楽しかった分だけ、帰り道は寂しくなる。【瞬間日記】
この前、クラス会があった。
久しぶりにみんなに会えて、
ずっと楽しかった。
でも、
すっごく楽しんでいても関係なく、
解散の時間はやってくる。
カラオケを出て、
みんなで駅に向かう。
「今日めっちゃ楽しかったなぁ」
「またみんなで集まりたい!」
そんなことを話しながら歩いている時間も、
まだクラス会の続きみたいだった。
でも、駅に着いたら、
「じゃあ、こっちだから!」
って、
それぞれ違う路線に乗っていく。
ひとり、またひとりって、
人数が少なくなっていく。
さっきまで、みんなで
わいわいしてたのに!
楽しい時間って、
終わりが見えてきた瞬間から、
急に砂時計みたいになる気がする。
ちょっと前まで、
残り時間なんて気にせず笑っていたのに、
「もうすぐ終わるんだ」
って思った途端、
残っている時間が、
目に見えるようになる。
ひとり、またひとりって帰っていくのが、
砂時計の砂が、
サァーって
落ちていくみたいだった。
「乗り換えあるから、またね」って、
同じ電車に乗っていた友達も
降りていってしまう。
だけど、幸運なことに、
同じクラスに最寄り駅が同じ友達がいる。
だから、一緒に帰れる!
電車の中で、
「なんか、こういうとき寂しくなるよなぁ」
って話した。
人数が少なくなるほどに、
さっきまでの楽しい時間から、
だんだん、いつもの自分の生活に
戻っていくような。
そんなことを話していたら、
とうとう最寄り駅に着いてしまった。
えぇ、
なんか現実に引き戻されてしまう笑
それで、
「なんか、寄り道して帰りたい」ってなって、
コンビニでアイスを買った。

私の家のほうが駅から遠いから、
りのちゃんの家まで一緒に歩く。
でも、そこに着いても、
マンションの下で、
取り止めのないことを話した。
あと夏休みが4日しかないこととか。
ほんと、
そんな感じのことばっかり笑
たぶん、
アイスを買ったのも、
マンションの下で
いつまでも話していたのも、
楽しかった時間を、
もうちょっとだけ
引き延ばしたかったんだと思う。
帰り道をとぼとぼ歩いたり、
寄り道しようって、立ち止まったり。
小学生の時からしてるわ!
と思った笑笑
楽しい時間の終わりって、
なんとなく、
すぐには受け入れたくない。
私は、
一人でいる時間が嫌いなわけじゃない。
むしろ、
一人の時間はとっても好き。
一人暮らしの部屋に帰って、
静かに過ごす時間も好きだし、
いつも部屋に帰ると、
ほっとする。
やけど、
こういう日は、
そのいつもの生活に戻るのが、
ちょっと寂しい。
たぶん、
楽しい時間が長く続くと、
ちゃんと現実にいるはずなのに、
なんだか夢を見ているみたいになるから。
みんなで笑って、
話して、一緒にいて。
その時間だけ、
いつもの生活から
少し離れたところにいる。
そこから、
ひとり、
またひとりって帰っていって、
最後には、
一人暮らしの部屋に帰る。
さっきまでの時間と、
いつもの生活との間にある差が、
大きくて、
「あぁ、帰ってきた」
って、
そこで急に現実味が戻ってくる。
きっと、
日常に戻ってしまうことに、
少しだけ、
抵抗していたんだと思う。
そんなことを話していたら、
気づけば1時を過ぎてた。笑
きりなく話してしまいそうだから、
さすがに帰ることにした。
余韻に浸っていたいと思うくらいに、
いい時間だったんだと思う。
楽しかった分だけ、
帰り道は寂しくなる。
だったら、この寂しさも、
そんなに嫌なものじゃない。
また、みんなで集まれたらいいなぁ。
企画してくれて、ありがとう。
