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松ヶ瀬さんのお店、258に食べに行った話

ウヒョ助、50歳、漫画家。
北海道から上京して、すでに25年も経ったが。
「渋谷」という土地に足を踏み入れたのは、今まで3回くらいしかない。

理由はただ一つ。
田舎者には、渋谷が怖いからだ。

カラーギャング
という集団が、スニーカーを狩りに来る野蛮な土地だと、わしが20代の頃に噂されていた。
生きて帰れないと。さらにダサい田舎者が渋谷駅に降りた途端、ハチ公という名のケルベロスに噛み殺されるとも聞いていた。109に足を踏み入れた瞬間、魂を抜かれるとも。怖すぎる。
そもそも、わざわざ渋谷に行く理由もない。

しかし50歳になったわしに「どうしても渋谷に行きたい!」という理由が生まれたのだ。あの渋谷に、めちゃくちゃメシの美味しい店があるという。

あのMリーガー、ガセさんこと、松ヶ瀬隆弥プロが包丁を握り。カラーギャングを狩りつつ、料理の腕をふるっているお店だというのだ。


お店の名は「ダイニング 258」である。
リャンウーパーだ。
美味しいお料理とお酒を振る舞ってくれるらしい。
もちろんMリーグの試合を、巨大モニターで眺めながら楽しめる。

「とにかく松ヶ瀬さんの作るメシが美味かった!」「最高の時間だった!」と、お客様の絶賛ポストがあちこちで飛び交っている。
ほんとかよ。人気選手だから、ファンだから、オーバーに褒めてるんじゃないのか?

行ってみたい…!
この舌で確かめたい…!
しかしお店の場所は、渋谷の道玄坂。

あの有名な道玄坂。
怖すぎる。
わし1人では、とても行けない。

「誰か連れてってくれないかなーー…」とSNSでボソッとつぶやいたところ。「松ヶ瀬さんのお店には何度も行きました! ナビゲートは、まかせてください!本当にご飯が美味しいです、ぜひ食べてほしいです!」と、3名くらいからDMを勢いよくいただいた。

じゃあいっそ、その3人を集めて一緒に行ってしまえ!
もとい4人いるから、麻雀が打てるではないかーっ!!


5月も終わりかけの火曜日。
わしは中目黒に降り立った。


下町の香りである。


まずは渋谷に近い中目黒の個室雀荘さんで、セット麻雀を3半荘くらい打って。お腹がペッコペコになった20時くらいに、憧れのダイニング258に向かおうって話になった。

渋谷にはかなり近いらしいが、この穏やかな町並みだ。
渋谷もきっと、わしが思ってるほど都会ではないのかもしれない。

今、麻雀界隈で孤立してるわしと、まったく気にせず遊んでくれるなんて。誰じゃ、そんな気持ちの良い、心優しい麻雀プロ3人は。
どこの団体の方だ?


以上の3名様である。

チーム雷電のスポンサー会社の女社長でもある、望月琴乃プロ。
東大理Ⅲを卒業した現役のお医者さんでもある、杉村健太プロ。
元アイドル、シンデレラファイトの顔でもある、石田綾音プロ。

全員、協会のプロじゃないか!
よく来てくれたなあ。ハートが太いな。

3人ともコミュ力のモンスターなので、誰とでも仲良く交流できてしまう。面倒なウヒョ助ですらも。
他団体の選手とも交流が広い。杉村プロにいたっては、ド新人のくせに「多井隆晴とコラボ配信」という大技をかましてしまう有様だ。よくあのラスボスに、新人がコラボ依頼できたな。アリアハンの城を出て、いきなりゾーマの城に行くようなもんだぞ。
ここに椿彩奈プロを足すと、まるで「協会の隠れ外交四天王」だ。

こんだけ人脈も広く、行動力があって仕事も有能だと。
それはもう、他団体に引き抜かれるかもしれない。
へいへい、脱走しないのか脱走?
しかしそんなわしの豪速球の暴投すらも、上手に笑い飛ばす3人である。


こんな優しい3人に、わしの麻雀リハビリにつきあっていただいた。
杉村プロは超エリート。朝ごはんにわしが松屋へチャリで向かう頃、リッツ・カールトンで英字新聞片手に、トーストをかじっている男である。

「もし3戦打って、東大理Ⅲの杉村くんが、中卒のわしに負けたら。今夜のごはん奢ってくれてもいいんじゃないのか?」と投げかけると「いいですよ」と即答。

その後、杉村健太プロ2連勝。
無理無理無理。IQが違う。
わしはラス3着で、もう負け確定である。

わしは石田綾音プロを、デビュー初期から追っていた。スタートから可愛くて目立っていた。やがて「ひなたんの麻雀するしない」のオーディションで、大勢の候補者の中からレギュラーの座を勝ち取った。

そして何より、シンデレラファイトである。本戦の常連だ。わしは麻雀卓の対面に、いつも放送対局で眺めていた選手がいる高揚感でウキウキしていた。ダンス動画も何度も見た。可愛い…!!


本物の石田綾音プロだあああああああ!!!


「ロン」

美しい声と姿勢で、石田綾音プロが手牌を倒した。
仕掛けの2000点で、わしの大三元を蹴った。
ちょおおおおおおおお!!

麻雀は全然可愛くないっ!!
厳しい!!強い!!

結果、協会プロ3人に、わしはボッコボコにされた。
一発裏アリの協会ルール、運が良くドラが乗れば素人でも勝てるかと思ったら、全然ムリだった。プロから3000,6000が乱れ飛ぶ。

最後わしが作ったテンパイは、7sアンカンの四暗刻だった。

スコア表に「ウ」って書かれているのが、今見ると面白い。



麻雀も終わり、タクシーで渋谷に向かった。
いよいよ、松ヶ瀬さんのお店に行く時が来た。



車窓の景色があっという間に大都会に変わり、車を降りたら、とんでもない人混みだった。ほとんどが外国人観光客。ここはニューヨークかと思った。わしはアメリカに行ったことはないが、DA PUMPが歌っていたU.S.A.がここにあった。

サッカー選手のように、人混みを上手にスルスル抜けて、先頭を進んでいく石田さん。その背中を眺めて望月琴乃さんが「石田さんマジ天使…」とつぶやいた。

比べて他3人はSNSで悪目立ちしている変わり者である。その糞トークに、ニコニコと対応してくださる、石田さんマジ天使。

「まだ石田さん20代じゃろ? 人生2周してる説あるな。でも気をつけろ、石田さんは協会の中枢から送られた諜報員かもしれない。愛内よしえあたりの極秘指令で、わしらを監視してるかもしれんぞ。あんだけ仕事ができると、おそらく10年後、ようへいよりも出世するっ!!」


松ヶ瀬さんのお店は、ビルの9階にあるという。


あまりの忙しさに厨房に入りっぱなしの松ヶ瀬シェフの姿を見れるのは、なかなかレアだと人から聞いた。
はたしてわしは一瞬でも、松ヶ瀬さんを見れるだろうか?
もし対局がある日なら、今夜はいないかもしれない。

エレベーターが開き、ダイニング258の入り口の扉が見えた。

そしてすぐに、ヒョコヒョコと歩く松ヶ瀬さんの姿が、ガラス向こうに見えた。奄美大島にフェリーがついた途端、堤防を走るアマミノクロウサギを見ちゃった気分だ。


店内の入ってすぐに(空気が綺麗だな)と思った。よほど空調がいいのだろう。禁煙なのはもちろん、何か特定の料理の匂いが強く厨房から流れてくることもない。そして店内がピカピカで綺麗である。気持ち良い。

さらに両サイドに、見たことない大きさの巨大モニター。これはMリーグ観戦には最高だろう。そしてまもなくMトーナメントの季節だ。


料理の注文を、ベテランの258ナビゲイター3人におまかせして、ちょっと我慢していたトイレに今こそと向かった。

そうか…トイレを「REST ROOM 」と書くお店か。渋谷だな。
中卒が頑張って英文字を読み解き、男性トイレと思われるドアを開く。

開けた途端に「わあーーーーー!」と、女性の叫び声が聞こえた。
(ひっ…すみません!)と、あわててドアを締めたが。扉のパネルを見直すと、やっぱり男性トイレである。
もう一度おそるおそるドアを開くと、驚いたことに放映中のTVモニターが中にあった。まさかの「トイレでも試合観戦が可能」なのである。プロ連盟の試合が流れていた。まじか。

叫び声の正体は、実況の川上レイだった。

川上レイさんで思い出したが。

女流プロに「歌が上手い人」「ダンスができる人」はそこそこ数おるが。
「歌もダンスも、素人じゃないレベルで上手い人」といえば、石田綾音プロであった。石田さんはアイドルデビューの年齢も早く、麻雀プロを目指しての、アイドル卒業も早かった。
あの若さで完成してるのである。キレが違う。
わしもお気に入りで、何度もダンス動画を鑑賞した。

石田さんに匹敵するスキルの人は、女流プロには当分は現れないであろう…と思ったところ、川上レイさんが現れた。
石田さんとタイマン勝負できるくらい、歌もダンスも上手い。
しかも同じ茨城県出身である。

これはいつか 石田 vs 川上のバチバチ対決。ダンスで胸ぐらのつかみ合いをどこかの舞台で見れるかもしれない!…と思っていたら。


「ちぇるねむ」というユニット名で組みだした。

ズルいだろ!それ無双だろ!

同じ茨城出身の鈴木楓プロを入れたら、天下を取れるぞ。


さて、トイレから戻ると料理が待っていた。


煮卵だな!

わしは知っておるぞ、たいがいの煮玉子はそれなりに美味しいが、結局は黄身の甘さが美味しいのである。いうほど、味はしみておらんのよ。

実食。

ちゃんと白身まで、美味いのかいっ!!

しっかり、味しみてるのかい!


料理の名前を聞いたら「麻薬たまご」らしい。

なんじゃそれ!
病みつきになる美味しさ…を表現したかったのだろうが、シェフの顔見たら、レシピが「アヘン」だと思うじゃろ!

これは美味しいぞ。腕前と本気度がわかってきた。
イントロから、わくわくさせるやんけ!


続いて、肉料理2品!


わかった! もう白飯を持って来い!


和牛のたたきと、豚の角煮である。
タマゴであんだけ美味かったら、角煮さらに美味いに決まってるじゃろ!
わし酒飲まないから、角煮と白飯で3杯いきたいわ。

この和牛のたたきの美味しさには驚いた。
熟成された赤身の、アミノ酸の暴力。噛めば噛むほど、肉の旨味が歯の間からジワジワ。前世にライオンだった頃の記憶が蘇る。

相当、良いお肉だけど。
大丈夫か?

会計、大丈夫か?



次はお魚さんである。


もうここまで来たら、ネタの良さに自信があるのもわかる。

食べた!
はい美味しい!

おさかなの身が、80年代アイドルみたいにプリプリである。エビの身のでかくて甘いことよ。本当に塩っぱい海から出てきたのが怪しいくらいですよ。有閑倶楽部で、フルーツでも食って育ったのか。

どうも豊洲から直送してるらしい。
鮮度を落とさないよう、小分けで。コストえぐいな。

肉も魚も、会計は大丈夫か?


タコの唐揚げ。
プリプリ、クニクニ、ホクホク。
そりゃ美味いさ。

長靴いっぱい食べたいよ!


ここから謎の創作メニューが出てくる。



アボカドの何か!

何かわからないけど、とにかく美味い!
おそらくアボカドを前に、松ヶ瀬さんが(一番こいつが美味くなる料理方は何だ…?)という何切る問題を、試行錯誤しまくったのだろう。

たどりついた正解が、これじゃ!


何かを包んだ春巻き!!

アッツアツだが、手に掴んでサクサク食べられる優しい心遣い。

衣を噛む音がパリパリパリと、もう気持ち良い。

ひとかじりすると、フワッと広がる良い香り。どうも水菜らしい。ふたかじりすると、生ハムの塩気と…あとからホラ来たあ!!
とろとろチーズ!!
楽しぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

どうやら松ヶ瀬さんが日々、新しいメニュー開発に励んでおり。メニュー中身もどんどん変わっていくらしい。さらに期間限定メニューも押し寄せて。何度行っても、新しい料理と出会えてしまうのが、常連客には楽しいらしい。そうじゃろうな!

そんな入れ替わりが激しいMリーグみたいな、メニューの中で。
多井隆晴くらい、人気すぎて、強すぎて。初年度からまったく動かない、消えない不動の一品があるらしい。

これだ!


「本気のカニクリームコロッケ」


揚げたての衣が、サクサクだと思うでしょ?

違う。
「サササササササササッ…サク!」
である。
北海道のパウダスノーのようになっておる。
中から濃厚なトロントロンの美味しいカニクリームが、ゴボゴボ出てくる。よくこんな薄い衣で包めたな。甘くてホッフホフですよ。

コロッケ単体で、どう食べても美味すぎるので。
いろんなソースでこれを試してみたいよ。
もう醤油や、市販のブルドックソースでも美味しいんじゃないのか?


お酒も入ってきたので、わしは口もよく回るようになり。
実際は下戸なので、ジンジャーエールしか飲んでいないのだが。

テーブルに諜報員がいるのに気にせず、誰かの悪口を語りだしつつも。手元にあった、謎の卵料理を口に運んだ、その刹那っ!

「………!!」

ウヒョ助、静かになる。
黙り込む。
不思議そうに眺める、まわりのナビゲイター。


(なにコレ、美味すぎる…!?)


ちょっとしたスクランブルエッグだと思い込んで、口に放り込んだら。
あまりに味が複雑で、美味すぎて、そこで絶句した。
どうなってるのこれ?

気づいたら黙々と、ほぼ1人で1皿を食べきってしまい。
美味すぎて絶句」を人生で初めて経験しましたよ。



そして、SNSでも絶賛の声が多すぎる、この一品。

ステーキ!!


お気づきだろうか。
あまりにも、見た目で美味しそうだったので。

写真を撮るより先に、箸を伸ばして何切れか食べちゃってる。

危なかった、美味しすぎて写真撮るの忘れたまま、すべて食い尽くすところだった。

しかしもう遅かった。

その後、めちゃくちゃ美味しいお寿司を食べたのだが。

その頃にもう食べるのに夢中で、写真を撮っていない。



この先、デザートまで写真を撮っていないのだ。
もっといえば、せっかく4人集まったのに「記念写真」を撮っていないことを帰りの電車で気づいた。なにやってんだ、わし。

しかし、この寿司が美味しかった。

何が美味しかったというと。ネタがもちろん美味しいのは、先の刺し身でわかっているのだが。「酢飯」が美味すぎたのだ…!!

人生で味わった中で、一番美味しい酢飯だった。そんなことあります?
気になったので、のちほど休憩でバルコニーにやってきた、松ヶ瀬さんにその秘密を聞いた。企業秘密だが、普通にお店に行ったら何でも教えてくださるので。
ぜひぜひお店では、お寿司を!
いつまであるメニューかわからないが。酢飯がすごい!


てか、何料理のお店だよ、ここ!

寿司屋じゃないんだから。
寿司にそんな本気出さなくてもいいだろ。


店内は完全禁煙。

しかし壁一面のでかい窓から、外に出るとバルコニーがあり。
ひっそりと灰皿が置いてあるので、そこで夜風を感じながらタバコを吸うことができるのだ。喫煙者にはありがたい。
一服しながら眺める渋谷の夜景。見下ろせば、楽しそうに騒いで街を歩く人の波。

眺め、最高かよ。

なんだよこの景色。
わしが憧れていた東京が、すべて詰まっている。
あの先は、かの有名なスクランブル交差点だ。

休憩に松ヶ瀬さんが、バルコニーに来てくれたので。
美味しかった料理の、いろんな秘密を聞く。仕入れから料理にかける手間まで、すみずみまでこだわりまくっている。このお店にいるときは、麻雀プロではなく、本物のプロの料理人なのだ。しかしその妥協のなさは、麻雀プロの目線。

松ヶ瀬さんは上京後、この街を根城に麻雀人生をスタートしたらしい。
たまたま渋谷に店を出したわけではなく。元からゆかりと馴染みのある街であったのだ。やはり若い頃は松ヶ瀬さんも、スニーカーを狩ったのだろうか?

そういうやスニーカー集めが趣味だったな、松ヶ瀬さん…!



美味しいご飯に、業界の話題で、ワイワイと楽しい時間。

すごいペースで麦酒を流し込んでいた望月琴乃さんが、協会の未来を語りだしたところで、そろそろお開きの空気になってきた。



黒木さんのタマとったるで!は、望月さん言わないじゃろw
望月さんと黒木さん、仲良いわ。

漫画はほとんどネタなので気にしないで欲しい。

ただドクター杉村プロの「良ければ診察しましょうか?」はガチである。
なんで聴診器を持ち歩いてるんだよ。サイコパスだろ、そんなの!

わし、不整脈はなかったようです。


最後の最後で「デザートを食おうぜ」ということになり。
ダイニング258で、大評判のメニュー。
わしもフォロワーさんたち大勢から激推しされた「フレンチトースト」を食べることにした。

自分でアイスを盛り付け、そこへさらにシロップをタラタラかけて、どんだけ美味しそうな皿を作れるかの勝負である。


きゃああああああああああああああああああああ!!!!

こんなの美味しいかどうか、説明いらないじゃろ。

みんな食べてくれw


こうして幸せな食事会が終わった。


問題は「会計」である。
どう計算しても、こんだけ素材と手間にこだわった大量の美味しい料理、4人で腹いっぱい食べたら、とんでもない額になるんじゃないかと。

わしのワガママで連れてきてもらったので、わしが払うのがスジだ。大感謝している。めちゃくちゃ楽しかった。みんな財布を取り出しおるが、やややや、さすがにここは払わせて欲しい。頼む。
しかしわしはメニューを見てないので、それぞれの料理の値段がわからない。トータルいくらだ…?

先日、葉山くんたちと3人で食べた時の会計、そこに一人分と、ちょい足して…。まあこれくらいかと予想して財布を覗く。大丈夫の…はずだ。

それでも足りなかったら、貴族育ちの杉村くんがいる。
彼を1人、店に置いて逃げればいい。おお、そうじゃ。我々庶民が見たことない色のカードを持ってるはずだ。

会計…お値段を聞く。

えええっ…先日3人で食べたメシより、全然安い!


うそおおおお!
もしかして、あんだけの料理、リーズナブルな値段で出してた?
大丈夫なの、松ヶ瀬さん?

そんなのニコニコと笑顔でお会計ですよ。

これは1人でフラッと来て、特にハマった料理をパクツキながら。飲めない酒とかチビチビやって。巨大モニターでMトーナメントとか見たいですよ。タバコ吸いに行ったら、あの夜景じゃろ、贅沢な時間だな!

一人で来ても大丈夫な席が、ちゃんと数多く用意されている。
居心地もいいし、席と席の間も広々してるし、なんて楽なお店なのだろう。

きっと値段も高くて、メシの意識も高くて、敷居がクソ高いお店だと思ってましたよ。めっちゃ気楽に行ける。
渋谷の迫力に負けない人は、近寄った時にでもフラリと立ち寄れば良いと思いますよ。何を食べてもハズレなし。保証する。


17時からオープンして、0時に終わるらしい。

場所もわかりやすい。
渋谷駅を出て、ハチ公の頭をひとなでしてから、スクランブル交差点へ。
文化村通りを、人混みを軽やかによけながら進めばいい。

近い!
こんな立地で、テナントの家賃は大丈夫なのか?

最後のわがままで、スクランブル交差点に一緒に付き合ってもらった。
わしの憧れの場所である。
観光客も走り回って写真を撮りまくっていたが。その交差点の中央で、誰よりも一番はしゃいでいたのは、わしじゃ。
東京在住の、50歳のわしじゃ。

お土産に、杉村プロから「東大グッズ」
そして石田綾音プロからは「お嬢さんへ」と、わしの娘に、お洒落な子が使うようなヘアトリートメントや日焼け止め。
さらに「いらないかもですが…」と、協会女流カレンダーをいただいた。

それは、欲しいよ!!


さらに誰か、カレンダーに女流さんのサインなんか入っていたら。
嬉しくて震えますよ。
特に、石田綾音さん御本人のサインが入ってたら、もう感動ですよ。

自宅に帰ってすぐ、こっそりカレンダーの中身を確かめる。
サインがありますように…。


あったああああああああああああああ!!!


やったぁああああああああああああああああああ!!!

……ん、ちょっと待て。
もう一つ、表紙にサインがあるぞ。
まじで?
どこの女流さんじゃ!?

わくわくわくわく。
しかし文字がうまく読みとれない。誰じゃこれ?


BE…A…S…
鬼…神…

わああああああああああああああああああああああ!!!

しもいしげこさんだあ!!

すげえええええええええええええええええええええええ!!!


そういえば、中田花奈プロが鍛えられた、下石さんの勉強会。
石田綾音プロも参加されていると聞いた。
じゃあその時に、サインいただいてくれたのだろうか…?

ありがとうございますーっ!!!

震えるわ、こんなの。


渋谷には幸せと、ダイニング258がいつも待っている。
まじでオススメなので、皆様どうぞ!


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ウヒョ助 ご機嫌がよろしい時、気分で小銭を投げていただくと嬉しいです。ただあまり気はつかわず、気楽に読んでくださいませませ。読まれるだけで感謝です。