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大きく揺れたあとに

昨夜遅く、関東で震度5弱の地震があった。
わたしは起きていたので、そんなに焦らずに隣に眠る娘に手を回した。
地震が止まってから、長男次男と顔を合わせ、様子を確認し合った。震度4程度だったので、子供たちはそのまますぐ部屋に戻ったのだった。
ただ、揺れている最中は、スマホのアラートと防災無線からの放送もあって、けたたましい音に多くの人が驚いていたと思う。

何も被害はなかった。
それでも、地震は、過去の記憶を引っ張り出してきた。

東日本大震災のとき、わたしは妊娠7ヶ月。
長男が風邪を引いていて、自宅で一緒に横になっていた。

そのときの大きな地震で感じたことによって、わたしはすぐに行動にうつした。

当時の夫と、2ヶ月後に離婚。
そのひと月後、次男を出産した。

そこからしばらく、シングルマザーとして暮らした。
そして現在は、いろいろあり二度目のシングルマザー生活。


理由は多々あれど、踏みとどまっていた理由が、地震によって取っ払われてしまうようだった。

地震で被害に遭うことはなかった。
それでも、それを想像するには十分な体感だった。

もし、〇〇だったら。
もし…
それでも?



わたしはそこから、子供たちとなるべく近くにいられるよう、今でも電車に乗らずに済む距離の職場で働いている。


他人は言う。
「そんなに気にすることじゃない」
「大丈夫だって」

その言葉を言う人が、責任をとってくれるわけじゃない。

大きく物事が動くとき、一人一人の心に、節目がやってくる。

自分の決断に、自分で責任を取るしか無いのだ。


たまに起こる大きな地震は、わたしに問いかけてくる。
「もし今日、何かが大きく変わったとして。
今の生き方を、振り返って後悔しないか?」

防災用品を見直すように、
自分の生き方も、ときどき見つめ直しておきたいものだ。

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