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楽しくなければ、良いモノは生まれない。

以前、一緒にお仕事をしたSさんとランチをしました。

Sさんは、以前はシステム会社で働かれていて、今は人材開発や組織開発をする会社を経営されています。このSさんが、これまたカッコいいんですよね、シゴトがデキルみたいな感じで、いつも学びをいただいています。

で、今回もドキッとしたことを言われました。

それは、、、
「楽しくなければ、良いモノは生まれない。」

言われてみれば当たり前の話で、組織全体やメンバーがみんなイライラしたり、腹を立てていたり、ムカムカしていたり、落ち込んでいたり、自信喪失していたり、不安だったりしていたら、そりゃ良いモノなんて生まれませんよね。

つまりは、組織やメンバーがいつも楽しく、おもしろく、生き生きしやすい環境をつくることが大事=組織開発が大事だよね、という話です。

ボク自身、「リーダーって、チームの中で一番優秀で、一番戦略を考えるのが得意で、一番推進力があって、カリスマ性を持つことが必要!」と思うところがありました。というか、いろんな人や本を読んで「リーダーシップってそういうことではないよ」というのは理解していても、アタマのどこかで、「自分の存在価値を認めてもらいたい、認めてもらうためには一番にならないといけない」みたいに考えていたんですね。

しかし、実は今年の始めくらいに、自分の部下たちがあまりにも優秀過ぎて、「オレ、いくら頑張ったところで到底かなわないww」と悟ったので(悟るのが遅い)、自分はみんなが仕事をしやすい環境をつくることくらいしかできないなぁと気が付いたんです。

とは言え、その考えを腹落ちさせて、自分の思考や行動に落とし込むのは、「はい、今日からできました!」ということはありません。グラデーションのように、事あるたびに「自分の役割」を定義して、なにかあると「やっぱり自分が一番にならないといけない」と思いつつも、「いやいや、自分の役割は環境作り」と言い聞かせて、ようやく半年以上が経ってグラデーションが濃くなってきたような感覚です。

それができてきたなぁというモノサシは、2つあります。

ひとつはエンゲージメントアンケート。会社で実施されるエンゲージメントアンケートで、下から数えた方がはやかったのが、一気に上から数えた方がはやいところまで改善しました。これは、ボクの中ではちょっとした自信になりました。

二つ目は、ツッコんでくれるようになったこと。一応、年齢も50歳を超えているし、カラダもデカいし、役職も部署の中では上なので、ボクのイメージだと「近寄りがたい」というイメージを持つのではないんかい?と思っていましたが、メンバーは「こうだと思います」とか、「こうしていいですか
?」とか、「こうしたいです」ということを言ってくれるようになったんです。それは、メンバー自身が主体性を持っていることであり、主体性を持って仕事をするとその人の成長につながるし、その成長が組織の成長につながり、会社としても成長できると思っていて、そういう環境にすることがボクの役割だと再認識できたのが、「ツッコんでくれる」ことでした。

三つ目は、部署の存在意義を言語化して、役割を決めたこと。自分で、「部署の存在意義は、、、」なんてみんなに言うのは、ボクの中で人見知りだし、シャイなので、ちょっと恥ずかしいし、憚られるところがありましたが、「こういう部署にしたい」ということを伝えるようにしたんです。内容はと言えば、「知的体幹で再現性の高い仕組みをつくる、変革エンジンとして、〇〇億円を達成する部署」というものですが、「できるかもわからないのに、そんな大きなことを言ってしまって、キャー、はずかしいー」と心の中では思っていたんです。でも不思議なもので、いつもそれを言っていると「あれ?恥ずかしくない」、さらに「あれ、自分たちって、そういう部署じゃん」、さらにさらに「自分たち、そういう部署ですけど、なにか?」となるんです。言語化、継続発信、恐るべし。

と、まあ、そんなこんなで、自分の思考を変えて、行動を変えてみたら、みんなが生き生きしてきて、組織がなんとなく明るく楽しくなってきたので、ここからもっともっと良いモノ、いい仕事ができる組織になると思っています。





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