「構造化」とは結局なにをすることなのか、まとめてみた
「もっと構造化して考えようよ」
職場の頭よさげな人に、一度は言われたことある言葉でしょう。
でも、「構造化とはこういうことで、具体的にはこうやるんよ」と教えてくれる人、ほとんどいないんですよね。
webで検索したり、本を探したりしても、構造化についてストレートに語ったものは超少ない。あったとしても、あまり納得できないというか、現場で言われている「構造化」とは何か違う気がする。
僕自身も、「もっと構造化して考えろ」と言われ、上司に成果物をぶつける→ボコしてもらう→成果物をぶつける→ボコしてもらう…を繰り返していました。
それで、ある日から「もっと構造化して考えなさい」と言われなくなり、上司ともクライアントともそれなりに対等に議論できるようになりました。
なので、人様にお見せしてもいいレベルには「構造化」ができるようになったのかなと。
そこで本記事では「構造化って、たぶん、こういうことじゃね?」といったテーマで、備忘録がてら考えを整理しておこうかと。
構造化とは何か?
構造化とは「全体を分けてつなぐこと」。
これが僕なりの定義です。
この定義を分解すると
物事の「全体」を定義し
全体の構成要素を「分解」し
構成要素同士の「因果関係」を明らかにすること
これが構造化です。
構造化できていない人ってこんな感じ
例えば、構造化できていない人は、こんな提案の仕方をしてしまいます。
今回はこんな提案をお持ちしました。
①受注率向上に向けた営業トレーニング整備(ロープレなど)
②営業フォームにXXXツールを導入し効果測定
③セミナーや問い合わせにつながるwebコンテンツの制作
④見込み客との商談アポを獲得するインサイドセールス部隊の構築
⑤顧客の検討度を高めるメールマーケティング
とにかく、この5つをやるべきだと思います!
この提案の仕方だと
他にも色々とやるべきことがある中で、なぜその5つなのか?
5つそれぞれの施策は、どのように関係しているのか?
…が全くの謎です。
相手から「は?なんでその5つなの?」と突っ込まれ、会議が終了しちゃいます。
構造化できる人ってこんな感じ
一方で、構造化できる人は、下図のように、全体像を示しながら施策を提案します。

先ほどの例と比べて何が違うかというと、大きくは次の3つ。
全体を「〇〇事業部の受注金額」と定義している
「受注金額×受注数」のように分解している
どの要素がどの要素に影響を及ぼすか(例:商談数と受注率が上がると、受注数が増える)、因果関係を示している
このように、全体像を示しながら
「5つの施策の中でも、効果の大きさ×やりやすさの観点から、A案を最初にやりましょう」
みたいな議論ができると、なんだか安心感がありますよね。
構造化ができると何が嬉しいか
「売上が落ちてきている」
「最近、顧客からのクレームが増えてきた」
このような事象は、いくつかの要素が絡み合って発生しています。
もしお金も人も時間も無限に使えるのであれば、思いつく限りの打ち手を縦断爆撃のように試せばいいのでしょうが、現実はそうはいきません。
常に限られたリソースで、最大の効果を生み出さなくてはなりません。
構造化ができると、
「売上の低下に大きな影響を及ぼしているXXXを集中的に解決するぞ」
・・・と、大きなインパクトをもたらす要素を狙い撃ちして、最小の労力で最大の効果を生み出しやすくなります。
ここまで「構造化とは何で、できると何が嬉しいのか」を書いてきました。
では、具体的に構造化ってどうやればいいのか?
物事の「全体」を定義し
全体の構成要素を「分解」し
構成要素同士の「因果関係」を明らかにすること
・・・って、何をすればよいのか、書いてみました。
かなり気合い入れて言語化しています。
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いまメンバーシップに一番力を入れてますので、よろしかったら覗いていってみてくださいね!
