見出し画像

🌱なおはるnote 第575話 人生をステージで考える

織田信長の時代は人生50年と言われた。

明治の時代になると、それが60年になった。

干支一周で一生終了。

サラリーマンとして勤め上げ
60歳で定年退職。それで人生 「上がり」。

昔はそれで済んだ。でも今は違います。
60年で人生が終わらない。

そうなった時、
どう自分の人生を捉えるかが、
これまで以上に大事になってくる。

今回は 「12年」というタームのステージ論を
書いてみます。


第571話「その金は誰のため?」で、
60歳から72歳までの12年間を、
元気に動き回れる最後の期間としました。

今回は、なぜ自分が人生を、
そんな「12年」というタームで
区切って考えるのか?です。

期間は10年でもいい。9年でも11年でもいい。
大事なのは、数字そのものより、
「区切って考える」ということです。

なぜなら、人生は、あまりにも長い。
60年とか100年とかを、一度にまとめて
振り返ろうにも、
何をしてきたのか?
何がうまくいって?
何がうまくいかなかったのか?
ぼんやりしてしまって、整理がつきません。

そこで、
人生をいくつかの期間に区切る。
自分の場合は、12年です。

そして、
その一つひとつを「ステージ」として考える。
そのステージを振り返り、そこに意味を見出す。

何をしたのか。
何を得たのか。
何を失ったのか。
何ができるようになったのか。
何を反省すべきなのか。

それらが見えてくると、
ステージの整理がやりやすくなります。

「じゃあ、次の12年間を、
どんなステージにしよう?」

何を目標にする?
何をやめる?
何を新しく始める?
どんなことを大切にしていく?

そうやって、
自分で次のステージを設定していく。

人は、人生を何度も生き直すことはできません。
だけど、タームに分けて考える。

そのタームごとの振り返りや反省、
意味づけ、いわば敗者復活戦のような
やり直しも可能になるかもしれない。

結果として、
人生全体の見晴らしが良くなるんじゃないか。

自分は、そう思っています。

では、なぜタームを、12年にしたのか?
これ、12でなくて良いのは前述の通り。
ただ私にとっては、使いやすく、
わかりやすかっただけです。

学校制度も12年に沿っていますし、
米大統領選挙やオリンピックも4年ごと、
4年が 3回 で 12年です。

社会の仕組みを見ても、
12年という単位は、わりと馴染みがいい。
だから自分は、12年をタームとした。
ただ、それだけなんです。

干支で言えば、60年で、ちょうど一周。

その60歳はゴールではなく、折り返し地点。
つまり 60年 + 60年 = 120年 の
人生をイメージしています。

その背景で、571話では
「60歳から72歳まで」の12年間を
今のステージとしました。

60歳でこれまでのステージは終えて、
新しいステージに入ったわけです。

仕事中心だった人生から、
定年後の自由な時間を使って、
これからの人生を自分自身で組み立てて
いくステージ。

今、自分は62歳。
このステージが始まってから、
もう2年が過ぎました。
残りはあと10年。

そう考えると、
「これからの人生をどうしよう」
と漠然と考えるより
「このステージの残り10年を、どう生きる?」
の方が、ずっとわかりやすい。

今、私の考えは、持っている不動産物件を、
これ以上増やさない。今のまま維持する。
そして、次の12年、72歳からのステージでは、
その物件を少しずつ整理し、
畳んでいこうと思っています。

一つのステージには、一つ命題がある。

今、このステージの命題は「維持」。
次のステージの命題は「整理」です。

そうやって、ステージごとに、
何をすべきかを決めていく。

なぜ、この考え方が必要か?

昔なら、確かに不用だった。

第557話で、
"アリとキリギリス"のパロディを書きました。

60年の人生なら、アリ、キリギリス
どちらでも逃げ切れたと思うんです。

「私はこの方針で生きました。それでは、
これで、さよなら。」で済んだ。

でも、私達には 2周目 がある。

アリを選んだ人は、
働かなくても生きていけるようになった時、
「では、何のために生きるのか?」
という問いを突きつけられる。

キリギリスを選んだ人は、
上手いこと誰かに頼って生きる。
だが、それは120年持つのか?
恐らくもたない。

つまり、
人生に 2周目 があるとなると
アリを選ぼうと、キリギリスを選ぼうと、
ここで書いた、「ステージで区切って、
その都度、自分で意味を考え直す」
この考え方が必要になる。

逆に、この考え方をみんなで持って、
より良い人生を楽しみたいなと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!