見出し画像

お金だけが別扱い? なぜ「お金より大事」なものを探そうとするのか?

「お金の話はタブー」の正体。なぜ私たちは大切なものに値段をつけたくないのか?

「お金より大事なものがある」
「お金では買えないものがある」

どうして人は、「お金より大事なもの」を探そうとするの?

それって『お金だけ、別もの』って思っているから・・・
みんな大好きお金さんのはずなのに、なぜか悪者扱いしてしまう。

どうやら、この話にも裏がありそうです。

「なぜ叶う?」そんな疑問を、日常の気づきから一緒に考えるnoteです。


こんにちは、そらです。
このnoteは、「引き寄せが上手くいかない」「願っているのに叶わない」を科学の視点から日常的に活用できるよう、できるだけ分かりやすい言葉でまとめています。

大切なものほど、お金と並べたくない心理


大切な価値を、お金と比べようとすると、人は強い怒りや不快感を覚える。そんな心理学の研究があります。

例えば、「家族の命には、いくらの価値がありますか?」と聞かれたら、どうでしょう。
多くの人は、答えることさえ拒否するはずです。

「そんなもの、お金で値段をつけるな」
「家族をお金と比べるなんて、もってのほか」
そう腹を立てる人も、きっと少なくないでしょう。

ここで大切なのは、提示された金額が高いか安いかではないってこと。
そもそも、「比べようとしたこと」自体に強い不快感を覚えるのです。

まるで、自分にとってかけがえのない大切なものを、お金という別の物差しに乗せられたような、そんな感覚です。

この心理を研究したのが、心理学者フィリップ・テトロックです。

研究では、「お金を出せば譲ってもらえるのではないか」という形で提案すると、お金を提示しない場合よりも、強い拒絶反応が起こることが示されています。

「家族をお金と比べるなんて、ありえない」
そう怒りたくなるのも、当然なのかもしれません。

人には、お金では測れないものがある。
そして、その「お金では測れないもの」をお金と交換できるものとして扱われたとき、人は強い抵抗を感じるのです。


一方で、大切なものには、私たちは惜しみなくお金をかけようとします。

例えば、結婚式や記念日のプレゼント。
大切な人のためのものになると、私たちは「少しでも安いものを」と値切ろうとはしません。もちろん比較はするけれど、「一番安いから」という理由だけで決めるわけでもない。
多少高くても、「これがいい」と思えば、そちらを選ぶこともあります。

それはきっと、大切なものを「いくらか」という金額だけで測りたくないから。
大切なものは、値段の外側に置いておきたい。
そんな気持ちが、私たちの中にはあるのかもしれません。

そして、もしかすると、この感覚が「お金に対するブロック」にもつながっているのではないかと思っています。

「大切なものはお金では測れない」

そう思っているのに、自分が受け取るお金や、自分の価値を考えるときだけ、急に「いくら?」と値段をつけようとする。

その矛盾が、私たちを苦しくしているのかもしれません。

日本では、少し違う形で表れているのかもしれない


ここからは、私の仮説です。

日本には、「お金の話は、人前でするものではない」という空気が、昔から根強くあるように思います。
家族の間でさえ、お金の話は避けられがちです。

これは、テトロックが研究した「大切な価値をお金で換算しようとすると起こる拒絶」とは、少し違うものなのかもしれませんが・・・

「口にしないことが、礼儀であり誠実さ」
そんな形の遠慮にも見えます。

それでも、根っこには似た部分があると思います。
目に見えない大切なものや、言葉にしにくい気持ちに対して、お金という現実的なものを持ち込まないでおこうとする。

それは、形のないものへの、静かな敬意のようにも思えるからです。
まるで、神社の前で自然と姿勢を正すような。

理由はうまく説明できなくても、
「大切なものは、大切なものとして扱いたい」と、体が先に反応する。
そんな感覚に近いのかもしれません。

でも、ここで一つ考えてみたいことがあります。

お金は、本当に大切なものと切り離すべき存在なのでしょうか?

引き寄せの視点から見ると、少し違う景色が見えてきます。
お金を「別枠」に置くほど、私たちはお金そのものを、自分から遠い存在にしてしまうように感じるからです。

お金の中にも、たくさんの幸せな感情や出来事が詰まっています。

誰かのために使ったお金。
自分が頑張った証として受け取ったお金。
困ったときに、誰かに助けてもらうために使ったお金。
大切な人との思い出を作るために使ったお金。

お金は、切り離すものではなく、繋がっているもの


むしろ、お金を通して、大切なものを守ったり、誰かを幸せにしたり、自分の人生を豊かにしたりしてきたはずです。
そう考えると、「お金より大事なものがある」ということと、「お金を遠ざける」ということは、同じではないじはずです。

大切なものを守るために、お金が必要なこともある。
誰かを大切にするために、お金を使うこともある。
そして、お金そのものが、大切な思い出や幸せな経験の一部になることもある。

お金を大切なものから切り離す必要はなんてない。
大切なものを大切にしながら、お金もまた、その一部として受け入れる。

もしかすると、それが「お金のブロック」をほどいていく、一つの入り口なのかもしれません。

まとめ

「お金より大事なものがある」という感覚は、大切な価値を守ろうとする自然な心の働きだと思いました。
そして、日本では、それが「お金の話をしない遠慮」という、少し違う形で表れていることでもあり、見えないものへの恐れも含んでいる。

どちらも根っこにあるのは、
大切なものを、大切なまま扱いたいという気持ち。と守りたいものへの敬意でもある。

お金を遠ざけることと、大切にすることは、
本当は、同じ意味ではないのかもしれません。

「お金より大事なもの」
でも、ちょっと別枠の存在なのかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます。

私と繋がってくれませんか?
みなさまと積極的に繋がりたいと思っています。
フォローしていただけると、とてもうれしいです。

そら

いいなと思ったら応援しよう!