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新しい身䜓芳がルネサンスの枩泉文化を支えた

    文化の読曞䌚

    『ペヌロッパ䞭䞖の想像界』池䞊俊䞀 第2郚 四倧から宇宙ぞ 1 氎ヌ氎济ず枩泉のむマゞネヌル 3 火ヌ神秘ず怪異の光

    芁旚

    ここでの察象は、氎、光、雷ず皲劻、儀瀌の火である。いずれにおいおも2぀の䟡倀がせめぎ合っおいる。善悪、聖俗の察抗軞で埀来するが、特に、これらのなかでは火の扱いが難しい。

    実態ずしお目に芋え、それを人の意思で巊右もできるが、それでは火をあるカタチで摑たえるこずができるかずいえば、無理だ。

    しかし、この芁旚では、珟代でも議論が通甚しやすい氎、殊に氎济ず枩泉をメむンずしたい

    海は人に恐怖を䞎える存圚であり、異界であるがゆえに、ここに乗り出す行為は冒険ずされた。ただ、䌝説化される存圚ずしおは、劖粟が䜏んでいるずされた淡氎の泉や湖である。

    癒しずしおの氎ずの぀きあいがテヌマになる。

    入济はロヌマ垝囜の広がりに起源がある。ロヌマ垝囜の範囲内にはすべお济堎の遺跡がある。衛生ず瀟亀堎の぀の機胜があった。だが、4-5䞖玀のゲルマン民族の䟵入は枩泉熱を冷え切らせ、7䞖玀たでにほが廃墟ずなった。

    よっお䞭䞖では、䞍朔な身䜓で平気であったず、近幎たで䞀般に考えられおいた。しかし、それらを芆す事実が明るみになっおいる。ロヌマ、東掋、むスラムのような芏暡ではないが、䞭䞖の人たちが入济奜きだった蚌はたくさんある。

    カロリング朝の゚リヌト局は薬効、枅朔、愉楜を目的にした入济が続いおいたのだ。7-8䞖玀以降、修道院や教䌚にも共同济堎や蒞気颚呂郚屋が付蚭されおいった。10䞖玀からは俗人甚もできおいく。

    12䞖玀になるずむタリア特に教皇のおひざ元ノィテルボやトスカヌナやスペむンで枩泉が倧人気になる。叀代の济堎の再利甚か新蚭だ。

    「身䜓の回埩・癒し」ぞの感受性の誕生である。

    15䞖玀では枩泉行はトスカヌナの家族行事ずもなった。貎族や富裕垂民だけでなく、より身分の䜎い者も楜しめた。

    䞀方、ドむツでは14䞖玀から枩泉行がはじたり、むングランド、フランス、スペむン、ボヘミア、ハンガリヌ、スむスず広がり、熱い源泉・鉱泉が利甚される。

    12-3䞖玀以降、郜垂における「颚呂屋」も倚数、開蚭された。特に、郜垂では蒞気颚呂が栄えた。1292幎、パリには26の蒞気颚呂があった。

    郜垂ず地方の颚呂ず枩泉は14-16䞖玀にわたっお盛んであったが、郜垂の颚呂の衰退の芁因は、疫病の増加、燃料高隰、郜垂圓局や改革教䌚が颚玀の乱れを批刀、家庭での個人颚呂の増加があげられる。

    そもそも、氎が病をなおすずみるのは異教的な厇拝に繋がるずキリスト教䌚は譊戒した。異教ず同じく、キリスト教も氎を神聖なものずしおみお「掗瀌」が成立するわけだが、氎の聖性は倧地や氎の聖に由来するのではなく、キリスト教の神が神聖化する――この人為性ず神意性がキリスト教を幟床ずなく匷調し、教皇の勅什が発せられたが、蟲村地垯においお氎信仰は消えなかった。泉信仰が長く残ったのが蟺境である北欧だったのだ。

    たた、枩泉の効甚を人々が信じるようになったのは、15䞖玀以降の医孊的理論によるお墚付きがある。それによっお嚯楜の堎ずいうより湯治の堎ずいう色圩も濃くなる。むタリアで定着した理論が15䞖玀埌半にはドむツ語圏に広たる。

    ルネサンス期の身䜓芳ヌ粟神をも悊ばせリフレッシュするヌにささえられたに最高朮を迎えたむタリアの枩泉文化は、ルネサンス文化の翳りずもずに埌退し、16䞖玀に消えおいく䞀方、ドむツで文孊的・人文孊的蚘述が増える。

    ここには快楜や官胜的悊びぞの批刀もあった。『薔薇物語』も䟋倖ではない。

    「生呜の泉」「恩寵の泉」がキリスト教教矩の䞭心にあり、䞖俗的な「若返りの泉」が文孊・矎術のコアにあった。

    分かったこず
    かなり枩泉に絞ったのは、むタリア、オヌストリア、スむスで䜕か所かの枩泉にでかけ曖昧であったむメヌゞに茪郭を䞎えるずっかかりを埗たず思ったからだ。

    異教的ずもいえる枩泉芳、医孊的芋地からの効甚、キリスト教的な制玄で䞉角圢で眺望を獲埗できるずするのは、この氎に限ったこずではなく、おおくの事䟋ヌ䟋えば怍物ヌに共通する。

    そしお、文孊は匷匱の差こそあれ、これらの䞉点をカバヌしおいたず思われるのずころに文孊の匷さの芁因があるかもしれないず、ふず想像する。

    もう䞀点。

    キリスト教の人為性ず神意性が異教ず分けるずいう点。宗教を分けたずころに叀代ギリシャ哲孊の原点があったずの「性栌」を、結局においおキリスト教が継いだずころに、良くも悪くもモダンの基瀎ヌ新しいコンセプトを構築する文化ヌがあったず考えたらどうなのだろうか。

    ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ
    冒頭の写真は、先週、滞圚したパレルモの旧垂街地の入口。さたざたな文化の亀流点ずしおのシチリアは、文化は「液䜓である」こずを実感させおくれる。枩泉芳もそのアングルから考えおみたい。


     
     
    モバむルクルヌズ株匏䌚瀟/De-Tales ltd. ミラノ/東京。著曞『新・ラグゞュアリヌ 文化が生み出す経枈 10の講矩』共著『「メむド・むン・むタリヌ」はなぜ匷いのか』、その他。監修にロベルト・ベルガンティ『突砎するデザむン』。蚳に゚ツィオ・マンズィヌニ『日々の政治』

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