僕の世界が「拡張」した、今年観てよかった映画 | 2025年
「2025年よかった」第二弾は映画。今まで映画を観てこなかったので、観るたびに「こんな世界、表現があるんだ」と僕の世界観が都度「拡張」される感覚があり、とても楽しい。今年観た数は、オンデマンドで40本くらい?(来年はちゃんと記録したい)。そのなかで、僕が本当に「これは素晴らしい映画(一部ドラマ)体験だった!」と思えた10選をご紹介。ハッキリとしたネタバレ的なことは書いていないつもりだけど、ゼロではないのでご注意を。
鑑賞の参考にしている、映画Podcast「CINEMORE」
最近、僕が映画を観るうえで(かなり)参考にさせてもらっているPodcast(今回の5本は影響されて観たもの)が「CINEMORE」。ジョギングのおともにもぴったり。穏やかで知的なパーソナリティおふたりの会話がとても心地よく、本当に「聴くと観たくなる」!
今年、本当に観てよかった映画(一部ドラマ) 10選
本当は映画館で観たいけど時間もお金も節約したいので、基本オンデマンド。よく観るのはノンフィクション系・伝記系・ファッション系・ヒューマン系・スパイ系(スパイアイテムが好き)。ときどきアニメ。僕はすぐ忘れやすいけど、今でも観た印象や感想が強く残ったものは「感じることがあった」「体験として衝撃的新鮮だった」という観点から、以下の10選にしてみた。
1:37年経っても衝撃の映画体験で「拡張」
AKIRA(1988)
今までの人生で「AKIRA」の漫画やアニメはちょくちょく見かけており、「どうやらすごいらしい」ということはなんとなく知っていたけど、たまたま YouTubeで聴いたやつ が良くて、「AKIRA観てみたい欲」が高まり鑑賞。世界観と描写が独特で衝撃的。日本のアニメ(とくにSF系?)って多分「AKIRA前、AKIRA後」なんではなかろうかと思うくらい。言葉で説明というより、まさに「体験」。海外でも高い評価を受けているのもわかる気がした。音楽もめちゃくちゃカッコイイ!
2:現代の根幹を知り「拡張」
アドレセンス(2025)
これだけネトフリのドラマ。今年一番心打たれたし衝撃だった。演出もテーマも役者もシナリオも、すべてが相互に生きていて、完璧すぎるという印象。脅威の1カット撮りも、それが気にならないくらい自然で効果的。男として生きる苦しさとか、どうしようもない世代の限界。愛は確かにある、のにとても苦しい。それは、どの性別もどの人種もどの国も、どの時代もどの家族もそうだったのかもしれないけれど、とても鮮明鮮烈に描けているような気がした。とくに、カウンセラーのシーンが凄い。
3:溶けてく快不快の新世界で「拡張」
敵(2025)
唯一、今年映画館で観た映画。筒井康隆さんもともと好きだし、世間の評判も良いようだったので観たい欲が爆発して映画館へ。予備知識ゼロで観たので前半は????となったけど(映画館でおっちゃんが思いっきりいびきをかいていたくらい)、後半の世界が溶けていく感覚、ホラーやサイコ的な緊張感、全体を通して自分なりに考察していく楽しさ。面白かった!やっぱり筒井ワールド。長塚京三さんの品の良さがこの主人公にぴったりだし、モノクロで表現した意図みたいなものも自分なりに感じて、すばらしかった。監督、「桐島」の人なんだな。
4:青い春の多様性を観て「拡張」
ルックバック(2024)
いろんな人がいろんなメディアで絶賛していたので、時間短めだし軽い気持ちで観てみたら、よかった!僕らの時代の青春って運動系だったりさわやかだったり不良だったりしたけど、いやいや、これもめちゃくちゃ眩しい青春だなあ、と。描写は短いけど、2人の主人公の表情や動きで、思春期の見栄や、捻れた気持ちのピュアさもいろいろ感じることができて、素晴らしい。そして「人生は人生である」ということも、アニメーションなのに生々しく受け取ることができた。これは確かに、ずっとあったのに気付いていなかった世界を観たなあと。
5:日常との地続きを体感し「拡張」
帰ってきたヒトラー(2015)
昔からヒトラー/ナチス系の映画には興味があり、観たい作品がたくさんあるのだけど、とにかく「ビビリ」な僕は、鑑賞後の心理的ダメージを恐れて観ることができないでいる。…けど、これはコメディらしいということで鑑賞したら、よくできている映画でびっくり。とくに小さな違和感の重なりからのラスト、恐怖感と興奮が入り混ざって不思議な映画体験。永遠の僕のナンバーワン映画「バックトゥザ・フューチャー」ファンとしてあの衣装にニヤリ。ドキュメント風、王道映画風、すべての演出がとても効いている!すべての歴史は日常と繋がっているんだなということをリアルに感じたのは、初めての映画体験だったかも。
6:僕のマイノリティとリンクし「拡張」
パレードへようこそ(1981)
若い頃から、マイノリティじゃないはずなのに、マイノリティの人たちの話に激しく心が動いたり共感したりすることがすごく不思議だったのだけれど、自己理解のための習慣タスクを進めているうちに、最近になって自分も「名前の無いマイノリティ」だったことを発見して、ようやく納得。この映画は、その発見をする前後に鑑賞したもので、最後の粋すぎるシーンに号泣。当時のファッションやカルチャーを含めてイギリスの時代感も感じられてよかった。今読んでいる本でも、イギリスは草の根パワーが強いって書いてあったなあ。
7:圧倒の激しさとリアルに「拡張」
タクシー運転手(2017) / 1987、ある闘いの真実(2017)/ マルモイ ことばあつめ(2018)/ 密猟 1970(2023)
ずっと続く世間の韓国ブーム。韓国料理は大好きで昔からよく食べているけど、冬のソナタもK-POPも韓流ドラマも通らずにきてしまい、そろそろ僕も韓国作品に触れたいなーと思って、今年から少しドラマや映画を観ている。なかでもこの4本がなかなかの衝撃で、映画の質の高さにもびっくり、リアルな演出や演技にもびっくり、アクションのレベルの高さ&カッコ良さにもびっくり、歴史や文化の内容にもびっくりした。来年もいろいろ観てみたいなー。
8:美と荘厳と緊張の新バランスに「拡張」
教皇選挙(2024)
前述のPodcast「CINEMORE」で紹介されていて、気になって鑑賞。美しい絵の映画って「世界観・情緒系」の展開だったりするけど、緊張感あるコナン的ストーリー(?)を両立してるのがすごい。教皇ってそうやって決めるんだー、というのも面白かったし、建物も衣装も美しく、撮り方や構図にも見惚れながら、先が読めないストーリーにドキドキするという新体験で、かなり満足感の高い映画だった!
9:インテリうざオシャレに「拡張」
アニーホール(1977)
おしゃれサブカル系の雑誌の映画特集やファッション特集でよく出てくるアニーホールとウディ・アレン。名前は知っているが、どんな作品かは知らない。「どうやら三谷幸喜が好きらしい」くらいのイメージで、ずっと気になってはいたが観ていなかったのでチャレンジ。あ〜そういうことか、そういう世界観かと。確かにヒロインは美しくてめちゃオシャレ。確かにすごく三谷幸喜(『古畑任三郎』なんか結構影響受けてそうに思った)。神経質な洗練されたセンスの世界観で、うざい主人公が画面に向かってくどくど話すシーンはめちゃくちゃ僕好み。素敵な世界を体感できて、嬉しかったな。
10:胸焼けしそう、え、美味しいのかも…? で「拡張」
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022)
パプリカでジャッキーチェンで石岡瑛子でマトリックスで平和でホラーでカオス。だけどファミリーでラブ&ピース。え? え? え? え? という感じで観て、気がついたら終わってた!という感じ。なんかすごい勢いでいろんな料理を口に入れられてちょっとパニクったけど、おいしかったような気がする……? うん、おいしかったよ……! みたいな、唯一無二の映画体験だった。夫のアイドルのような可愛さも、映画のチャームポイントだと思う。
パプリカで、ジャッキーチェンで、石岡瑛子で、マトリックス……
まとめ | 映画鑑賞は時間の満足度が高い
毎日の習慣生活のなかで、映画鑑賞は時間の満足度が大変高い(日常とまったく別の世界に没入できて気分転換になるのと、世界が広がるので本を1冊読み終えた後の視野の広がりを感じる)。よい息抜きになっていると思う。来年は観た映画を記録したり、Xにつぶやいたり、週に1本は映画を観る日を決めるなどして、意識的にインプット/アウトプットできるようにしたいな。

Xもよかったらみてね
ジョギングや読んだ本観た映画など、日々の習慣記録をつぶやいてます
ジョギング中、猫がいるとつい足を止めてしまう。大きめの猫かと思って、チチチ…と暗がりで近づいたら熊だったらどうしようと思ってる(田舎)#ランニング #習慣化 #夜ラン pic.twitter.com/pRtEZ5pD8J
— LIFELITE idea | 人生を軽く (@LIFELITEidea) November 6, 2025
エレガントな毒の吐き方 / 中野信子
— LIFELITE idea | 人生を軽く (@LIFELITEidea) November 5, 2025
江戸と京都のコミュニケーションの違い、論破のリスク、外交のプロの心得。僕のコミュニケーションの貧困さと思い知り、そして意識が劇的に変わった!超良書入り。ブラマヨさんと中野さんの人種の違い?がなんだか可笑しい#読了 #習慣化 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/vkZ7esckF7
世の中は連休明け。
— LIFELITE idea | 人生を軽く (@LIFELITEidea) November 3, 2025
HPが体力(身体)で、MPは思考力(脳/心)ということか。回復に使うアイテムも違うし、身体を動かすことで思考力が回復するときもある。両方回復するのは睡眠か。RPGゲームってよく考えられているんだな(?)#朝活 #習慣化 #今日の積み上げ pic.twitter.com/RJ0wU2yTuv
