スワロウテイル 4Kリマスター
日付が変わって昨日は、U-NEXTのポイントを使って映画「スワロウテイル」の4Kリマスターを観てきた。
「スワロウテイル」は岩井俊二監督の代表作。初めて観たのは、25年くらい前。俺はまだ中学生だった。確か、「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」と「PiCNiC」を観て岩井俊二にハマり、その流れで観たんだったかな。中学生の俺は「スワロウテイル」の世界観にかなり影響を受けてしまい、色々と恥ずかしいことをやらかしていた。カセットテープにマイウェイを録音して持ち歩いたり、リャンキの喋り方を真似しようとしてルー大柴みたいになってしまったり。かわいらしいというか、微笑ましいというか、バカというか。
今回は、DVDを持っていていつでも観れるけれど、やっぱりデカいスクリーンで観たいよなぁ、と思い、観に行ってきた、というわけ。
で、久しぶりに観た「スワロウテイル」は、やっぱりめちゃくちゃ面白かったし、自分が年齢を重ねた分、キャラクターの心情をより深く理解できるようになっていて、何度も泣いてしまった。ゴミ捨て場で拾ったピアノをトラックの荷台で弾くグリコ、オープン前のライブハウスでマイウェイを歌うグリコを見つめるフェイホンの表情、ライブハウスを買い戻そうとして「お金ならあるじゃない!」と叫ぶアゲハ、などなど。特に、ライブハウスを買い戻そうとするアゲハには、嗚咽レベルで泣かされてしまった。いま、これを書きながら思い出してまた目が潤んでいる。
それにしても、三上博史や、江口洋介や、渡部篤郎や、山口智子や、大塚寧々や、とにかく華のある役者がたくさん出演していて、それだけでワクワクした。伊藤歩のメリハリのある芝居も素晴らしい。伊藤歩は「スワロウテイル」ではヌードになり、「リリイ・シュシュのすべて」ではボーズ頭になり、マジで気合いの入った役者だと思う。
映画自体も勢いがあり、やっぱり時代を引っ張った傑作って、こういうものなんだなぁ、と思った。何というか、未来に対してエンタメが希望を提示することのできるギリギリの時代に作られた作品だったのかも、とも感じた。
そんなわけで、大満足。正直、もう一度観に行きたいけれど、DVDで我慢しよう。
ちなみに、小説版だと、確か、作中でランは「ナツロウ」と呼ばれていて、「FRIED DRAGON FISH」と同一人物っぽい匂わせがあるんだよね。もし小説版のままの設定だったら、ランは渡部篤郎ではなく、浅野忠信が演じていたかもしれないね。
更にちなみに、作中でグリコの語る「男をイカせるコツ」は、学生の頃に付き合った彼女に実践してもらったことがある。結果は×××(自主規制)。







リャンキの喋り方↓
