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2025年下半期に観たライブ

※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
今年の下半期に観たライブをまとめてみました。

上半期に観たライブは9本。

そして下半期は、7本のライブを観に行きました。


【 10 】
 2025年7月17日(木)
 WRENCH / DJ KRUSH / DJ Dirtykrates a.k.a. Zeebra & PUNPEE / JUZU a.k.a. MOOCHY etc. 
『緊急企画 ♡ 100% Japan 仲間大集合!  Bye-Bye Bryan』
 @渋谷Spotify O-East

2025年下半期に足を運んだ最初のイベントは『緊急企画 ♡ 100% Japan 仲間大集合! Bye-Bye Bryan』。LAに旅立つブライアン・バートンルイスのフェアウェルパーティーが、O-East及び同会場の3Fで急遽開催されました。

長きにわたって日本の音楽メディアで活躍したブライアンの送別会ということで、ジャンルを超えたアーティストが集結。
一瞬チラ見しただけで移動したバンド/DJも何組かいるけど、とりあえずメイン(2F)とサブ(3F)の全ステージを拝見しました。

開場と同時に入場。メインフロアのトップバッター、高木完さんのオープニングチューンはアレサ・フランクリンの名曲「Rock Steady」でした!

久々に聴くMOOCHYのDJが素晴らしく、名残惜しいと思いつつも、前回のクラブエイジアで2曲しか聴けなかったWRENCHのライブを満喫するためにメインフロアへ。約30分全4曲を堪能させていただきました。

1. tORA
2. Breaking Man
3. Corsica
4. KIRAWAREMONO

壮絶パフォーマンスで観る者を圧倒。このイベントでWRENCHを初めて知った音楽ファンにも、強烈なインパクトを残したに違いありません。

WRENCH


2階と3階を行き来しながら物販をのぞいたり、場内で出くわした知人たちと盃を重ねているうちに、ZeebraPUNPEEがメインステージに登場。当初は両者が交互に曲をかけ合うB2B(Back to Back)が予定されていたけど、ZeebraさんのPCが立ち上がらなかったため、PUNPEEのセレクトしたトラックにZeebraさんがラップを乗せることに。個人的には得した気分!
(PUNPEEもラップしてました)

BUDDHA BRANDの「人間発電所」までやってくれたのは嬉しかったけど、RIZEのJESSEを呼び込んだのは大失敗。歌詞を覚えてないんだもん。
(急に呼ばれたので、JESSEが悪いわけではないです)

Zeebra & PUNPEEがステージから去ると同時に、DJ KRUSHのプレイがスタート。WRENCHも出演したクラブエイジアのセットもハンパなかったけど、この日のパフォーマンスはそれ以上!
神業のようなターンテーブルさばきを至近距離(最前列!)で拝ませていただきましたよ。

Corneliusのセッティングが手間取っていたらしく、予定よりも長くプレイしてくれました。大・大・大満足!

DJ KRUSH


十二分に楽しませていただいたので、両ステージのトリをチラ見して帰りました。KRUSHさんの超絶プレイを体感した直後だったから、物足りなくて。

前売りでも10,000円、当日はなんと12,000円(+ドリンク代)。なかなかエグい値段だったけど、WRENCHとKRUSHさんのおかげで元が取れました!

http://wrench.jp/


http://djkrush.jp/


【 11 】
 2025年8月9日(土)
 BRAHMAN / 颱風一家 
『30th Anniversary BRAHMAN×颱風一家』
 @下北沢Shelter

Bと颱風で30!

BRAHMANの結成30周年記念イベントの一環として行われた颱風一家とのツーマンを観に、下北沢シェルターへ。

1995年8月9日にシェルターで初ライブを行ったBRAHMANが、同日同会場で30周年記念ライブを開催。しかも、初ライブで対バンした颱風一家とのツーマン!
BRAHMANのオフィシャルサイトによると、初ライブの共演者として、JIGHEADと颱風一家が記載されています。
https://brahman-tc.com/liverecord/1995

BRAHMANは10年前(2015年)の8月9日も、シェルターで20周年記念ライブを開催しているんですね。その日は、JIGHEADの小河原良太と共演しています。
https://brahman-tc.com/liverecord/2015

250人キャパに300人!
超・超・超満員のフロアでライブを観るのは、腰椎すべり症を患っている私には困難(腰に衝撃を受けると激痛で倒れる可能性大)だったので、BRAHMAN & 颱風一家の皆さまのご厚意によりステージ袖(楽屋)から拝見させていただきました。

先行は颱風一家。彼らがライブを行うのは、2011年11月20日(milkcow レコ発第二弾 @下北沢ERA)以来。
11年前から病と闘うベーシストの堀川望くんはノイズを担当。サポートで羽田剛氏(nine days wonder / NAHT / AS MEIAS / OSRUM)がベースを弾きました。

14年ぶりのライブということで、楽屋も通路もバンドマンや関係者でパンパン。残念ながらステージ袖から観ることができたのはわずかな時間で、ほぼ楽屋のモニターで観ていました。それでも音は聴こえるわけで。
望くんのノイズを加えた新生颱風一家のサウンドを堪能させていただきました。
ラストの「光芒」で昇天。

小川新くん(dr)のYouTubeチャンネルに「狂騒 」「骨」「光芒」を収録した7インチの音源がアップされているのでぜひ!


後攻のBRAHMANは、ステージ袖から観ることができました。

彼らのライブを観たのは、2022年1月20日に新木場スタジオコーストで行われたハナレグミとのツーマン以来。その日のショーアップされたコンサートを楽しむことができず、足が遠のいてしまって。
決してBRAHMANのパフォーマンスが良くなかったわけでありません。ただ、私が彼らに期待しているライブとは異なっていただけ。

それでも、BRAHMANが気になる存在であることに変わりはなくて。

颱風一家の復活がシェルターに足を運ぶきっかけだったことは否定しないけど(幕張メッセ3daysのラインナップよりも、このツーマンのほうが遥かに魅力的だもん)もう一度ライブハウスでBRAHMANを観たかったことも大きな理由。

7月にTOSHI-LOW(vo)とKOHKIくん(g)に会ったこと。亡くなったスタッフのこと。新作のこと。
無意識のうちにBRAHMANについて考えていることが多く、近いうちにライブを観たいと思っていたところにこのツーマンが発表されたんですね。

この日は、初期曲と今年の2月26日にリリースされた7年ぶりのフルアルバム『viraha』の収録曲を交互に演奏するセットリスト。
小さなライブハウスのステージに立つBRAHMANを、存分に楽しませていただきました。

演奏された初期曲は、1stミニアルバム『grope our way』(1996年)と2ndミニ『WAIT AND WAIT』(1997年)の全曲。そしてバンド結成後に初めて作った「TONGFARR」。


同窓会のような打ち上げも、楽しすぎて痛飲。
BRAHMANの皆さま、30周年おめでとうございます!

https://brahman-tc.com/


【 12 】
 2025年9月11日(木)
 EABS 
『Jazz from Poland in Japan 2025 - EABS』
 @Brooklyn Parlor Shinjuku

  Marek Pędziwiatr - piano, rhodes, synths
  Olaf Węgier - tenor sax,
sequencer
  Jakub Kurek - trumpet, synths
  Paweł Stachowiak - bass
  Marcin Rak - drums

大阪・関西万博にあわせて、大阪(9月4〜10日)と東京(9月11〜13日)で開催された『Jazz from Poland in Japan 2025』の一環として行われたEABS(エアブス)の単独公演を観に、ブルックリンパーラーへ。

イベントの開催を知り、出演する10組の音源を試聴して最も気に入ったのが、2020年にEABSが発表したサン・ラーのトリビュート・アルバム『DISCIPLINE OF SUN RA』でした。


ブルックリンパーラーを訪れたのは、2020年2月3日に行われたルイ・ヴェガのDJイベント以来。国内にコロナ感染者が急増する直前でした。

嬉しいことに、この日もコロナ以前と同じようにノーチャージ。45分の2セット(90分)をドリンクとフードの料金だけで拝聴させていただきました。太っ腹ですね。
ブルックリンパーラー様、ありがとうございます!


マレク・ペンジヴィアトル(ピアノ、キーボード、シンセサイザー)、オラフ・ヴェンギエル(テナーサック、シーケンサー)、ヤクブ・クレク(トランペット、シンセサイザー)、パヴェウ・スタホヴィアク(ベース)、マルチン・ラク(ドラム)のプレイはテクニカルかつ熱量の高いもので。
場内から歓声が飛び交い、曲が終わるたびに盛大な拍手が送られていました。

個人的ハイライトは、本編ラストの「UFO」、そしてアンコールの「The Lady with the Golden Stockings (The Golden Lady)」。どちらも『DISCIPLINE OF SUN RA』の収録曲です。彼らにとって特別な作品なのでしょうね。
サインをもらうために持参した『DISCIPLINE OF SUN RA』のジャケットを掲げたら、気づいたマレク・ペンジヴィアトルが笑みを浮かべていました。

終演後にサインもゲット!


ポーランド広報文化センターのポスト。私もちらっと写ってました。


当日の動画を使用したブルックリンパーラーのリールもぜひ!


【 13 】
 2025年9月25日(木)
 Yufu 
『Heal Me Good』リリース記念・来日記念イベント
 @タワーレコード渋谷店6F

台湾を拠点に活動するYufu(ユフ)が、東京、大阪、香川でイベントを開催。9月24日に発売された1stアルバム『Heal Me Good』国内仕様盤LPのプロモーションイベントです。

発売日の翌日(9月25日)にタワーレコード渋谷店の6Fで行われたフリーライブ&サイン会に参加しました。めっちゃくちゃ良かった!

詳しくはこちらを!


【 14 】
 2025年10月18日(土)
 WETBLACK 
『あくまのよる 第六夜』
 @幡ヶ谷Club Heavy Sick

WETBLACKを観にヘビーシックへ。

今回はCOMI(vo)、AOTA(g)、YAN(b)、MASATO(dr)の4人にIKUMA KAWABE(g)を加えた5人編成。1stアルバムのレコ発のときと同じ編成ですね。


WETBLACKのCDをリリースしたHELLO FROM THE GUTTERの松田氏が、動画をポストしているのでご覧ください!

https://hftg.thebase.in/items/87885821


この日は当初、昭和プロレスに精通しているAOTAさんに見ていただくために「藤波 vs チャボ・ゲレロのTシャツを着て行こう!」と考えていたけど、予定を変えて亡くなったばかりのディアンジェロのTシャツを着用。AOTAさんはこちらにも反応してくれました。

Zeppの単独公演を観に行った際に購入したものであることを伝えたあと「・・・でも、クリス・デイヴのドラムがつまらなくて」と述べると、AOTAさんは「やっぱ、クエストラヴじゃないとダメでしたか」と瞬時にこちらの思いを汲み取ってくれたのです。このひとことでどれほど救われたことか。
SNSやnoteで目にした追悼文はもれなく「伝説のライブ」とか「完璧な演奏」とか書いてあって「あのライブを楽しめなかったオレがおかしいのか・・・」と思ったこともあったので。
AOTAさん、ありがとうございました!


【 15 】
 2025年11月16日(日)
 WETBLACK  
『不条理ギグ vol.5』
 @西荻窪Pit Bar

11月16日に西荻窪ピットバーで行われた『不条理ギグ vol.5』に、WETBLACKが出演。

イベント開催の2週間前、ギタリストのAOTAさんが、このライブを最後に脱退することが発表されました。
当初は他のライブを観に行くつもりでしたが、予定を変更。ドラゴン藤波 vs チャボ・ゲレロTeeを着用して西荻窪へ。新たなスタートを切るAOTAさんにエールを送りたいと思って。


この日も、COMI(vo)、AOTA(g)、YAN(b)、MASATO(dr)、IKUMA KAWABE(g)の5人編成。

整理しておくと、2025年に5回観たWETBLACKの各編成は以下。

2月24日、6月29日
COMI - vocal
AOTA - guitar
YAN - bass
MASATO - drums

3月17日
COMI - vocal
AOTA - bass
MASATO - drums
IKUMA KAWABE - guitar

10月18日、11月16日
COMI - vocal
AOTA - guitar
YAN - bass
MASATO - drums
IKUMA KAWABE - guitar

タイプの異なるふたりのギタリストを擁するWETBLACKがステージに立つのは、この日が最後。しかし、感傷にひたる間を与えず、第一次WETBLACKを締めくくるような怒涛の演奏をくり広げる5人。
熱量の高いパフォーマンスを披露してくれた彼らに、場内を埋めつくしたオーディエンスから惜しみない拍手が送られました。

WETBLACKでのラストライブを終えたAOTAさんと。
AOTAさん、お疲れ様でした。新天地でのご活躍を祈念いたします。
いつかまたドラゴントークで盛り上がりましょう!


WETBLACKは、12月20日のライブをもって活動を休止。
新生WETBLACKに期待してます!


【 16 】
 2025年11月29日(土)
 E.D.O. ECHO SOUNDSYSTEM meets IKUMA KAWABE   
『DUBCONNECTION』
 @大塚Bar地底

大塚のBar地底で開催された『DUBCONNECTION』に、IKUMA KAWABEが出演。

地底は初訪問。ダブ系のイベントということで低音が大音量で鳴り響いていましたが、まったく会話の邪魔になりません。

「音が良い店で、ビール片手に爆音でダブを浴びる」
この時点で来た甲斐があったと思いながら、出番前のイクマくん、そして彼が紹介してくれた店長さんと談笑。すっかりいい気分です。

Bar地底
https://www.instagram.com/chiteiotsuka/


E.D.O.ECHO SOUNDSYSTEMことJINYA氏が放つ独自のダブサウンドと、イクマくんのギターによるセッションも文句なし!

https://www.instagram.com/ikuma_kawabe


【 16 】
 2025年12月30日(火)
 大友良英&大西順子  
『New Encounters  大友良英・大西順子 first meeting』
 @新宿Pit Inn

新宿ピットインで、大友良英(g)と大西順子(pf)が初共演。
この異色の組み合わせが実現したのは、新宿駅前広場で行われたロシア・ウクライナ反戦集会でノイズソロを演奏する大友良英を、大西順子が目撃したことがきっかけとのこと。


ピットインでライブを観るのは、コロナ以降初。そして両者のライブを観るのもコロナ以降初めて。
大友良英を最後に観たのは、2019年5月8日の銀座ソニーパーク。
大西順子は、2019年12月26日の吉祥寺サムタイム以来。

2012年の引退宣言から4年後に発表された復帰作『Tea Times』のレコ発として行われた2016年10月のブルーノート公演から、国内初のコロナ感染者が確認される直前の2019年12月まで、大西順子さんのライブには何度も足を運んでいます。

さてどんな共演になるのか。本人たちにもわかりません。どうかお楽しみに。

フライヤーより引用


演奏する2人でさえ予測できなかった初共演は、意外にも相性がよく、互いの持ち味を存分に発揮。即興のみならず、スタンダードの「Misty」や「Misterioso」も。
特に「Misty」はフリー要素ゼロ。大友さん、「緊張する」「最初で最後」と仰っていました(笑)。
大西さんもノリノリで、山下洋輔ばりの肘打ち奏法まで!
終始楽しそうなふたりの表情が印象的でした。

美しい旋律とインプロビゼーション。
グルーヴ感あふれるピアノと歪んだギター。
静から動へ。動から静へ。

1年の最後に最高の演奏を聴くことができました。下半期のベストライブ。


以上、2025年下半期に観たライブをふり返ってみました。
2026年も良いライブを観られますように。


※以上で終了。「投げ銭」でサポートしていただけましたら大変助かります。

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