyJapan2025 私の陰と涙の意味
2025.11.21 AM 8:00頃 ―横浜
大会後、ようやく会えた夫に抱きついた私は、
道の真ん中で人目も気にせず声をあげて泣いていた。
悔しさだったのか。
感謝だったのか。
それとも、ただ安堵だったのか…
2025.11.20
BeautyJapan2025 ― 横浜BUNTAI
私はグランドファイナリストとしてステージに立っていた。
眩しい照明を浴びながら歩いたランウェイ。
私の名前を呼び、手を振ってくれる応援の声。
体中から力が湧いて、私は最高に楽しんでいた。
しかし、開会から折り返し地点を過ぎた頃、
私の挑戦は静かに幕を閉じた…。
選ばれると信じていたスピーチができなかったのだ。
もちろん、その後もプレゼンもできるはずがない。
その現実を、しばらく受け入れられなかった。
なのに、妙に納得している自分もいた。
悔しいのか、悲しいのか、虚しいのか、感謝なのか。
自分の感情に理解が追いつかなかった。
そんな時でさえ、私は無意識に強がっていた。
心にぽっかり穴があいたことを
誰にも悟られないように。
自分自身でさえ気づかないように。
冷静に振る舞った。
「何が足りなかったのか」
聞けばきっと、私が薄々分かっている答えが返ってくるだろう。
それを“自分以外の誰かの口から”
聞く勇気がなかった…。
あの日から、もう10日以上が過ぎた。
重い腰を上げ、ようやくnoteを開く。
以前の私なら、きっと翌日にはこう書いていただろう。
《たくさんの経験をありがとうございました!
この環境に身を置けた運命に感謝しています☺️
皆さんの応援があったから最後まで頑張れました!
ここからが私のスタートです✨
これからの私を楽しみにしていてください🙌💕》
…こんな風に綺麗に。
本音であって、本音ではない言葉で。
でも、私のためにそれではダメだと気づいた。
ちゃんと向き合わなければいけない。
辛くて、悔しくて、苦しかった自分に。
マイナスな感情に蓋をして
“前を向いているフリ”をしてはいけない。
私はいつからかずっと、自分を見失っていたのかもしれない。
結果を残せなかったからこそ、それに気づいた。そして、ようやくわかった。
あの日、夫に抱きつきながら流した涙は、
悔しさ、申し訳なさ、不甲斐なさ、
そして感謝も安堵も、全部が混ざった
苦くて、しょっぱい涙だった…と。
私はあの涙を絶対に忘れない。
この1年、本当に頑張ってきた私と、
支えてくれたすべての人の想いを背負って
これからの人生を歩んでいく。
今の私の心は、ワクワクとか、ウキウキとか、
正直そんな明るいものではないけれど
静かに小さく燃えている。
でも、決して消えない。そんなイメージ。
BeautyJapanでの経験がどんな風に活きてくるのかは私にも、誰にもわからない。
でも、きっと、私なら。
そう、信じてあげよう。
「頑張ったね。本当に素敵だったよ。」
BeautyJapan2025
グランドファイナリスト
馬場恵
完
