いろいろあって、海に癒されに行ってきました
仕事探しの落とし穴
今月末で「会社員」という肩書が取れてしまうので、目下仕事探し中。
応募している中には、採用前研修(適性チェックも兼ねたもの)まで進んでいるところもありますが、果たしてどうなるか…
成果報酬型の仕事で、たぶん慣れるまで半年間くらいは時給換算すると数百円みたいなことになりそうなので、研修を受けつつもどうするか迷っています。
そんな仕事探しの中、先日とても凹むことがありました。
オンライン面談でのことです。
ちなみにわたしはこれまで4度の転職経験があり、数えきれないほど面接を経験してきたため、正直なところ面接ではほとんど緊張しません。(それはそれでどうなんだ)
それが、先日の面談(面接ではなく、エージェントさんとの面談)で、ガラガラと崩れ去りました。
Google Meetが繋がって、相手の方の一言目
「音声通じておりますでしょうか」
という声を聞いたときに、
「あ、無理…」
となってしまったのです。
うまく説明できないのですが、わたしはごくまれに、初対面で「あ、この人無理だ」となってしまうことがあります。
話し方や話すスピード、声のトーン、全体の雰囲気など、いろんな要素があるのだと思いますが、その人がほんの一言発しただけで、大げさに言えば恐怖を感じてしまう。(理屈じゃないので説明しづらいのですが…)
具体的にどうなってしまうかというと、その人の発する言葉全部がわたしを攻撃しているように感じられて、体がこわばってしまい、頭が真っ白になり、言葉が出て来なくなってしまいます。
もうここ7~8年くらいはそんな相手に巡り合っていなかったのですが、久しぶりに遭遇したのが、よりによって面談の相手(エージェント)でした。
そこからはもう悲惨な面談になってしまいました。
一番最初の、ごく想定されうる質問から「えーっと…」と10秒近く沈黙。しどろもどろになって何とか言葉をつなぐも、
「こちらの質問の意図はそういうことではなくて〇〇です」
と言われてしまう始末。
パニックになりながら何とか聞かれた質問に答えていきますが、早くこの時間が終わってほしいと、それしか考えられません。
画面に映る自分の顔は完全に硬直。もっとにこやかに、とは思うけれど表情筋が仕事をしてくれません。
「自己PRをしてください」
の言葉に、高校生のバイト面接でももう少し気の利いたことを言うだろう、というくらい中身の無いことを言ってしまい、
「……それだけですか?」
と言われて、二の句が継げず
「はい…」
と言うしかありませんでした。
事前に質問しようと思っていたことも聞けず、予定の半分の時間で面談は修了。
オフラインになった瞬間、口をついて出たのは
「最悪だ…」
自己アピールするどころか、自分の価値を下げただけ。頭を抱えました。
あの惨憺たる面談の結果、エージェントの中できっとわたしは「使えない」認定されてしまったことでしょう。
面談でしくじったことと、久しぶりにそういう人と会話したことで、何だかものすごく打ちひしがれました…
ふいに海を見に行こうと思った
その時、インドア派のわたしにしては珍しいことに、
「こんな日は家にいちゃダメだ!」
と思いました。
そして、なぜか唐突に、海を見に行こうと思い立ったのです。
わたしが住んでいるのは四方を山に囲まれた町ですが、幸いなことに車で3~40分も走れば有明海にも大村湾にも行くことができます。
日中の強烈な暑さを避けて夕方に出かけよう。
大村湾なら? ー海に沈む夕日を見ることができる。
有明海だと? ー沈む夕日を背に海を眺めることになる。
迷いましたが、満潮時刻を調べた上で、有明海に行くことにしました。
干満の差が大きい有明海では、満潮時刻と日没時刻が重ならないと、夕日に染まる海というものが見られません。重なるのは月にわずか数日。
この日の満潮は20時過ぎでぴったり重なってはいませんが、日没前後はある程度潮が満ちているはず。
そんなわけで、昨年秋にも訪れた佐賀県太良町の大魚神社の海中鳥居を目指します。
もちろん相棒のカメラも連れて。
日没まであと20分ほど。
有明海沿いの道路を走っていると、目に入ってくる空と海は淡いピンク色に染められていました。
空の色は刻一刻と変わっていくため、この色はきっと今でないと見られません。
どうしようかと迷った挙句、海中鳥居より2キロほど手前の道の駅 太良の駐車場に車を停めました。
道の駅 太良|夕暮れの海を見る
営業時間を終えた道の駅の駐車場はがらんとしていました。
カメラを持って、海に向かいます。



ボラ(たぶん)が跳ねた余韻






車で走っている時に見たピンク色とはまた少し違う色。写真でうまく伝わらないのがもどかしい…

夕日を背にして見る有明海の夕暮れは、ほんのり優しい色。
この日のわたしには、それがじんわり沁みました。
海中鳥居が夜に包まれる
日没の時間は過ぎてしまいましたが、そこから大魚神社の海中鳥居に向かいます。
わたしが駐車場に着くのと入れ違いで車が2台出て行き、あとの1組もカメラを撤収し帰り支度中。
辺りは薄暗くなってきていて、一足遅かったようにも思いますが、夜が始まっていくこの時間も好きなんです。




いつの間にか、海中道路の電柱(電灯)に明かりがともっていました。

(干潮時は一番先まで歩いて行ける)









潮風に吹かれながら、空と海が夜に染まっていく様子を眺めてシャッターを切る。
潮が少しずつ、穏やかに満ちてくるのを感じる。
そうしているうちに、こわばったからだとこころが、少しほぐれたような気がします。
海に来てよかった。
家の中でパソコンとばかり向かい合っていると視界が狭くなるので、たまには自然の中で気分転換するのは大事ですね。
仕事探しには苦戦していますが、たまにへこたれたりしつつも、地道に根気強く自分に合った道を探していこうと思います。
