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新商品の出発点|コラボレーションの形

BEt(ベット)の辻村です。
引き続き、新商品を作るサタケさんとのプロジェクト(以下、PJT)を頑張っております。納得する形にしてから、リリースしたい気持ちと、新しい商品リリースには様々なクリエイティブが必要となるため、多くの人と関わりながら商品制作が進んでいます(そりゃそうだ)。

制作を進めている今だからこそ、客観視して、我々の新商品制作がどこを軸足(出発点)として定め、制作してきたかを振り返り、少しお話しできればと思います。

新商品制作の出発点

新商品の出発点は「買う人」と「作る人」のどちらを出発点にするかという話で語られることが多いです。別の言い方をすると、前者を「マーケットイン」、後者を「プロダクトアウト」というビジネス用語で語られることが多くあります。

マーケットインとは

一言で言えば、「マーケットイン=顧客が求めるものを売る発想」と言えます。以下、東大IPCの引用です。

マーケットインとは、市場(顧客)の立場に寄り添いながら、市場が必要とするモノを提供していく姿勢をさします。言い換えれば、あらかじめ市場のニーズを調査したうえで、これに沿った製品を開発・提供していこうという考え方です。

マーケットインかプロダクトアウトか|意味・違いを理解し選ばれる商品開発を

プロダクトアウトとは

一言で言えば、「プロダクトアウト=作れるものを売る発想」と言えます。以下、東大IPCの引用です。

マーケットインの対義語であり、企業が作りたいモノや、企業の方針に合致するモノなどを重視しながら製品の開発・提供を行う考え方のことです。

市場のニーズよりも売り手である企業側の考えに重きが置かれており、「作り手が良いと思う製品を開発する」「良い製品であれば売れる」といった考え方がベースにある姿勢だといえます。

マーケットインかプロダクトアウトか|意味・違いを理解し選ばれる商品開発を

日本国内で「プロダクトアウトは良くない、マーケットインの方が良い」というイメージを持っている人もいらっしゃるかと思います。これは、かつてUXを無視した「多機能開発」がこのイメージを助長しているところもありますが、本質的に自社の強みとなる「技術起点」で製品を作ることは1つの有用なアプローチかと思います(昨今のディープテックスタートアップはこの典型とも言えます)。

コラボレーションで新商品を作るということ

元々はサタケシュンスケさんの創作支援で始まった我々のPJT。出発点は「作る人」であるサタケさん。ただ、サタケさんもスタート時は創作する明確な商品のイメージを持っておらず(というのも、サタケさんは明確なイメージを持たれたら、自分で作ってきている人)、どちらかというと「私たちのPJTだからこそ」の商品を作っていこうというスタンスでいてくれました。

共に対話を重ね、ポリシーをすり合わせ、どういったモノを作りたいのかといった輪郭を作っていきました。

対話の中で見えてきたPJTのポリシー

新商品を作る上で以下のポリシーが見えてきました。

「一過性で売れる商品ではなく、長期で愛されるモノ」
「クリエイターにとって、新しい創作につながるモノ」

これらを踏まえ、長く続いている伝統工芸の在り方からヒントを得るべく、リサーチを実施し、

「商品に願いが込められるモノ」

というポリシーを得て、実際にある従来の商品・作品の在り方にインスパイアされたモノを現在作っています(願掛けの背景は以下のリンクから)

コラボレーションという掛け算

PJTのポリシーを出発点として、私たちは新しい商品を作っています。これを名付けるのであらば、「ポリシーアウト」とでも言うのでしょうか。

一時期はマーケットインの在り方に寄ったり、プロダクトアウトの形に寄ったりもしましたが、現在はPJTポリシーを軸に新商品制作が出来ていることを実感しています。

最終的に人が欲しいと思うかどうかは、テストを通じて顧客理解を深めていければと思っておりますが、現時点でポリシーを込めたモノが出来上がっている感覚があります。

今月には具体的な商品の一部お披露目が出来るかと思います。
ご興味を持って頂けますと幸いです。

BEt 辻村

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