【企画】あなたのみどり、聴かせてください。
文字をみて、声を発する。
その体験をしたのはいつですか。
小ちゃい頃の絵本?
小学校の音読?
親になってからの読み聞かせ?
同じ文字なのに、読む人によって変わる。
ロミオとジュリエットの台本ができたのは16世紀末。今から430年前。
それからどれだけのロミオがいて、ジュリエットが悲しんだのでしょう。
きっと、同じジュリエットはひとりもいなかった。
朗読って、ふしぎです。
目で読んでいたときに聞こえなかった息づかい。
心の声、しぐさが音に出すと映し出される。
空白も、鉤括弧も、景色になる。
そんな体験、ちょっぴりとかじってみませんか?
同じ台本をいろんな人が朗読したら、どんな風に感じるんだろう。
うまいとか、下手とか、そういうものじゃなくて
きっと、あなただけの味が滲み出ます。
🌱いっしょに朗読してみませんか?
ようさんに、台本を書いていただきました。
夏の終わりの、ひと幕。
400文字ほど。声にすれば、約1〜2分。
みどり
きれいも汚いもあったもんじゃない。ぐちゃぐちゃだ。絵の具の付いた筆を小さな水桶で洗う。
膝の上に置いた画用紙に筆を乗せれば、するり。青色が目にまぶしい。
わたしは静養のために、人里離れた農村に身を寄せていた。期間はこのひと夏だと叔父から聞いていたが、騙されたようだ。夏が終わろうとする今も迎えはない。
わたしの病気も治らないのかもしれない。
それなら、と思い切って外に出ることにした。山の手にいた頃は禁止されていたが、ずっと外の景色に興味があったから。
事実、この村の景色はうつくしい。豊かだ。
「いなくなるなら、ここで」
うつくしいものが一等すき。自分で言うのもなんだが、わたしの見目も悪くはないと思う。
だから、ねぇ。
「連れて行くなら早く」
病で葉が枯れる前に、秋が来る前にどうか。目の前に広がる碧に願いをかける。
「おーい、 」
遠くからわたしを呼ぶ声がこだまして、消えた。
(380文字程度)
正解はない。あなたの「みどり」を聴かせて。
あ、1行だけ声に出してみたい。とかでもいいですよ。
声に出してくれたら、聴きにいきます。そして、その中で1番お気に入りだった1行をコメントに貼らせていただきます。
あなたの声を、聴かせてください。
みんなの声を、聴きませんか。
期間は、9月4日から9月10日までの7日間。最後にまとめて記事にしたいです。
【参加方法】
・「みどり」を1行以上、声に出して録音してください。
・noteの記事にのせてもらえたら、聴きにいきます。
(直接埋め込みでも、スタエフのURLなどでも◎)
・ハッシュタグは #よりどりみどり朗読会 で。
みんなで読めば、よりどりみどり(笑)
※この記事も貼りつけてもらえると、通知がくるので見つけやすいです。
それでは、お待ちしてます💛
あなたのみどり、聴かせてください。
