【Mリーグ2026-27 開幕直前】KONAMI麻雀格闘倶楽部——「最強の未冠チーム」は、悲願の初優勝に届くのか
Mリーグ2026-27シーズンの開幕が、いよいよ目前に迫ってきた。
2026年9月14日。
Mリーグは新たなシーズンへ突入する。
そして開幕を迎えるにあたって、どうしても目を離せないチームがある。
KONAMI麻雀格闘倶楽部。
佐々木寿人。
高宮まり。
伊達朱里紗。
滝沢和典。
Mリーグを長く見ているファンなら、もはや説明する必要もないほどの4人だ。
この4人は2026-27シーズンも継続してKONAMI麻雀格闘倶楽部のユニフォームを着ることになった。2026年6月には4選手との契約更新が正式に発表され、チームとしても同じ4人で新シーズンに臨むことが決まっている。
これは、一見すると「何も変わらない」という話に見える。
しかし、実際にはまったく違う。
むしろ今季のKONAMIは、過去数シーズンとは少し違った意味で注目すべきチームになっている。
なぜなら、このチームにはもう「強くなるための時間」が、それほど残されていないからだ。
2025-26シーズン。
KONAMI麻雀格闘倶楽部はレギュラーシーズンを691.4ポイントの2位で通過した。
首位のEX風林火山は697.3ポイント。
その差はわずか5.9ポイントだった。
さらにセミファイナルを突破し、ファイナルへ進出。
そして最後には総合2位。
一時は優勝も十分に射程圏内に捉えながら、あと一歩届かなかった。
つまりKONAMIは、すでに「優勝を狙えるチーム」ではない。
優勝争いの中心にいるチームなのだ。
それでも、まだ一度もMリーグ王者になっていない。
ここに、このチームの現在地を考えるうえで非常に重要なポイントがある。
1.「強いのに優勝できない」KONAMIというチーム
KONAMI麻雀格闘倶楽部の歴史を振り返ると、非常に興味深い。
Mリーグ黎明期からリーグを支えてきたチームであり、佐々木寿人、高宮まりという古参メンバーを軸に、伊達朱里紗、そして滝沢和典が加わって現在の形になった。
そしてこのチームの特徴は、何と言っても「個の強さ」だ。
佐々木寿人には爆発力がある。
高宮まりには勝負所で押し切る強さがある。
伊達朱里紗には現代麻雀らしい緻密さと、独特の勝負勘がある。
そして滝沢和典には、長年の経験に裏打ちされた安定感とゲームメイク能力がある。
4人の麻雀は決して同じではない。
むしろかなり違う。
だからこそ面白い。
そして、それぞれが違う形でポイントを持って帰ってくる。
2025-26シーズンは、その特徴がかなり明確に出たシーズンだった。
レギュラーシーズンで2位。
セミファイナル進出。
ファイナル進出。
最終的にも2位。
チームとして見れば、文句なしに成功したシーズンと言っていい。
KONAMI自身も、2025-26シーズンについて「各選手がそれぞれの持ち味を活かし」、レギュラーシーズン2位、セミファイナル3位、そしてファイナル2位という結果だったと総括している。
それでも。
選手たちが本当に欲しかったものは、2位ではない。
優勝だ。
この「2位」という結果が、2026-27シーズンのKONAMIを考えるうえで非常に重要になってくる。
2.KONAMIは「挑戦者」から「本命」へ
Mリーグにおいて、チームの立場は少しずつ変化していく。
最初は挑戦者。
次に上位チーム。
その次に優勝候補。
そして最後には、本命になる。
KONAMIは今、その最後の段階に入ろうとしている。
もちろん、今季も10チームの戦力は非常に拮抗している。
新加入チームもあり、各チームの選手構成も変化している。
それでもKONAMIが「優勝候補の一角」であることに異論を挟む人は少ないだろう。
むしろ、ここからは「KONAMIが優勝候補であること」そのものがプレッシャーになる。
昨季までなら、
「KONAMIが上位に来るか?」
という見方でもよかった。
しかし今季は違う。
ファンの期待は、
「KONAMIは優勝できるのか?」
になる。
これは大きな違いだ。
レギュラーシーズンで2位になれば十分だった時代は、もう終わった。
セミファイナルに進めば成功、という段階でもない。
ファイナルに進出して「惜しかった」で終わることも、もう何度も経験している。
だからこそ今季のKONAMIに求められるのは、
「勝ち切ること」
になる。
3.そして何より大きいのが「4人続投」
2026-27シーズン、KONAMIは佐々木寿人、高宮まり、伊達朱里紗、滝沢和典の4人を継続起用する。
これは非常に興味深い選択だ。
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