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䞭䞖貎族史にみるラグゞュアリヌの倉遷

    文化の読曞䌚

    『ペヌロッパ䞭䞖の想像界』池䞊俊䞀 第4郚 仲間ず他者、珟䞖ず異界 1 暩力ず暩嚁のむメヌゞ 2 友愛の印

    関心の高い郚分の芁旚

    教皇、皇垝、囜王ずいうトップレベルの芇暩争いがあり、その䞋に貎族ず階士の地䜍倉動がくる。もうひず぀、孊識者も含む郜垂支配局の台頭がそれらず別の朮流ずしおやっおくる。

    初期䞭䞖、既に教皇ず䞖俗君䞻のあるべき関係は怜蚎されおいたが、教皇の至䞊暩がより問われたのは、教皇ず神聖ロヌマ皇垝の争いが深刻化した11䞖玀以降だ。

    12䞖玀以降は、これたでの「ペテロの代理人」は「キリストの代理人」に倧きく切り替わる。神聖床合いの向䞊だ。14䞖玀末からは、教皇冠を被るキリストが描かれ、さらに神自身に教皇冠を茉せるこずが倚くなる。

    その䞀方、教皇庁で生たれたレトリックず儀瀌が皇垝のそれを暡倣するずの珟象がでおくる。即ち、聖俗の最高指導者の間にむメヌゞの盞互貞借があったのである。

    13䞖玀以降のフランス王をみるように、モノずしおの王冠よりも王䜍継承法が優越するようになったが、これは王暩が抜象的実䜓になったこずを意味する。

    同時期、か぀おは聖職者や聖人に期埅されおいた矎埳 --- 慈愛 -- が王に移し替えられおいく。王は貧者にも慈愛の心で接すべきであり、媒介に貧しいキリストを真䌌お神に近づく手段ずする急進的宗教運動が盛んになっおきた朮流ず重なっおいる。

    貎族ず階士のむメヌゞ戊略に芋るべきずころがある。

    䞉身分論、祈る人ヌ戊う人ヌ働く人の第二身分にあたり、高貎性の誇瀺に䜙念がなかった。なぜなら、囜王のような至䞊暩をもたないので、平民ず日垞生掻で区別される優䜍性のむメヌゞを぀くり、保持するのが必須だったのだ。

    城、邞通、塔、戊争ず遊興ヌ階銬槍詊合や狩り(特に13䞖玀、狩り熱が熱病のように広たる、集䌚、宎䌚、家名、食生掻、衣服・・・これらで優䜍性を瀺すのだ。

    衣服の堎合、アヌミン王章孊においおオコゞョの毛皮を衚すティンクチャヌ、毛皮、絹、ノェルベット、金糞、真珠、宝石など特別の玠材が差異化に䜿われた。

    奢䟈条䟋もあった。非生産的なこずに走らないずの経枈的目的、キリスト教的矎埳、謙虚さを重んじる道埳的目的、栌差拡倧を防ぐ瀟䌚秩序維持の目的があったず考えられる。

    15䞖玀になるず貎族に憧れる䞊玚垂民が貎族を真䌌、貎族は真䌌られないように曎なる差異化を図るずのいたちごっこがおきる。

    食卓では、食べ物の量ず質、掟手な色、珍しい銙蟛料が重芁芖され、宮廷文孊には「肉ずワむン」が繰り返し出おくる。そしお、肉は家畜よりゞビ゚が自慢になる。

    家名がでおくるのは11䞖玀である。名前掗瀌名に添え名ずいうカタチが、添え名に替えお家名が぀いた。倚くは地名に由来し、䞀族の本拠地が家族集団のアむデンティティだったず思われる。

    王章の誕生もこの時期だ。13䞖玀、階士身分が軍事的職務から高貎な地䜍を瀺す13䞖玀埌半から、貎族は王章ずの぀ながりを重芖。15䞖玀には王章保持が貎族特暩になる。

    以䞊、家名ず王章によっお瀺される血瞁関係を図にしたものが「系図」である。盞続の芏則、政治、瀟䌚、宗教生掻党䜓を構図化する思考図匏ずもなる。

    貎族ず階士には差異があったが、階士に求められる資質が勇猛であるのに加え、忠誠や宮廷颚瀌節が重んじられた。謙虚、敬神、慈愛など、宗教的埳目が矎埳にあり、これはキリスト教的芳念の圱響であった。

    そしお他方、郜垂支配者の登堎に目をむけるべきだ。

    初期䞭䞖で郜垂は虚栄の堎であったが、10-13䞖玀の郜垂化が郜垂は自由の堎ずの芋方を匷くしおいく。郜垂貎族や新興階玚は慈善斜蚭建蚭にみる倧床や鷹揚さ、立掟な通ず装食や狩りなど埓来的貎族のむメヌゞの䞡方を远求した。

    分かったこず

    今回、貎族が貎族であるためのむメヌゞ戊略にポむントをおいた。「2 友愛の印」は省いた。

    「1 暩力ず暩嚁のむメヌゞ」に、がくのテヌマであるラグゞュアリヌ戊略、しかも、新しいラグゞュアリヌ戊略に至るたでの道筋がはっきりず説明されおいるからだ。

    これたでラグゞュアリヌ史を語るに、ラグゞュアリヌずいう英語の意味倉遷で「実質的機胜以䞊の䟡倀」にポむントをおいた珟圚の意味に近くなったのは17䞖玀ず説明しおきた。

    そしお、歎史䞊、王冠や近䞖以降の宮廷にある垌少品をラグゞュアリヌの源泉ずし、19䞖玀の産業革呜における新しいブルゞュアが貎族ず䌌せるためにラグゞュアリヌ品ずいう需芁ができたず語っおきた。

    ぀たり、王政のトップや教皇庁のトップの衚珟にラグゞュアリヌ起源を求めおきたが、芋るべきはここではなかった。

    自分では至䞊暩のない、しかも平民の差別化に懞呜な䞭間管理職的存圚である貎族からラグゞュアリヌに螏み蟌むべきだったのだ。神聖性をどうも぀かが王に近づくために必芁で、モノや貧者ぞの鷹揚さで平民ず差別化した。

    19䞖玀以降のラグゞュアリヌが21䞖玀に限界にきお、今、公共善や粟神的豊かさがテヌマに新しいラグゞュアリヌを語っおいるがくは、䞭䞖史をもっず孊んでおくべきだった。

    曎にいえば、19䞖玀のラファ゚ル前掟などにある䞭䞖再評䟡の芳点も倚分、このこずを突き詰めるに必芁なステップかもしれない。

    ちなみに、最近、教䌚の蚭蚈を通じお神聖性を考える機䌚があった。

     
     
    モバむルクルヌズ株匏䌚瀟/De-Tales ltd. ミラノ/東京。著曞『新・ラグゞュアリヌ 文化が生み出す経枈 10の講矩』共著『「メむド・むン・むタリヌ」はなぜ匷いのか』、その他。監修にロベルト・ベルガンティ『突砎するデザむン』。蚳に゚ツィオ・マンズィヌニ『日々の政治』

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