「ごめん、何かした?」が口癖だった|毒親育ちの私が“相手の不機嫌”を背負わなくなった小さな習慣
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
相手の怒りを感じると、反射的に謝ってしまう。
悪いことをした訳でもないのに、
ふと気がつくと「ごめんなさい」と言っている——

この記事では、
「悪いことをしていなくても、なぜか謝ってしまう理由」と、相手の感情を背負いすぎないためのヒントをお届けします🌱
もしかすると、その「ごめん」は——
あなたの性格ではなく、
自分を守るために身につけた言葉なのかもしれません。
1、「ごめん」は、自分を守るための言葉だったのかもしれない
ご相談を読んで、
「お母さまがいつも不機嫌だった」
という一文が、とても気になりました。
…というのも、私の母も、
機嫌の悪さを明確に表に出す人だったからです。
急に静かになる。
垂れ下がった口角とシワの寄った眉間。
はぁっと静かな部屋に響くため息。
そんな母の様子を見るたびに、
「私、何かしたかな」
と、当時の私は不安で怯えていました。
子どもにとって、
親の不機嫌は怖いことなのです。
逃げることもできないし、
「それはお母さんの問題でしょ」なんて言い返すこともできない。
だから、
「怒られる前に謝ろう」
「そうすれば、お母さんは機嫌を直すかもしれない」
そんなふうに「その場を収めよう」とすることがあります。
もし、ご相談者様が
そんな環境で育ったのであれば、
「すぐ謝ってしまう自分はダメだ」
なんて、思わなくて大丈夫です。
その「ごめん」はもしかすると、
ご自身を守るために身につけた知恵だったのかもしれません🌱
2、でも、大人になってからも「私が悪い」を続けると苦しくなる
子どもの頃には、
自分を守ってくれた「ごめん」。
けれど、大人になってからもそれを続けると、
少しずつ生きづらくなっていきます。
たとえば、彼の機嫌が悪そうな時。
本当は、
仕事で嫌なことがあったのかもしれない。
疲れているだけかもしれない。
寝不足なのかもしれない。
——それなのに、
「ごめん、私何かした?」
と先に謝ってしまう。
すると、いつの間にか、
「彼の不機嫌=私の責任」
という考え方が、自分の中で「当たり前」になっていくのです。
そしてこれは、
恋愛だけではありません。
職場でも、友人関係でも、
「この人なら許してくれる」
「多少雑に扱っても大丈夫」
そんな空気感が生まれる元になっていきます。
相談者さんが書かれていた、
「何を言っても大丈夫な人、みたいな便利なやつ扱いが多い」
という言葉。
ここに繋がっているのかもしれません。
3、私は「相手の感情の責任」まで背負い込んでいた
私が30歳を過ぎた頃、
こういった問題の本質にようやく気がつけました。
私は、
「相手の感情」と「自分の責任」の間に、境界線を引けていなかった
のです。
相手が怒っているのを見ると、
なんとかしなくちゃ!と思っていた私。
——でも本来、
相手がどう感じるかは、相手の領域(責任)です。
もちろん、あなたが、
約束を破った。
傷つけることを言った。
仕事でミスをした。
そんなときは、きちんと謝ればいい。
でも、
「相手が疲れている」
「相手がイライラしている」
「相手がしんどそうにしている」
それだけで、
あなたが「私が悪い」と引き受ける必要はないのです。
私は長い間、
相手の感情まで、「自分がなんとかしないと!」と思い込んでいました。
だから、人の顔色ばかり気にして、
不必要に謝っていたのです。
4、「ごめん」を別の言葉に置き換えてみる
——とはいえ。
長年続けてきた「すぐ謝る」という反応を、いきなりやめるのは難しいと思います。
私自身もそうでした。
だからまずは、
「ごめん」と言いそうになった時に、別の言葉に置き換える
ことから始めてみてください。
たとえば、
彼の機嫌が悪そうなら。
「ごめん、何かした?」ではなく、
「何かあった?」
仕事で何かを指摘されたら。
「すみません」ではなく、
「ありがとうございます。確認します。」
誰かに何かをしてもらったときも、
「ごめんね」ではなく、
「ありがとう」
こんなふうに、
反射的に出てくる「ごめん」を、少しずつ別の言葉に変えていきます。
——もちろん、
本当に自分に非があるときは、
きちんと謝ればいいのです。
「謝らない人」になろうとするのではありません。
目指したいのは、
まだ自分が悪いと決まっていないのに、
何でも自分の責任にしてしまう癖を、少しずつ手放していくこと。
最初はうまくできなくても大丈夫です。
まずは一日に一度でも、
「あ、今また謝ろうとした」
と気づくだけ。
それだけでも十分な一歩だと思います🌱

5、「すぐ謝る」をやめても、冷たい人にはならない
——もしかすると。
謝ることを減らしたら、
「感じの悪い人になるんじゃないか」
「相手に嫌われるんじゃないか」
そんな不安が出てくるかもしれません。
実際に、私も、そう悩みました。
でも、
自分の責任ではないものを背負わないことと、
相手を大切にしないことは別です。
相手を心配することはできる。
話を聞くこともできる。
優しくすることだってできる。
それでも心の中では、
「でも、これは私の責任ではないよね」
と考えていいんです。
昔の私は、
相手の機嫌が悪ければ自分を責め、
反射的に謝罪し、相手に尽くしていました。
でも、
「どこまでが私の責任で、どこからが相手の責任なのか」
を少しずつ考えられるようになってから、
人間関係はずいぶん楽になりました。
——もし。
少し前の私に声をかけられるなら、こう伝えたいです。
「誰かが不機嫌だからって、あなたが『悪い人』にならなくていいんだよ」
「ごめん」が出そうになったら、
一度だけ立ち止まってみてください。
そして、
「これは、本当に私が謝ること?」
と、自分に聞いてみる。
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
その小さな問いかけが、
「自分と相手の間に境界線を取り戻すための最初の一歩」になるかもしれません🌱
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昔の私は、
彼が不機嫌になるだけで「私が悪い」と思っていました。
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よければ、次の記事も覗いてみてくださいね。

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