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わたしの好きなことはnoteにあった。【文藝大賞2026応募作品】AI活用 | 初心者 | 社会人 | 不安 | モチベ | 転機 | 日常 | 振り返り


「じゃないほう」の人がいろんな好きをみつけていく。


わたしのnoteのプロフィールの一文だ。

noteを始めた時、特に発信したいことがあったわけではなかった。

そのころのわたしは2回目の司法書士試験に落ち
受験勉強の継続を決めていたものの
また同じ勉強の日々が続くのか…と
少しだけ気分が落ち込むような気持ち。

勉強にんでいる
そんな言葉がぴったりだった。

テキストを開く。眠くなる。
Webで漫画を読む。
眠気が覚める。
またテキストを開く。眠くなる。

延々とそんな日々が続くのだろうか。
次の試験までテンションを保つことはできるのだろうか。

受験勉強をしていることを知っていたのは
夫と息子以外は友人一人だけ。
50を過ぎて目指すには司法書士はかなり高望みにも思えたし
今の仕事がすぐにダメになるわけでもない。

ひっそりと静かに勉強を続けて
さらっと受かったらかっこいいよね なんて
思わないでもなかったけれど
現実はなかなか孤独で厳しいものだった。
でも誰にも言っていなければ
落ちたところで知られることも恥ずかしいこともない。

だから
noteのプロフィールに「司法書士試験受験生」と書いたことは
わたしにとって小さな冒険であり覚悟だった。

初めての記事は簡単な自己紹介。

ところが。
初投稿から数分、メールの通知が届いた。
わたしの記事にスキを押してフォローしてくれた人がいた。

急いでプロフィールを見にいく。

同じく司法書士試験受験生。
柴犬を飼っている。
女性。


現実世界でわたしの周りに
柴犬を飼っていて、司法書士を目指している人なんて
一人も出会ったことがなかったのに
noteにはいた。
うれしかった。

それから気がつけば8カ月。
短歌、柴犬、エッセイ、ショートショート。
画像生成に動画生成。絵本づくりに朗読。ティッシュ字。
GitHubにアカウントを作り、
見様見真似でゲームやダッシュボードまで作った。
ついにはClaudeに課金して
お返しできていないスキを見える化するツールを作ろうとしている。

ちょっと待って。
わたし、こんなにアクティブだったっけ?

noteをさまよっているうちに出会った
好き!やってみたい!の数は増えるばかり。

勉強に疲れてぼんやりとWeb漫画を眺めていたわたしはもういない。

ステージの中央に立つタイプじゃない。
面白いキャラクターじゃない。
頭が切れるわけじゃない。

「じゃないほう」のわたし。

それでも好きを見つけていく。
きっと、これからも。


(本文999字)※読みがな含む


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