ネーパ
表示
| ネーパ(neper) | |
|---|---|
| 記号 | Np |
| 系 | 非SI単位、SI文書中の非SI単位 |
| 量 | レベル |
| 定義 | 二つの基準値AとBにexの比があるとき、これをx Npとする量 |
ネーパ(英: neper [[国際音声記号|ˈneɪpər]]、ネーパー、ネイピア、ネーピアとも、記号 : Np)は、比率(利得、損失など)を表す単位である。国際単位系 (SI) の国際文書(第9版Ver.4.01、2026年)に記載のある非SI単位となっている[1]。その名前は、スコットランドの数学者で、対数を発明したジョン・ネイピアにちなむ。
ネーパはベル(通常はデシベルが用いられる)と同様に対数スケールの単位であるが、ベルが 10 を底とした常用対数に基づくのに対し、ネーパは自然対数に基づいている。ネーパによる比率の値 Np は以下のように定義される。
ここで、x1 と x2 は対象とする値であり、ln は自然対数である。
デシベルが電力比を表すのによく用いられるのに対し、ネーパは電圧比や電流比によく用いられる。ネーパとデシベルは以下のように換算される。
デシベルと同様、ネーパは無次元の単位である。常用対数を使用するベルに対し、自然対数を使用するネーパは SI と一貫性を持つものと見なされているが、国際度量衡総会(CGPM)では SI単位として採択されていない。国際度量衡委員会(CIPM)による国際単位系国際文書(2026年のVer.4.01)においては、非SI単位のひとつとして記載されている。
出典
[編集]- ↑ The International System of Units(SI), 9th edition 2019, V4.01, June 2026, p.140
参考文献
[編集]2019, V4.01, June 2026, p.140