運動オンチなスケオタの、マシンピラティス10回記
2026年8月30日(日) 曇 23/16℃
ここ数日ですっかり涼しくなった札幌。朝晩などは涼しいを通り越して肌寒い。
今日、札幌では北海道マラソンが行われていた。運動嫌いな私には縁のないイベントであるが、私の友人が出場し、見事完走金メダルをもらっていた。
「楽しいよ〜、来年一緒に出ない?」と誘われたが、速攻でお断りした。小学校以来の友人なので、向こうも私のリアクションには慣れている。
子どもの頃から運動オンチ。大人になったら運動なんてまったくしないハッピーライフを過ごしていたのだが、やむにやまれぬ腰痛に苛まれ、何故かノリで始めてしまったマシンピラティス。
大好きなフィギュアスケートを観るだけで運動した気になっている、運動習慣のまったくないスケオタに、果たしてピラティス通いは続けられるのか…?
ピラティス初心者
私が入会したリントスルは女性限定のグループレッスンで、スタジオには20台前後くらいのマシンが並び、割と毎回予約でびっちり埋まっている。世の中にこんなにもマシンピラティスをしたい女子達がいることに驚く。年代、体型、雰囲気も様々な女子達が集っている。
クラスはレベル分けされていて、初心者のうちは、モニターのデモ映像を見ながら行う50分間のレッスンを受けることをすすめられた。
毎回、レッスンの最初と最後にインストラクターの先生からちょっとしたピラティス小噺やアドバイスなどがあるのだが、最初のレッスンでの談話が、ピラティスは10回やると体が変わると言われているとのこと。(なので10回は続けて下さいね〜というおはなし)
骨盤の位置
初心者クラスは、まず姿勢の確認から始まる。
足を腰幅に開いてまっすぐ立ち、両手で三角形を作って(ドラゴンボールでいう天津飯の気功砲を逆さまにした形)骨盤にあてがう。この時の手の角度で、骨盤の傾きが分かる。私は毎度、骨盤が前傾である。一見姿勢良く見えるけれど、腰が反りすぎているというやつだ。
ピラティスの呼吸
次は呼吸の練習。あぐらの姿勢で今度は両手を肋骨にあて、鼻から息を吸って肋骨を膨らませる。おなかをへこませたまま口から息を吐く。
???
私の知っている呼吸と何か違うような…。
まず、息を吐ききってから、おなかを膨らませて息を吸うんじゃなくて?
高校時代、合唱部で、いつも腹式呼吸の練習から始まっていた。意識して呼吸するのは腹式呼吸、と身にしみこんでいる。
今更ながら調べてみたら、ピラティスの呼吸は胸式呼吸らしい。
どうりで反対だと思った〜!
レッスンの時、ひと言「胸式呼吸」と言ってくれたらよいものを、インストラクターのお姉さん先生は「おなか細くしていきましょ〜!」とか、「おなか360度えぐっていきましょ〜!」などとポップな口調で抽象的なことを言う。
続いてベッドのようなピラティスマシンに横になり、呼吸に合わせておなかの力だけで骨盤を意図的に動かしてゆく練習。背中をべったり床につけ隙間がない状態がインプリント、手のひらが半分くらい入る状態が骨盤ニュートラルポジションらしい。
マシンピラティス
ここまで確認してようやくピラティスマシンを使っての動きが始まる。
骨盤の位置を指示通りインプリントやニュートラルにして、呼吸に合わせて体を動かしてゆく。マシンについているスプリングやロープの力で、自分一人ではとうていできないような負荷がかかり、インナーマッスルが鍛えられるということらしい。
初心者クラスでは地味な動きばかりなのだが、これがびっくりするくらいきつかったりする。だんだん自分が吸っているんだか吐いているんだか分からなくなり、気づいたら息が止まっている。ピラティス苦しい!と思ったが、自分で息を止めているせいであった。
骨盤の位置も、インプリントだかニュートラルだか、途中から構っていられなくなり、自分の体の現在地が分からなくなる。
やればやるほど、自分が分からなくなる。ピラティス、何だか人生みたいに奥深い。
ピラティスを楽しいと感じているのか、自分の気持ちすら分からないが、続けているうちに筋肉痛にはならなくなり、気づけば腰痛も消えた。目的達成である。運動習慣のまったくなかった私はそこで1度油断して、1週間ほど通うのをさぼったら、腰痛が再発…!
腰痛のない状態を維持するために、今のところ、週1〜2回のペースで案外真面目に通い、先日10回目のレッスンだった。
体の変化は…分からない。レッスン最初に行う姿勢の確認は、いまだ骨盤が前傾の反り腰である。いい加減、姿勢良くなりたいなぁとマインドは変化したかもしれない。しかしよくよく考えたら、運動嫌いの私が挫折せずに続けていること自体がすごい変化かもしれない。
