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加齢臭になりたくない。


私は、たぶん嗅覚がわりと敏感だ。

サウナ室に入っていても、

「あ、この人ニンニク食べたな。」

とか、

「玉ねぎ食べたな。」

とか、

分かってしまうことがある。

別に嗅ぎたいわけじゃない。

分かってしまう。


サウナって、温度も湿度も高いからなのか、普段よりいろんな匂いを感じる気がする。

だからこそ、ふと思う。

自分は大丈夫なんだろうか。

周りの人に、

「この人、なんか臭うな。」

と思われるのも嫌だ。

でも、それだけじゃない。

自分自身が、自分の匂いを感じてしまうのも嫌だ。

ふとした瞬間に、

「あれ、なんか自分臭くない?」

って思うのは嫌だ。

そして30歳になった今、ちょっと気になってきた。

加齢臭になりたくない。


◾️そもそも、加齢臭って何?


調べてみると、加齢臭の代表的な成分として知られているのが、

2-ノネナール。

皮膚表面の脂質が酸化される過程と関係していて、年齢とともに増える傾向が報告されている。

ものすごく簡単に言えば、

皮膚の脂質

酸化などの変化

2-ノネナールなどの匂い成分

というイメージ。

ただ、

ここで少し気になった。

30歳の自分が、いきなり加齢臭を心配するのは早いのでは?

調べてみると、2-ノネナールは40代以降で目立ってくるものとして知られている。

一方で、30代〜40代では「ミドル脂臭」と呼ばれる匂いがあり、その代表的な成分として知られているのがジアセチル。

つまり、

「30歳だから、もう加齢臭が始まっている」

という話ではないらしい。

ちょっと安心した。笑

でも、

じゃあ将来のために、今からできることはあるんだろうか。

気になって、もう少し調べてみた。


◾️じゃあ、サウナは加齢臭に効くの?


ここが一番気になった。

サウナが好きだから、

「いっぱい汗をかくし、身体の匂いもスッキリするんじゃない?」

と思っていた。

でも調べてみたところ、

サウナに入ることで加齢臭を予防できる、という直接的な根拠は見つからなかった。

少なくとも、

「汗をいっぱい出せば、加齢臭の原因も身体の外に出ていく」

という単純な話ではなさそう。

サウナで汗をかくこと自体を、加齢臭予防と結びつけるのは難しい。

なので、

サウナ=加齢臭予防

とは言えない。

ここはちょっと残念。笑

ただ、

汗をかいて、皮膚表面の汚れや皮脂が浮きやすくなった状態で、シャワーや入浴をする。

そう考えれば、清潔を保つ習慣の一部としては悪くなさそう。


◾️実際、「洗う」ことには意味がありそう。


調べていて面白かったのが、入浴と2-ノネナールの研究。

40〜44歳の男性8人を対象にした研究では、38℃のさら湯やシャワーを行った後、30分時点で2-ノネナール濃度が減少していた。

ただし、時間が経つと戻ってきた。

そして、この研究ではマイクロバブル浴のほうが減少効果が大きく、3時間後にも効果が確認された。

とはいえ、

これはサウナの研究ではない。

しかも8人という小規模な研究。

だから、

「お風呂に入れば加齢臭を防げる!」

とまでは言えない。

でも、

皮膚表面の匂い成分を洗い流すことには意味がありそう。

ということは分かった。

サウナに入ったあと、

「汗をかいたから終わり。」

ではなく、

ちゃんとシャワーを浴びる。

身体を清潔にする。

これは普通に大事なことなんだと思う。


◾️そして、食べ物の匂いは……。


ニンニク。

玉ねぎ。

サウナに入ると、

「あ、この人食べたな。」

と分かることがある。

自分だって例外じゃない。

だから、

「今日はサウナ行くぞ。」

という日に、

自分が何を食べるかを少し気にするのもアリかもしれない。

これは加齢臭とは別の話だけど、

体臭って、年齢だけで決まるものじゃない。

いろんな匂いが混ざって、

「その人の匂い」になる。

そう考えると、

普段の食事や清潔習慣も、

自分の匂いを作る一部なんだろうなと思う。


◾️結局、サウナでできることって何だろう。


今回調べてみて、

「サウナに入れば加齢臭を予防できる!」

という答えは出なかった。

むしろ、

サウナそのものに加齢臭予防の効果があるとは言えない。

でも、

サウナに入る。

汗をかく。

水分をとる。

汗をかいたままにしない。

シャワーを浴びる。

身体を清潔にする。

衣類やタオルも清潔にする。

こういう当たり前のことを続ける。

それなら、今の自分にもできる。

サウナを「体臭対策」として使うのではなく、

サウナ+清潔習慣。

このくらいの距離感がちょうどいいのかもしれない。



私は、他人の匂いに気づきやすい。

だから、

周りの人に臭いと思われたくない。

でも、

それ以上に、

自分自身が自分の匂いを嫌になりたくない。

加齢臭について調べてみたけど、

サウナとの直接的な関係は、

正直よく分からなかった。

ただ、

2-ノネナールという成分が加齢臭と関係していること。

30代〜40代には、ミドル脂臭という別の体臭があること。

そして、

入浴やシャワーによって、皮膚表面の匂い成分が一時的に減る研究があること。

そんなことは分かった。

だから、

サウナに入って、

汗をかいて、

水分をとって、

ちゃんと身体を洗って、

またサウナに入る。

そんな当たり前の習慣を、

これからも大切にしていこうと思う。

まだ30歳。

「加齢臭なんて早いだろ。」

と思われるかもしれない。

でも、

なってから気にするより、ならないように気にしておきたい。

そして今日も、

サウナ室で誰かの匂いに気づいてしまう。

「……自分は大丈夫かな。」

そんなことを考えながら、

今日も汗をかいてきます。♨️

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