すぐそこにある社会:AIが雇主になる日ナレッジワーカーになる覚悟はあるか?マニュアルワーカーとして生きるか?
【 1982年10月 】
「POSを入れたからといって、自動的に売り上げが上がるわけではない。
それは単なる集計機であり、道具にすぎない」
【 レンタヒューマン 】
Rentahuman.ai(レンタヒューマンAI)という新しいプラットフォームは、
3月31日時点で世界の68万人をレンタルできるとPRしている。

サムネの画像は3月30日の日経新聞に掲載されていたAI関連のコンサル会社
を経営する「遠藤巧巳さん(31)」がレンタヒューマンのサービスを使った際の画像だということだ。HPを見ると世界中で同様のことが行われている画像がアップされている。まだまだPRの段階ということなのだろう。

このプラットフォームにすでに数万人が実際に「貸し出し可能」として
登録している。そのトラフィックは数日のうちに数百万へ急増した。
PRのキャッチコピーは直接的でわかりやすい。
「AIには現場に行けません。あなたなら行けます」だ。
自律AIエージェントは、人間の “知識労働者” に限られていた幅広いタスクを
すでに処理している。多くの企業では、ウェブ検索やコード生成、契約交渉やシステム監視等をAIエージェントがワークフローを起動している。彼らが
制限されているのは、要求されたタスクを完了するのに必要な身体性だけな
のだ。「その場」に居ないとできないことがAIエージェントの弱点だ。
Rentahuman.aiは「現場にいる人間」をオンデマンドのサービス資源に変えることでAIエージェントの弱点を補い、要求されるタスクを完遂する。
人間がAIエージェントから要請される需要はいわゆる「作業」だ。これらは
創造的でも継続的でもない。事務所でのハードウェアのセットアップ、荷物
の受け取り・受け渡し、会議やイベントへの対面出席、居住の有無や部屋の状態を確認する不動産の内覧、デジタル署名が出来ない場合での書類署名といった物理的な対応への要求で、これまでの「ギグ・エコノミー」と「AI」
とがジョイントしたものを想像すると近いだろう。ただ依頼主が「AI」と
いうだけの違いだ。
【 AI時代のワーカー 】
ピーター・ドラッカーは1969年の著書「断絶の時代」で、これからの
あるべき労働者の姿として「ナレッジ・ワーカー(Knowledge Worker)」
という、知識を使って価値を生み出す労働者の姿を提唱している。
それには、知識・情報を武器とし、成果は “考える質” で決定され、
自律的に仕事を策定して進め、継続的に知識を学習する事が必要だ。
「これからの社会は “知識を扱う人” が主役になる」と喝破している。
その提唱から50数年。その通りの世界に様変わりしてきた。但し、
「AI」の登場により「知識・情報」の価値が50年前より下がっている。
「ナレッジ・ワーカー」も「AI」とのし烈な競争下に置かれている。
【 あるべき知識労働者像 】
3月30日の日経新聞紙上でアリゾナ州立大学のポール・ケイ・マツダ教授は
「生成AIが登場した当初、米国の大学も揺れ、使い方が分からず期待した
成果が得られなかった。教員側も賛否が分かれ、一部の大学は全面禁止に
踏み切った。しかし禁止は地下化を招き教育的な対話を困難にする。」
として、改めて問われるのは、書かれているものに対してだれが責任を負う
のかという点だと主張されている。
「AI」や「AIエージェント」は自らの主張に責任を負えるのだろうか?
成果物の裏付けとなる「選択した資料・データ」や「問いの前提条件」
「分析の妥当性」について自ら検証し、適切さを証明するだろうか?
人間の「知識労働者」は一連の知的作業の結果に関して責任を引き受ける
「自覚と誇り」を持つことが要求されるだろう。自覚とは批判に晒される
ことを恐れず受けとめる姿勢であり、誇りとは実名で結果責任を引き受ける
覚悟を持つことだ。各々他に依存せず、しかし情報元や協力者に感謝して
そこから独自のものを生み出していく。その創作物に係るすべてのことは
その責任を己が取る覚悟を持つこと。それが真の「自立」であり、あるべき
これからの「知識労働者」の姿ではないだろうか。
そんな時代がきた。
【 そんな時代が来た 】
2026年4月1日 日本時間 am3:50 キックオフ
イギリス ロンドン ウェンブリースタジアム 観衆8万人
国際親善試合 日本代表 vs イングランド代表

「ドーハの悲劇」をLIVEで経験した人間としては
隔世の感をしみじみ感じる。
数々の苦く悔しい思いを重ねてきて「今」がある。
螺旋階段をゆっくり上って行くような
世代を繋いだPDCAの繰り返しの成果だ。
【 看板掲げるなら 】
こっちだろ。

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