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グルーボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

グルーボール(英: glueball)は、複数のグルーオンが結合した複合粒子。異種中間子に分類される。強い相互作用で束縛され質量を獲得し、全体で無色となった状態であり[注釈 1]、量子色力学(QCD)において存在が予想されている。

格子ゲージ理論による数値計算などによって、その存在と質量が予想されているが、崩壊過程などの予想はできていない。

実験による候補

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実験では、f0(1500) と呼ばれる粒子が最も軽いグルーボールの有力な候補とされているが、理論がグルーボールの性質に関する情報を与えられていないため、f0(1500)がグルーボールであるかの判定はできていない。

脚注

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  1. ↑ 色を持った素粒子であるクォークは単独では存在せず、クォーク3個が結合したバリオンや、クォークと反クォークが結合したメソンを作ることで無色となった状態でのみ存在する(クォークの閉じ込め)。クォークにおけるバリオンやメソンと同様。

参考文献

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Particle Data Group: C. Amsler et al., "Review of Particle Physics," Physics Letters B667 (2008) 1.

関連項目

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