「何でもできる子」だった私が、60点ではじめてみる
はじめまして。Soraです。50代になった今、新しいことを始めてみようと、いろいろ試行錯誤しています。
その一つとしてnoteを始めようと思い、「自分はここで何を書きたいんだろう」と考えていたら、思いがけず昔のことまで振り返ることになりました。
そして、ひとつ気づいたことがあります。
私はずっと、「完璧主義者」だったのだということです。
自分でそう名乗ったことはありません。でも、今振り返るとかなり典型的でした。100点に近いところまで持っていけないものは、人に見せられない。50点、60点の状態で外に出すくらいなら、最初から出さない。
本当につい最近まで、そんな感じでした。
子どものころは、わりと何でも人よりできる方でした。逆上がりも自転車も、練習した覚えはありません。えいや!ってやってしまえば大抵のことができていました。絵や作文で賞を獲ったり、クラス委員もやったり、勉強もわりと得意で、先生や周りの大人からは「賢いね」「しっかりしているね」と言われて育ちました。
希望の私立中学に合格、高校で海外留学、カレッジ卒業。アメリカで就職。こうやって並べると一見、まあまあわりとできる人です。頼りにもされます。「しっかり」してますから(笑)
あるとき、友人に言われたことがあります。「それって、器用貧乏っていうんだよ。」
そのときは「確かにそうかも」と思いました。
でも、今振り返ると「器用」でもなかったんです。何でもそこそこできたというより、できそうなものを選んで、それなりに形を整えて見せるのが得意だったのです。しかも、50点、60点しか出せそうにないものは、最初から人に見せていませんでした。
私は「何でもできる子」だったのではなく、できるものしか見せてこなかったのです。
歌も好き。絵も好き。文章を書くのも嫌いではない。でも、どれも「これが私の専門です」と言えるところまではいかない。就職しても、それは変わりませんでした。
そして、うまくできそうにないことには、最初から手を出さない。興味があっても、50点や60点しか出せないと分かっていたら、挑戦しない。
それなら失敗もしません。
でも、何も始まりません。
一番怖かったのは、「何でもできる子」だったはずの自分が、いつの間にか「できると分かっていることしかやらない人」になっていたことです。
だから、ちょっとだけ勇気を出して、新しいことに挑戦していきたいと思ったのです。
今でも、50点で出すのは、ちょっと無理です。
でも、本当にやってみたいことなら、60点くらいまで準備できたら走り出してみる。あとは走りながら考えればいい。最悪どうなるかを考えて、そのリスクを自分で受け入れられるなら、とりあえずやってみる。
今は個人事業主としてスモールビジネスを軸に、副業にも挑戦しています。以前の私なら考えられなかったことです。AIの登場も、私にとってはかなり大きな追い風になりました。
ただ、いまだに、考え過ぎて立ち止まってしまうこともあります。考えること自体は良いことなのですが、あたまの中でいろいろなものがこんがらがります。情報を入れれば入れるほど分からなくなったり、あとで考えようと思って奥にしまったものは、しまったこと自体を忘れてしまったり。若いころより、あたまの中だけで抱えておける量も減った気がします。
学生のころ、試験前にあれこれ詰め込みすぎて、自分でもどこまで理解しているのか分からなくなることがありました。そんなとき、友人から「ここ教えて」と言われて、一生懸命説明しているうちに、不思議と自分のあたままで整理されていくことがありました。
人に説明しようとすると、曖昧だったところに気づきます。「ここはちゃんと分かっていなかったな」と調べ直すこともあるし、言葉にしてみたことで、ぼんやりしていたものの輪郭が見えてくることもあります。
たぶん、noteでやりたいのも、あれに近いのだと思います。
書いてみることで、自分のあたまも整理する。
ここを、そんな場所にしてみたいと思っています。
これからも、dilly-dally, shilly-shally、あれこれ考えて、なかなか決められないことも、きっとまだあります。
でも、迷っても、また考える。こんがらがったら書いてみる。整理できたら試してみる。そして、それをまたここに書いてみる。お金のこと。デジタルのこと。これからの暮らしのこと。気になることはたくさんある。
自分が知ったことや経験したことを、友人たちに話すような気持ちでシェアしていきたいと思っています。
それが誰かの「ちょっと調べてみようかな」「自分でも考えてみようかな」「試してみようかな」にもつながったらうれしい。
とはいえ、まだ何を書くのか、しっかり決めていません。
でも、それも今の私は、まあいいかなと思っています。
60点くらいで、まずはスタートしてみます。
