レース編み レトロ飛行機ドイリー
2026年春製作。
過去のレース編み作品を記事にまとめるうちに、なにか自分でデザインを考えて編んでみたくなった。

ストックの中に、#40の茶色の糸玉がある。何年か前に100均で買った。20g玉だったのが、18gほど残っている。これを使って、なにが編めるだろう?
これまでに自分で考えて作ったレース編み作品は、いずれも単純な編み方を繰り返すだけのデザインだった。複雑な編み方を考案するのは無理…。
方眼編みが良い。方眼編みなら方眼紙のマス目を塗るだけで図案を作れる。その図案どおりに編めばオリジナル柄のドイリーになる、はず。
どんな模様にしようか。
飛行機にしよう。レトロゲームみたいなやつ。

方眼のルーズリーフをひきだしから発掘した。飛行機の本を片手に、鉛筆でマス目を塗る。描いているうちに楽しくなってきた。
往年のゲームを彷彿とさせるカクカクとした飛行機が6機描けた。バランスよく配置できそうな4機を選んで、全体の図案を作成した。
作り目の数と仕上がりサイズを計算すると…思ったより小さくなりそうだった。飛行機をひとまわり大きく修正し、配置しなおした。描いたり消したり調整を重ねて、納得のいく図案が完成した。
作り目の数を計算し、編み始めた。

図案の下辺から上辺まで1段ずつ編んでいく。方眼編みはくさり編みと長編みの繰り返しだけなのに、間違える。1マス間違えるだけで絵柄がずれる。何段も編み進めてから絵柄のズレに気付くことも。ほどくのは一瞬。行きつ戻りつ。それでも絵が現れてくると嬉しい。
方眼編み部分は茶糸がぎりぎり足りた。残りの糸ではふち編みができない。でもふちは付けたい(作り目部分があまり美しくないので隠したい)。黒の糸を継ぐことにした。

はじめてのオリジナルドイリー。B5サイズより少し小さい長方形になった。
図案は正方形で描いたのに。横にのびた、というより縦がつぶれたというべきか。
上下左右に4種類の飛行機、真ん中にプロペラ風の模様。ゲームのスタート画面のようなイメージで配置した(昔の飛行機のゲームはあまりやったことがないけど)。
縦横の比率が変わったことで全体のバランスも微妙になった…。実際に編んでみると図案のイメージと違う。方眼編みの図案をデザインするのは、思ったほど簡単じゃないのかもしれない。いや、編み方がヘタなだけ?

バランスが微妙でも、自己満足。自分で描いた絵が編み物になっていく過程が面白かった。たとえ他人から見て飛行機とわからなくても、どの絵が何の機体か、自分だけが知っている。

この糸はコットンなのにふわふわ感が控えめで、編むとクランチチョコみたいなザクザクとした風合いになった。
色もチョコレート色だし、だんだん美味しそうに見えてくる(?)。

そういえば、先日やったクロスステッチもゲームのドット絵みたいだった。
作り始めたのはこの方眼編みのほうが先だったと思う。
ゲームをやりたい気分というより、昔ながらのドット絵に郷愁を感じるお年頃なのかもしれない。
クロスステッチもそのうち自分で図案を描いて刺してみたい。
※クロスステッチはじめましたの記事はこちら。
