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ノヴァーター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノヴァーター
種類 装輪装甲車(歩兵機動車)
原開発国  ウクライナ[1]
諸元
重量 8.845 t[1]
全長 6.5 m[1]
全幅 2.35 m[1]
全高 2.3 m[1]
要員数 乗員2名+兵員3名[1]

装甲 ウクライナ軍規格PZSA-4/5[1]
エンジン フォード製V型8気筒ターボ・ディーゼル[2]
変速機 6速オートマチック[2]
速度 120 km/h[1]
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ノヴァーター(英語: Novator、ウクライナ語: Новатор)は、ウクライナのウクライナ・アーマー(ウクライナ語版)社によって開発された装輪装甲車(歩兵機動車) [1][2]。

設計

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左側面

アメリカ合衆国のフォード・F550ピックアップトラックのシャーシに装甲車体を搭載した車両で、車体内に乗員2名、兵員3名の計5名を搭乗させることができる[1]。主に山岳地帯での警備や警察活動用として設計されている[1]。

300馬力のフォード製V型8気筒ターボ・ディーゼルエンジンと6速オートマチックのトランスミッションを搭載しており[2]、最高速度は時速120[1]ないし140キロメートル[2]を発揮できる。

装甲はウクライナ軍規格PZSA-4/5の防弾性能を有しており[1]、7.62x54mmR弾の直撃やRGD-5手榴弾2発の炸裂に耐える[2]。タイヤはランフラットタイヤであり、被弾しても一定距離の走行が可能[2]。

固有の武装は持たないが、上部にあるハッチや後部の荷台に12.7mm重機関銃や対戦車ミサイルなどの武装を搭載することもできる[1][2]。また、合計5か所のガンポートがあり、車内から小火器の射撃ができる[2]。

派生型

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ノヴァーター
2017年12月に発表された基本モデル[1]。
ノヴァーター2
ノヴァーターの改良モデル[3]。車体が延長されて乗員数が10名に増加し、サスペンションとステアリングが改良されて機動性が向上している[3]。

運用国

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ロシアのウクライナ侵攻中に地雷で撃破されたノヴァーター。耐爆性能により乗員と搭乗歩兵は助かった。
 ウクライナ
2019年11月からウクライナ軍や国家親衛隊に納入された[1]。2025年時点で、ウクライナ陸軍、空中機動軍がノヴァーターを、国家親衛隊がノヴァーターおよびノヴァーター2を運用している[4]。
ロシアのウクライナ侵攻で実戦に投入されており、OSINT(公開情報の調査分析)を行っているOryxによれば、2026年3月時点で少なくとも84両のノヴァーターと47両のノヴァーター2が撃破・損傷ないし鹵獲されている[5]。

脚注

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出典

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  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 鮎川ほか 2024, p. 169.
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 “Novator Armoured Personnel Carrier (APC), Ukraine” (英語). Army Technology (2022年3月2日). 2026年4月27日閲覧。
  3. 1 2 “Ukrainian Army Receives New Locally-Made Novator-2 Armored Vehicles with Enhanced Drone Countermeasures” (英語). www.armyrecognition.com (2024年10月16日). 2026年4月27日閲覧。
  4. ↑ IISS 2026, pp. 209–212.
  5. ↑ “Attack On Europe: Documenting Ukrainian Equipment Losses During The Russian Invasion Of Ukraine”. Oryx. 2026年4月26日閲覧。

参考文献

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  • The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2026) (英語). The Military Balance 2026. Routledge. ISBN 978-1041314240 
  • 鮎川置太郎ほか『世界の戦車パーフェクトBOOK 決定版』コスミック出版、2024年2月4日。ISBN 978-4-7747-4337-0。 

関連項目

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外部リンク

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