同僚の生き様とウスイペラオの話 ~継続は力なり
会社の同僚に喋りだしたら止まらない人が居る。
その長さに捕まった時は筆者に限らず嫌がられてる。
ただし、その同僚は嫌われてはいない。
愛嬌で済んでいる。
以前は、彼女は居るけど結婚する気は無いって言っていた。
その彼女と別れた後は、マッチングアプリでお金を払ってデートして貰う相手を見つけたって言っていた。
お金払ってデートしてもらうのも、結婚して自分の収入を嫁や子供に持っていかれるのも、あまり変わらないってニュアンスの発言もしていた。
結婚している筆者としては一緒にされるのは、少々イラッとくる感じもするがロジック的には一理あるからそれも愛嬌になってしまう。
とはいえ、その同僚のようになりたいかって言ったらなりたいとは全く思わない。
そういう存在でもある。
■等身大の清々しさ
筆者がその同僚のようになりたいと思わないのは、結婚してるから独身を馬鹿にしているとかじゃない。
金払ってデートしてもらう関係はまともな男女関係とは言えない。
独身でもこう思うのが普通だと筆者は感じている。
金払ってデートしてもらうぐらいなら結婚生活の方が良い。
って思うのは筆者が結婚してるからじゃないと思う。独身だって同じように感じる人はそれなりに多いだろう。
でも、その同僚はその辺りのみっともなさもわかった上で発言している。
この同僚は、結婚する気ないのは無責任だと思っていたし、金払ってデートしてもらう関係に後ろめたさを感じていた。
発言には自虐的なニュアンスも含まれるから、聞いてて清々しさがある。
そうなりたいとは思わない。
ただし、自虐の使い方と、そこから生まれる清々しさは参考になる現象だし実生活で使える手法だと筆者は感じている。
■話が合うことも
そうなりたいと思えない人でも話が合うこともある。
職場の若い後輩が仕事の指示のされ方に不満を持っていた。
ざっくり言うと「指示の出し方が雑」って言い方である。
筆者も同僚も後輩も運送会社のドライバーなので指示を受ける側である。
その後輩の話になった時に、同僚と話が噛み合ってしまった。
「俺らみたいなのを相手する人は、雑な人で当然」ってニュアンスを筆者が言った事がきっかけだった。
ドライバーって職業自体が能力が高いわけじゃないって自覚をお互いに持っていた。
同業者には、扱いにくさの塊みたいな人も居る。
丁寧な指示が出せる人は、この業界よりも扱いやすい人が多い業界で活躍できちゃうから、俺らに指示出す人は雑な人間向けの雑な人になっちゃうよね。
「指示の出し方が雑」って気持ちになるのは解るけど、現実が見えてないから青臭く聞こえるよね。
まとめるとこんな感じに意気投合してしまったのである。
■ウスイペラオ
こんな風になりたくないって思う人でもそれも愛嬌って感じる人は居る。
ネットでは、「指示の出し方が雑」。だから俺の仕事は上手くいかない。
こういう発言をする人が居る。
その発言の内容にあまりにも度が過ぎたものもある。
そういったものは愛嬌にもならないって筆者は感じる。
度が過ぎたものの中でも、これ以上のは読んだ事が無いって内容のブログがあった。
筆者はそのブログに「ウスイペラオ」ってあだ名をつけた。
親戚の経営する職場で働いている時に「部下がミスしたときに、責めてはいけない。」と親戚に教わったらしい。
他のとこで働いていた時に、ミスをチクチクと責める上司に、叔父さんの教えを強めに言った。
弱い立場の人間が、何を言ってもペットが吠えてるようなもんだから問題はないでしょ。
こういう内容だった。
ペットに例えるあたりは自虐かもしれないが、従業員がペット化したら餌代の垂れ流しである。
弱い立場で使う事を想定して親戚は教えたんだろうか。
良くもまぁ、こんな事を恥ずかしげもなく書けるなぁと思ってしまった。
■開いた口が塞がらない
ウスイペラオの最新記事は筆者にとって開いた口が塞がらない内容だった。
お盆時で実家に帰ると、世間の言うレールに乗りまくった人生を過ごしている周りの人に何も感じない訳にはいかない年齢に差し掛かった。
若い頃は、ここではないどこかへって気持ちで育った街から飛び出した。
彼女は居るけど、レールに乗らない人生を選んだ。
普通じゃない道を選んだ。
自分の意思で、自分の道を選んだ事で自由を得た。
選んだ人生と重ね合わせると地元の海は青く見える。
こんな内容だった。
読んだ感想としては、
子育て世代が
中学二年生のかっこよさで
自己正当化を図る。
そんな感じだった。
パートナーとの間柄に私たちって雰囲気も本文からは感じないので、結婚って制度にとらわれない関係性を選んだって感じは汲み取れなかった。
見ようによっては責任から逃げているだけなのに、中学二年生の青臭さを混ぜることで綺麗な話に仕上がっていた。
文章に波風がたってない。
海が青く見えるのも当然ちゃ当然である。
■夫婦の会話
先日の休みに夫婦の会話で同僚とウスイペラオを役立てた。
結婚観が似たような所がある人の表現の対比。
仕事場での認識の差。
こういう話をしながら、
トラックドライバーの旦那は、大手企業のサラリーマンに比べたらハズレであることや、
正直、責任感も甲斐性も備わってない状況なのに結婚した筆者自身。
この辺りを自虐的に交えながら「海の色はどう見える?」って質問をさりげなく投げかける事が出来た。
■継続は力なり
同僚とウスイペラオを比べた場合、どちらが継続できる立ち位置で振舞っているだろうか。
背伸びするのは良くないとは言わない。
背伸びして良い結果になる事もある。
だけど背伸びし続けたらボロが出る人が多いと筆者は思う。
筆者自身も背伸び失敗の黒歴史はある。
その背伸び失敗を認めきれないと、夫婦関係も人間関係も悪くなる。
思い返すとそういうもんだった。
筆者の場合は、海の色は青いとはいかないだろう。
天気は「曇り時々晴れ、所により雨や雷雨が降るでしょう」って感じだと思う。
自分で選んだって言えるほどの人生じゃ無い。
今の立場は嫁や子供のおかげで成り立ってるし、居心地良くするために頑張っている。
でも、その頑張りも出来損ないなりの頑張りである。
冷たさも、
情けなさも、
優しさも、
思いやりも、
継続できる範囲を知り、
カッコつけられる範囲を知ることが人生だと思う。
言っている内容がジジくさいが筆者自身もまだまだ修行中である。
最後に、嫁にさりげなく聞いた「海の色はどう見える?」の回答が気になる読者もいるだろう。
夫婦生活を継続できる回答だったって事は言っておく。
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