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私は風が好きだ。
湿度のない、さらっとした風。
肌の表面をすべるように通り抜けていく風。
そんな風に吹かれると、
「あぁ、気持ちいいなぁ」と思う。
それだけで、少し幸せになる。
でも私は、風が嫌いでもある。
強い風が吹く日。
窓の外でゴォゴォと音がすると、胸がざわつく。
そんな風の中を歩いているときは、
身体ごと飛ばされそうで怖くなる。
胸の奥までざわざわして、落ち着かなくなる。
どうしてなのか、自分でもよく分からない。
ただ怖くなる。
泣きたくなることさえある。
同じ「風」なのに、不思議だ。
そよ風なら好きなのに、
強い風になると途端に苦手になる。

風には形がない。
見えないのに、
確かに肌に触れて、
身体の中まで何かを動かす。
そう考えていたら、
言葉も少し似ている気がした。
誰かの何気ないひと言に、
ふっと心が軽くなることがある。
まるで、気持ちのいい風が吹いたみたいに。
逆に、
たったひと言で胸がざわついたり、
自分の中にあるものが大きく揺れたりすることもある。
言葉は、声にも文字にもなる。
形を変えながら、
誰かの心に届いていく。
そして人も、少し風に似ているのかもしれない。
一緒にいると心地が良い人。
そばにいるだけで、
なんだか心がゆるむ人。
反対に、
自分の中を大きく揺らしていく人もいる。
どちらが良いとか悪いとかではなくて、
私はきっと、
自分にとって心地よい風を知っていたいんだと思う。
そして私自身も、
誰かにとってのそよ風みたいな人でいられたらいい。
強く吹き荒れるんじゃなくて、
ふっと頬をなでて、
「あぁ、気持ちいいな」
そんなふうに思ってもらえるような。

今日もどこかで、風が吹いている。
見えないけれど、
ちゃんと誰かに触れながら。

そして私はどんな風に吹かれても、
しっかり自分の足で立っていたい。

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エッセイしりとり

今回、「月と星の植物店」さんから「#エッセイしりとり」のバトンをいただきました✨

「月と星の植物店」さんはこちら
⬇️


「エッセイしりとり」は、前の人が書いたエッセイのタイトルの最後の一文字を受け取って、次の人がその文字から始まるタイトルでエッセイを書くという企画です。
企画されたのは、マイキーさんです。
このような面白い企画をされて皆で楽しむことを考えられるのって素敵ですね☺️

マイキーさんはこちら。
⬇️

ちなみに私には【か】が回ってきたので、
「風に吹かれて」を書いてみました。

ルールはこちら。

・2026年8月12日〜8月31日23時59分まで
・本文140字以上3000字以内
・前の人のタイトルの最後の一文字から始まるタイトルでエッセイを書く
・「#エッセイしりとり」のハッシュタグをつける
・次の人(2名まで)にバトンを回す
 ※回さなくてもOK

ということで、

「風に吹かれて」

の最後の文字は【て】。

次は【て】から始まるエッセイです✨

お忙しいと思うので、書いてくださるか分かりませんが、
いつも素敵な文章を書かれている、私の好きな方・KAWAIさんにバトンを渡したいと思います。

KAWAIさん、お時間があればで大丈夫です!
KAWAIさんの「て」から始まるエッセイ、読んでみたいです🤗

KAWAIさんはこちら
⬇️





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