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アンバサダー ロイヤル 12年 60年代

アンバサダー ロイヤル12年 43% 760ml 特級 60年代 

テイラー&ファーガソン社製造。
 ボトル裏面のレリーフは、FEDERAL LAW FORBIDS SALE OR REUSE OF THIS BOTTLEで、法規制上、1935〜1964年のもの。
 輸入元の三楽オーシャンの社名と住所から、62年7月〜78年の地名変更まで。
 更に酒税証紙(新デザイン)があるので56〜74年まで。
 製造から輸入リードタイムが1年程度なら、62年〜64年頃の製造・流通と思われるが、大雑把に60年代と推定。
 瓶底はLiquor Bottle Scotland とGSロゴ等と、70年代と内容は似ているが文字の大きさや配置は明確に違うデザインなので金型は異なりそう。
 25年60年代(米国向け)と異なり、容量や度数表記が無く、仕向け別にラベルは変えていたのかと思われる。

色は薄めの琥珀色。
色の濃さは60年代>80年代>70年代
 砂糖醤油の様なベタっとした甘い香りに酸の刺激。古酒のシェリーの臭い様な甘い香をベースに酸の香り。

 ストレートで、舌先に弱い酸味、舌の中で、ドライなシェリーの香り、臭目のシェリーの香り、酸味、枝ぽい潮、甘みが広がる。ブドウ感は70年代より強め。酸味、潮、酸の辛味に到達。アフターは酸味、甘み、酸の辛み。二口目でシェリーの臭みは感じるが、それほど嫌悪感はない。酸味や酸の辛味を拾いやすく、シェリーぽさが溜まる。ブドウ感。

 加水するとベタっとした甘い香は弱まり、潮ぽさと酸の香りが強まる。舌先から弱い酸味に、少し臭目のシェリーが広がる。アフターは酸味と辛味。ブドウ感はある。割と辛口。加水を続けると、辛味や苦味、タンニンの渋味は出てくるが踏みとどまるので問題無し。

 ロックにしても、ベタッとした重甘な香りは健在。舌先で弱い酸味、舌の中で、酸味や酸の辛み、シェリーの香り、木の苦味、甘みが広がる。臭みは感じにくく、シェリーは拾いやすい。アフターは酸の辛味や酸味。なかなか旨い。

ソーダにすると甘いシェリーの香り。
柑橘類に重甘な砂糖醤油から、木の苦味や酸味。アフターは木の苦味、酸味。

 25年と比べると、熟成感は弱いが、よりフルーティなので、実は12年の方が旨く感じる時もある。

左80年代、中70年代、右60年代

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