「SFの世界」を信じますか?科学的空想小説でなく、「西武・ファイターズ」連合。首位ソフトバンクの独走を許せば、CSが苦しくなる。9月から両チームが対ホークス2勝2敗1分け
「SFの世界」を信じますか?科学的空想小説でなく、「西武・ファイターズ」連合。首位ソフトバンクの独走を許せば、クライマックスシリーズ(CS)が苦しくなる。ルール変更が理由。昨季王者の勢いを止めるのが必須。9月から連合が対ホークス2勝2敗1分け。SFは実在する⁉
今季からCSファイナルステージのルールが変更される。ある条件下で、リーグ優勝チームに2勝のアドバンテージが与えられるのだ。
その条件はCSファーストステージ勝者との間で、公式戦で10ゲーム以上の開きがある場合。あるいはファーストステージ勝者が公式戦で勝率5割未満の場合だ。
パリーグでは、ソフトバンクが8月5日に優勝へのマジック「37」を点灯させた。この段階で2位西武との間に8ゲーム差、3位日本ハムとは8.5ゲーム差が付いていた。このままいけば10ゲーム差以上に開くことも十分に起こりえる。
ソフトバンクは8月を終えて、マジックを19にまで減らしていた。2位西武と5ゲーム差、3位日本ハムとは8ゲーム差だ。
パリーグ3連覇へ向け、ソフトバンクがひた走る。追う側としては勢いを止めたいところ。そこで、「S(西武)F(ファイターズ)」の連合が結成された。
9月に入り、ソフトバンクは上位対決が続く。アウェーで1日から日本ハムと2連戦、ホームで4日から西武と3連戦、8日からホームで日本ハムと3連戦。SF連合としては、ここが首位の勢いを止める絶好の機会だ。
ファイターズは、2連戦でソフトバンクに1勝1分け。負けることなく、北海道の2連戦を終えて、西武にバトンを渡す。
福岡に乗り込んだ西武は、最初の2試合でタカ軍団に連敗。しかし、このまま3タテを食らうわけにいかない。
3連戦の最後。ドラフト1位ルーキーの小島大河選手が活躍した。初回に先制の適時二塁打。二回には2死二、三塁からライトへ3ランを放った。投げては先発の武内夏暉投手が6回1失点。トップタイの11勝目を挙げた。
西武はソフトバンクの勢いを止めて、再びファイターズへバトンを返す。両チームのソフトバンク戦は2勝2敗1分け。そして2位西武、3位日本ハムともに首位とのゲーム差は6。「10ゲーム差」の危険ゾーンには達していない。
日本ハムは8月26日から1引き分けを挟んで8連勝中だ。9月6日の試合では、清宮幸太郎選手、進藤勇也選手の2者連続アーチなどで楽天に逆転勝ちした。上昇気流に乗って、8日からのソフトバンク3連戦に挑む。
首位ソフトバンクの独走を止めるために結成された2位、3位連合。この「SFの世界」を信じるか信じないかは、あなた次第です。
