見出し画像

大喜利のコツ

お世話になります。
どくさいスイッチ企画です。
お笑い芸人を営んでいます。

趣味として大喜利を始め、主に対面での大喜利とオンライン上のスプレッドシート大喜利を楽しんできました。芸人になってからはお仕事で大喜利のイベントに出ています。いずれも誠にありがたいことです。

自分は大喜利のテクニック論が全くなく、どうやったらウケるかいまだによくわかっていません。ただ、大喜利に臨む際の心構えのようなものはだんだん固まってきたので、いったん記録として書いておこうと思います。これを読んだから大喜利が得意になる、といった文章ではありません。お手空きの際に見ていただければ幸いです。

1、パーティーだと思う

大喜利会はパーティーだと思っています。手ぶらでいけるパーティーです。なので、最重要課題は「みんなで楽しむこと」だと思っています。重要なのは、仮に自分がうまくなじめなかったとしてもこのパーティーは盛り上がるだろうし、パーティーになじめなかったからといって自分に落ち度はない、という点です。他人と会場に迷惑をかけなければ追い出されることはないし、褒めてもらえればもちろん最高でそこに向かって頑張りますが、自分が頑張らなくても楽しめる場所だ、と思うようにしています。

2、大喜利の前に予定を入れる

これは人によるので当てはまらない方は読み飛ばしてください。大喜利会の前に最寄りの駅周辺で予定を入れるようにしています。ご飯でもよいし、買い物でもよいです。行きたいところがあれば下調べのうえで行けばよいし、行ったことのない喫茶店でコーヒーを一杯飲むだけでもよいです。大体の場合、大喜利に行く場合は遠出になるので、大喜利以外の思い出を作っておくとトータルでよい日になります。自分はひとりで行動していますが、心おきなく喋れる友人がいる場合は待ち合わせてもよいと思います。ただ、はしゃぎすぎて疲れてしまっては本末転倒ですので、ほどほどに落ち着いた思い出作りを心がけるようにしています。

3、あいさつを頑張る

おおむね、大喜利のイベントでは挨拶の時間があります。回答席に座り、お題が出る前に名前を言うのが一般的です。このとき、できるだけ聞き取りやすいようにはっきりと名前を言うことを心がけています。自分は現状「とっても売れたい38才 どくさいスイッチ企画です」というフレーズを固定のあいさつにしており、これを一日千秋のごとく繰り返しているのですが、特に初めましての方が多い場合は「どくさいスイッチ企画」の部分をゆっくり言うようにしています。名前さえ伝わっておけばその後の一切(大喜利もそれ以外も)がスムーズに進みます。場合によってはボードに名前を書いて出しながら自己紹介してもよいと思います。気を付けたいのは、長い時間をとってウケにいく自己紹介です。ウケればよいのですが、失敗した場合にかなりのビハインドを背負って大喜利に臨むことになります。

4、他の人の回答を聞いて、できれば笑う

大喜利中に気をつけていることです。何も思いつかないときは他の参加者の回答を聞いて笑うようにしています。大会形式にせよライブ形式にせよ、特にもったいないと思うのが、もう出た回答とほぼ同じ回答を出してしまうことです。自分もよくやります。自分の回答を考えるのに一生懸命になって、他の人の回答を聞いていないことが原因です。考えた時間のわりにあまりウケない結果になるし、回答の手番を一ターン明確に損します。これを避けるために、できるだけ他の方の回答は聞くようにしています。あと、余裕があれば笑うようにしています。大喜利会はパーティーなので、できるだけ盛り上げたいからです。

5、他の参加者と頑張って喋る

これも当てはまらない方は読み飛ばしてください。大喜利イベントの場合はだいたい開場から開演まで楽屋で待機することになります。大喜利会中はだいたい休憩があります。この空き時間に、他の参加者にできるだけ話しかけるようにしています。できるだけ多くの思い出を作りたいからです。大喜利をやっている方の情報は、ほとんどの場合、謎めいていて面白いです。「ふだんどういう会に出ているのか」「大喜利を始めてどのくらいか」とかをよく聞きます。大喜利をしにきている集まりなので、大喜利の話をするようにしています。これで友達ができればもうけ、くらいの感覚でいます。

6、健全に悔しがる

大喜利の出来がよくなかったからといって、即座に自分をダメ人間だと認定しないようにしています。簡単に書きましたが、自分はこれをできるまでに体感で5年くらいかかりました。大喜利はパーティーなので、主役が自分でないときが当然あります。勝負の場合、悔しく思うのは当然のことですが、日常生活に支障がでるほど落ち込んでしまっては元も子もありません。悔しがって落ち込むのはできればその日だけにするよう心がけています。


以上、現時点で気をつけていることを書きました。大喜利のテクニック的な部分については、繰り返しになりますが全く分からないです。分からないから楽しめているのかもしれません。ほどよい距離感で大喜利と付き合いつつ、楽しく長く続けていけたらいいな、と思っています。

ここから先は

0字

¥ 300

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?