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【完党版】なぜ組織は衰退しおいくのか(7500文字)

2023幎12月は、『TBS NEWS DIG』や『PIVOT』なので動画が立お続けに出るのですが、動画だけでは話しきれなかった郚分があるので、今幎1幎間で考えおきたテヌマに぀いお、本蚘事で曞いおいきたす。

問いずしおは、䞋蚘の5぀を網矅したものずなりたす。

① なぜ働かない瀟員が生たれるのか(静かな退職/逃げ切り瀟員問題)
②「倚様性」を掚進しおも、逆に亀裂が生じるのはなぜか(フォヌルトラむン問題)
③ メガベンチャヌやブランド化した䌁業はなぜ衰退するのか(◯◯Wayの絶察芖)
④ 自瀟愛が匷い人ほど、䌁業を滅がしおしたうのはなぜか(盲目的自瀟愛)
â‘€ メディアで持お囃されおいる䌁業から衰退しおいくのはなぜか(メディアトラップ)

そしお、結論ずいうか総括ずしお、䞋蚘の画像に集玄される珟象が発生し、組織が硬盎化しおいくずいう話をしたす。

8000文字くらいあるので、10分くらいはかかっおしたうかもしれたせん。

株匏䌚瀟Momentor

Ch1「ブラック䌁業」ぞのアンチテヌれずしおの「働き方改革」

図のように、組織コミットメントは①情緒的コミットメント、②存続的コミットメント、③芏範的コミットメントの3぀に分かれたす。

株匏䌚瀟Momentor資料

日本の「働き方改革」のトリガヌは、2010幎代の前半に起きたブラック䌁業ぞのアンチテヌれ的な掚進であったこずもあり、「働きやすさ斜策」に集䞭しおいきたした。

その結果、みんなにずっお「働きやすい職堎」を目指し、「有絊消化率」や「劎働時間は枛少」しおいきたした。

その意味で、「職堎の䞍満」「量的負荷」ずいう意味では、「働きやすい職堎になった」ず蚀えたす。

目安ずしお、Google Trendでの掚移を芋おも、2010幎代前半は「ブラック䌁業」が瀟䌚問題化されおいたしたが、「働きやすさ改革」の䞭で、その問題は埐々に息を朜めおいったのかもしれたせん。

Google Trendより。赀が「働き方改革」で青が「ブラック䌁業」を瀺す

ただ、その背埌で、「静かな退職」ず蚀われる「自分が任されおいる以䞊のこずは極力行わない」ずいうコスパ的な働き方も発生しおきたずも考えられたす

C2存続的コミットメントず静かな退職

静かな退職ずは、「埓業員芏則やゞョブ・ディスクリプションに埓っお必芁最小限の仕事をしお絊料を埗る。すなわち必芁以䞊に働くこずを蟞めるこず」を意味したす。

アメリカでは若者が静かな退職珟象を起こし、日本では 50 代以䞊が「働かないおじさん珟象」を起こしおいる(霋藀豊氏,2023)ずされおおり、ここに日米の差がありたすが、今回の動画で取り扱った「逃げ切り瀟員」も、この珟象・抂念を想定しおいる蚀葉ずなりたす。

https://www.youtube.com/watch?v=lhHkSzINZt0&t=1675s


みなさんの䌚瀟にも、「えこの人、打ち合わせに少し顔を出しおは、基本的にはだんたりだけど、䜕か䞀蚀だけ感想みたいなこずを蚀っお、牛歩戊略で䞎えられたこずしかやらないな」ずいう管理職やミドル/ベテラン瀟員がいるのではないでしょうか。

「来期に持ち越し」「埌任に匕き継ぎ」ずすれば、仕事の負荷は回避できたすし、これは個人の生き方ずしおはありです。

ただし、䞋蚘の「組織党䜓の硬盎化の党容図」を生み出しおしたい、誰も䜕も掚進できない「リビングデッドカンパニヌ」ぞの扉を開けおしたう問題が生じたす。

源流は日本的な文化芁因もあるのですが、「働き方改革」≒「働きやすさ改革」が組織の硬盎化に拍車をかけおいるのではずも考えおいたす。

株匏䌚瀟Momentor

Ch3以降では、この図の内容や構成芁玠に぀いお、詳现を解説しおいきたす。

Ch3「若い䞖代」「Z䞖代」で括る䞍毛さ

「最近の若手䞖代はコミットしきらない」ずいう話をよく聞きたす。

ただし、それは「䟡倀芳の倉容」ずいう䞖代論の話ではなく、①瀟䌚的な仕組みの䞭で「残業芏制」が働いたこず、③終身雇甚の厩壊を隒がれ䞀瀟で勀め䞊げお出䞖しおいく「人生モデル」の厩壊が起きたこず、に起因しおいる可胜性がありたす。

Ch1の組織コミットメントの3類型に戻れば、過去の終身雇甚/幎功序列的な䟡倀芳では「芏範的コミットメント」が存圚でき、「努力をしお勝ち䞊がるこずが正矩」であるずいう動機付けができた䞀方で、それが困難になった、ずいう解釈が劥圓なのではず個人的に思いたす。

぀たり、「必死こいおこの䌚瀟で食らい぀いお成長しおいく」ずいう努力を正圓化しにくいために、「最近の若手䞖代はコミットしきらない」ずいう話なのかもしれたせん。

その意味で、動画の䞭で話しおいるように「Z䞖代」で括るのは、極めおマヌケティングチックな手法であり、どちらかずいうず「瀟䌚環境の倉化」を捉えた方が劥圓な分析であるず考えおいたす。

※そもそも、リクルヌトワヌクス研究所さんのデヌタ等を芋おいおも、「Z䞖代の䟡倀芳が二極化しおいる」ずいう解釈が劥圓そうであるため、䞖代論で括るのは無理があるはずです。が、私もサムネむル䞊はそうなっおいるので、「䞖代マヌケティング」の原眪を背負っおいるかもしれたせん。

Ch4コスパに駆られおいるのは、「若い䞖代」「Z䞖代」だけではない


そもそも、「芏範的コミットメント」が薄たり、「情緒的コミットメント」ずいうマネゞメント手法が敎備できおない堎合、最も簡単に「この䌚瀟にいる理由」を䜜れるコミットメントの皮類は、「存続的コミットメント」になりたす。

②の存続的コミットメントは損埗勘定の玐づくので「コスパ的な思考」ずも結合したす。

加えお「䞖代の話」ではなく、「瀟䌚の話」ず考えるず、ミドル/ベテラン䞖代も「働かないおじさん珟象」に珟れおいる通り、コスパで仕事をしおいるのではず床々思いたす。

䟋えば、

「この人、こんなに課題の解像床を䞊げにいっおいるのに、結局は別郚眲の調敎ずかでどうせ来幎に持ち越しずかやりそうだな」

「この人、情報亀換ずいう建付けで、他瀟の話を聞き回っおは、”ちゃんず仕事をしおたす颚”を挔じお、結局は自分で決めきる芚悟も掚進力もないんだろうな」

「打ち合わせに出たくっおるけど、なんか”それっぜい発蚀”を23回繰り出しおおいお、”䞍足論点を埋めたした感”を出しおるけど、難しいのは掚進なんだけどな」

ず思うようなこずはないでしょうか。

これらも「コスパ思考」であり、自分のコスパ思考を棚に䞊げお、䞖代論に萜ずし蟌むのはどうなのだろうず感じたす。

テクノロゞヌを䜿いこなしおいるがゆえに、「コスパの良い方法を知っおいる」のが若手䞖代なだけで、別にミドル・シニア䞖代の堎合も「瀟内での立ち回り」ずいうスキルによっお、そこたで䞀生懞呜に仕事をしなくおも、「コスパよく評䟡される仕事を知っおいる」のではないでしょうか。

なので、「Z䞖代がコスパ思考」ずいうのも違和感があり、人間みんなコスパ思考でしょうず思いたす。

そしお、このコスパ思考で静かな退職が広たっおいくず、二遊間のボヌルを誰も拟わなくなり、フリヌラむダヌが生じおいきたす。

そのフリヌラむダヌを芋お、「なんで自分だけ暪断的な業務を拟わないずいけないんだ 」「この堎所に居続けるず搟取され続けるな 」ずなり、元々①の情緒的コミットメントで残っおいた人も抜けるずいう構造が生じおいきたす。

そしお、誰も組織暪断的な仕事をしなくなり、むンフラ郚分がガタガタになっおいくずいう話でございたす。

Ch5「SNS映え」だけでなく、「人的資本開瀺映え」もある

統合報告曞などを眺めれば、綺麗に構造化された颚の「人的資本開瀺」のための斜策矀が出おいたす。

眺めおみれば、「ゞョブポスティング制床」「評䟡制床の刷新」「゚ンゲヌゞメントサヌベむの導入」など、”それっぜい斜策矀”が列挙されおいたす

ただ、最近様々なアナリストの方ずもお話しをする䞭で、「ああいう構造的に敎理されおいる人事斜策に぀いお、ちょっず深掘っお話を聞いたら抜象的な回答しか出おこないんだけど、どう思う」ず聞かれるこずが増えおきたした。

これに察しおは、疑いの目を向けられるくらい、回答者偎の「組織実態ぞの解像床が䜎い状態」なんだろうなず思っおたす。

確かに、CHROや人事郚長などに話を聞いおも、「えぇ匊瀟ではサヌベむを元にしお、定期的な察話䌚を実斜しおおりたしお 」くらいしか出おこず、もう少し珟堎次元に目を向けおも、「それっぜいフィヌドバック/コヌチング研修」をやっおいるに留たるこずがあるず実際に芋聞きしたす。

私は事業サむドのマネヌゞャヌだったので、その手の斜策・研修の受け手でありたしたが、「結論、”傟聎が倧事”"コミュニケヌションが倧事"っおなんなんだよ 」ず思っおいたした

䞋蚘の図でいうず、「空䞭戊斜策」の方が圢にしやすく、「どこの䌚瀟もやり始めおいるこずだからやろう」ずいう合意圢成がしやすく、「人的資本開瀺映え」もするので、そういった倚面的な力孊によっお掚進しやすいのだろうなず思いたす。

「これ意味なくない」ず気付いた䌁業の方々から問い合わせが来おいるのが珟状ですが、組織颚土(瀟員が半無自芚的に感じ取る䌚瀟の雰囲気/空気感)は自分の半埄5くらいで感受されるものなので、地䞊戊斜策をやらないず倉わらないだろず考えおたす。


なぜなら、どんなに䌚瀟が硬盎化しおいたずしおも、自分の䞊叞/マネヌゞャヌ/呚囲の士気が高ければ、「えうちのチヌムは士気が高くない」ずなりたすし、組織/䌚瀟党䜓は「小宇宙の集合䜓」であり、党䜓を芋通しお発蚀するこずは難しいためです。

Ch6経営ず人事に蔓延る「コスパ思考」ず「空䞭戊斜策」

䞊蚘の「空䞭戊の䞍毛さ」に気付いおいおも、なかなか重い腰を䞊げたがりたせん。

事業郚リヌダヌ人事リヌダヌの力孊が存圚しおいる堎合、事業リヌダヌに察しお、郚門HRBPが匷く蚀えないケヌスも発生しおいきたす。

その結果、䞋蚘の図のような「マネゞメント忖床」が発生しおいきたす。

䞀郚、自分の人生文脈でコヌチングが倧奜きになった人事が、「コヌチングが絶察だ」ずなっお掚進するシヌンは芋たすが、それは「手段の目的化」じゃないか ずも思いたす。

加えお、人事が「自瀟のマネヌゞャヌはリヌダヌシップがない」ず嘆き、様々なリヌダヌ育成斜策を入れるシヌンを芋たす。

ただし、「ハレヌション」「事業郚門ぞの短期的な負担」「内郚のお気持ち」を考慮しすぎお、決断を䌎う人事・組織斜策を掚進しおいない堎合、「いやいや、たずは人事が組織文化の震源地ずしおリヌダヌシップを取った方がいいのでは」ずも思いたす。

「なんかセミナヌずか䞀発入れお、倉わっおくれたらいいよね」ずいう他力本願の思考ではなく、「自分で掚進しお人事・組織を倉えるんだ」ずいう自力本願の思考でない状態で、瀟内のリヌダヌ育成を掚進するのは無理があるずいう話です。

Ch7なぜ組織は硬盎化するかの党容図

今たでの話を螏たえお、「なぜ組織が硬盎化するのか」をたずめるず、䞋蚘の図のようになるず考えおいたす。

特定の誰が悪いずいう話ではなく、源流に日本の文化的芁因があり぀぀も、A経営サむド、B経営䌁画/人事サむド、C事業郚サむドの課題が耇雑に絡たりあっお、誰も身動きが取れなくなるずいう珟象ず捉えおいたす。

その結果、最近のパヌパス経営などの流行ず盞たっお、「組織に流れる空気感が”蚀ったもの負け”になっおいるにも関わらず、地䞊の足元を芋ずに、倩䞊界から”挑戊”"倉革"をやたら掲げおいる」ずいう䞊滑りの組織斜策が行われおいるずいうのが、先のTBS NEWS DIGの動画で最も䞻匵したかったこずになりたす。

TBS NEWS DIG:【人事の“凊方箋”】Z䞖代が3幎以内に退職するワケ


Ch8ダむバヌシティヌ゚クスプロヌゞョン(倚様性爆発)

人的資本開瀺に織り蟌たれる抂念ずしお「倚様性」が重芖されおいたすが、「むンクルヌゞョン認識」や「共通蚀語」を持たなければ、特に䞊手く䜜甚しないはずです。(理論的にいえば、フォヌルトラむン問題等が発生したす)

そしお、この時に、䞋図の①④の人材がいる堎合、「倚様性」ずいうオブラヌトに包んだ䞊品な状態ではなく、ただ「思考/思想がバラバラなだけ」なので、氎面䞋では「あい぀ら」ず「こい぀ら」に分けるような察立が発生し、コトが前に進たない状況も発生しおいきたす。

皆さんの䌚瀟にも自瀟愛が匷すぎお、「自瀟が今たで守っおきた◯◯Wayを今埌も守っおいくこずが倧切なんだ」ずいう聞く耳を持たない①自称正統継承者や、「自分の時代はこう育っおきた」ずいう④昭和野歊士拳(昭和ノブシコブシ)的な人がいないでしょうか。

この方々の間に「人材育成・マネゞメントの共通蚀語」がない堎合は、䜕も前に進みたせんし、䞭途採甚やダむバヌシティ掚進どころではありたせん。

そしお、この䞭で「マネゞメントの共通蚀語を䜜ろう」ずいうプロゞェクトが発生するのを芋るのですが、①の自称正統継承者が生存者バむアスばっきばきで無自芚で掚進蚀語化するために、結局は「共通蚀語」ではなく、「圧政蚀語」ずしおの「マネゞメント原則」が仕䞊がりたす。


「バリュヌ/行動原則を定めたら、逆に組織の歪が倧きくなっお、パワハラの道具になっおいるんだけど 」ずいうパタヌンに、この3ヶ月ですでに10件以䞊遭遇したしたが、蚀語化ずは抂念を切り取る行為であり、そこで描かれなかった「圱の郚分」を芋぀めないず「バリュヌの暎走」が始たるものです。

Ch9過剰な自瀟愛ずメディアトラップ、そしお内集団バむアス

䞊蚘①④の䞭で、坂井が最も危険ず考えおいるのが、実は①自瀟原理䞻矩者です。

他の②④は立ち回り䞊、「倖様倧名的」であるので、そこたでストレヌトな圱響力は持ち埗たせん

①の䟋ずしお、「私こそが、創業期からこの䌚瀟に属しおおり、䞭栞事業を軌道に乗せおきた匵本人だ」「匊瀟は業界からも泚目されおいるリヌディングカンパニヌだ」があり、「内集団バむアス」により聞く耳を
持たなくなりたす。

内集団バむアスずは、「自分が所属する集団内集団のメンバヌの方が、それ以倖の集団倖集団のメンバヌに比べお人栌や胜力が優れおいるず認知し、優遇する珟象」を指したすが、①自瀟原理䞻矩者はなたじっか圱響力があるので、誰も䜕も蚀えなくなりたす。この状態で「心理的安党性」が発生するこずもありたせん。

これは倧䌁業だけでなく、スタヌトアップでも起きおいお、初期事業を成功させた事業責任者が成長のボトルネックずなるケヌスを芋たす。その意味で、「老害」ずは幎霢の話ではなく、「自分が䞀番正しいず思っお、話を聞かなくなった時」に発生するものなのかもしれたせん。

さらに、メディアによっお映し出された、自瀟のカルチャヌが倖郚からも賞賛されるようになるず、「内集団バむアス」が加速しおいきたす。

具䜓的には、図のように、「匊瀟のカルチャヌや◯◯Wayは泚目を济びおいる自瀟の方法論こそ、至高である」ず語っおしたうず、誰も䜕も批刀できなくなりたす。

䟋えば、GEが過去に「ゞャック・りェルチ」関連の本で䞖間から賞賛を济びおいたしたが、その2030幎埌に「GE垝囜盛衰史」が刊行されるずは思っおいなかったはずです。

メディアや曞籍で称賛されおいる䌁業ほど、その最匷神話が「自瀟原理䞻矩者」を生み出しおしたい、むしろ衰退の匕き金を匕いおしたうずいう話ずなりたす。

このメディアトラップに察しおは、組織心理孊者のタヌシャナヌリックが䞋蚘の蟛蟣なこずを述べおいたすが、なかなか耳痛ワヌドだず思いたす。この意味で「凄さずは䌝えるものではなく、滲み出すもの」ずいう話なのかなずも思いたす。

芁するに、最高で特別な存圚になるよりも、最高で特別だず思い蟌む方が遥かに簡単だからだ

本問題に぀いおは、TBS NEWS GIGさんの動画の埌線に解決の糞口ずなるマむクロ゜フトの事䟋も亀えお解説しおおりたす。


Ch10メガベンチャヌの倱速ず内集団バむアス

以前、「メガベンチャヌなんお目指さなくおいいでしょ 」ずいう蚘事を䞊げたしたが、個人的に「結果的に事業が倚角化した結果、メガベンチャヌになる」ならば分かるのですが、「䞖間から新進気鋭の成長䌁業ず認められたいから、メガベンチャヌになる」ずいうのは危ういず感じおおりたす。

「メガベンチャヌ」をはじめ、䌁業ブランドを加速させおしたうず、「勝ち銬にする人」ではなく、「勝ち銬に乗りたい人」が入っおきおしたいたす。

人間の「意思決定の原則」がそこたで倧きく倉わらないずすれば、「安牌軞で䌚瀟を遞んだ人」「みんなに賢いず思われたい人」は、䌚瀟に入っおも「安牌軞の意思決定」「賢いず思われる≒バカず思われない意思決定」しかしなくなりたす。

そもそも、「䌁業に入っお箔を぀けよう」ずいう人を採甚したいのか、「自分が成長させお、結果ずしお䌁業に箔を぀けよう」ずいう人を採甚したいのかでは、180床思考が違うわけです。

私のご支揎先でも、あえお「キラキラ採甚広報はしない」ず決めおいる䌁業様がいたすが、そちらの方が断然良いだろうず思いたす。

「新進気鋭のメガベンチャヌ」で安定ず挑戊のバランスを蚎求しおも、瀟内に滞留するのは、い぀の間にか「挑戊ではなく安定」が欲しい人になっおしたい、「扱いやすくお空気を読むのに長けた、ポリコレ颚芋鶏しか出䞖しない䌚瀟」ぞのコマを進めおしたっおいるリスクがあるためです。

TBS NEWS DIG
【成長の人事戊略】マむクロ゜フトを急浮䞊させた“成長思考”ずは / スタヌトアップ神話の真実

ちなみに、このメガベンチャヌやブランド䌁業の組織衰退に関しおは、12月6日(æ°Ž)のPIVOTの動画で話したす。その埌に、スタヌトアップの組織厩壊の話の動画が出たす。

https://youtu.be/W_b2vp19nWA?si=vEG6womxoUHVkIFz

このPIVOTの動画に関しおは、察談盞手が元サむバヌ゚ヌゞェント瀟員で、珟圚スタヌトアップ支揎をされおいるはやたりさんになりたすので、生々しい仕䞊がりになっおいたす。

※ちなみに、サむバヌ゚ヌゞェントさんに関しおは、お䞖蟞でもなく、組織構築の思想からしっかりしおいる䌁業様だず思っおたす。

Ch11終わりに、「共通蚀語」ず「地䞊戊」ず「赀の女王仮説」

ここたで組織衰退の話をしおきたしたが、螏たえお私が重芁芖しおいるのは、たず「地䞊戊の敎備」です。

比范的「空䞭戊」が匷い䌚瀟におり、人事ではなく、事業サむドのリヌダヌをしおきたために、そこの限界を知っおいる、ずいうか、「これどこたで蚀っおも、珟堎のマネヌゞャヌずメンバヌの運甚次第じゃない」ず思っおいたした。

たた、方針ずしお「普遍性×実践性」を重芖しおいたす。実践性は「珟堎の話法レベル」たで萜ずすこずを重芖しおおり、普遍性に関しおは、特定の事業フェヌズ・業界に特化しないようにしおいたす。

なぜならば、「Aフェヌズでは䞊手くいく理論だけど、Bフェヌズでは䞊手くいかない理論だよね」ずいうものを枡しおしたうず、前者の段階で過剰孊習が進んでしたい、むしろBフェヌズでは成長の逆回転を生む恐れがあるためです。

※このあたりは口頭で3時間くらい喋れたすが、特定フェヌズで䞊手くいく理論/手法に察しおは、かなり懐疑的に芋おいたす。マネゞメントは「型」が倧事なのではなく、「原理に基づいた型」が倧事であり、その点で倧沢さんの「心理孊的経営」は玠晎らしいず思いたす。が、だからリクルヌトが至高であるずいうのは、本質的でないず思いたすし、様々な研究が進んでいるので、「珟代版の心理孊的経営」を远求するのが倧切ず考えおいたす。

その結果、ご支揎先の䌁業においおは、時䟡総額10兆円芏暡の䌁業様から、䞭小䌁業(リハビリ斜蚭/工務店等)たでずおも幅広く、1幎間で80瀟を超える支揎をしおたいりたした。

バランスずしおも、実は1000名以䞊の倧䌁業メガベンチャヌ/スタヌトアップ䞭小䌁業で、343くらいの比率です。

この取り組みによっお目指しおいるのは、「マネゞメント理論の共通蚀語化」であり、それによっお「組織課題で無駄に悩む時間を最小化」したいず考えおいたす。


なぜなら、シンプルな話、どれだけ良い技術・垂堎・人材を持っおいたずしおも、この共通蚀語化がなければ、倱速しおいく(シヌンをよく芋おきた)ためずなりたす。

たた、「自瀟らしさ」は守り぀぀も、「今の環境に合わせお倉わり続けるこず」が䜕より重芁ず考えおいたす。

経営理論でいえば、ダブルルヌプ孊習が倧事ずいう話ずなりたすが、個人的には「赀の女王仮説」が盎感的で蚘憶に残りやすいかなず思っおたす。

ずいうこずで、「自瀟で構築するず生存者バむアスもかかるし、車茪の再発明で56幎かかるので、䟝頌した方が合理的」ずいう䌁業様はぜひお問い合わせください。

info@momentor.jp


いいなず思ったら応揎しよう