レオくんの「見えない鎖」[茶トラ猫まいけるが贈る魔法の言葉] 第4話
第4話は、野性味あふれる美しい模様を持つベンガル猫のレオくん。彼の「心の焦り」と「不信感」を、まいけるが優しく解きほぐしていくお話です。
レオくんの見えない鎖
今日は、ヒョウのようなかっこいい模様を持つレオくんのお話をしましょう。
見てごらん、あそこのソファの影。レオくんが、誰かのスマートフォン(彼にとっては不思議な光る板だね)を、じーっと食い入るように覗き見しているよ。

しっぽの先をピクピクさせて、何か「自分が傷つく証拠」でも探しているみたいに、切ない目をして。
それだけじゃないんだ。さっき、おやつを待つ列に割り込んできた他の猫さんに、レオくんは「おい! 並べよニャッ!」って、地響きのような声で怒鳴り散らしていたんだ。

そんなレオくんを見て、あなたは「もっと堂々としていればいいのに」とか、「怒らなくてもいいのに」って思うかもしれない。
でもね、 レオくんがこんな風になってしまうのは、彼が「自分の場所や愛が、いつか奪われてしまうんじゃないか」という強い不安を抱えているからなんだよ。
スマホを覗いてしまうのは、信じたい気持ちと同じくらい、裏切られるのが怖いから。
割り込みに怒鳴ってしまうのは、正義感が強い反面、「自分が損をしている」と感じることに耐えられないからなんだね。
あなたも、大切な人の行動が気になって仕方がなかったり、ルールを守らない人に激しい怒りを感じて、一日中モヤモヤしたりすること、ないかな?
まいけるがあなたに贈る、魔法の言葉
レオくんが不安でスマホを覗き、誰かに怒鳴っている時。そして、あなたが誰かを疑ったり、世の中の不公平さに心をすり減らしたりしている時。 僕は、あなたの隣にぴょんと飛び乗って、この言葉を贈るよ。
まいけるがあなたに贈る魔法の言葉④
「あなたの価値は、誰の振る舞いによっても、一ミリも減ったりしないんだよ」
誰かがあなたを裏切ったとしても、誰かがズルをしたとしても、それによって「あなたの素晴らしさ」が汚されることはないんだ。
レオくんが怒鳴りたくなるのは、自分を必死に守ろうとしているから。 でもね、外側に正解を探しに行かなくても、あなたの内側には、もう十分すぎるほどの「美しさ」があるんだよ。
レオくん、こっちにおいで。 そんなに目を三角にして誰かを見張っていなくても、君の毛並みはこんなに立派で、力強いじゃないか。 君が誰かを疑わなくても、君を愛している人はちゃんとここにいるよ。
ほら、レオくんがふっと肩の力を抜いて、僕の隣でゴロンと横になった。 「……なんだか、見張るのにも疲れちゃったニャ」

そんな風に、休んでもいいんだよ。
あなたも、もし「信じることが怖い」と思ったら、一度その「見張っている手」を休めてみて。
不公平なことがあっても、「ま、いっか。僕は僕のままで最高だもんね」って、自分をギュッと抱きしめてあげてね。
レオくんの力強い寝息が聞こえてきたよ。 さあ、あなたも一緒に、ゆっくりと深呼吸をしてみよう。 あなたの心が、自分への確かな信頼で満たされますように。
この物語が、多くの人の心に、心地よさや癒しを届けることを願っています。
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