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Appleとスティーブ・ジョブズが私の起業家人生に与えた影響と最近の私のApple信者事情

1997年以降、Apple復活の時期のスティーブ・ジョブズのプレゼンをリアルタイムで見れたこと。

それが私に最初の起業をする勇気をくれた。ガレージで起業したその創業ストーリーに憧れを抱き、金もなく、実績もなく、ヒモになりながら起業したこと。それをなんとかちょっとかっこいいロックバンドのようなものだと解釈し、今思えば何とか前に進もうとしていたのだと思う。

私が最初に起業した2012年から社長退任までの2022年までという時期の10年は、とても起業のタイミングとしては良かったと思う。Appleが、スティーブ・ジョブズが、アップルが電話を再発明してくれたからだ。そこに大きなビジネスチャンスが生まれた。

その流れに乗って、私たちも自社のHRサービスの登録ユーザーを増やすことができたし、彼が発明してくれたデバイスがなければ、私はテックの業界に身を置くことはなかった。

始めて封筒から出てきたMacbook Airを見た時の感動。最高にクールだった。みた瞬間に即買いした。この演出がソニーのトランジスタラジオを胸ポケットに収まるものとして売り出した、ソニーの盛田昭夫氏の演出から、ジョブズ氏から学んだ結果であると思いながら。

はじめてiPhoneに触れた時に、これで世界は変わると感じた時の感動。ワクワクした。当時のエンジニア仲間と一緒に「Picky」という写真共有iPhoneアプリをすぐに作って形にした。そのプロダクトは全く儲けには繋がらなかったけれど、仲間と一緒に新しい物を生み出す楽しさを知った。Appleの製品は、いつも僕らの創作意欲を駆り立ててくれた。常に私の創作活動意欲というものは後押しされ続けてきた。

結果、「起業家」というキャリアを選ぶことにもなった。Appleの製品に触れることで、私も何かを生み出したいという気持ちをプロダクトを通じて直に感じられる貴重な機会だった。Apple的な創作活動とはなにか?をAppleの元デザイナーであるジョニーが、ジョブズの追悼の機会に語ってくれている。彼のイギリス訛りの英語が私は好きだ。

そんなこんなで、テック系企業の社長を退任し、またアメリカ西海岸という憧れの地で、今度はとても大きな大企業で事業開発という旅を仲間とともにはじめている今がある。喫緊、NewPicksとIESE MBAの在校生の皆様からインタビューをしていただける機会があり、その旅の一部始終をインタビューの中で話をさせていただけたことに感謝している。今回もこの旅を仲間とともに楽しみたいと思っている。

今度は味の素という、グループ全体の時価総額は数兆円規模であり、本当に大きな、偉大な歴史を誇る大企業の中での旅である。こんな旅になるとは、1ミリも想像をしていなかったわけだが、そうなっているのだから、人生は面白い。

そして今、シリコンバレーベースのクールなスタートアップとコラボレーションする日々に幸せを感じている。日本で見ていたあの世界の一端に、自分も参画できているような感覚があるからだ。実際に形にした暁には、仲間とともに皆様の前にその報告ができることを心より楽しみにしている。機会をくださった人たちに、支援してくださった人たちに、一緒にやってくださっている人たちに感謝しかない。だからこそ自分に出来ることくらいはやりきらないと後悔の念が残るので、やりきろうという気持ちでいる。決して楽しむ気持ちを忘れずにね。

いつもTaishoは同じ服を着ているねと言われることがある。実際同じニューバランスの靴を3足持っていて、同じジーンズを2本、そして黒Tを5枚、靴下を5足。僕の場合、いつも同じメーカーの服を来てればサイズも毎回Mサイズで良いこと、それとネットで買えることが気に入っていて、服はユニクロでオンラインで買いつつ、靴はAmazonでニューバランスの27.5cmを買うことにしている。ユニクロは実は僕のアメリカで住んでいる場所の近くにもあるので、重宝している。

このスタイルを、2019年(すごく大半な思いをした一年だった。公私共に人生で1番ハードシングスが三つ重なってギリギリだった。興味がある方は、拙著「成長論」をご一読頂きたい)をきっかけに今も続けている。本当にギリギリに追い込まれたその時に、余計なことを考えず、フォーカスしなければならないと強く感じたからだ。瞑想を始め、食生活を変えたのもこの時期だ。もちろんたくさんの学びをくれたスティーブ・ジョブズの影響がないわけではないが、彼以外にもこのようなスタイルを習慣化している人はたくさんいる。マークザッカーバーグもその一人だろう。

さてそんな時から、はや10年以上の月日が経とうとしている。One more thing…..とプレゼンの中で、大事な発表がまだもう一個あるんだと語る、ジョブズ氏のあのフレーズが懐かしい。天才的なプレゼンテーションを披露してくれていたスティーブ・ジョブズはすでにこの世にはいない。どうでも良いが、私の誕生日は日本時間では、2月25日生まれであり、アメリカ西海岸時間では、2月24日生まれだ。つまり、スティーブ・ジョブズと同じ誕生日なのである。これも本当にどうでも良い話だが、起業したばかりの時、本当にどうでも良いこんな情報が僕の背中を押してくれていたことも事実だ。そんなくだらないことが、割と背中を押してくれることも大いにあると思う。

10年以上経った今、ネットもスマートフォンもすでにイノベーションではない。社会的なインフラとなった。

そして次のイノベーションの波は、確実にAIを中心に回り始めている。スティーブ・ジョブズが信頼していたデザイナー、ジョナサンアイブの会社がOpen AIにM&Aされ、ジョニーがOpen AI社に参画したという情報を見て、僕はまたすごいことになるという未来を感じている。

これまで以上のイノベーションの波がまた来る。それを僕は確信しているし、僕が大好きな、今もやり続けている「事業開発」という仕事は、このような大きな変化の波を仲間と一緒に乗りこなすことで、チャンスを掴む仕事だ。

事業の立ち上がりから、そこから拡大させていく過程が最高に楽しい。チームの仲間たちと、ビッグウェーブを乗りこなした時の感覚は最高だ。もちろん大波に飲まれて死にかけることもあるのだけれど…..

OpenAI社において、ジョニーは新しいデバイスを開発しているという。そのデバイスがどんなものになるのか?私は心から楽しみにしているし、封筒に収まる超極薄のMac book Airを真っ先に買ってiPhoneアプリ開発を友人とした時、そして初代iPhoneをこの手に取った時と同じように、確実に真っ先に買うし、使い倒して、次の波を捕まえにいきたい。

AI時代のデバイスとして、何を提案してくるのか?ジョニーと、サンアルトマンのセッションの結果として生まれる次の時代のデバイスと未来が楽しみであり、私も今取り組んでいる冷凍食品×アメリカ×ネット(D2C)という領域にその変化を積極的に織り込んでいきたい。

最近少し辛いのは仕事でWindowsを使わなければならないことだ。しかし15年ぶりのWindows。ショートカットキーがまるで英語と日本語の文法構造のようにまるで違うのを少し楽しみながら使ってみて、なんとか使っている。Macを使う頻度が減った。iPhoneは健在で、非常にヘビーに使い倒して、Air Podsを使いつつ、Apple Watchを使いな生活だ。

そして少しだけ悲しいが、ここまでの流れでお察しの通り、私は根っからのApple信者であるのだが、iPadはそれほど今の私の場合、使う機会がない。あとは、iPhoneの次が、おそらくそろそろ来る。それは僕がちょうど40歳を迎える3年くらい以内に来る気がしていて、その時に大きなゲームチェンジが起きると思っている。

新しいiPhoneを買い、使わなくなったいくつかのApple製品を手放す機会があり、そんなかで思ったことをつらつらとまとめてみた。ただ私はAppleのテクノロジーとアートの交差点に経つスタンスが大好きだし、それは今も変わらない。

Stay Foolish, Stay Hungreyでこれからもありたいものだ。どこまでそうあれるか?わからないけれどね。

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