Photo by
nekonogara
涙の準備はできてます。
今日はハンカチの洗濯をした。
デニム、普段使わないポーチ
さらには「いつ使うんだこれ?」という謎の小袋の中まで、
ハンカチが次々と発見された。
どうやら私は、「もしもの時の涙」に備えていたらしい。
普段使うハンカチはちゃんと洗っていたのだけど、
あまり使わないポーチなどに入れっぱなしのものは、
もはや時の流れと一体化していた。
中には「お久しぶりです」と言いたくなる顔ぶれもいた。
「ハンカチだけなら洗濯も楽勝だろう」と思っていた。
量は多いけど、しょせん布切れ。洗濯機の中でもおとなしい。
と言うか手洗いすれば良かった。
ところが敵は洗濯後に待っていた。
アイロンである。
一枚なら優雅な家事。
二枚なら丁寧な暮らし。
しかし十数枚を超えたあたりから、これはもう工場作業だった。
気分は町工場の職人である。
途中から「ハンカチって、こんなにシワになる必要ある?」
と布に問いかけ始めた。
それでも、
きれいに畳まれたハンカチの山を見ると妙に達成感がある。
これでしばらくは、
どのバッグからでも清潔なハンカチが出てくるはずだ。
たぶん半年後くらいに、また大量発掘されるのだろうけど。
