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【note迷子の人へ】「非稼ぐ系」と「稼ぐ系」どっちがいいの?


はじめに


前回の記事は、noteの書く最初の一歩目の話でした。

今回はみんなが悩みやすいどのジャンルを選ぶかです。
これは、書き始める前に一度立ち止まって考えておきたいテーマです。

わたしも最初の記事を書く前、同じところで足が止まりました。
「稼げるジャンルを選ぶべきなのか」
「好きなことを書いた方がいいのか」
答えの出ないまま、わたしは好きなことの方が続くかなと思ってとりあえず書き始めた記憶があります。
ちなみに、現在2アカウントで記事書いてます。
最初のアカウントは「非稼ぐ系」で、このアカウントは「稼ぐ系」のアカウントの分類にはなるかなと思ってます。
今振り返ると、あのとき一度立ち止まって整理していれば、もっと早く自分に合う書き方にたどり着けたのかもしれません。

今回は、noteのジャンルを大きく「稼ぐ系」と「非稼ぐ系」に分けて、それぞれの特徴を整理してみようと思います。
そのうえで、これからnoteを始める方に向けて、おすすめの方向性もお伝えします。すでに書いている方にとっても、自分の立ち位置を見直すきっかけになれば嬉しいです。


稼ぐ系ジャンルとは


お金を増やすこと、または仕事のスキルアップに直結するジャンルを、
ここでは「稼ぐ系」と呼びます。

具体的には、こんなテーマが含まれます。

・副業やマネタイズの方法―家で誰でもできる仕事、スキマ時間を使った収入源の作り方など。
・投資や金融ー株、仮想通貨、FXのチャート分析や、相場の先行きに対する見立て。
・キャリアやスキループログラミングの習得法、英語学習法、転職を成功させるための戦略。
・ビジネスハックー仕事の効率化の工夫や、ChatGPTをはじめとするAIの活用術。



このジャンルの強みは、読者の「悩み」がはっきりしていて深いことです。

「今すぐ収入を増やしたい」「このままの働き方でいいのか不安」という切実な悩みを抱えている読者は、お金を払ってでも解決策を知りたいと感じます。
だからこそ、有料記事の単価を高く設定しやすいのが特徴です。
数千円、ときには数万円という価格でも、悩みが深ければ深いほど、読者は購入というアクションを取りやすくなります。

読者にとって「今の状況を変えられるかもしれない」「さらにお金が増える」という期待感が、価格への抵抗感を上回るのだと思います。

一方で、デメリットもあります。
まず、ライバルが非常に多いこと。
「稼ぐ系」は昔からnoteの王道ジャンルなので、すでに多くの発信者がひしめいています。
同じテーマで検索しても、似たようなタイトルの記事が何十件も並んでいる、ということも珍しくありません。

そして、実績や証拠がないと信頼されにくいことも大きな壁です。
「あなたは本当に稼いでいるのか」「その手法は再現性があるのか」を読者はシビアに見ています。
実績のスクリーンショットひとつで信頼度が大きく変わってしまう、そんな厳しさがこのジャンルにはあります。
さらに、投資系や「楽に稼げる」と受け取られる内容は、プラットフォーム側の規約変更や規制の影響を受けやすいという不安定さもあります。
せっかく育てたアカウントが、規約変更ひとつで大きなダメージを受けるリスクを、常に頭に入れておく必要があります。

加えて、稼ぐ系のジャンルは情報の鮮度も重要です。
投資のトレンドや、AIツールの使い方は数か月で状況が変わってしまうこともあります。
一度書いた記事がずっと読まれ続けるというよりは、常に情報をアップデートし続ける前提の発信スタイルになりやすい、という側面もあります。


非稼ぐ系ジャンルとは


一方、生活を豊かにすることや、個人の経験・感情を共有するジャンルを「非稼ぐ系」と呼びます。

具体的には、こんなテーマです。

・人間関係や恋愛。婚活戦略、復縁、夫婦関係の悩み、HSP(繊細さん)としての生き方など。
・趣味やエンタメ。カメラ、キャンプ、映画レビュー、推し活、ゲーム攻略といった好きなことの発信。
・暮らしや健康。ミニマリズム、ダイエット、メンタルヘルス、子育てや教育に関する気づき。
・エッセイや創作。日々の気づきをつづるエッセイ、小説、詩、写真集といった表現活動。

このジャンルの魅力は、ライバルと差別化しやすいことです。
同じテーマでも、書き手の個人的な体験がそのまま武器になります。
誰かの物語には、その人にしか書けない説得力があるからです。

同じ「復縁」というテーマでも、書き手が経験した状況や感情の動き方は一人ひとり違います。だからこそ、情報の正しさよりも「この人の言葉だから読みたい」という気持ちが生まれやすいのです。
そして、読んでくれる人との絆が深まりやすく、フォロワーというより「ファン」に近い関係性が育ちやすいのも、このジャンルならではの特徴だと感じます。
コメント欄で読者と対話が生まれたり、「あなたの記事に救われました」という声をもらえたりするのも、非稼ぐ系ならではの喜びです。

デメリットとしては、直接的な「稼ぎ」に結びつくまで時間がかかること、そして高額な価格設定がしにくいことが挙げられます。
読者が「悩みの解決」よりも「共感」や「楽しさ」を求めている場合、いきなり数万円の商品を提示しても響きにくいのです。
信頼関係を積み重ねていく前提があってはじめて、有料コンテンツやメンバーシップといったサービスが自然に受け入れられていきます。
焦らず、じっくり関係を育てていく覚悟が必要なジャンルだと言えます。

ただし、非稼ぐ系の中でも「人間関係・恋愛」や「メンタルヘルス」のように、読者の悩みが深いテーマは例外です。
悩みの深さそのものは稼ぐ系に匹敵することも多く、信頼関係さえ築ければ、メンバーシップや個別相談といった高単価のサービスにもつながりやすい傾向があります。
非稼ぐ系だから収益化しにくい、と一括りにするのではなく、テーマごとの特性を見極めることが大切です。


稼ぐ系と非稼ぐ系、何が違うのか


ここまでの内容を整理すると、この二つのジャンルの違いが見えてきます。

稼ぐ系は、読者の悩みが深く、単価は高く設定できるものの、競争が激しく、実績が厳しく問われるジャンルです。
非稼ぐ系は、書き手の個性で差別化しやすく、読者との関係が長続きしやすいものの、収益化までに時間がかかるジャンルです。

どちらが優れているという話ではありません。
読者が記事にお金を払う理由が違うだけです。
稼ぐ系では「悩みを今すぐ解決してくれるかどうか」が判断基準になり、
非稼ぐ系では「この人の言葉をもっと読みたいと思えるかどうか」が判断基準になります。

前者は結果を買う行為に近く、後者は関係性を買う行為に近いとも言えるかもしれません。
だからこそ、書き手自身がどちらのスタンスで読者と向き合いたいかを、最初に考えておく必要があるのだと思います。

たとえば恋愛や夫婦関係の悩みというテーマひとつをとっても、
「今すぐこの問題を解決する具体的な手順」を求めている読者もいれば、「同じように悩んだ人の経験談を通して、自分の気持ちを整理したい」と考えている読者もいます。

どちらの需要に応えたいかによって、記事の書き方も、読者との距離の取り方も変わってきます。

前者を意識するなら、手順やチェックリストのように「使える」形にまとめる書き方が向いていますし、後者を意識するなら、感情の動きを丁寧に描写する物語的な書き方が向いています。

記事のタイトルの付け方にも違いが表れます。
稼ぐ系では「〇〇円稼いだ方法」「〇日で身につく〇〇術」のように、成果や期間を数字で示すタイトルが響きやすい傾向があります。

一方、非稼ぐ系では問いかけや心情を前面に出したタイトルの方が、読者の共感を引き寄せやすくなります。
どちらのタイトルが良い悪いということではなく、読者が記事に何を期待しているかによって、響く言葉そのものが変わってくるということです。

収益化のスピードにも違いがあります。
稼ぐ系は、悩みが切実な分、初期のフォロワー数が少なくても記事単体で売れることがあります。
非稼ぐ系は、ある程度の信頼が積み上がるまで、記事単体で売れることは少なく、フォロワーとの継続的な関係の中で少しずつ収益が生まれていく傾向があります。
どちらが早く結果につながるかではなく、自分がどちらの積み上げ方に耐えられるかで選ぶ方が、長続きすると思います。


これからnoteを始めるなら、おすすめの3方向


「自分の強み」と「市場の需要」が重なる部分を狙うのがベストです。
特におすすめの3つの方向性を紹介します。

(1)人生の深い悩みに関するジャンルを、自分の体験で書く

「稼ぐ系」は飽和状態ですが、婚活・恋愛、子育て・教育、メンタルヘルスといった、人生の深い悩みに関するジャンルは常に需要があります。
人が生きていくうえで避けられないテーマだからこそ、いつの時代も一定数の読者が悩みを抱え続けています。
答えが一つではないテーマだからこそ、あなた自身の体験談がそのまま価値になります。
特に、泥臭い失敗談から学んだ教訓は、非常に売れやすい傾向があります。「うまくいった話」よりも「うまくいかなかったけれど、そこから何を学んだか」の方が、読者の心には残るものです。
完璧な成功譚には距離を感じても、不格好な失敗談には自分を重ねやすいのだと思います。

たとえば、何度も同じパターンの恋愛を繰り返してしまった経験、子育てで理想と現実のギャップに苦しんだ経験、心が折れそうになったときにどう立て直したか。
そうした一つひとつのエピソードが、同じ悩みを抱えている読者にとっての道しるべになります。

このとき大切なのは、悩みを「解決した結果」だけを見せるのではなく、悩みの渦中にいたときの感情の揺れ動きも、そのまま言葉にしてみることです。
読者が本当に求めているのは、きれいに整理された結論よりも、「自分と同じように苦しんだ人がいた」という事実そのものだったりします。

(2)好きなことを極めて、知識を体系化する

特定の趣味やスキルを極めているなら、その知識を体系立てて発信するのもひとつの道です。
活用術、ガジェット紹介、特定の資格試験の勉強法など、ニッチだけれど需要のあるテーマは意外と多くあります。
ジャンルとしては小さくても、その分野に本気で詳しい発信者はそう多くありません。
「好きだから続けられる」という土台があると、書くこと自体が苦にならず、結果として発信の量と質が安定しやすくなります。好きなことについて書いているときの文章は、不思議と熱量が伝わるものです。

このタイプは、最初はニッチな読者層からスタートしますが、その分野での「第一人者」というポジションを築きやすいという強みもあります。
競合が少ない分野であればあるほど、少ないフォロワー数でも収益化しやすくなります。

また、ニッチジャンルは横展開もしやすいという特徴があります。特定の趣味を極めた経験そのものが、「継続すること」「学び方」「情熱の育て方」といった、より普遍的なテーマへとつながっていくことも少なくありません。狭い入り口から入っても、書き続けるうちに発信の幅が自然と広がっていくケースは多いように思います。

(3)「稼ぐ系」を自分独自の切り口で書く

「すごい人のノウハウ」よりも「自分に近い人の等身大のプロセス」に価値が出るのが、noteというプラットフォームの特徴です。
「主婦が隙間時間で月5万円稼いだリアルな日記」「50代からのWebライター挑戦記」のように、稼ぐ系のテーマであっても、実績を誇示するのではなく、プロセスをそのまま見せる書き方であれば、共感を軸に読者を集めることができます。
「自分と同じ立場の人が、少しずつ前に進んでいる」という記録そのものが、読者にとっての希望になります。
稼ぐ系と非稼ぐ系の中間にある、いいとこ取りの方向性とも言えるでしょう。

この書き方の良いところは、稼ぐ系ならではの「切実な悩み」への訴求力と、非稼ぐ系ならではの「共感による関係構築」を、同時に手に入れられる点です。
実績がまだない段階からでも始められるという意味でも、これからnoteを始める方にとって挑戦しやすい方向性だと思います。

収益化が最大の目的なら、最近多いのは、非稼ぐ系をベースに稼ぐ系としての記事をよく見ます。恋愛ジャンルで稼ぐ方法みたいな感じですね。


ジャンルを決める前に、確認しておきたい3つのこと


どの方向に進むにしても、書き始める前に一度確認しておきたいことがあります。

1つ目は、「実績」より「プロセス」で書けるかどうかです。

実績や知名度があれば一番です。実績があればそれをプロフィールを載せるだけで読まれ方が変わります。
でも、ない人がほとんどだと思うので、大きな実績がなくても、今この瞬間の試行錯誤をそのまま記録していく書き方であれば、始めるハードルはぐっと下がります。
むしろ実績がないことを隠すのではなく、「今まさに挑戦している最中です」と正直に打ち出した方が、読者との距離は縮まりやすくなります。
時々、嘘に見えるような実績を書いている人もいるので、
嘘の実績を書くくらいならプロセスを見せる方が信頼されます。

2つ目は、半年間、無給でも書き続けられるかどうかです。

noteは収益化まで時間がかかるプラットフォームと考えた方がいいです。
フォロワーが増え、記事が売れるようになるまでには、想像以上の時間がかかることも珍しくないです。
そのために、XやThreadsといったSNSで集客する必要もあります。
だからこそ、書いていて苦痛ではない、むしろ好きだと思えるジャンルであることが大前提になります。
収益という結果だけを目的にしてしまうと、成果が出るまでの間に心が折れてしまいやすいのです。

3つ目は、noteの規約をきちんと確認しておくことです。

特に投資系やアフェリエイトなど「楽に稼げる」「モラルに違反する」と受け取られやすい内容は、記事の削除やアカウント停止のリスクが伴います。
せっかく積み上げてきた発信が、規約違反によって一夜にして失われてしまうこともあり得ます。
健全なジャンル選びが、結果として長期的な利益につながっていきます。

この3つの問いに正直に向き合うことで、頭で考えた「売れそうなジャンル」と、実際に自分が続けられるジャンルとのギャップに気づくことができます。
どんなに市場性が高いテーマでも、自分が半年後も書き続けていられなければ、意味がありません。


結論としてのおすすめ


ここまでの内容をふまえると、まずは「自分の過去の苦労を乗り越えた経験(非稼ぐ系)」か「今熱中している趣味(ニッチジャンル)」から書き始めることをおすすめします。

noteには「応援文化」とも呼べる独特の空気があります。
完璧な実績を並べた発信よりも、今まさに頑張っている人、過去に苦しんだ経験を正直に語る人の方が、応援されやすく、読者との距離が縮まりやすいのです。
この文化に乗ることができれば、結果として収益化もスムーズに進むケースが多いように感じます。

稼ぐ系にするか、非稼ぐ系にするか。
その二択で悩むよりも、「自分にしか書けない体験は何か」を先に考えてみる。そこから逆算してジャンルを決めていく方が、長く書き続けられるnoteになっていくのではないかと思います。

ジャンル選びに正解はありません。
同じテーマでも、書き手が違えば全く違う記事になりますし、同じ書き手でも、時期によって書きたいことは変わっていくものです。
だからこそ、最初から完璧な戦略を立てようとしすぎず、「今の自分が一番正直に書けるテーマは何か」というところから始めてみてほしいと思います。
少なくとも「自分が半年間、無給でも書き続けられるかどうか」という問いだけは、始める前に一度、自分自身に聞いてみる価値があると思います。


迷ったときの見極め方


それでも、どちらのジャンルにするか決めきれない、
という方もいると思います。そんなときは、次のような問いを自分に投げかけてみてください。

「その話題について、誰かに聞かれてもいないのに、つい話してしまうことは何か」

お金の話でも、恋愛の話でも、趣味の話でもかまいません。
頼まれてもいないのに語ってしまうテーマというのは、それだけ自分の中に熱量が蓄積されている証拠です。
そして、その熱量は文章を通じて必ず読者に伝わります。
「稼げそうだから」という理由だけで選んだテーマは、書いているうちにだんだんと言葉が乾いていってしまうことが多いように感じます。

もうひとつの見極め方は、「その悩みを、自分は何年間抱えてきたか」を思い出してみることです。
短期間で解決した悩みよりも、何年も向き合い続けてきた悩みの方が、語れる言葉の厚みが違います。
表面的なノウハウではなく、感情の機微まで含めて語れるテーマこそ、他の誰にも真似できないコンテンツになっていきます。

色々考えたけど自分の中であまり見つけられない場合は、
noteに向き合っている今の自分がやっていること感じたことわかったことを記事にしてみてください。


稼ぐ系と非稼ぐ系は、対立するものではない


最後にもうひとつ、大切な視点をお伝えしたいと思います。
稼ぐ系と非稼ぐ系は、必ずしも対立する選択肢ではないということです。

多くの発信者は、最初は非稼ぐ系のテーマで信頼関係を築き、その後、稼ぐ系の要素を少しずつ取り入れていく、という流れをたどります。
たとえば、恋愛や人間関係の記事で読者との信頼関係を築いたうえで、
「わたしがどうやってnoteでの発信を仕事にしていったか」というプロセスを合わせて発信していく、といった形です。
非稼ぐ系のテーマで積み上げた関係性があるからこそ、稼ぐ系の情報にも説得力が生まれる、という好循環が生まれます。

つまり、ジャンル選びとは「稼ぐ系か、非稼ぐ系か」という一度きりの決断ではなく、時間をかけて少しずつ組み合わせていくものだと捉える方が、実態に近いのかもしれません。
まずは自分が正直に書けるテーマから始めて、そこに読者との信頼関係が育ってきたら、少しずつ幅を広げていく。そんな長期的な視点を持っておくと、ジャンル選びのプレッシャーも和らぐのではないかと思います。

■最後に

ジャンル選びに時間をかけすぎて、なかなか書き始められないという方もいるかもしれません。
ですが、最初に選んだジャンルが一生変わらないわけではありません。
書きながら読者の反応を見て、少しずつテーマやプロフィールを調整していくことも十分にできます。
大切なのは、完璧な戦略を立ててから動き出すことではなく、まず一本書いてみて、そこから見えてくる手応えを次に活かしていくことだと思います。

稼ぐ系にするか、非稼ぐ系にするか。
その答えは、市場のデータの中にあるのではなく、自分自身がこれまで何に向き合ってきたか、という問いの中にあります。
今日お伝えした3つの方向性と、3つの確認ポイントが、これからnoteを書き始める方の、あるいはすでに書いている方の、ジャンル選びの一助になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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