新品PC、24時間で沈黙。LANだけ元気に出勤していた話
こんにちは、ユナです。
暮らしの中の「それ、本当にコスパいい?」を考えているこの研究室ですが、本日は少し予定を変更してお送りします。
テーマは、
「時間を節約するために買った高性能PCが、購入翌日に起動しなくなった場合、その時間的コスパをどう評価すればいいのか」
です。
先に結論を言います。
評価不能です。
なぜなら、PCが起動しないからです。
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昨日、新しいPCを買いました
最近、作業量が増えてきたので、新しいPCを導入しました。
G-Tune。
GeForce RTX 5060搭載。
見るからに速そうです。
ケースの中も光ります。
「これで作業効率が上がる」
「待ち時間が減る」
「記事制作も速くなる」
そんな未来を想像していました。
高性能なPCにお金を払う理由は、究極的には「時間を買う」ことです。
処理時間を短縮し、仕事を高速化し、浮いた時間を別のことに使う。
非常に合理的です。
少なくとも昨日までは。
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突如、モニターが沈黙しました
朝。
PCの電源を入れます。
本体、
ピカーーーーッ。
内部のLED、
元気です。
ファン、
回っています。
ところがモニター、
…………。
真っ黒。
「モニターかな?」
最初はそう思いました。
こういうとき、人間は都合のいいところから疑います。
PC本体はあんなに光っている。
だからPCは元気。
悪いのはモニター。
そう思いたい。
ところが、よく見るとキーボードも光っていません。
マウスも光っていません。
モニター。
キーボード。
マウス。
全員欠勤。
本体のイルミネーションだけが、
「本日も通常営業しております!」
みたいな顔で輝いています。
いや、営業してない。笑
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AI修理班、出動
ここからAIと一緒に原因究明が始まりました。
まず完全放電。
電源を切る。
コンセントを抜く。
待つ。
再起動。
ダメ。
USBを外す。
ダメ。
モニターの接続を確認する。
ダメ。
こうして、「モニターの問題」から徐々に嫌な方向へ話が進んでいきます。
どうもPCが、Windows以前の段階で正常に起動していない可能性があるらしい。
そこでAI修理班から次の指令。
「RAMを確認しましょう」
RAM?
昨日まで私は、RAMの文字すら知りませんでした。笑
それが購入翌日にはケースを開けてRAMを抜いている。
人生は展開が速い。笑
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新品PC購入24時間後、RAMを抜く女。
ケースを開けます。
ところが、
開かない。
ガラスパネルが途中までしか動かない。
AIに写真を送る。
「ここ?」
違う。
別の写真。
「これ?」
違う。
さらに写真。
「これ?」
近い。
気がつけば、新品PCの周囲をスマホ片手にぐるぐる回りながら、内部写真を撮影する謎の時間が始まりました。笑
昨日の私はRTX 5060を眺めて、
「おお、高性能っぽい」
と思っていました。
今日の私はRTX 5060を眺めて、
「あなた邪魔で電池取れないんだけど」
と思っています。笑
人間関係と同じです。
出会った翌日には評価が変わることがあります。
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RAM A選手、出場
ようやくRAMを発見。
2枚刺さっています。
まず1枚を抜き、残った1枚だけで起動。
電源ON。
本体、
ピカーーーーッ。
モニター、
…………。
ダメ。
では交代。
RAM A選手をベンチへ。
RAM B選手、出場。
電源ON。
本体、
ピカーーーーッ。
モニター、
…………。
ダメ。
RAM選手2名、どちらを起用しても試合が始まりません。
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CMOS電池を発見。しかし取れない
次に疑われたのがBIOS関係。
AIから、
「CMOS電池を外してリセットする方法があります」
とのこと。
CMOS電池。
何それ。
PCの中を覗く。
「あの電池?」
あった。
銀色の丸い電池が奥にいます。
ついに見つけた。
しかし、
指が入らない。
電池は見える。
すぐそこにある。
だが取れない。
なんということでしょう。
本日からの研究テーマが、
「暮らしのコスパ」
から、
「人類はなぜ、取れない位置に電池を配置するのか」
へ変更されそうです。笑
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そんな中、LANだけ元気だった
そして、この事件で最も好きだった瞬間があります。
背面を見ると、
LANポートが、
ピカッ。
光っています。
ネットワークだけ元気。
モニター沈黙。
キーボード沈黙。
マウス沈黙。
PCは正常起動しているか怪しい。
なのにLANだけ、
「ネットなら任せてください!」
みたいな顔をしている。
いや。
今ネットにつながっても、
画面が見えないんですけど…。
会社で例えるなら、
社長不在。
社員不在。
オフィス停電。
なのに営業部の一人だけが、
「Wi-Fiつながってます!」
と報告している状態です。
ありがとう。
でも今それじゃない。笑
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「新品PCが翌日壊れる確率」まで考え始める
ここまで来ると、人間は哲学を始めます。笑
昨日買ったPCですよ?
新品ですよ?
そこでAIに聞きました。
「こんな初日に壊れるのって何%くらい?」
もちろんメーカーの正確な初日故障率なんて公開されていないので、数字は推測になります。
ざっくり考えれば、かなり低確率。
コインを何回も連続で表にするようなもの。
つまり私は、
PCを買いに行って、超低確率イベントを引いて帰ってきた女。笑
その運、
宝くじの方で使わせてもらえませんか。笑
⸻
そしてお店へ
昨日買ったばかりなので、最終的には購入店へ相談することにしました。
当然です。
購入翌日に、
「本体は光ります。でも画面は映りません。RAMは1枚ずつ試しました。CMOS電池は見つけましたが、指が届かない狭い奥でした」
などと説明する客が来るとは、店員さんも思っていなかったでしょう。
そして私は店員さんに言ってしまいました。
「建設的にスピード解決して下さい!」
……。
帰宅してからふと思いました。
何そのフレーズ。笑
普通、
「なるべく早くお願いします」
とかでしょう。
なぜ私は家電量販店で、
経営会議みたいなことを言っているのでしょうか。笑
店員さん、ごめんなさい…。
PCが購入翌日に沈黙したことで、こちらも若干、経営者モードになっていました。笑
建設的に。
スピード解決。
よろしくお願いいたします。
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時間を買った結果、時間を失いました
今回、高性能PCを買った理由の一つは作業時間の短縮です。
処理が速くなる。
記事制作が速くなる。
待ち時間が減る。
つまり、
お金で時間を買った。
はずでした。
ところが購入翌日。
ケースを開ける。
写真を撮まくる。
RAMを抜く。
RAMを戻す。
HDMIを差し替える。
電池を探す。
電池を眺める。
LANランプを眺める。
新品PCの初期故障確率について考える。笑
そしてお店で、
「建設的にスピード解決!」
と言う。
果たしてこれは、
時短だったのでしょうか。笑
暮らしのコスパ研究室として、現時点での判定を発表します。
新品高性能PCの初日コスパ
購入費:非常に高い
性能:たぶん高い
作業効率:0
画面表示:0
RAM抜き差し経験:大幅上昇
PC内部構造への理解:大幅上昇
LAN:元気
記事ネタ:1本獲得
総合評価:測定不能。
なお、本来このPCで記事制作や仕事を高速化する予定でした。
そのPCが現在、正常起動しません。
したがいまして――
「ユナ|暮らしのコスパ研究室」、PC修理のため、しばらく記事更新が止まる可能性があります。泣
時間を節約するために買ったPCによって、
記事を書く時間そのものが消滅しました。
これ以上きれいなオチがあるでしょうか。
ありません。
それでは皆さま。
次回は、
「新品PCは無事帰ってくるのか?――建設的スピード解決(何そのフレーズ)、その後」
でお会いしましょう。
PCが起動すれば。
ユナ
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