『全力化』 読書メモ
原題は『Will Power Doesn't work』
直訳すると意志の力は機能しない、意志の力では上手くいかない。
これを『全力化』にするのは中々思い切った邦題の付け方だと思った。
本書の言いたいことは非常にシンプル、というか原題のタイトルで書かれていることがほぼ全てで、
「意思の力で何かを成し遂げるのは困難です。だから人生を変えたいなら環境を変えた方がいいよ」
ってことを様々な例を挙げながら説明してる本なわけです。
最も端的にこの本で言いたいことをまとめているのが…
『あなたは、常に変わりゆく環境の産物なのだ。』(同書429ページ)
という上記の言葉なのではと思います。
話は少し変わりますが、先日仕事で都内のタワーマンションを見学しに行きました。その中ですごく印象に残ったのは最上階付近に設置されていたライブラリールームでした。
その辺の図書館や民営の自習室よりはるかに清潔で静か、設備も充実した空間。
そこで黙々と問題集に取り組む高校生くらいの女の子の様は言いようもない環境格差を感じさせられました。
勉強に取り組む前から絶望的な差が生まれてんだなぁ…って、言葉にすると端的ですが、実際その光景で否応もなく思い知らされてやや暗い気持ちで会社に戻ったのを覚えています。
ただまぁそんなことを言っても私にはタワマンに住む金もなければわ住まわせてくれるパトロンもいないので、人生をよくしたけりゃ環境を変えていくしかないんだなと、この本とタワマンの共用部分にいた女子高生?を見て思ったのでした。
