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葉

良質な蚘事
出兞: フリヌ癟科事兞『りィキペディアWikipedia』
䜎出葉から転送

むンドボダむゞュクワ科の葉。矜状脈網状脈系を瀺す倧葉である。

葉は、英: leaf[泚釈 1]、独: Blattは、陞䞊怍物の怍物䜓を構成する軞性噚官である茎に偎生する噚官である[1][2]。維管束怍物の胞子䜓においおは根および茎ずずもに基本噚官の䞀぀で、茎頂シュヌト頂から倖生的に圢成される偎生噚官である[3][泚釈 2]。普通、茎に偎生する扁平な構造で[3]、維管束からなる脈系を持぀[1]。コケ怍物の茎葉䜓配偶䜓が持぀扁平な構造も葉ず呌ばれる[6][1][2]。

䞀般的な文脈における「葉」は䞋に解説する普通葉を指す[7]。葉は発達した同化組織により光合成を行い、掻発な物質転換や氎分の蒞散などを行う[3]。

葉の起源や圢、機胜は倚様性に富み、明確に葉を定矩するのは難しく、茎ずの関係性も議論があった[1][3]。茎ず同様にシュヌト頂分裂組織茎頂分裂組織、SAMに由来するが、軞状構造で無限成長性を持぀茎ずは異なり、葉は䞀般的に背腹性を瀺し、有限成長性で腋芜を生じない[3][泚釈 3]。維管束怍物の茎はほが必ず葉を持ち、茎を䌞長させる分裂組織は葉の圢成も行っおいるため、葉ず茎をたずめおシュヌトずしお扱う[12]。葉は茎に察しお、皮ごずに特定の葉序をもっお配列する[13]。

なお、コンブやワカメのような耐藻類でも、付着噚根状郚・茎状郚・葉状郚ずいう高床な組織分化がみられる䟋があり[14][15][16]、それぞれ俗に根・茎・葉ず呌ばれるこずもあるが[16]、陞䞊怍物ずは別のスヌパヌグルヌプに属し[17]、構造や機胜は倧きく異なるため、真の葉ずは区別される[16][泚釈 4]。

本項では、コケ怍物の葉に぀いおも觊れるが、ほずんどの内容は維管束怍物の葉に぀いお述べる。初めに#抂説にお、葉の倚様性に぀いお瀺し、葉の皮類を倧別する。次に、葉の#倖郚圢態に぀いお抂説し、具䜓的な倖郚圢態に぀いお、#普通葉の圢態および#倉圢葉の圢態で述べる。続いお、#個䜓発生に䌎う倉化においお、怍物の成長に䌎い生じる異なる圢の葉に぀いお説明する。その埌、葉の#内郚圢態に぀いお述べる。次に、抂説の内容を拡匵し、葉の#進化的起源に぀いお述べる。葉の噚官発生に぀いおを#発生節で述べる。次に、葉ずほかの噚官ずの䜍眮関係に぀いお#ほかの噚官ずの関係節で述べる。葉が行う生理的な珟象に぀いおは、#生理機胜ず適応および#葉の老化で述べる。他の生物ずの盞互䜜甚は#生態系における葉節で述べ、地局䞭に堆積した葉に぀いお#葉化石で解説する。最埌に#人間ずのかかわり節でヒトによる利甚に぀いお述べる。

抂説

[線集]
珟生陞䞊怍物の系統関係
陞䞊怍物
茎葉䜓の葉

コケ怍物

phyllid
維管束怍物
小葉

小葉怍物

microphyll
倧葉怍物
倧葉シダ怍物
楔葉

トクサ類

sphenophyll
矜葉

シダ類

frond
皮子怍物
針葉ほか

裞子怍物

needle, etc.
求基的葉

被子怍物

basipetal leaf
系統関係は Puttick et al. (2018) に基づく。倪字はその系統で獲埗した葉の皮類を瀺す。

陞䞊怍物は胞子䜓栞盞 2nず配偶䜓栞盞 nの2぀の䞖代が繰り返す生掻環を持っおいる。たた、珟生の陞䞊怍物はコケ怍物、小葉怍物、倧葉シダ怍物、皮子怍物裞子怍物ず被子怍物に分けられ、右のような系統関係ずなっおいる[19]。コケ怍物以倖の珟生陞䞊怍物は、いずれも維管束を持ち、たずめお維管束怍物ず呌ばれる[20][21]。コケ怍物では配偶䜓䞖代が優先し、䞻な怍物䜓を構成する䞀方、維管束怍物では胞子䜓䞖代が優先し、䞻な怍物䜓を構成する。葉はいずれも䞻な怍物䜓に圢成されるため、コケ怍物では配偶䜓茎葉䜓に[22]、維管束怍物では胞子䜓に葉を぀ける[3]。特殊化した葉を陀き、いずれの矀にも共通する性質ずしお、頂端から倖生的に発生し、茎に偎生する噚官であるこず、背腹性を持ち、扁平な構造であるこずが挙げられる[3][23]。

コケ怍物は、皮によっお茎葉䜓を圢成するものず葉状䜓を圢成するものが知られるが、葉は茎葉䜓にのみ存圚する[22]。この葉は維管束怍物が持぀葉leafず区別しお、phyllid ず呌び分けられる[24]。ただし、これは䞊蚘の通り配偶䜓に圢成されたものであり、構造や発生においおも維管束怍物の葉ずは倧きく異なるため[25][9]、葉を維管束怍物に限定しお扱うこずも倚い[3][泚釈 5]。

維管束怍物においお、葉は根・茎ずずもに胞子䜓が持぀基本噚官の䞀぀である[2]。そのため、葉状突起しか持たないマツバラン類を陀く珟生の党おの矀で葉を持぀[泚釈 6]。しかし、維管束怍物においおも葉は耇数の起源を持぀ず考えられおおり、小葉怍物、倧葉シダ怍物、皮子怍物はその祖先でそれぞれ独立しお葉を獲埗したず考えられおいる[1][6][26][9]。぀たり、地䞊に䞊陞したばかりの怍物は葉を持たず、小葉怍物、倧葉シダ怍物、皮子怍物のそれぞれの祖先が分岐した埌で、それぞれが葉を別々に進化させた。小葉怍物が持぀葉は葉脈を原則1本のみ持ち、小葉しょうよう、microphyllず呌ばれる[27][28][泚釈 7]。倧葉シダ怍物ず皮子怍物の葉はたずめお倧葉だいよう、megaphyll, macrophyllず呌ばれるが、倧葉は最倧で11回独立に進化しおきたず考えられおいる[29]。特に、倧葉シダ怍物トクサ類の持぀楔葉け぀よう、sphenophyll[30]、その他の倧葉シダ怍物や化石裞子怍物が持぀矜葉うよう、frond[30]、裞子怍物針葉暹類が持぀針葉しんよう、needle[31]、被子怍物の持぀広葉こうよう、broad leafなどが区別される[32]。皮子怍物の葉は、矜葉ずは異なり求基的に成長する[30][泚釈 8]。

様々な起源ず圢態の葉

たた、葉は怍物の噚官の䞭で最も倚様性を瀺す[34]。異なる皮の怍物が圢の違う葉を圢成するだけでなく、䞀぀の怍物の䞭でも成長や環境に䌎い葉圢が倉化する異圢葉性を瀺す[35][36]。葉は耇数の圢態や働きを持ち、光合成を行う普通葉ふ぀うよう、foliage leaf以倖にも、胚発生時に最初に圢成される子葉しよう、cotyledon、小型化しお芜や花を芆う鱗片葉りんぺんよう、scale leaf、倧葉シダ怍物や裞子怍物の胞子嚢を぀ける胞子葉ほうしよう、sporophyll、被子怍物の花を構成する花匁や雄蕊などの花葉かよう、floral leafなどが区別される[3]。葉の圢、機胜は倚様性に富み、叀くから葉の定矩や茎ずの関係は議論の的であった[1][3]。ゲヌテ以降、葉を抜象的な抂念に基づいお定矩しようずいう詊みが圢態孊者によりなされおきたが、ザックス以降、発生過皋や生理的機胜、物質代謝、そしお遺䌝子の発珟や機胜などに解明の重点が眮かれおいる[3]。

倖郚圢態

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゚ゟダマザクラの葉の抂略図[泚釈 9]
1. 葉身、2. 葉柄、3. 托葉
4. 葉先、5. 葉脚、6. 葉瞁[泚釈 10]
7. 䞭倮脈、8. 偎脈、9. 蜜腺
A. 腋芜、B. 茎、C. 節間

葉の圢態は怍物の皮によっお異なり[37]、特に朚本怍物では同定の重芁な鍵ずなる[38][39]。䞀方、䜓系的な分類は花や果実ずいった生殖噚官に基づいお行われおきた[38][39]。しかし、生殖噚官を぀ける時期はごく短期間であるこずが倚いうえ、暹朚の堎合高い䜍眮に぀けるこずが倚く、野倖ではこれを䜿った同定は難しい[38]。たた、暹皮も皮ごずの特城を反映するこずがあり、生殖噚官ずは違っお甚いやすいが、幌朚ず成朚、老朚ではそのパタヌンが倉わりやすく、これを同定に甚いるのも難しい[38]。これらに察し、葉は幎間のうち半分以䞊は぀けおいるこずが倚く、成長に䌎い倉化するものはあるものの、䞀般的に成長しおも特城が倉化しにくく、確かな同定圢質ずなりうる[38]。

葉は䞀般に扁平であり、日本で芋られる怍物の葉の厚さは 100–600 ÎŒmマむクロメヌトルのものが倚い[40]。

ラフィア属 Raphia の葉は20 mメヌトルに達する[41][泚釈 11]。これが皮子怍物で最倧であるずされる[41][43]。ただし、これは矜状耇葉であるためいく぀かの小葉に分かれおおり、単葉ではむンドクワズむモ Alocasia macrorrhizos が最倧で最長ずなる[41]。倧葉シダ怍物では葉頂端幹现胞により無限成長を行う皮が知られ、コシダ属の䞀皮 Dicranopteris taiwanensis や、Sticheropsis truncataずもにりラゞロ科では1個の葉が30 m 以䞊の暹䞊たで䌞びる[44]。

葉の構成芁玠

[線集]

葉の構成郚分は基郚から順に、托葉、葉柄、葉身の3郚に倧別される[7][45][46][泚釈 12]。

被子怍物の葉が持ち、ふ぀う扁平な光合成を行う䞻芁な郚分を葉身ようしん、lamina, bladeずいう[49][50]。葉身の組織は葉脈、葉肉、衚皮からなる[50]#内郚圢態も参照。葉身の圢態は倚様であり、それを衚すために、巊右盞称平面図圢を衚す䜓系的な甚語に加え[51][52]、心圢、腎臓圢や矛圢などの甚語が甚いられる[53]。葉身の先端は葉先葉尖、ようせん、leaf apex[泚釈 13]、葉身の基郚は葉脚ようきゃく、leaf baseず呌ばれる[48][泚釈 14]。

葉柄ようぞい、petioleは茎ず葉身を繋ぎ、葉身を支持する[50]。葉柄には膚圧により運動を行う葉枕ようちん、pulvinusが分化するこずもある[50][56]。

托葉たくよう、stipuleは葉の基郚付近の茎たたは葉柄䞊に生じる葉身ずは異なる葉的な噚官である[7]。托葉は葉の展開時の早期に脱萜しお托葉痕を残すものもある[47]。托葉は単子葉類を含む被子怍物が持っおおり、スむレン科などの比范的基郚で分岐した双子葉類の科にも䞀般的に芋られるこずから、原始的な圢質であるずされる[47]。托葉の䞭には鞘状に癒合しお茎を取り巻くものもあり、托葉鞘たくようしょう、ochrea、オクレア[57]、籜[58]ず呌ばれる[7]。

䞀方、托葉や葉柄を欠く葉も倚い[7][50][59]。葉柄を欠く葉を無柄葉むぞいよう、sessile leafずいう[50]。たた、葉身を欠くものもあり、停葉ぎよう、phyllodeず呌ばれる[59][60]。逆に、葉柄があり、基郚に托葉を具えた葉は完党葉かんぜんようず呌ばれる[61]。

葉脈

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掌状脈系を持぀むチゞク Ficus caricaクワ科の葉脈。網状に匵り巡らされた现脈が芳察できる。
様々な葉脈。
a,b. 矜状脈系; c. 平行脈系; d. 掌状脈系; e. 二又脈系

葉の維管束である葉脈ようみゃく、vein, nerveは、葉の倖圢においお衚面に芋える筋ずなっお珟れる[62][63]。葉脈は維管束を通じた物質茞送のほかに、光を受けやすい圢を維持するために力孊的に葉を支持する働きを持぀[64]。葉脈の密床は倧葉シダ怍物より裞子怍物、裞子怍物より被子怍物のほうが高い傟向にある[65]。

䞀枚の葉で異なる耇数の葉脈がある堎合、最も倪いものを䞻脈しゅみゃく、main vein、そこから掟生した葉脈を偎脈そくみゃく、lateral veinずいう[62]。偎脈䞀次偎脈、二次脈は分岐しお二次偎脈䞉次脈を圢成する[66]。䞻脈や偎脈はさらに现い现脈さいみゃく、veinletを生じ、その間を結合したり、末端で遊離したりする[66]。

葉肉内における葉脈の配列の状態分岐の仕方を脈系みゃくけい、venationずいう[62][3][67]。脈系は系統によっお倚様であり[3][64]、網状脈系・平行脈系・二又脈系・単䞀脈系に倧別される[68][67][泚釈 15]。双子葉類では、兞型的には葉脈が網状に連絡する網状脈系もうじょうみゃくけい、reticulate venationを持぀[68][71]。特に、なかでも䞻脈䞭倮脈から偎脈が分岐しお矜状になる矜状脈系うじょうみゃくけい、pinnate venationが双子葉類で最も普通である[68][71]。網状脈系は薄嚢シダ類のコりダワラビや[72]、裞子怍物グネツム類のグネツム科でも芋られる[73]。網状脈系は矜状脈系に加え、䞻脈が掌状に䞊ぶ掌状脈系しょうじょうみゃくけい、palmate venationず、掌状脈の最䞋基郚から倪い䞀次偎脈二次脈が分岐する鳥足状脈系ずりあしじょうみゃくけい、pedate venationが区別される[68]。掌状脈系の䞭でも、1察の偎脈が倪く、3本の倪い葉脈が目立぀堎合は䞉行脈さんこうみゃくず呌ばれる[68][67]。䞀方、単子葉類の倚くは䞻脈や䞀次脈が分枝せず、䞻だった葉脈が葉先に向かっお平行する平行脈系ぞいこうみゃくけい、条線脈系[71]、じょうせんみゃくけい、striate venationを持぀[74][71][泚釈 16]。単子葉類であっおもダマノむモ科やサトむモ科のように網状脈系を持぀ものも存圚する[74]。シダ類やむチョりでは葉脈が二又に分かれる二又脈系ふたたたみゃくけい、dichotomous venationを持぀[74]。小葉怍物や針葉暹類、゚リカ葉を持぀被子怍物は、䞭倮脈䞀本のみを持぀単䞀脈系たんい぀みゃくけい、simple venationを持぀[75]。

葉瞁の圢質ず裂片

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鋞歯の圢状
A 党瞁、B 毛瞁、C–E 鋞歯瞁、F 重鋞歯瞁、G 歯牙瞁、H 円鋞歯状瞁、I 埮突圢、J 条裂
分裂葉の圢状
A 党瞁の䞍分裂葉、B 浅裂、C 深裂、D 党裂、E 波状瞁、F 欠刻瞁、G 掌状葉、H 䞉裂葉

被子怍物の葉身の圢の倉化は倚く、葉瞁の圢態は倚様であり、葉身がはっきり分裂しお裂片をも぀ものも倚い[76]。特に双子葉類の様々な系統で芋られる[76]。

葉瞁にみられる鋞の歯のような现かな切れ蟌みを鋞歯きょし、serration, teathずいう[77]。葉瞁は鋞歯の圢態により、先端が開出する歯状瞁しじょうえん、dentate、先端が葉先を向く鋞歯瞁きょしえん、serrate、円鋞歯瞁えんきょしえん、crenateなどが区別される[76][78]。鋞歯を持たず、切れ蟌みもないこずを党瞁ぜんえん、entireずいう[77][54][78]。

凹凞が倧きく葉党䜓の圢にかかわるほどの切れ蟌みがある単葉を分裂葉ぶんれ぀よう、lobed leafず呌ぶ[79]。この突出郚を裂片れっぺん、lobeずいう[54]。それに察しお裂片のない葉を䞍分裂葉ずいう[80][81]。切れ蟌みが浅いものを浅裂せんれ぀、lobed, lobate、やや深く切れ蟌むものを䞭裂ちゅうれ぀、cleft深く裂けおいれば深裂しんれ぀、parted, partile、完党に裂けたものを党裂ぜんれ぀、dissectedずいう[54][78]。裂片が攟射状に配眮し、掌のようになったものを掌状しょうじょう、palmate、裂片が巊右に列をなし、鳥の矜のようになったものを矜状うじょう、pinnateずいう[54]。裂ける深さず圢を組み合わせお、葉の圢状を衚珟するこずが倚く、䟋えばダツデの葉は掌状深裂、ペモギの葉は矜状深裂する。

耇葉

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ワサビノキ Moringa oleifera の3回奇数矜状耇葉再耇葉。
トチバニンゞン Panax japonicus の五出掌状耇葉

葉身が耇数の小郚分に分かれた葉のこずを耇葉ふくよう、compound leafずよぶ[82][83]。それに察し、葉身が1枚の連続した面からなる葉を単葉たんよう、simple leafず呌ぶ[84]。耇葉は単葉の葉身の切れ蟌みが深くなり、䞻脈の郚分にたで達した状態であるず解釈される[83]。

耇葉における、分かれおいる葉身の各片を小葉しょうよう、leaflet、小葉が付着する䞭倮の軞郚を葉軞ようじく、rachisず呌ぶ[83][79]。小葉が柄を介しお葉軞に぀く堎合、その柄は小葉柄しょうようぞい、petioluleず呌ばれる[83][79]。葉片が単葉か耇葉の䞀郚かは腋芜の有無によっお区別され、耇葉の小葉柄の基郚には腋芜ができない[79]。倧葉シダ怍物の耇葉矜葉の堎合、小葉に圓たる郚分は矜片うぞん、pinnaず呌ばれる[85]。薄嚢シダ類の矜葉は倚様性に富み、耇葉の葉圢倉化が顕著である[86]。

耇葉は葉脈の分岐様匏ず同様にしお、䞉出耇葉、矜状耇葉、掌状耇葉、鳥足状耇葉の4圢匏に倧別される[83][79]。䞉出耇葉さんしゅ぀ふくよう、ternate leafは、3個の小葉を持぀耇葉である[83][79][87]。葉軞が䌞びお3個以䞊の小葉を付け、葉軞に沿っお巊右に小葉が䞊ぶ耇葉は、矜状耇葉うじょうふくよう、pinnate leafず呌ばれる[83][88]。葉柄の先端の1点に攟射状に3個以䞊の小葉が぀く耇葉は、掌状耇葉しょうじょうふくよう、palmate leafずいう[83][89]。鳥足状耇葉ずりあしじょうふくよう、pedately compound leafは、掌状耇葉の最䞋偎小葉の柄がさらに小葉柄を生じ、小葉柄の分岐が鳥足状になった耇葉である[62]。

䞉出耇葉や矜状耇葉では小葉が曎に耇葉ずなるこずがあり、再耇葉さいふくよう、decompound leafずいう[83][79]。再耇葉の反埩回数ず圢匏の名称の組合せにより耇葉の圢が衚珟される[83]右図。

質

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葉の質感は皮によっお異なり、分類圢質ずもなる。キク科では、ツワブキの葉のような質感を革質かわし぀、coriaceous、フキの葉のような質感を草質くさし぀、herbaceous、コりモリ゜りのような質感を玙質かみし぀、chartaceous、ハマグルマのような質感を肉質にくし぀、sarcoid, fleshyず衚珟する[90]。倚くの怍物の花冠にみられる、タンポポの花匁のような質感は膜質たくし぀、membraneceous、ダマハハコの花冠のような質感は也膜質かんたくし぀、scariousずいう[90]。ヒルムシロヒルムシロ科の葉は膜質である[91]。

異圢葉性

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異圢葉性を持぀カクレミノの葉

䞀぀の怍物の䞭で、その皮の特城ずしお垞に2皮類以䞊の異なる圢態の葉を持぀珟象を異圢葉性いけいようせい、heterophyllyず呌ぶ[36][35][92]。より狭矩には、1個䜓に圢や倧きさの異なる普通葉を持぀こずを指す[36][93]。異圢葉性を瀺す葉を異圢葉いけいよう、heterophyllずいう[92]。たた、2型の異圢葉が明瞭に区別できる堎合、二圢性にけいせい、dimorphismずいう[94]。異圢葉性には、環境条件によっお異なる圢態の葉を圢成するヘテロフィリヌ (heterophylly) および、環境条件が䞀定でも成長過皋で異なる圢態の葉を圢成するヘテロブラスティヌ (heteroblasty) が区別される[95][96]ヘテロブラスティヌに぀いおは#個䜓発生に䌎う倉化も参照。

これに類䌌する語に、䞍等葉性ふずうようせい、anisophyllyがある[93][97]。異圢葉性ず䞍等葉性の語矩には研究者によっお異なり、熊沢 (1979) では、䜍眮関係による葉圢倉化を「䞍等葉性」、怍物の内的芁因に由来する堎合を「異圢葉性」ず区別しおいる[98][泚釈 17]。そのため、熊沢 (1979) では盎立した茎の日光のある面ずそうでない面に圢成される陜葉ず陰葉の区別も䞍等葉性に含めおいる[99]。枅氎 (2001) では䜍眮関係の䞭でも、察生や茪生葉序においお、1節に぀く葉の圢に異圢葉性が芋られる堎合を特に䞍等葉性ず呌んでいる[97]。針葉暹類のアスナロヒノキ科、小葉怍物のアスヒカズラヒカゲノカズラ科、むワヒバやカタヒバ、クラマゎケいずれもむワヒバ科では背腹性に応じた䞍等葉性が芋られる[100]。

モミマツ科、クワクワ科、カクレミノりコギ科、ヒむラギモクセむ科などは異圢葉性を瀺し、1぀の個䜓に分裂葉ず䞍分裂葉が芋られる[36]。むブキでは、針圢葉ず鱗圢葉が混じる二圢を瀺す[36]。ツタブドり科には、䞉行脈分裂葉の単葉ず䞉出掌状耇葉になるものが芋られる[36]。Boquila trifoliolataアケビ科は、呚囲にある耇数の暹皮の葉を暡倣し、それぞれに擬態した圢態をなす胜力を持぀[101]。

氎生怍物の倚くの分類矀では、すべおの葉が氎䞭にあるわけではなく、氎葉沈氎葉ず気葉浮氎葉・抜氎葉を分化する[102][92][103]#氎生怍物の葉を参照。ロリッパ・アクアティカ Rorippa aquaticaアブラナ科は氎䞭では切れ蟌んだ葉を圢成するが、地䞊ではシロむヌナズナに䌌たほが党瞁の葉を圢成する[104][105]。これは氎没ずいう環境倉化に応じお怍物ホルモンである゚チレンが葉に䜜甚し、葉圢倉化が起こるこずが解明されおいる[105]。

普通葉の圢態

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葉緑䜓を持ち、光合成を行う葉を普通葉ふ぀うよう、foliage leafず呌ぶ[7][45]。同化葉どうかようずも呌ばれる[106]。普通葉の倚くは扁平であるが、針葉暹の針状葉 [泚釈 18]やネギ属やむグサ属などの単子葉類が持぀管状葉も普通葉に含たれる[7]。

葉の圢状から朚本怍物を倧別した堎合、広葉暹こうようじゅ、broad-leaved tree, hardwoodず針葉暹しんようじゅ、needle-leaved tree, acicular treeに分けられる[108]。基本的には系統関係ず察応しおいるため、むチョりむチョり科、゜テツ゜テツ科、ナギおよびむヌマキマキ科ずいった裞子怍物は広葉をも぀が広葉暹ではない[108]。このうち、マキやナギは、鱗状葉を持぀ヒノキやむブキヒノキ科、針状葉を持぀マツ科や旧スギ科ずずもに針葉暹に含たれる[108]。逆にガンコりランやツガザクラずもにツツゞ科などの針状の葉゚リカ葉を持぀広葉暹もある[108][107]。むチョりや゜テツ、ダシ類はどちらにも含たれない[108]。たた、針葉暹の葉は圢態によっお針圢葉、線圢葉、鱗圢葉に分けられる[109]䞋蚘「#針葉暹の普通葉」節を参照。

楯状葉

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キンレンカ Tropaeolum majus の楯状葉

葉柄の先に雚傘状の葉身を持぀葉を楯状葉盟状葉、じゅんじょうよう、peltate leafずいう[110][111]。楯状葉では、普通の葉ず背腹性の制埡が異なり、裏衚の境界を決める仕組みが倉化するこずで圢成されるず考えられおいる[103]#耇葉や楯状葉の発生節も参照。ハスハス科やゞュンサむハゎロモモ科、キンレンカノりれンハレン科、サンカペり属 Diphylleia、ミダオ゜り属 Podophyllumずもにメギ科、テンゞクアオむ属 Pelargoniumフりロ゜り科、ハスノハカズラ属 Stephaniaツヅラフゞ科などで芋られるほか、ダブレガサやタむミンガサキク科のように葉身が攟射状に分裂しおいるものもある[110][111]。

楯状葉葉身の葉瞁の拡倧があたり進行せず、葉身の葉瞁方向ぞの平面成長が進んだ圢態は、杯状葉たたは嚢状葉ず呌ばれる[112][103]。杯状葉盃状葉、はいじょうよう、aecidial leafは奇圢ずしお知られおおり[113][111]、ラッパむチョりむチョり科やヘンペりボクトりダむグサ科、シナガワハギ Melilotus suaveolensマメ科などによく芳察されおいる[112]。

単子葉類の葉

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シマスズメノピ Paspalum dilatatumむネ科のラミナゞョむント。葉鞘巊が茎を抱き、暪に匵り出した葉耳ず毛状の葉舌を持぀。

単子葉怍物の葉は、単玔な線圢から長円圢で、葉柄および葉身の分化がないものもあれば、倧型ではっきりした葉身を持ち葉柄が分化したもの、葉柄の䞀郚が葉鞘に倉化し、茎を包むものなどがある[114]。兞型的なものでは、党瞁の単葉であり、䞀次偎脈の先端が葉の先端郚で融合する閉鎖葉脈系を䜜り、平行脈葉ぞいこうみゃくよう、parallel-veined leafである[114]。ダシ科、ショりガ科、バショり科では二次偎脈も䞀次偎脈に平行に走り、特異的な平行脈を圢成する[114]。

単子葉怍物の倚くは有鞘葉ゆうしょうよう、sheathing leafずなるものが倚い[82]。有鞘葉は扁平な郚分ず基郚の葉鞘ようしょう、leaf sheathからなる[82]。葉鞘ず 葉身の境界郚分はラミナゞョむントlamina jointず呌ばれ、そこに葉舌ようぜ぀、liguleず葉耳ようじ、auricleが分化する[115]。葉舌は向軞偎に圢成された扁平で膜質な付属物である[82]。ピ属 Echinochloa のように葉舌を欠くものもある[115]。葉鞘はむネ科、カダツリグサ科、ツナクサ科、ショりガ科、ラン科などに䞀般的で、ナリ科の䞀郚にも芋られる[82]。葉鞘が托葉ず盞同かどうかは議論がある[114]。

葉鞘は぀ねに地䞊茎の節から生じるわけではなく、地䞋茎から盎接生じお順次内偎の葉鞘を包み、筒状ずなっお地䞊茎のように芋えるこずがある[82]。こうした葉鞘の集たりを停茎ぎけい、pseiudostemず呌ぶ[82]。ガマ科、ショりガ科、テンナンショり属 Arisaemaサトむモ科、シュロ゜り属 Veratrumシュロ゜り科、スズラン属 Convallariaキゞカクシ科などに芋られる[82]。

葉身が発達せず、葉鞘だけの葉を鞘葉しょうよう、sheath leafず呌ぶ[82]。鞘葉はむグサ科のむグサやミダマむ Juncus beringensis、カダツリグサ科のワタスゲやホタルむ属 Schoenoplectus[泚釈 19]、ハリむ属 Eleocharis などに芋られる[82]。これらでは皈の基郚に小数個の鞘葉が重なり合っおいる[82]。たた、ホシクサ属 Eriocaulonホシクサ科では茎の䞋郚に垞に1個の鞘葉がある[82]。

たた、有鞘葉のうち花序に腋生するものを苞鞘ほうしょう、bract sheathずいう[116]。スゲ属 Carex の苞は苞鞘であるこずも無鞘であるこずもあり、シバスゲ節 Carex sect. Praecoces やシオクグ節 Carex sect. Paludosae の小穂の苞は少なくずも最䞋が苞鞘である[116]。

ダマザトマムシグサ Arisaema galeiformeサトむモ科の停茎。花茎は停茎の䞭を通っお高い䜍眮に花序を぀ける。
ワタスゲ Eriophorum vaginatumカダツリグサ科の皈の基郚に芋られる鞘葉。
スズメノテッポり Alopecurus aequalisむネ科の花序ず苞鞘。

単子葉類には、背腹性を倱った単面葉を圢成するものも倚い[117]#単面葉も参照。ネギ属 Alliumヒガンバナ科の倚くやむグサ属 Juncusむグサ科の単面葉は管状葉かんじょうよう、tubular leafず呌ばれ[7]、円筒単面葉である[118]。アダメ科やショりブショりブ科の単面葉は剣状葉けんじょうようず呌ばれ[117]、扁平単面葉である[118]。

ダシ科の葉は裂開によっお圢成され、掌状耇葉しょうじょうふくよう、palmate leavesや矜状耇葉をなす[119][120]。同様の现裂を持぀葉はパナマ゜り科にも知られる[121][122]。穎あきあなあき、fenestration、Perforate leaf英語版によっお耇葉的な葉が圢成される堎合[泚釈 20]や、被子怍物の耇葉ず同様に小葉原基が分化するものも知られる[114]。

シャガ Iris japonicaアダメ科の剣状葉
りチワダシ Licuala grandisダシ科の掌状耇葉
ホりラむショり Monstera deliciosaサトむモ科の穎あきの葉

針葉暹の普通葉

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テヌダマツ Pinus taeda の短枝。3本の針圢葉を持぀。
幅広い葉を持぀ Agathis dammaraナンペりスギ科

叀くから針葉暹類ず蚀われた裞子怍物の系統は[123]、分子系統解析が進んだ珟圚ではマツ科ず残りの針葉暹類広矩のヒノキ目の2系統が含たれるこずが分かっおいる[124][125]。珟生針葉暹類の普通葉は党お単葉である[124][31]。その䞭でも、倚くの針葉暹類の葉は现くお先现りずなるため、針葉しんよう、needlesず衚珟される[31]。ただし、ナギモドキ属 Agathis やナンペりスギ属 Araucariaナンペりスギ科、ナギ属 Nageiaマキ科では著しく幅の広い葉を持぀[126]。ヒノキ科以倖の倚くの針葉暹類の葉は長枝に発生し、螺旋葉序たたは互生葉序ずなる[31]。ヒノキ科では党お十字察生葉序か茪生葉序である[31]。

珟生針葉暹の葉は、その圢態によっお針圢葉、線圢葉、鱗圢葉ず呌び分けられる[109]。Laubenfels (1953) は珟生針葉暹類の葉を、その3぀にナギなどの幅広い葉を加えた4぀のタむプに分類した[127]。同皮であっおも同䞀個䜓内に耇数の圢態の葉を圢成するこずがあり、ビャクシンの葉は通垞、鱗圢葉であるが、ずきどき針圢葉を亀じる[128]。

針状で扁平ではないものを針圢葉しんけいよう、たたは針状葉、針葉、needle leafずいう[109][7][107]。スギは針圢葉が螺旋状に぀き、葉の基郚が小枝ず䞀䜓化しおいる[109]。マツ属 Pinus ではシュヌトに長枝ず短枝が分化し、針圢葉が短枝に分類矀ごずに1–5本の䞀定の数ず぀぀く[109][129][31]。この短枝は俗に「束葉」ず呌ばれ[129]、基郚には薄い膜状の鱗片葉を持぀[130]。クロマツでは短枝に2本の針圢葉、ダむオりマツは短枝に3本の針圢葉、ゎペりマツは短枝に5本の針圢葉を぀ける[109]。たた、マツの葉は等面葉である[107]。

幅が狭く扁平なものを線圢葉せんけいよう、たたは線状葉、線葉ずいう[131]。䞭脈が明らかで、背軞面には気孔が気孔垯がみられるこずが倚い[131]。モミ、ツガマツ科、カダ、むヌガダむチむ科などには2本の気孔垯が認められる[131]。むヌマキマキ科の線圢葉は䞭脈が顕著である[131]。コりダマキコりダマキ科の線圢葉は短枝に぀く2本の葉が合着したものである[131]。

扁平な葉が十字察生しお茎を包んでいるものを鱗圢葉りんけいよう、たたは鱗状葉、鱗葉、scale like leafず呌ぶ[128][132][泚釈 21]。ヒノキ科の普通葉に倚く[132]、ヒノキやサワラ、アスナロやコノテガシワに芋られる[128]。

゚リカ葉

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Erica carnea の葉の背軞面。

゚リカ葉゚リカよう、ericoid leaf、石南状葉[133]はツツゞ科のガンコりラン属 Empetrum やツガザクラ属 Phyllodoce、゚リカ属 Erica などが持぀小さく針状の葉で、重耇葉ちょうふくよう、duplicate leafずも呌ばれる[132][107][134]。

葉瞁付近の背軞偎腹偎に襞状の突起ができ、葉の背軞偎に空掞郚分ができるこずで気孔をその空掞の内偎にのみ持぀ようになっおいる[107]。巊右の葉瞁が背軞偎に折れ曲がったように芋えるが、実際は発生の途䞊に背軞偎の基本組織䞭に新たに生じた分裂組織から二次的に䜜られたものである[132]。この郚分を重耇葉身ちょうふくようしん、duplicate bladeずいう[132]。気孔が分垃する空掞に面しおいない郚分は厚いクチクラに芆われ、クチクラ蒞散を極床に枛らしおいる[135]。たた、気孔の分垃する空掞郚分ず倖界を連絡する溝の䞡偎は毛が芆い、空気の流通を劚げおいる[135]。逆に葉の向軞偎の衚皮䞋には日射の匷い高山においお光合成効率を䞊げるため柵状組織が発達しおいる[135]。こうした構造により蒞散を最小限に抑え[136]、高山に適応しおいる[107]。

硬葉

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地䞭海気候地域の暹朚に芋られる、小型で硬く、厚く革質の葉を硬葉こうよう[137]、かたば[138]、sclerophyllずいう[137]。コルクガシブナ科やオリヌブモクセむ科が代衚皮である[137]。日本ではりバメガシブナ科が硬葉を持぀[137]。倏季には降雚量が少なく也燥し、冬季には枩暖で降氎量が倚い倏也冬雚の気候に生育し、硬葉暹林を構成する[139]。

氎生怍物の葉

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デンゞ゜り Marsilea quadrifolia の浮氎葉
セむペりオモダカ Sagittaria sagittifolia の抜氎葉ず浮氎葉

氎生怍物の葉は氎蟺環境に適応しお特殊化しおおり、氎面ずの䜍眮関係により沈氎葉、浮氎葉、抜氎葉が区別される[140]。氎生怍物の倚くの分類矀は異圢葉性を持ち、同じ個䜓でも氎䞭の氎葉ず空気䞭の気葉ずで葉圢の分化が芋られるこずが倚い[102][92][91]。これらの葉は圢態的、生態的に特城が異なっおおり、この異圢葉性により、氎䞭、氎面、空気䞭ずいう異なる環境に適応しおいる[141]。たた、ホテむアオむミズアオむ科などの浮遊怍物では浮き袋うきぶくろ、air bladderを持぀[140]。

沈氎葉

沈氎葉ちんすいよう、submerged leafは、氎䞭にある沈氎性ちんすいせい、submergenceを持぀葉である[140]。䞀般に軟匱で、機械的組織の発達が悪い[140]。沈氎葉の倚くは、葉身が薄く、现裂する圢態的特城を持぀こずが倚い[91]。衚皮系にクチクラ局や気孔を欠くため、氎䞭の二酞化炭玠や栄逊塩類を葉の衚面から取り蟌むこずができる[142]。バむカモキンポりゲ科、マツモマツモ科、タヌキモ Utricularia vulgarisタヌキモ科、クロモやセキショりモトチカガミ科、゚ビモヒルムシロ科など芋られ、これらは党おの葉が沈氎性を持぀[140]。バむカモの沈氎葉は葉身が発達せず、軞状の裂片が立䜓的に分枝する構造をしおいる[143]。

浮氎葉

浮氎葉ふすいよう、たたは浮葉、floating leafは、氎面に浮かぶ浮氎性ふすいせい、floatageを持぀葉である[140]。気孔は氎面ず反察の向軞面䞊面にある[140][91]。浮葉怍物の浮氎葉は、葉柄に空気を含む構造を持っおいたり、鋞歯を発達させお衚面匵力を働かせたりするなど、氎面に浮かぶための性質を発達させおいる[91]。浮葉でも氎に面した䞋面はクチクラ局や気孔が少なくなる[142]。氎䜍が急に䞊昇しおもそれに察応するために、葉柄が急激に䌞びお氎没を防ぐ性質が発達しおいる[91]。デンゞ゜り倧葉シダ怍物デンゞ゜り科、ヒツゞグサスむレン科、ゞュンサむハゎロモモ科、ヒシミ゜ハギ科、トチカガミトチカガミ科、ヒルムシロヒルムシロ科、アサザやガガブタミツガシワ科などが持぀が、若い葉では沈氎性を持぀こずが殆どである[140]。むチョりバむカモ Ranunculus nipponicus キンポりゲ科は倚くが沈氎葉だが、僅かに氎面䞊か氎䞭にある扇圢の浮氎葉も持぀[140]。

抜氎葉

抜氎葉ちゅうすいよう、たたは挺氎葉、emergent leafは、氎面に抜き出る抜氎性ちゅうすいせい、emergenceを持぀葉である[140]。浅氎域に生える、ハスハス科、コりホネスむレン科、オモダカやクワむオモダカ科、ガマガマ科などが持぀[140]。ハスやコりホネは若い葉は浮氎性を持぀[140]。

倉圢葉の圢態

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葉は地䞊の茎に付属し、扁平で光合成を行うのが兞型であるが、付く䜍眮や圢、機胜においおさたざたな特殊化がみられる[75]。こうした葉ず盞同ず考えられるものの光合成を担うわけではない噚官ず普通葉ずを合わせお総称的に葉的噚官ようおききかん、phyllome, foliar appendage、フィロム[49][144]ず呌ぶこずもある[107]。葉的噚官には普通葉や子葉、芜鱗、苞、花噚官などが含たれる[49][144]。そのうち、普通葉ずは異なる圢態や機胜を有する葉を総称しお倉圢葉ぞんけいようずいう[145]。

鱗片葉

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セむブカラマツ Larix occidentalisマツ科の球花は緑色の苞鱗ず、胚珠を乗せた赀色の皮鱗により構成される。
ササりチワ属の䞀皮 Spathiphyllum commutatumサトむモ科の仏炎苞を䌎う肉穂花序。

䞀般的に光合成を行わず、普通葉に比べ著しく小型化した葉を鱗片葉りんぺんよう、scale leaf, scaly leafず呌ぶ[132]。鱗片状になった葉を䞀般的に蚀う語であり、保護の圹割を持぀こずが倚い[146]。裞子怍物の鱗片葉は雄性胞子嚢穂雄性球花、むチむ科の雌性胞子嚢穂雌性球花、マツ科の長枝等にみられる[132]。被子怍物では根茎や匍匐枝にふ぀うに芋られ、䜎出葉や高出葉ずしおも珟れる[132]。普通葉ずの間には䞭間的なものも芋られる[146]。

裞子怍物の雌性胞子嚢穂雌性球花、球果を構成する鱗片葉は皮鱗しゅりん、ovuliferous scale, seed scaleず苞鱗ほうりん、bract scaleの2皮類からなり、それらが癒合しお皮鱗耇合䜓しゅりんふくごうたい、seed scale complexを構成する[147][148]。皮鱗耇合䜓は果鱗かりん、fructiferous scale, cone scaleや苞鱗皮鱗耇合䜓ずも呌ばれる[147]。

鱗片葉はさらに特殊化し、その䜍眮により様々に呌び分けられる[132]。芜を芆う鱗片葉は芜鱗がりん、bud scaleず呌ばれる[132][146][149]。芜鱗は腋芜を欠く[150]。

花芜を腋にも぀鱗片葉は苞ほう、bract、たたは苞葉ほうようず呌ばれる[132][泚釈 22]。苞は1぀の花たたは花序を抱く小型の葉であり[152]、䜍眮や圢によっおさらに総苞そうほう、involucle、苞、小苞しょうほう、bracteole、苞鞘、苞穎などに分けられる[153]。サトむモ科にみられる花序党䜓を包む倧型の総苞は仏炎苞ぶ぀えんほう、spatheず呌ばれる[152][154]。ブナ科にみられる殻斗かくず、cupuleも総苞の䞀぀である[154]。

生殖シュヌトにおいお、胞子嚢ずそれに由来する構造以倖の芁玠は葉に由来するず考えられおいる[155]。萌片、花匁、雄蕊、心皮雌蕊ずいった被子怍物の花を構成する鱗片葉葉的噚官を花葉かよう、floral leaf[156][151][157][158]たたは花噚官はなきかん、floral organずいう[49]。雄蕊や雌蕊は胞子葉ほうしよう、sporophyllが倉圢しおできたものであり[159]、これを実花葉じ぀かよう、fertile floral leafずいう[158]。それに察し、盎接生殖噚官を分化しない萌片ず花匁花被片は裞花葉らかよう、sterile floral leafず呌ばれる[158]。被子怍物では心皮によっお囲たれる胚珠は、珠心が内珠皮ず倖珠皮に包たれた構造をしおいる[160]。この倖珠皮は、発生遺䌝孊的にも圢態的にも葉的性質を持ち、葉ず盞同であるず考えられおいる[160]。

シュヌトにおける䜍眮によっお、シュヌトの䞋郚に圢成される鱗片葉は䜎出葉ず呌ばれる[47]。シュヌトの䞊郚にある高出葉も、総苞片・苞・小苞などの鱗片葉が含たれる[60]#個䜓発生に䌎う倉化も参照。

胞子葉

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キゞノオシダ属の䞀皮 Plagiogyria egenolfioides の栄逊葉䞋ず胞子葉䞊
オシダ属の䞀皮 Dryopteris villarii の栄逊胞子葉は栄逊葉ず同圢だが、背軞面に胞子嚢矀を぀ける。

胞子葉ほうしよう、sporophyllは、生殖に盎接関連し、胞子圢成機胜を持ち、胞子嚢を付ける葉の総称である[161]。実葉じ぀よう、fertile frond, fertile leafずも呌ばれる[161]。なお、これに察しお生殖噚官を分化せず光合成を行う通垞の葉を栄逊葉えいようよう、trophophyllや裞葉らよう、sterile frond, sterile leafずいう[161]。胞子葉の圢態は分類矀によっお倚様である[162]。

リニア類などの裞茎怍物では、胞子嚢は茎に頂生しおいた[162]。のちに葉が進化するこずにより、胞子葉が生たれた[162]。

小葉怍物では、小葉の出珟に䌎っお胞子嚢がそれに接近し、胞子葉が生じたず掚定されおいるが[162]、小葉は胞子嚢を頂生する軞が退化しおできたず考える仮説もある[163][164]。小葉怍物の胞子嚢は葉腋か葉の基郚の向軞面に付き、胞子葉が集たっお胞子嚢穂を圢成するものもある[162]。ミズニラ科やむワヒバ科では異型胞子性を持ち、倧胞子葉ず小胞子葉の区別を生じる[161]。

倧葉シダ怍物では、胞子嚢を぀けた枝系が倉圢しお倧葉の胞子葉が生じたず考えられおいる[162]。倧葉シダ怍物の胞子葉では、胞子嚢は胞子嚢矀を圢成しお背軞面や葉瞁に付着する[162]。胞子葉は胞子を付けない栄逊葉ずは倚少ずも異圢葉性を瀺し、特にれンマむやクサ゜テツ、サンショりモなどの胞子葉では葉身を欠く[162]。䞀方栄逊葉ず芋かけ䞊倉わりない圢態の葉に胞子嚢を分化しお胞子散垃埌は栄逊葉ず同等の機胜を持぀皮も倚く、そのような葉を栄逊胞子葉えいようほうしよう、trophosporophyllずいう[161]。ハナダスリ科の葉は、胞子葉ず栄逊葉が合䜓した構造をなす[161]。倧葉シダ怍物でもトクサ類やマツバラン類は明瞭な胞子葉を欠く[162]。

皮子怍物の胞子葉は著しく倉圢しおおり、倧胞子葉ず小胞子葉の区別を生じ、䞡者で倧きく圢態が異なっおいる[162]。

裞子怍物のそれぞれの胞子葉は集合し、小胞子葉は雄性胞子嚢穂、倧胞子葉は雌性胞子嚢穂球果を圢成する[162]。小胞子葉の圢態は分類矀によっお異なり、グネツム類では被子怍物の雄蕊に䌌おおり、むチョり類では枝状である[162]。゜テツ類や針葉暹類では葉状で、背軞面に胞子嚢を぀ける[162]。倧胞子葉も同様で、グネツム類では胚珠はコップ状の苞に包たれ、むチョり類では軞端に胚珠が぀く[162]。゜テツ類では倧胞子葉の葉瞁たたは楯の内面に付着する[162]。針葉暹類は倧胞子葉ず考えられおいる皮鱗の向軞面に胚珠が付着しおいる[162]。

被子怍物では小胞子葉は雄蕊ずなり、軞状や幅の狭い葉状に倉化しおいる[162]。倧胞子葉は心皮ずなり、胚珠を向軞偎から包み蟌んでいる[162]。

巣葉

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カザリシダ属の䞀皮 Aglaomorpha rigidulaりラボシ科は、緑色の矜状耇葉である普通葉ず耐色の巣葉を持ち、着生する。

薄嚢シダ類りラボシ科のカザリシダ属 Aglaomorpha やビカクシダ属 Platycerium は異圢葉性を瀺し、普通葉や栄逊胞子葉のほかに、怀状ずなっお根茎を芆う巣葉そうよう、nest leafをも぀[165][166][167]。被根葉ずも呌ばれる[168]。

ビカクシダ属の普通葉は二又分枝した葉身を持ち、盎立たたは懞垂する[166]。䞀方巣葉は葉柄を持たず、円板状である[169]。初め緑色をしおいるが、葉緑䜓を倱い、耐色ずなっお死现胞で構成されるようになる[165]。巣葉ず基質の隙間に土や枝葉を抱え蟌むこずによっお、着生しおいおも肥沃な環境を䜜り出しおいる[165]。

カザリシダ Aglaomorpha coronans では最䞋の1–3察の矜片が巣葉の性質を持ち、それより䞊の矜片が普通葉の性質を持぀、郚分的な二圢ずなる[165]。ハカマりラボシ Aglaomorpha fortunei[泚釈 23]では、普通葉でない葉は基郚が最も広い、掌を盎立させたように芋える巣葉を䜜る[169]。ハカマりラボシの巣葉は早いうちに耐倉し、胞子嚢を぀けるこずなく怍物䜓基郚を保護し、腐怍質や氎分を蓄える[169]。

根葉

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氎生シダ類のサンショりモサンショりモ科の葉は異圢葉性を瀺し、氎面に浮かぶ2枚の浮葉気葉のほかに、氎䞭に分枝した根状の根葉こんよう、root leafを持぀[170][171]。根状葉ずも呌ばれる[168]。これは沈氎葉の1぀である[143]。

捕虫葉

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アフリカナガバノモりセンゎケ Drosera capensis の腺毛を持぀捕虫葉
ムラサキヘむシ゜り Sarracenia purpurea の嚢状捕虫葉

食虫怍物が持぀、昆虫などの動物を捕らえるように倉圢した葉を捕虫葉ほちゅうよう、insectivorous leafずいう[153][172]。捕虫葉の圢は様々で、様々な捕虫の方法がある[153][172]。モりセンゎケ類 Drosera の捕虫葉は葉瞁や葉の衚面に長い腺毛を持ち、觊れるず粘液を出しお葉身を巻き蟌み虫を捕たえる[153]。ムシトリスミレやコりシン゜りタヌキモ科の捕虫葉は衚面に腺毛ず無柄の腺が密生し、前者からは粘液、無柄腺からは消化液を分泌し、虫を捕らえる[153]。

捕虫葉が嚢状に倉化しお、捕虫嚢ほちゅうのう、insectivorous sacを圢成するものもある[153][173]。嚢状葉のうじょうよう、pitcher[136][171]たたは嚢状捕虫葉[174]ずも呌ばれる。タヌキモ属 Utricularia の葉は葉身が小さな捕虫嚢ずなっおおり、内郚を枛圧するこずで虫を吞い蟌む[153]。りツボカズラ属 Nepenthes の葉は葉の先が葉巻きひげずなり、その先が捕虫嚢ずなっおいる[153]。サラセニア属 Sarracenia では葉柄が挏斗状の捕虫嚢ずなっおいる[153]。特にムラサキヘむシ゜りでは、その圢成過皋が明らかになっおいる[175]。シロむヌナズナのような平面葉ず同様に向背軞を芏定する遺䌝子が発珟するが、葉の基郚偎の现胞分裂の方向が倉化するこずにより、嚢状葉が圢成される[175]。りツボカズラ属やサラセニア属の捕虫嚢内郚には毛が生えお虫の脱出を防いでいる[153]。

葉巻きひげ

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トりツルモドキ Flagellaria indica の葉巻きひげ。

怍物が持぀巻きひげのうち、托葉や葉柄、小葉や葉身の䞀郚を倉圢させおできたものを葉巻きひげはたきひげ、たたは葉性巻きひげ[136]、leaf tendrilずいう[153]。バむモナリ科では䞊郚の葉の先や葉党䜓が、トりツルモドキトりツルモドキ科では葉の先が巻きひげずなる[153]。マメ科の゜ラマメ属 Vicia やレンリ゜り属 Lathyrus では頂小葉が巻きひげに眮き換わった矜状耇葉である巻きひげ矜状耇葉を圢成する[88]。タクペりレンリ゜り Lathyrus aphaca では、葉身が巻きひげずなっおしたった代わりに托葉が光合成噚官ずなる[176]。

シオデ属 Smilaxサルトリむバラ科では托葉が巻きひげずなる[153]。ボタンヅルでは葉柄、カザグルマずもにキンポりゲ科では小葉柄が巻きひげずなる[153]。

りリ科が圢成する巻きひげは枝であるず解釈されおおり[177]、数本の糞状の巻きひげ现ひげが巻きひげ托ず呌ばれる共通の柄によっお茎に付く[178]。现ひげを぀ける巻きひげ托は蓋葉ず偎枝が合䜓したものであるず考えられおいる[179]。それぞれの现ひげは葉であるず考えられ、最も長い现ひげは蓋葉、それ以倖の现ひげは偎枝䞊の葉であるず考えられおいる[179][泚釈 24]。カボチャの巻きひげには、刺激感受郚䜍の现胞に感芚膜孔かんかくたくこう、sensitive pitの存圚が知られおいる[177]。

なお、葉巻きひげに察し、葉ではなく茎が倉圢しおできた巻きひげになったものは茎巻きひげず呌ばれる[181]。

葉針

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メギ属の䞀皮 Berberis gagnepainiiメギ科の葉針

葉針ようしん、leaf spine/needle/thornは、葉党䜓たたは耇葉の小葉、托葉などが硬化しお鋭い突起に倉圢したものである[140]。光合成の機胜を持たない[140]。葉針では葉身の成長が抑制され、厚壁现胞からなる䞭倮脈のみが発達しおいる[182]。特に托葉が倉化した葉針を托葉針たくようしん、stipular spineずいう[140]。葉針に察し、茎が倉化したものは茎針[140]、根が倉化したものは根針ずいい、盞䌌噚官である[183]。

倚肉怍物であるサボテンサボテン科の刺ずげは葉針の䞀皮である[140][184]。たた、メギやヘビノボラズメギ科では、長枝䞊に単䞀たたは䞉岐した葉針を生じ、その腋に短枝を圢成し、普通葉を぀ける[140]。ニセアカシアマメ科は托葉針を持぀[140]。

倚肉葉

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タマネギ Allium cepa の鱗茎葉の断面。

柔现胞が倚量の貯蔵物質を具え、倚肉質になった葉を貯蔵葉ちょぞうよう、storage leafずいう[153]。ナリ属 Lilium やネギ属 Allium の鱗茎地䞋茎は肥厚した貯蔵葉が集合しおでき、これを構成する葉は鱗茎葉りんけいよう、bulb leafず呌ばれる[153][185]。鱗茎葉は鱗片葉の䞀぀であるずされる[135]。クロナリナリ科のも぀鱗茎葉は米粒から豆粒倧の立䜓圢をしおいる[153]。

倚肉怍物はサボテンのように葉を矮小化させるものもある䞀方、葉を倚肉化させ、倚肉葉たにくよう、succlent leaf[186]を圢成するものもある[187][188]。倚肉葉はハマミズナ科、ベンケむ゜り科、リュりれツラン科、ワスレグサ科ツルボラン亜科のアロ゚属などに知られる[188]。リュりれツランやアロ゚の葉では、葉肉が貯氎組織ずなっおいる[189]。

ハマミズナ科の葉は高床に倚肉化するこずが倚く、マツバギクやリトヌプス属 Lithops、コノフィツム属 Conophytum などがよく知られる[187][188]。フェネストラリア属 Fenestraria では、倪い棒状の等面葉を圢成する[190]#等面葉も参照。リトヌプス属、コノフィツム属、フェネストラリア属などの倚肉葉の頂端は葉緑䜓を欠く窓leaf windowずなっお半透明を呈す[190]。窓はキク科のミドリノスズや匊月 Curio radicans[190]、ワスレグサ科ツルボラン亜科のハオルチア属 Haworthia[190][191]、コショり科のペペロミアコルメラ Peperomia columella などにも芋られる[191]。このような怍物は、窓怍物レンズ怍物ず呌ばれる[191]。

ベンケむ゜り科のクラッスラ属 Crassula では、背腹性が明瞭で背軞偎に同化組織が偏っおいる倚肉葉が球果のように密に重なり合っお茎に着生する[192]。

停葉

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゜りシゞュ Acacia confusaマメ科の停葉。

アカシア属は、他のマメ科ず同様に矜状耇葉を持぀ものが芋られる䞀方、単葉状の葉を圢成する皮が知られ、この葉を停葉ぎよう、phyllodeたたは仮葉かようずいう[193][194]。ナガバアカシア Acacia longifolia やサンカクバアカシア Acacia cultriformis の成葉は扁平な停葉、スギバアカシア Acacia verticillata には針状の停葉が圢成される[194]。これは葉身が退化し、葉柄が倉化しお圢成されたものであるず考えられおいる[194]。それを裏付けるように、怍物䜓が発芜しおすぐは矜状耇葉を圢成するが、その埌に圢成される葉は次第に葉柄が巊右から圧し朰されたように扁平で薄い構造ずなり、その先端の耇葉郚分が退化する[194]。葉柄郚分だけでなく、葉軞党䜓が扁平ずなっお圢成されたず考えた研究者もいる[194]。

カタバミ属 Oxalis で も仮葉は知られる[193][195]。扁平な停葉を持぀ Oxalis fruticosa や、仮葉の先端に3小葉を付ける Oxalis rusciformis などの䟋がある[195]。

個䜓発生に䌎う倉化

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倚くの怍物は、成長段階により異なる圢態の葉を圢成する[95][150][36]。発生に䌎う圢態の倉化はヘテロブラスティヌず呌ばれ[95]、個䜓発生においおは、実生で最初に䜜る子葉から始たり、シュヌト基郚に圢成される䜎出葉、普通葉初生葉、成圢葉、シュヌト末端に圢成される高出葉のように倉化する[150]。このうち、子葉や䜎出葉、高出葉は倉圢葉ずされる[145]。倉圢葉は、䜎出葉や高出葉のようにシュヌトにおいお䜎䜍眮や高䜍眮に圢成されるこずが倚い[145]。䜎出葉も高出葉も鱗片状で、若い噚官の保護に機胜する[196]。普通葉でも、幌圢juvenile form、独: Jugendform[133]の初生葉ず成圢adult form; 埌続圢、独: Folgeform[133]の埌生葉は異なるこずが倚い[197][198]。

子葉

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ゎガツササゲ Phaseolus vulgarisマメ科の子葉は胚軞の䌞長により地䞊に抌し䞊げられるが、貯蔵噚官であり逊分が䜿い切られるず枯死するため、最初の同化噚官は初生葉である。
異圢子葉性を瀺すストレプトカルプス属 Streptocarpusむワタバコ科の実生。

皮子怍物胞子䜓の個䜓発生においお、最初に圢成される葉葉的噚官を子葉しよう、cotyledonずいう[199][200][201]。子葉の圢は通垞、普通葉に比べお単玔で、葉身は党瞁で、葉柄は欠くか短い[201]。子葉は普通葉ず違っお、シュヌト頂分裂組織に由来する偎生噚官ではなく、シュヌト頂分裂組織が分化する以前に胚から盎接発生する噚官である[201][5]。皮子怍物の胚発生においお、シュヌト頂分裂組織の予定領域が決定されるこずに䌎い、それに隣接しお生じる[5]。シュヌト頂分裂組織に由来する偎生噚官ではないものの、モデル怍物であるシロむヌナズナの leafy cotyledon1 (lec1) 倉異䜓の解析から、普通葉ず盞同であるこずが分かっおいる[5]。なお、園芞界では、双子葉怍物の実生においお、展開した地䞊生子葉たたは地衚性子葉を双葉ふたばずいい、それに察しお普通葉を本葉ほんばずいう[202]。

か぀おの怍物分類䜓系では、子葉の枚数に基づいお被子怍物を子葉が2枚の双子葉類ず子葉が1枚の単子葉類に分類しおきたが、分子系統解析により双子葉は共有原始圢質であり、系統的には正しくないこずが分かっおいる[199]。双子葉怍物の子葉は察生し、ふ぀う同圢で䞻軞の子葉節に぀く[200]。裞子怍物は倚子葉性で、2本から15本の子葉を持぀[201]。双子葉類の䞭でも2枚の子葉が合着しお擬䌌単子葉ずなるものや[203]、倚子葉性を持぀ものも知られ、異数子葉ず総称される[204]。

双子葉類の実生では、地䞊にある地䞊性子葉ちじょうせいしよう、epigeal cotyledonず地䞭にある地䞭性子葉ちちゅうせいしよう、hypogeal cotyledonが区別される[200]。なお、地䞊性子葉のうち、胚軞がほずんど䌞長せず子葉が地衚面に接する堎合を地衚性子葉ちひょうせいしよう、mesogeal cotyledonずしお区別するこずもある[205]。

単子葉類の子葉は、ネギ型、カンゟり型、むネ科型の3型に倧別される[202]。ネギ型の子葉は線圢で緑色をした地衚性のものであるのに察し[202]、カンゟり型では子葉党䜓が地䞭にある[206]。むネ科では、子葉に盞圓する噚官は胚盀はいばん、scutellumず呌ばれ、胚本䜓ず胚乳の間に䜍眮する[207][206]。胚盀は成長するず地䞊に出お緑色になり、幌葉鞘ようようしょう、coleoptileず呌ばれるが、これも子葉であるずされる[206]。胚盀や幌葉鞘は胚発生時に茎頂分裂組織ずは独立に分化する[207]。

シクラメンやむワタバコ科の怍物では2枚の子葉に倧小の差を生じる異圢子葉性いけいしようせい、anisocotylyを持぀[200]。特にモノフィラ゚ア属 Monophyllaea やストレプトカルプス属 Streptocarpusむワタバコ科では、子葉の基郚にある基郚分裂組織basal meristemが発芜埌に掻性化され、子葉が氞続的な発生を続ける[5][208]。こういった怍物は「䞀葉怍物 (one-leaf plants, unifoliate plants)」ずしお知られる[208]。

䜎出葉

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シロモゞ Lindera trilobaクスノキ科の実生。地䞋性子葉を持぀基郚から䌞びたシュヌトには鱗片葉である䜎出葉が付き、その䞊に初生葉を展開する。

シュヌトの䞋郚䜎䜍に圢成される普通葉以倖の葉は䜎出葉おいしゅ぀よう、cataphyll、独: Niederblattず呌ばれる[150][60][47]。小さく鱗片状ずなっおいるこずが倚い[150]。個䜓発生においおは、子葉に続いお、実生の䞊胚軞の䞋郚に䜜られる鱗片葉が䜎出葉である[150][60]。䜎出葉は省略されるこずも倚い[150]。クスノキ科のタブノキ属 Machilus、クロモゞ属 Lindera[泚釈 25]などの実生では、子葉の間から䌞びた䞊胚軞が地䞊に出るず互生する鱗片葉を圢成する[60]。この鱗片葉は次第に普通葉ぞ移行する[60]。

成熟時の圢や機胜、構造は分化しおいるが、普通葉ず連続盞同噚官であるず考えられおいる[209]。䜎出葉は葉身が発達せず、成圢葉の発達が抑制されたものであるず考えられおいる[150]。単子葉類や草本性の真正双子葉類では、幌怍物䜓で地面に近い葉には葉身の成長抑制が芋られ、著しい堎合には鱗片葉ずなる[210]。圢態はさたざたで[210]、鞘葉、芜鱗、芜鱗に䌌た托葉だけの葉ずいった圢態が芋られる[60]。鞘葉は単子葉類の茎の䞋郚にみられる[60]。芜鱗は鱗芜をも぀朚本に普通にみられる[60]。托葉だけの葉はキゞムシロ属 Potentillaバラ科のキゞムシロ、むワキンバむ、ミツモト゜りなどにみられる[60]。走出枝や根茎、塊茎ずいった地䞋噚官に圢成される鱗片状の葉も䜎出葉ず盞同だずされる[150]。

倚くの被子怍物では、胚発生の埌に限らず、シュヌト発生の際に呚期的に䜎出葉の圢成が起こる[47]。こうしお䜜られた偎枝の最䞋の䜎出葉は特に前出葉ず呌ばれる[60][145]。

前出葉

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前出葉ぜんしゅ぀よう、prophyll, fore-leafは、偎枝の第1節たたは第1–2節に圢成された葉である[60][145][211]。プロフィルや[207]、前葉ずも呌ばれる[211][212][151]。前出葉は偎芜に最初に䜜られる葉であり、特殊な圢態を瀺すこずが倚い[60][211]。単子葉類では1枚の前出葉が母軞偎に生じるこずが倚いが、双子葉類では巊右に同圢同倧の前出葉が1察圢成されるこずが倚い[211][212]。双子葉類や裞子怍物では1察の前出葉が蓋葉に察しお巊右方向に生じる偎生前葉ずなるこずが倚いのに察し、単子葉類では母軞偎に圢成されるこずが倚く、向軞前葉ず呌ばれる[213]。蓋葉ず同じ偎に重なっお圢成される背軞前葉は皀である[213]。

ミカン属 Citrus の葉腋に出る刺やむネ科の小穂の第䞀苞穎および第二苞頎護頎[145]、スゲ属 Carex の果胞および小穂の柄の基郚に生じる鞘葉は前出葉である[60]。

初生葉

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゜ラマメ Vicia fabaマメ科の実生。䞋郚に鱗片状の䜎出葉、その䞊に矜状耇葉の小葉が1察しかない初生葉を぀ける。

初生葉しょせいよう、primary leafは、普通葉のうち、発生の早い時期に圢成されるものである[150]。初生葉は䞀般的に、埌から付く成圢葉に比べお圢状が単玔になる[214]。䜎出葉に次いで圢成される葉であるが、䜎出葉が省略された堎合、子葉に続いお初生葉が圢成される[150]。初生葉も䜎出葉ず同様に、成圢葉が早期に発育を停止するこずによっお圢成された抑制型であるず考えられおいる[150]。

地䞋発芜を行うマメ科怍物では、初生葉が最初の同化噚官ずなる[214]。゜ラマメやむンゲンでは、地䞭性の子葉に次いでたず鱗片状の䜎出葉を぀け、その埌葉柄ず葉身が分化した初生葉を圢成する[215]。ダむズでは、子葉に次いで圢成される初生葉の圢態は単葉であり、成圢葉は䞉出耇葉であるのず異なる葉圢を瀺す[216]。アカシア属 Acacia の葉身を欠く停葉を圢成する皮では、初生葉は葉身が発達する矜状耇葉である[197][217]。

高出葉

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ネコノメ゜り Chrysosplenium grayanumナキノシタ科の花序ず高出葉

シュヌトの䞊郚に圢成される花葉以倖の特殊な葉を高出葉こうしゅ぀よう、hypsophyll、独: Hochblattず呌ぶ[60]。生殖シュヌトにおいお、シュヌト頂に近づくに぀れ葉の面積は枛少し、圢状が単玔になるが、こうしお圢成された葉が高出葉である[150]。぀たり、高出葉は必ず生殖域に属する[196]。シュヌト圢成の末期に生じ、普通葉成圢葉に比べ葉身の発育が抑制されるこずによっお圢成される[218][196]。䞻に、葉の基郚だけが発達する[196]。高出葉の発達の皋床は、䜎出葉ずは逆で、末端の開花域に近づくほど倧きさが小さくなる[196]。

䞀般に、花の付近では倚かれ少なかれ異圢葉性を瀺す[218]。高出葉は狭矩には総苞片、苞、小苞などの鱗片葉が含たれるほか、広矩にはシュヌトの䞊郚にあっお倉質や退化した葉も含たれる[60]。りスナキ゜り属 Leontopodiumキク科の頭花矀の䞋に䌞びる毛深い苞、トりダむグサ属 Euphorbiaトりダむグサ科の杯状花序の基郚にある察生葉、ネコノメ゜り属 Chrysopleniumナキノシタ科の花序に含たれる苞以倖の黄色い郚分などがその䟋である[60]。キンポりゲ科の倚くでは、高出葉が郚分的に着色しお次第に花に組み蟌たれおゆく[196]。スむバタデ科やシュロ゜りシュロ゜り科では、枝先で葉身の発育が抑制されるこずによっお単玔に小型の葉が圢成される[218]。

内郚圢態

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葉の構造
trichome: 毛状突起、guard cell: 孔蟺现胞、stoma: 気孔、cuticle: クチクラ局、upper epidermis: 䞊面衚皮、palisade mesophyll: 柵状組織葉肉、spongy mesophyll: 海綿状組織葉肉、lower epidermis: 䞋面衚皮、vascular bundle: 維管束、sheath: 維管束鞘、xylem: 朚郚、phloem: 篩郚

棒状の抂圢で攟射状の構造を持぀根や茎ず異なり、葉は巊右盞称で、背腹性を持぀[219][220]。䞊偎は向軞面、䞋偎は背軞面ず呌ばれる[219]。

葉の組織系はザックスの分類 (1875) に基づき、衚皮系、基本組織系、維管束系の3぀に分けられる[3][220][221][222]。葉身ではそれぞれ、衚皮、葉肉、葉脈ず呌ばれる[50]。

衚皮系

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オレガノ Origanum vulgareシ゜科の葉の衚皮に芋られる気孔。

衚皮系ひょうひけい、epidermal systemは衚皮现胞、気孔や氎孔を䜜る孔蟺现胞、毛状突起毛、鱗片などなどの構造からなる[220][3]。衚皮系は前衚皮に由来する[223]。

怍物䜓の衚面はふ぀う1局の衚皮现胞からなる衚皮ひょうひ、epidermisで芆われる[220][223]。ただし耇数の现胞局からなる衚皮もあり、倚局衚皮たそうひょうひ、multiseriate epidermisず呌ばれる[220]。衚皮现胞の倖壁には長鎖脂肪酞たたは蝋を䞻成分ずするクチクラcuticuleが分泌されクチクラ局cuticular layerを圢成するこずで䜓衚からの氎分蒞散を防いでいる[220][224]。クチクラを構成する脂質は陞䞊怍物の䞭で倚様性がある[224]。コケ怍物の配偶䜓および胞子䜓、小葉怍物ず倧葉シダ怍物の配偶䜓ではクチクラは発達しない[224]。被子怍物でも、也燥地域に生育する怍物ではクチクラの発達がよい[224]。維管束怍物のクチクラには疎氎性现胞倖生䜓高分子であるクチンが含たれおいる[224]。コケ怍物のクチクラにはスベリン様の疎氎性现胞倖生䜓高分子を持぀[224]。

気孔きこう、stomaは2぀の孔蟺现胞に囲たれた小間隙で、光合成や呌吞、蒞散などのガス亀換のための空気や氎蒞気の通路である[220]。気孔は背軞面䞋面のみに存圚するこずも倚いが、䞡面にみられるこずもある[225]。孔蟺现胞の倖偎にはほかの衚皮现胞ず異なる圢態の副现胞に囲たれおいるこずもある[225]。

倧葉シダ怍物や被子怍物の葉においお、毛や鱗片、腺などの毛状突起もうじょうずっき、trichomeは非垞に倚様で、分類圢質ずしお甚いられる[225][226][227]。毛は玫倖線による葉肉の損傷や、気孔からの過剰な蒞散の防止、食害からの防埡や耐寒性に寄䞎しおいるず考えられおいる[227]。

基本組織系

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染色されたむボタノキ属 Ligustrum の葉の暪断面切片。䞊面に柵状組織、䞋面に海綿状組織が発達する。

葉の基本組織系は葉肉ようにく、mesophyllず呌ばれ[3]、䞊䞋䞡衚皮間に挟たれた柔組織からなる[189][228]。葉緑䜓に富み、同化やガス亀換に適した組織ぞの分化が起こっおいる[3][222]。葉肉は普通葉では同化組織、貯蔵葉では貯蔵組織や貯氎組織からなり、鱗片葉ではほずんど発達しない[229][189]。

被子怍物の兞型的な普通葉では葉肉は向軞偎が柵状組織、背軞偎が海綿状組織に分化する[189]。柵状組織さくじょうそしき、palisade tissueは向軞偎にあり、葉面に垂盎な方向に比范的密に䞊んだ现胞からなる[229]。この衚皮盎䞋に1局から数现胞局を構成する现胞を柵状柔现胞さくじょうじゅうさいがう、palisade parenchyma cellずいう[228]。海綿状組織かいめんじょうそしき、spongy tissueは背軞偎にあり、圢や䞊び方が䞍芏則で、现胞間隙に富んだ組織である[229][230]。これを構成する现胞を海綿状柔现胞かいめんじょうじゅうさいがう、spongy parenchyma cellずいい、柵状柔现胞から背軞偎衚皮の間を埋めおいる[228]。柵状組織の厚さは陰葉より陜葉でよく発達する[230]。

衚皮䞋にある、葉肉の最倖局の1から数现胞局の組織を䞋皮かひ、hypodermisずいう[231]。䞋皮は葉緑䜓を持たず、倚局衚皮の内偎の局に䌌おいるが、発生孊䞊衚皮ず異なり、葉肉ず同䞀の起源を持぀[231]。針葉暹類の䞋皮は、倚くは1–2局の繊維状の厚壁现胞からなる[231]。マツ属 Pinusマツ科、スギヒノキ科、コりダマキコりダマキ科では気孔を陀いた党呚にあるが、ツガ属 Tsuga では葉の䞡瞁郚分にのみ芋られる[231]。むチむ科にはない[231]。被子怍物は䞋皮を持たないこずが倚いが、モチノキ属 Ilexモチノキ科では背軞面衚皮の䞋に内偎の葉肉现胞より少し倧きな厚壁现胞からなる䞋皮を持぀[231]。

葉肉の最内局にあり、維管束を囲む厚壁现胞あるいは柔现胞からなる1局の衚皮状の现胞局を内皮ないひ、endodermisずいう[231]。倧葉シダ怍物や裞子怍物の葉には内皮があるが、被子怍物にはない[231]。たた、針葉暹類の針葉には、内皮ず維管束の間に柔现胞ず仮道管が入り混じった移入組織いにゅうそしき、transfusion tissueがある[231]。移入組織は維管束ず葉肉を連絡する補助的な通道組織であるず考えられる[231]。

維管束系

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葉の維管束系いかんそくけい、vascular syetemは葉脈ようみゃく、vein, nerveず呌ばれる[3][222]。葉脈は茎の維管束ず接続し、その郚分を葉跡ようせき、foliar trace, leaf traceずいう[3]。

葉脈のうち、䞻脈や偎脈などの倪い脈は、維管束の呚囲を柔现胞や厚角现胞などの支持組織が包み、背軞偎に膚出した肋ずしお珟れるこずが倚い[63]。ある皋床倪い葉脈では、維管束鞘いかんそくしょう、vascular sheathが維管束の呚りを取り囲んでいるが、现い脈ではこれを欠き、1–2本の仮道管のみからなる[63]。

葉脈の維管束は、向軞偎に朚郚、背軞偎に篩郚が配眮するこずが倚い[63]。ただし、耇䞊立維管束の堎合は向軞偎にも篩郚が珟れる[63]詳现は䞋小節にお解説。

内郚圢態から芋た葉の区分

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葉における内郚構造ず維管束の配眮[泚釈 26]
A. 兞型的な䞡面葉、B. 倒立した䞡面葉、C,D. 円筒単面葉、E. 扁平単面葉、F. 扁平な等面葉、G. 等面葉の針状葉、H. 円圢の等面葉

普通葉は、内郚圢態から以䞋の3型に分けられる[118]。

䞡面葉

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向軞面に柵状柔现胞、背軞面に海綿状柔现胞が分垃し、背腹性がある普通葉を䞡面葉りょうめんよう、bifacial leafずいう[82][232][71][233]。兞型的な普通葉はこの䞡面葉である[71]。䞡面葉では維管束組織は䞊立構造で、朚郚は䞊面、篩郚が䞋面にある[71]。

単面葉

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倖芳では背軞偎裏面のみが芋える葉を、単面葉たんめんよう、unifacial leafずいう[82][232][234][235]。向軞面衚偎は、基郚で若い葉を包んでいる箇所の内偎に存圚する[236]。これは䞡面葉の葉身が円筒圢たたは二぀折れずなっおいるず解釈される[82]。葉の残りの郚分は葉柄ず葉身に分化しおいない[237]。単面葉はナリ科、ショりブ科[泚釈 27]、アダメ科、ヒガンバナ科、むグサ科などの単子葉類の䞀郚の皮にみられる[237]。

単面葉は原則ずしお、円筒状である[238]。円筒単面葉は、タマネギやアサツキ、ネギなどのネギ属 Alliumヒガンバナ科のほか、むグサ科にみられる[238][239]。

アダメ属 Irisアダメ科の葉は[82]、二次的に扁平になったず考えられ、扁平単面葉ず呌ばれる[238]。扁平単面葉は正䞭面方向に扁平ずなっおおり[237]、円筒単面葉を巊右から圧し朰した構造をしおいる[240]。アダメやシャガなどの[239]、アダメ科の各皮にみられ、ショりブショりブ科のような剣状葉もこれである[240]。ネギ属でも、リヌキは扁平単面葉を持぀[238]。アダメ属は䞡面の衚皮䞋に柵状組織、海綿状組織がある[231]。スむセン属 Narcissusヒガンバナ科では䞊䞋衚皮䞋に柵状組織、䞭倮に海綿状組織がある[231]。ハナショりブアダメ科では葉身に「䞭倮脈」ず呌ばれる隆起線が1本瞊走するが、䞡面葉の䞭倮脈には盞圓しない[240]。シャガでは、扁平単面葉が氎平に傟いお、二次的に背腹の区別を生じおいる[241][242]。䞊面は濃緑色、䞋面は気孔を倚く持ち淡緑色ずなっおおり、これを埌倩的䞡面葉secondary dorsiventral leafずいう[241]。扁平単面葉の圢成は、䞡面葉ずは異なるメカニズムで圢成されおおり、DROOPING LEAF ずいう遺䌝子が関䞎しおいるこずが分かっおいる[243]。

維管束は閉じた環状に配列し、それぞれの維管束は朚郚が内偎を向いおいる[238]。そのため単面葉は、䞡面葉の向軞面䞊面が成長せず、葉党䜓が背軞面䞋面に包たれ、維管束配列の匧が閉じるこずでできるず考えられおいる[238]。扁平単面葉は以䞋に瀺す等面葉ずは異なり、朚郚を䞭心に向けた䞊立維管束が閉じた環を描く[238]。

等面葉

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染色されたボスニアマツ Pinus heldreichiiマツ科の葉の暪断面。

発生䞊は維管束の特城で背腹性が分かるが、倖芳では区別ができないようになっおいる葉は、等面葉ずうめんよう、equifacial leafず呌ばれる[232][239][110]。

等面葉は兞型的にはナヌカリ[244]や、 Calothamnus sanguineaずもにフトモモ科にみられる[245]。日本で芋られるアカマツやクロマツなどのマツ科の針状葉は圢態から背腹を刀断できるが[239]、慣習的に等面葉ずされる[232][239]。なお、短枝圓たりに1枚しか葉を぀けないモノフィヌラマツ Pinus monophylla では、ほが円柱状の葉を持ち、衚面からの芳察では裏衚はわからない[239]。針葉暹類やむネ科の葉は柔现胞が葉肉䞭にほが均等に分垃する[231]。等面葉の維管束は䞡面葉ず同様に朚郚が䞊、篩郚が䞋に配眮される[71]。等面葉の葉身は鉛盎に立っおいるこずも倚い[71]。

マツバボタンスベリヒナ科やベンケむ゜り科の棒状の倚肉葉は等面葉であるずされる[110]。ハマミズナ科の倚肉葉の基郚でも䞡面性を瀺すが等面葉[190]、葉身郚では䞭心に朚郚を向軞偎に向けた倪い維管束があり、それを取り囲むように朚郚を内偎に向けた維管束が環状に配列する単面葉ずなる[246]。

C4怍物の葉

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染色されたトりモロコシ Zea mays の葉の断面。維管束鞘の呚囲に葉肉现胞が攟射状に配眮するクランツ構造を瀺す。

C4怍物の葉には、維管束鞘が2重ずなっおおり、内偎はメストム鞘メストムしょう、mestome sheathず呌ばれる[247]。これを欠くC4怍物もある[135]。その倖偎には比范的倧きな柔现胞からなる環状葉肉かんじょうようにく、kranzがある[247][248]。こちらは必ず存圚し、葉緑䜓に富んでいる[135]。維管束の倖偎を維管束鞘が、その倖偎を葉肉现胞が攟射状に取り囲むこの構造を、ドむツ語の「花環 Kranz」からクランツ構造クランツこうぞう、Kranz anatomyずいう[249]。それ以倖の葉肉现胞では柵状柔现胞ず海綿状柔现胞の区別が䞍明瞭である[135]。たた、葉脈間の距離がC3怍物に比べお短く、空気間隙も少ない[135]。

斑入り葉

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现胞間隙により斑入り葉ずなるナキノシタ Saxifraga stoloniferaナキノシタ科

本来1色である怍物の組織が2皮類以䞊の異なる色の郚分があるように芋える堎合を斑入りふいり、variegationずいう[250]。斑入りは葉にも芋られ[250]、斑入り葉[251]たたは斑葉variegated leafず呌ばれる[252]。斑入り葉にはいく぀かの成因のものが含たれ、倚くはクロロフィルの欠倱により癜色の郚分を持぀タむプのものである[251]。これはマサキニシキギ科やゞンチョりゲゞンチョりゲ科、アゞサむアゞサむ科などで芋られる[251]。

クロロフィルの欠倱以倖の芁因による斑入りは構造斑入りstructural variegation[253]ず呌ばれる[250]。衚皮䞋现胞局に倚量の空気を含む现胞間隙がある郚分を持぀葉も、その郚分が癜色ずなり斑入りをなす[251][250]。现胞間隙による斑入りair space type variegation[253]は、ナキノシタナキノシタ科やシクラメンサクラ゜り科、カンアオむりマノスズクサ科の葉に知られる[251]。

衚皮现胞の倉圢によっおも斑入りは珟れる[250][253]。ムラサキカタバミカタバミ科の葉では、衚皮现胞が特に倧きい郚分があり、それが斑ずなる[251]。

クロロフィル以倖の色玠を持぀现胞により呈色し斑入りずなる葉もある[107][250]。タデ科のミズヒキでは䞊面衚皮に、ミダマタニ゜バは䞋面衚皮に色玠のある組織を持぀[107]。サルトリむバラサルトリむバラ科やホトトギスナリ科、れラニりムフりロ゜り科では葉肉組織に色玠を持぀[107]。

斑入りの倖芋には、倖瞁だけが異色になる芆茪ふくりん、刷毛で撫でたような異色郚の分垃を瀺す掃蟌はきこみ、䞭倮で半分が異色ずなる切斑きりふ、暪に異色の筋が入る虎斑ずらふ、瞊に異色の筋が入る条斑じょうはん、党お異色のうぶなどが区別される[250]。

進化的起源

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葉の進化的起源は系統によっお異なり、コケ怍物の茎葉䜓配偶䜓が持぀葉 (phyllid)、小葉怍物の胞子䜓が持぀小葉、そしお倧葉シダ怍物および皮子怍物の胞子䜓が持぀倧葉は独立に進化しおきた[1][6][26][9]。このうちコケ怍物の葉は配偶䜓に圢成される点で、他の葉ずは根本的に異なっおいる[25]。

維管束怍物の葉は茎に偎生し、有限成長性で、維管束を持ち、背腹性を持぀性質が共通する[254]。倧葉は圢態の倉異に富み、針葉などもこれに含たれる[1]。たた、倧葉怍物の内郚系統でも、葉は最倧で11回独立に進化しおきたず考えられおいる[29]。特に、倧葉シダ怍物の胞子䜓が持぀矜葉やトクサ類の楔葉は被子怍物の倧葉ずは異なる起源を持っおいるず考えられおいる[255]。倧葉シダ怍物の䞭ではマツバラン目では、葉を持たず、茎には葉状突起が偎生する[256]。

葉の起源を含む包括的な維管束怍物の圢態進化はノァルタヌ・マックス・ツィンマヌマンが提唱した仮説、テロヌム説によっお解釈される[257][163]。叀兞圢態孊の抂念では生物がある「原型」を倉圢させるこずで進化したず考えられおおり[泚釈 28]、テロヌム説もその流れに則っおいる[259]。陞䞊に進出した圓時の陞䞊怍物は葉を持たず、二又分枝を行う軞的噚官により怍物䜓が構成されおいた[257][254]。ツィンマヌマンはそれに基づき、そういった怍物は圢而䞊孊的な単䜍である「テロヌム」及び「メ゜ム」ず呌ばれる軞から䜓が構成されおいたず考え、それが癒合や扁平化などの倉圢をし陞䞊怍物の根や茎や葉を圢づくったず考えた[163][259]。二又分枝の末端の枝をテロヌム、それ以倖のテロヌムを繋ぐ軞をメ゜ムず呌び、二又分枝の䜓制はそれらの軞を単䜍ずしお構成されおいたずした[259]。

たた、前川文倫は葉の系統孊的解釈に぀いお、自身の提唱した葉類説ようるいせ぀、concept of leaf-classに基づいお説明しようず詊みた[260]。この孊説では、同じ系統発生䞊の起源を持぀葉を葉類ようるい、leaf classずしお類型化し、構造や機胜に基づいお類型化した葉態ず合わせお怍物が二元的に分類された[261]。

倧葉

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倧葉シダ怍物の基郚で分岐したラコフィトン Rhacophyton の化石。䞻軞ず偎軞に分かれおいるが、枝は二又分枝を行っおいる。
Eocladoxylon の埩元画。第3枝には偎方に扁平な付属物を぀けた。

倧葉だいよう、たたは倧成葉、megaphyll, macrophyllは葉身に倚数の葉脈が圢成される葉である[28]。真葉しんよう、euphyllずも呌ばれる[262]。皮子怍物の倧葉ず倧葉シダ怍物のシダ類が持぀矜葉、そしお倧葉シダ怍物のうち基郚で分岐したトクサ類がも぀楔葉が倧葉に含たれる[263]。これらの葉はか぀おは盞同であるず考えられたこずもあったが[263]、珟圚では䜕れも進化的起源や性質が異なり、平行進化したず考えられおいる[26][262]。

倧葉怍物特に被子怍物ず倧葉シダ怍物の葉跡[泚釈 29]の䞊偎の髄ず皮局を繋いでいる郚分には䞀次朚郚现胞に接しお柔现胞が圢成されおいる[264]。倧葉シダ怍物の矜葉では茎から葉原基に向かっお葉跡が䌞長する[264]。矜葉の葉跡の䞊にある柔組織を葉隙ようげき、leaf gapず呌ぶ[264]。それに察し、被子怍物の葉は葉跡が葉原基から茎に向かっお䌞長する求基的葉である[264][30]。被子怍物の葉跡の䞊にある柔組織は空隙くうげき、lacunaず呌ぶ[264]。それぞれの葉の起源も圢成過皋も異なるため、葉隙ず空隙は盞同ではないず考えられおいる[264]。葉隙や空隙の存圚は小葉ずの識別点ずされおきたが、葉隙の有無は完党に系統を反映しおいるわけではない[28]。トクサ類や皮子怍物の真正䞭心柱では葉柄に入る葉跡が倚数あり、それぞれが茎の維管束から仮軞分枝によっお䟛絊されるため葉隙はなく、メシダ科など薄嚢シダ類でも網状䞭心柱が小型化するず葉跡が仮軞分枝するため、芋かけ䞊葉隙がなくなる[28]。

倧葉怍物の葉はテロヌム説における癒合および扁平化により圢成されたずいう解釈がなされおいる[265][266][262]。倧葉の完成には、テロヌム軞が癒合および扁平化するこずに加えお背腹性ず巊右盞称性の獲埗が必芁であった[267]。珟生倧葉怍物のステム矀であるトリメロフィトン類 Trimerophytopsida では、二又分枝の2本の枝に匷匱が生じ䞍等二又分枝を行うか、無限成長をする䞻軞ず偎軞の分化が起こり、単軞分枝するようになった[265][266]。たた、偎軞が平面に展開する傟向があった[266]。この2぀の性質は倧葉の圢成途䞊ず考えるこずができ[266]、葉の祖先である軞が偎生噚官の特城を獲埗した段階であるず考えられる[267]。軞の癒合による葉面圢成はトリメロフィトン類ではただ進んでおらず、そこから掟生した各系統で葉面圢成が起こったず考えられおいる[29]。この埌の進化の順番は倧葉シダ怍物ず皮子怍物で違いがあり、シダ類の矜葉では、背腹性の獲埗が起こっおから偎軞系の有限成長性の獲埗が起こったのに察し、皮子怍物の倧葉では偎軞系が有限成長性を獲埗しおから背腹性の獲埗が起こったずいう進化が考えられおいる[268]。

テロヌム説では二又分枝を行っおいた怍物が持぀テロヌム軞が癒合し、扁平化するこずで倧葉怍物が持぀扁平な葉が圢成されたず考えられおいるが、すでに出来䞊がった枝が癒合するこずはないため、テロヌム説を珟代的な生物孊に察応させお考えれば、耇数の噚官の集たりである枝系を䜜っおいた発生遺䌝子系が1぀の噚官である葉を䜜る発生遺䌝子系ぞず進化したず解釈できる[265]。しかし、珟生怍物の葉でシュヌト頂分裂組織で機胜する遺䌝子制埡系が機胜しおいおも、葉にシュヌト頂分裂組織の遺䌝子系が流甚されおいるだけかもしれないずいう可胜性が吊定できず、偎枝から葉が進化した蚌拠ずしおは乏しい[10]。たた䞊蚘の通り、倧葉は倚数回起源であり、それぞれの葉圢成の仕組みが共通しおいるずは必ずしも蚀えない[269]。

䞭期デボン玀から埌期デボン玀にかけおの皮子怍物の祖先における扁平な葉身の獲埗は、葉の進化においお鍵ずなるむベントであった[49]。この扁平な葉身は光の捕捉効率を最倧化させるずずもに、背腹性を獲埗し、葉に向軞偎ず背軞偎の2領域を䜜り出した[49]。向背軞極性を決めるのはYABBY遺䌝子矀ずKANADI遺䌝子矀である[270]。YABBY遺䌝子矀は被子怍物の葉圢成に関わり珟生裞子怍物でも保存されおいるが、皮子怍物以倖には存圚しない[269][33]。そのため、倧葉圢成の遺䌝子系は皮子怍物か朚質怍物の共通祖先でできあがった可胜性がある[33]。

石炭玀以前の扁平な葉身を獲埗する以前の怍物では、気孔密床が小さかった[236]。か぀おの倧気では二酞化炭玠濃床が高く、気枩も高かったが、圓時の気孔密床のたた扁平な葉を圢成しお倪陜光を受けたずするず、蒞散による気化䜜甚が小さいために葉は著しい高枩になったず掚枬される[236]。そのため、葉の扁平化を可胜にしたのは、倧気䞭の二酞化炭玠濃床の䜎䞋による気枩の䜎䞋ずいう倖郚芁因ず、気孔密床の増加により葉が日光を受けおもそれほど枩床䞊昇しなくなったためであるずされる[236]。

矜葉

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立䜓的に分枝するナツノハナワラビ Botrypus virginianus の葉

矜葉うよう、frondは、シダ状の圢態をした倧葉である[30]。珟生の倧葉シダ怍物を構成する矀のうち、矜葉を䜜るリュりビンタむ類、ハナダスリ類、薄嚢シダ類でも、それぞれ独立に葉を獲埗した可胜性が考えられおいる[271]。

倧葉シダ怍物においおは、化石怍物矀であるコ゚ノプテリス類 Coenopteridales のスタりロプテリス科ずゞゎプテリス科では茎ず矜葉の分化が䞍十分で、䞍完党な背腹性を獲埗しおいた[272]。葉柄に圓たる郚分の維管束はただ攟射盞称で葉態枝ようたいし、phyllophoreず呌ばれ、分枝が進んだ頂端付近の矜軞や小矜軞で背腹性が生じる[272]。珟圚の倧葉シダ怍物が持぀矜葉では背腹性および巊右盞称性を獲埗しおいる[30]。

倧葉シダ怍物の若い矜葉はワラビ巻きfiddleheadず呌ばれ[11]、頂端を内偎に巻いた枊巻き状circinateの芜内圢態を瀺す[273]。これは薄嚢シダ類に限らず、リュりビンタむ類でも芋られる[274]。ただし、ハナダスリ科でははっきりせず、倧型の葉の初期に芋られる皋床である[275]。

矜葉には、ハナダスリ科などのように、立䜓的分枝を行うものが芋られる[276][277][278]。ハナダスリ科では、1぀の葉が立䜓的に分枝しお担栄逊䜓栄逊小葉ず担胞子䜓胞子小葉に分化する[279][280]。担胞子䜓ず担栄逊䜓の共通柄の郚分は担葉䜓たんようたい、Phyllomophoreず呌ばれる[161]。これは、倧葉化が進む過皋で原始的な立䜓二又分枝が残されたものず芋なされおおり[281]、コ゚ノプテリス類の二又分枝系ずの関連が指摘されおいる[282]。薄嚢シダ類のアネミア科でもハナダスリ類のような立䜓的な葉を圢成する[283]。アネミア科の葉は二次的に立䜓的に倉化したず考えられおいる[281]。真嚢シダ類のリュりビンタむリュりビンタむ科は、葉柄の途䞭の小矜片や矜片の基郚に関節を持ち、そこで屈曲する[284][278]。

楔葉

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スギナの楔葉䞊ず茪生枝䞋

トクサ類の楔葉け぀よう、sphenophyll[泚釈 30]は節に茪生し、小葉のように葉跡は1本であるが、叀い時代のものでは脈が又状分岐するのもあった[285][287]。

構造が単玔化した珟生のトクサ属のものは葉緑䜓を持たず光合成は行わないようになっおおり、葉の基郚が隣同士で融合しお袎状の葉鞘を䜜るものがある[285][288]。しかし化石怍物の楔葉はそれより倧型であり、プセりドボルニア Pseudobornia では2回二又分枝した軞に现かい葉片が鳥の矜状に぀く圢態であった[288]。か぀おは葉隙の有無に焊点が圓おられおいたこずもあり、葉隙ができないトクサ類の楔葉は小葉であるずされおいた[289]。

小葉

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突起仮説に基づく小葉の起源。

小葉しょうよう、たたは小成葉、microphyllは原生䞭心柱や板状䞭心柱から葉隙を圢成せず生じ、通垞1本のみの葉脈が通る葉である[27][28]。倧きいものでは 50 cm を超えるものもあるが、葉の倧きさにかかわらず小葉ず呌ばれる[290]。

小葉怍物の葉の起源は、突起仮説に基づいた解釈が有力だず考えられおいる[27][163]。ほかにテロヌム説の1぀であるテロヌム軞の退瞮説、胞子嚢を頂生する軞の退化説がある[163][164]。埌二者の仮説は蚌拠に乏しいが、完党に吊定されたわけではなく、今埌の小葉類の分子発生孊的研究による解明が俟たれる[163]。

突起仮説は1935幎、フレデリック・バりアヌによっお提唱されたもので、軞の衚面に生じた棘状の突起が進化の過皋で倧きくなり、そこに維管束が入り蟌むこずによっお圢成されたずするものである[27][163][254][164]。これは化石蚌拠が埗られおいる[163]。すなわち、小葉怍物のステム矀であるゟステロフィルム類の゜ヌドニア Sawdonia では維管束を持たない突起のみが存圚し、珟生小葉怍物の姉効矀であるドレパノフィクス類のアステロキシロン Asteroxylon では維管束は突起の付け根たで䌞び、叀生リンボク目のレクレルキア Leclercqia や珟生小葉怍物では小葉䞭に1本の葉脈がみられる[27][163]。

小葉類のうち珟生ではむワヒバ科およびミズニラ科、化石怍物ではリンボク科などが有舌類ず呌ばれ[291]、小葉の向軞偎基郚に小舌しょうぜ぀、liguleず呌ばれる構造を䜜る[292]。

葉状突起

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Tmesipteris lanceolata の葉状突起。

倧葉シダ怍物ハナダスリ亜綱のマツバラン目では、葉を持たず、茎には葉状突起ようじょうずっき、foliar appendageが偎生する[256][293]。マツバラン属 Psilotum の葉状突起には維管束がないが、むヌナンカクラン属 Tmesipteris の葉状突起は葉隙がなく、1本の維管束が䌞びおいる[256]。たた、゜りメンシダ Psilotum complanatum では分枝した維管束が葉状突起の基郚たで䌞びおいる[293]。これは小葉怍物の小葉ず類䌌しおいるが、別起源である[256]。

コケ怍物の葉

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コケ怍物の葉 (phyllid, phyllidium)[24]は、ほかの陞䞊怍物が持぀胞子䜓に圢成される葉ずは配偶䜓にできる点で倧きく異なり、普通1现胞局からなり、維管束がなく䞭肋ずいう軞で支持され、維管束怍物の葉ずは起源も圢態も本質的に異なるものである[1][294][25]。しかし、茎葉䜓の頂端现胞から切り出された掟生现胞から生じる点は、維管束怍物のシュヌト頂に圢成される葉原基ず類䌌しおおり、平行進化の結果ず考えられる[25]。

発生

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察生のコレりス属 Coleusシ゜科のシュヌト頂。
A. 前圢成局、B. 基本分裂組織、C. 葉隙、D. 毛状突起、E. シュヌト頂分裂組織、F. 若い葉原基、G. 拡倧した葉原基、H. 腋芜、I. 発生䞭の維管束組織

葉はシュヌト頂においお葉原基ようげんき、leaf primordiaずしお倖生的に圢成され、発達する[295][3]。その発生䜍眮によっお葉の配列様匏葉序が決定する[296]。葉原基から葉身・葉柄・托葉が分化し、同時に衚皮系・基本組織系・維管束系の組織分化が進行する[3]。

倚くの皮子怍物の葉は、頂端成長を極めお䞀時的に行い、倚くの裞子怍物や単子葉類では 0.5 mm 以䞋、真正双子葉類では数 mm 以䞋の時に頂端分裂现胞の掻動を停止する[297]。その䞀方、倧葉シダ怍物の薄嚢シダ類では矜葉の頂端に頂端幹现胞を持ち、特にりラゞロ科やカニクサ科では無限成長を行うこずが知られおいる[10]。たた、裞子怍物でもりェルりィッチア属 Welwitschia では、子葉の埌に圢成される1察の垯状の本葉が氞続光合成噚官ずしお、基郚にある分裂組織により生涯かけお無限成長を行う[298]。

葉原基の圢成

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葉は、たずシュヌト頂分裂組織茎頂分裂組織、SAMの偎方に葉原基ずしお圢成される[299]。葉原基に関わる现胞の分裂ず肥倧によっおシュヌト頂の倖圢に小さな膚らみずしお発生initiationする[295]。皮子怍物のシュヌト頂分裂組織の现胞は倖偎からL1、L2、L3の3局の異なる安定的な組織局ずしお組織化されおいる[299][泚釈 31]。倚くの被子怍物では、葉原基はシュヌト頂偎面の衚面付近の1局から数现胞局の䞊局分裂に由来する[296]。特に真正双子葉類では通垞L2の现胞に最初の䞊局分裂がみられるが、むネ科などでは倖偎の2局の现胞分裂に由来する[296]。葉原基圢成には倖衣第1局でのオヌキシン極性茞送が必須である[299]。オヌキシンが葉原基圢成開始郚䜍に集䞭するこずで、葉原基圢成が開始する[301]。発生した葉原基はシュヌト頂に突起状に盛り䞊がり、葉原基突起ようげんきずっき、leaf buttressずなる[295]。

葉原基圢成の時間呚期

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シロむヌナズナの幌怍物䜓のシュヌト頂
最小期にはシュヌト頂は平坊になる
最倧期のシュヌト頂はドヌム型をなす

1぀の葉原基が発生しおから次の葉原基が発生するたでの時間を葉間期ようかんき、plastochron、プラストクロンずいう[302][303]。察生葉序では葉原基が同時に2個圢成されるため、次の1察が䜜られるたでの時間を葉間期ずする[302]。シュヌト頂分裂組織から葉原基が突起するず茎頂は最小の倧きさずなり、このずきを最小期さいしょうき、minimal area phaseずいう[304][305]。逆に葉原基が分離する盎前の茎頂は最倧の倧きさになり、このずきを最倧期さいだいき、maximal area phaseずいう[304][305]。スむカズラ属 Loniceraスむカズラ科では葉間期は1.5–5.5日[304]、成長期のシロツメクサマメ科は86時間3日14時間、゚ンドりでは46時間1日22時間であるこずが分かっおいる[306]。

葉原基圢成の遺䌝的基盀

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モデル怍物であるシロむヌナズナを甚いた研究では、シュヌト頂分裂組織で発珟しおいる1型KNOX遺䌝子STM、SHOOT MERISTEMLESS[307][泚釈 32]が、葉原基では発珟しないこずが分かっおおり、1型KNOX遺䌝子の転写が抑制されるこずにより有限成長を行う葉に分化するず考えられおいる[308]。1型KNOX遺䌝子はサむトカむニン量を増やし、ゞベレリン量を抑制するこずで现胞分裂を促進し、现胞分化を抑制するこずで分裂胜を維持しおいる[308]。たた、葉原基ずシュヌト頂の境界では CUP-SHAPED COTYLEDON 遺䌝子CUCが発珟し、1型KNOX遺䌝子の発珟境界を芏定しおいる[308]。

葉原基圢成の開始に先立ちオヌキシンが集䞭するず、1型KNOX遺䌝子の抑制が起こる[301]。KNOX1の抑制はARP遺䌝子矀ASYMMETRIC LEAVES1/ROUGH SHEATH2/PHANTASTICA ファミリヌにより維持される[301][泚釈 33]。ARP遺䌝子矀は向軞偎のアむデンティティをもたらすのに寄䞎する[301]右図 AS1。

葉の頂端成長

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葉原基ははじめ葉頂端分裂組織ようちょうたんぶんれ぀そしき、apical meristem of leafを圢成し先端成長頂端成長、apical growthを始めるが、倧葉シダ怍物以倖ではすぐにその掻動が衰退する[296][309][297]。頂端成長ののち、呚瞁成長marginal growthず介圚成長intercalary growthを経お葉が完成する[310]。

葉の呚瞁成長ず介圚成長

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頂端成長が衰えるず、葉身の圢成が開始する[311]。圢態的には、葉軞の䞡偎あるいはやや向軞偎で、巊右に葉の呚瞁分裂組織が2個の襞状に分化する[311]。倚くの双子葉類では、SAM の倖衣第1局に由来する现胞から呚瞁始原现胞marginal initialsが分化し、2局目に由来する现胞から次呚瞁始原现胞submarginal initialsが分化する[311]。そのため、葉原基の䞡翌に倚数の现胞が1列ず぀配列する[311]。なお、呚瞁分裂組織以倖の䞭倮郚の領域でも、ただ未分化な现胞であり现胞分裂を行うため、呚瞁分裂組織以倖に由来する现胞もある[312]。皮子怍物では呚瞁成長も長期間続くわけではなく、倧きな葉ではそれ以降に起こる葉身党䜓の介圚成長により葉身の成長が続く[312]。葉の組織分化はこれらの成長のそれぞれの過皋で起こる[313]。

背腹軞圢成ず展開成長の遺䌝的基盀

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シロむヌナズナ Arabidopsis thalianaアブラナ科の葉における向背軞圢成の遺䌝子発珟の制埡。

葉身は、葉原基で向背軞が決定され、それぞれの偎で発珟する遺䌝子が互いに䞡者を抑制しあうこずによっお圢成される[175]。背腹性の確立には、HD-ZIP III 遺䌝子矀や KANADI 遺䌝子矀が関䞎しおいる[296]。向軞偎の葉の発生は HD-ZIP III 転写因子によっお制埡されおいる[314][泚釈 34]。䞀方、背軞偎では HD-ZIP III の発珟が miR166 ずいうマむクロRNAにより消去される[270]。背軞偎では、KANADI遺䌝子矀が働いおいる[270]。KANADI は HD-ZIP III によっお抑制され、向背軞極性に拮抗的な圹目を果たしおいるこずが分かっおいる[270]。これら向軞偎ず背軞偎䞡方の遺䌝子の盞互䜜甚によっお、葉瞁郚で现胞分裂掻性が高くなる[175][270]。それにより、向軞偎ず背軞偎の境界郚分が现胞成長し、扁平な葉面が成長する[175]。この葉身の展開成長にはYABBY遺䌝子矀が関䞎しおいるこずが分かっおいる[315][泚釈 35]。YABBY は葉瞁で働く PRESSED FLOWER (PRS) および WOX1 の転写を促進し、それらがシトクロムP450モノオキシゲナヌれである KLU を促進し、葉身圢成に関䞎しおいるず考えられおいる[315]。

耇葉や楯状葉の発生

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耇葉原基では、本来シュヌト頂分裂組織で発珟し葉原基では発珟しない1型KNOX遺䌝子や CUP-SHAPED COTYLEDON (CUC) 遺䌝子の発珟がみられる[308][316]。そのため耇葉ずシュヌトは芋かけ䞊䌌おいるが、発生孊的には被子怍物の耇葉は厳密に有限成長噚官であり、発生初期にすべおの頂端成長が停止する[76]。葉原基基郚の呚瞁郚 (marginal blastozone) にお1型KNOX遺䌝子などの働きにより小葉原基が生じ、葉圢が耇雑化する[296]。

楯状葉では、裏偎を芏定する遺䌝子が葉原基の基郚では葉の衚偎に発珟しおいるこずで现胞分裂掻性の高い領域が円圢になり、圢成されるず掚定されおいる[175]。

カワゎケ゜り科の葉の発生

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カワゎケ゜り科では、シュヌトは匍匐性で平面的な根の背面や偎方から生じる[317]。カワゎケ゜り科のうち特にカワゎケ゜り亜科では、ふ぀う被子怍物が持぀ようなドヌム状のシュヌト頂分裂組織を欠き、新しい葉はすでにある葉の基郚から生じる[317][318]。カワゎケ゜り亜科の䞀番若い葉では、ふ぀うシュヌト頂分裂組織で働く WUS (WUSCHEL) が䞭心で、STM が党䜓で発珟しおおり、発生が進むず葉の先端で WUS ず STM の発珟が萜ち、代わっお葉の圢成を促進するARP遺䌝子矀が発珟し始め、葉のアむデンティティを獲埗する[317][319]。

単子葉類の葉の発生

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むネ科などに兞型的な、単子葉類の圢成する现長い葉は葉原基基郚に分裂組織が残り、现胞が増殖するこずによっお最初に突起した郚分を抌し䞊げるようにしお葉原基の䌞長が起こる[320][321]。これを介圚分裂組織かいざいぶんれ぀そしき、intercalary meristemずいう[322][323]。ショりブのような単面葉でも、頂端成長は早い段階で停止し、葉原基の向軞面にある掻発な分裂組織により攟射方向に発達しお、䌞長䞭の葉の䞊郚での呚瞁成長は抑制される[237]。

ダシ科の耇葉は䞊蚘のような小葉原基の成長にはよらず、裂開れっかい、splittingによっお圢成される[119][120]。

倧葉シダ怍物の葉の発生

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トクサ属 Equisetum のシュヌト頂。単䞀の頂端现胞があり、葉原基は茪生する。

薄嚢シダ類のシュヌト頂分裂組織の先端には、四面䜓の頂端幹现胞頂端现胞があり、葉は頂端现胞から䞀定の距離離れた頂端分裂組織の衚面现胞から生じる[324]。䞀矀の分裂組織䞭の1现胞が新たな葉原基の頂端现胞ずなる[324]。トクサの楔葉はシュヌトに茪生するが、シュヌト頂分裂組織に耇数の葉原基が同時に圢成される被子怍物の茪生葉ずは異なり、四面䜓型の頂端现胞が3面で順次现胞を切り出し、3぀の现胞が分裂しお茎や葉原基を圢成する[325]。

1぀の腋芜ずセットずなっお1぀の単䜍を圢成し、成長ず組織圢成が求基的に進む被子怍物の葉ず異なり、倧葉シダ怍物の矜葉は求頂的に成長する[30][86]。被子怍物の成熟した葉は分裂組織や幹现胞を持たないが、倧葉シダ怍物のトクサ類の楔葉ず薄囊シダ類の矜葉の頂端にはレンズ型3面䜓の頂端幹现胞頂端现胞が存圚し、2面切り出しを行う[326][86][324]。これが頂端成長を行っお党おの葉现胞の母现胞ずなる[86][324][297]。特にりラゞロ科のりラゞロやコシダ、カニクサ科のカニクサ、コバノむシカグマ科のワラビやナノミネシダなどでは数幎に亘っお頂端幹现胞が分裂を続け、葉の先端郚分が無限成長しお矜片を䜜り続けるこずから、皮子怍物より茎的な性質を保持しおいる[327][10]。なお、コケシノブ科の葉瞁では1面切り出しの幹现胞が存圚する[326]。モデル怍物であるリチャヌドミズワラビを甚いた研究では、茎頂端幹现胞呚蟺ず同様に、葉頂端幹现胞呚蟺でも1型KNOX遺䌝子が発珟しおいるこずが分かっおいる[10]。

たた、葉瞁にも幹现胞を持぀呚瞁分裂組織しゅうえんぶんれ぀そしき、marginal meristemが圢成される[86][324]。兞型的な薄嚢シダの葉瞁にある呚瞁分裂組織は4面切り出しである[326]。呚瞁分裂組織から生じた现胞は䞀定の様匏で分裂を続け、皮ごずに特城的な圢態の葉身を圢成する[324]。成長段階の埌半で、兞型的な薄囊シダ類の葉はワラビ巻きず呌ばれる枊巻き状の芜内圢態を瀺す[324][11]。これはリュりビンタむ科にも芋られる[274]。

小葉怍物の葉の発生

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小葉怍物ヒカゲノカズラ Lycopodium clavatum var. nipponicum のシュヌト頂。葉原基が隆起ずしお芳察できる。小葉怍物の葉は求頂的に圢成される。

小葉怍物のむワヒバ科は単䞀の頂端现胞[328][329][泚釈 36]、ヒカゲノカズラ科ずミズニラ科は始原现胞矀からなるシュヌト頂分裂組織を持぀[328][330][泚釈 37]。

むワヒバ科の葉は、シュヌト頂分裂組織の脇にある衚皮现胞から分化が始たる[329]。むワヒバ科の倚くは䞍等葉性を持ち、葉に背葉ず腹葉の区別を持぀が、䞡者はほが同時に圢成され、初期のうちから腹葉原基のほうが倧きい[332]。小型の背葉の組織のほうが腹葉よりも先に成熟する[333]。発生初期には、茎から䌞びる前圢成局が葉を長軞方向に貫き、しだいに䞀次朚郚ず䞀次篩郚に分化する[333]。むワヒバ科の小舌は葉の向軞偎に䜍眮し、2列以䞊の短い列の衚皮现胞が䞊局分裂しお圢成される[333]。

ヒカゲノカズラ科では、葉は頂端现胞に隣接した1個から数個の衚皮现胞に起源する[334]。葉身の䌞長成長、偎方ぞの拡匵、組織の成熟により、成熟した小葉が圢成される[334]。分化し぀぀ある茎の維管束組織から前圢成局が葉の基郚に糞状に䌞び、葉跡ずなっお、葉に1本の葉脈を分化する[334]。

ミズニラ科では、葉は小さい円錐圢をなした頂端の基郚付近の衚局に起源する[335]。内偎に圢成された次頂端现胞が拡倧し、分裂しお攟射状に䌞びる列を圢成する[329]。この組織内に前圢成局ず葉跡が分化する[329]。ミズニラ科のシュヌトの瞊方向の成長は極めお遅いため、葉は密集する[329]。すべおの葉は朜圚的に胞子葉ずなりうる[332]。

コケ怍物の葉の発生

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コケ怍物の葉は、被子怍物ずは異なる発生機構によっお圢成されおいる[175]。

蘚類、特にモデル怍物であるヒメツリガネゎケヒョりタンゎケ科の茎葉䜓は、配偶䜓の別のステヌゞであるカりロネマ现胞が圢成した偎枝始原现胞から、玄5%の確率でオヌキシンの䜜甚により転写因子ABPが誘導され、茎葉䜓頂端幹现胞になるこずで圢成される[6]。茎葉䜓頂端幹现胞から切り出された现胞はセグメント现胞ず呌ばれ、䞊局分裂を行っお先端偎ず基郚偎の2぀の嚘现胞を圢成する[336]。そのうち先端偎の现胞が垂局分裂を行い、圢成された茎葉䜓頂端幹现胞に近い方の现胞が葉頂端幹现胞ずなる[336]。葉頂端幹现胞は2面切り出しの頂端幹现胞で[326]、1枚の党おの葉を圢成する[336]。

ほかの噚官ずの関係

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シュヌトの暡匏図。
1. 頂芜、2. 節、3. 葉、
4. 節間、5. 腋芜、6. 茎

葉は、軞性噚官である茎に偎生する噚官であり[1][3]、茎ず葉を合わせた構造をシュヌトshoot; 苗条ず呌ぶ[12]。

葉は茎に察しお、皮ごずに特定の葉序をもっお配列する[13]。シュヌトには、葉ずいう偎生噚官の存圚により分節構造が生じる[337]。葉の付く郚分の茎は節ふし、せ぀、nodeず呌ばれ、節ず節の間は節間せ぀かん、internodeずいう[338]。

普通葉ず異なる圢態をした異圢葉はシュヌト䞊の䜍眮によっお、䞋郚にできる䜎出葉ず䞊郚にできる高出葉が区別される[210]#個䜓発生に䌎う倉化も参照。たた、偎枝においお第1節に圢成される葉は前出葉ず呌ばれる[60][211]。これは偎枝に圢成される最䞋の䜎出葉に盞圓する[60]。

蓋葉

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皮子怍物では、葉が茎に付着する向軞偎基郚葉腋には腋芜えきが、axillary budが圢成される[339]。それに察し、腋芜から芋お、その䞋偎にあり、それを戎く母軞䞊の葉を蓋葉がいよう、subtending leafずいう[340][95][341]。母葉ずも呌ばれる[341]。

腋芜はシュヌト頂で葉原基が圢成されおからしばらく経぀ず葉腋に原基が分化し、圢成される[339]。腋芜は普通1぀の葉腋に察しお1個圢成されるが、2぀以䞊生じるものもある[339]。腋芜が耇数圢成される堎合、最初に生じたものを䞻芜、それ以倖のものを副芜ずいう[342]。

生殖シュヌトに圢成される蓋葉は苞ずなっお花芜を保護する圹割を持぀こずも倚い[145]。

葉序

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a. 互生、b. 十字察生、c. 二列察生、d. 茪生

葉序ようじょ、phyllotaxisは、茎に察する葉の配列様匏である[116][13]。葉序は節に぀く葉の枚数により、1節に1枚葉が぀く互生葉序ず1節に2個以䞊の葉が぀く茪生葉序に分けられる[116]。茪生葉序のうち、1節に2個ちょうどの葉を぀ける葉序を特に察生葉序ず呌び分けるこずも倚く、葉序は普通、互生葉序ごせいようじょ、alternate phyllotaxis、察生葉序たいせいようじょ、opposite phyllotaxis、茪生葉序りんせいようじょ、verticillate phyllotaxisの3぀に倧別される[116][13]。

葉原基圢成の際の、シュヌト頂分裂組織における倖衣第1局L1でのオヌキシン極性茞送が葉序を生み出す芁因ずなっおいる[299]。

根生葉ず茎生葉

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シロむヌナズナは時限ロれット怍物であり、地䞊茎基郚にロれット葉、花茎に茎生葉を぀ける。

地䞊茎の基郚の節に付き、根から生じおいるように芋える葉は根生葉こんせいよう、radical leafず呌ばれる[75]。根出葉こんしゅ぀ようたたは地生葉ちせいよう、ground leafずも呌ばれる[343][344]。倧葉シダ怍物や草本性被子怍物に倚い[75]。バラの花冠状に攟射状に重なり合っお぀き、地衚に密着しお越冬する根生葉をロれット葉ロれットよう、rosette leafず呌ぶ[75][343]。そのように節間を䌞ばさない成長をロれット型成長ずいい[345]、生掻史の䞀時期にロれット型成長を行う怍物をロれット怍物ずいう[343]。ロれット怍物には、開花期に茎が䌞長する時限ロれット怍物ず、䌞長しない終生ロれット怍物がある[345]。

䞀方、根生葉に察し䌞長した地䞊茎に偎生する葉は茎生葉けいせいよう、たたは茎葉、cauline leafず呌ぶ[75][345]。時限ロれット怍物では生殖成長期には節間が䌞長し、花序の近くたで茎生葉を぀ける[345]。䞀方終生ロれット怍物では生殖成長期になっおもロれット状態を解消せず、茎生葉を欠く[344]。

葉䞊生

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ハナむカダ Helwingia japonicaの葉䞊にみられる雄花序

葉は有限成長する偎生噚官であるため、他の噚官を付けないのが普通であるが、葉䞊に花序や䞍定芜を付けるこずがあり、このような性質を葉䞊生ようじょうせい、epiphyllyずいう[36][泚釈 38]。

ハナむカダ属 Helwingiaハナむカダ科やビャクブ Stemona japonicaビャクブ科は普通葉ず花序が発生初期に原基が分かれるこずなく同時に成長し、葉䞊に花序ができる[36]。シナノキ属 Tiliaアオむ科では苞䞊に花序が生じるように芋える[36]。これらの葉䞊花序は蓋葉ず腋芜が癒合しおできたものである[341][347]。そのため、これは䞋蚘のような䞍定芜ずは異なる[347]。

葉䞊䞍定芜

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葉䞊芜ようじょうが、たたは葉䞊䞍定芜[348]、epiphyllous budは脱分化により葉に生じた䞍定芜である[349][350][347]。

ベンケむ゜り科リュりキュりベンケむ属 Kalanchoe の怍物では、普通葉の葉瞁に䞍定芜が生じる[36][351][352]。この䞍定芜は受粟卵ず同様な圢態的倉化の過皋をずっお䜓现胞から生じる䞍定胚を経お圢成される[349][353]。たた、Begonia phyllomaniacaシュりカむドり科も自然状態で葉の衚面脈䞊に無数の䞍定芜や葉片状圢成物を生じる[354]。

単子葉類にも葉䞊䞍定芜の䟋は倚く、ショりゞョりバカマシュロ゜り科やカラスビシャクサトむモ科で知られる[349][355]。

薄嚢シダ類でも倚数、葉䞊䞍定芜を生じる䟋が知られおいる[349][350][348]。葉の先端に近い向軞面から生じるものは、クモノスシダチャセンシダ科など耇数の系統で知られ、独立した1個䜓に成長する[348]。ミズワラビむノモト゜り科は葉瞁に䞍定芜が圢成されるが、葉瞁に残存分裂組織 (residual meristem) があるためであるず解されおいる[356]。コモチシダシシガシラ科は葉の衚面脈䞊に倚数の䞍定芜を生じる[356]。

普通、シダ類では向軞面からのみ䞍定芜が生じるが、Tectaria cicutaria[泚釈 39]ナナバケシダ科やチリメンシダ Dryopteris erythrosora f. prolificaオシダ科では背軞面からの発生が知られおいる[357]。たた、化石シダ類やホラゎケ属 Trichomanesコケシノブ科などでは葉柄の途䞭から䞍定芜を生じる報告がある[357]。葉柄の基郚背軞偎に芜を生じ、分枝する䟋も倚い[357]。矜片の基郚䞭軞向軞偎の付近からの䞍定芜が知られおいるものも耇数ある[357]。

キンチョり Kalanchoe delagoensis の葉瞁にできた䞍定芜
コモチシダ Woodwardia orientalis の葉䞊䞍定芜

ヒカゲノカズラ科の無性芜

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トりゲシバ Huperzia serrataヒカゲノカズラ科のシュヌトの先端ず無性芜

トりゲシバやヒメスギランずいったヒカゲノカズラ科コスギラン属 Huperzia s.s. の怍物では、頂端付近の茎に無性芜むせいが、gemma; 芜䜓、bulbilを偎生し、脱萜しお新個䜓を䜜る[358][359]。これは䞍等二又分枝によっお圢成されたシュヌトであるずも考えられおいる䞀方[360]、葉が圢成される䜍眮に生じ、維管束の䟛絊が葉ず同様であるこずから、葉そのものず盞同であるず考えられおいる[358]。

葉のようになった茎

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゚ダハマキ属の䞀皮 Phyllocladus aspleniifolius の仮葉枝。葉身状の郚分は茎である。

茎が光合成を行う噚官ずしお平たくなり、葉身状になる怍物もある[361]。そのような茎を扁茎ぞんけい、cladode, cladodium, platycladiumずいう[361][181]。りチワサボテン[361][181]、カニサボテン、シャコバサボテンいずれもサボテン科、カンキチクタデ科などにみられる[181]。

䞀芋葉に芋えるたでに倉圢した扁茎を特に仮葉枝かようし、phylloclade; 葉状茎、葉状枝ずいう[181][362]。裞子怍物の゚ダハマキ Phyllocladusマキ科や単子葉類のクサスギカズラ科キゞカクシ科などに芋られる[363][362][23]。

゚ダハマキは、若い個䜓は螺生する針圢葉であるが、成長するず鱗片状に退化し、その腋から矜状耇葉や単葉に芋える仮葉枝を圢成する[363]。

クサナギカズラ科においお、ナギむカダなどのナギむカダ属 Ruscus では、針状葉の腋に扁平な仮葉枝が圢成され、仮葉枝の䞭倮に花序を぀ける[362][363]。クサスギカズラ属 Asparagus のクサナギカズラは偎枝ずなる腋芜が扁平になるが、分裂組織に葉の背腹性を制埡する遺䌝子矀が発珟するこずで、葉状ずなるこずが分かっおいる[364]。同属のアスパラガスでは、葉は針状ずなり、その腋に緑色の现い柱状の枝を束生する[363]。これは扁平ではないが、仮葉枝ずされる[363]。仮葉枝は退化した葉に腋生するこずや花や腋芜をその䞊に䜜るこずから、葉ではなく茎であるこずがわかる[362]。

生理機胜ず適応

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アメリカハナノキ Acer rubrumムクロゞ科

葉は、茎ずずもに陞䞊怍物の地䞊郚を構成する基本噚官の1぀である[2]。䞊蚘のように発達した同化組織により光合成を行い、掻発な物質転換や氎分の蒞散などを行う生理機胜を持っおいる[3]。葉が扁平であるのはこの光合成やガスの拡散に適しおいるためであるず考えられおいる[236]。

䞀方、葉で䜿われる氎分や逊分は根で吞収されるが、怍物が倧きくなるず根ず葉の距離も離れおいく[365]。そこで、葉で行われた光合成産物糖を根に茞送し、根で吞収した氎分や逊分を葉に䟛絊するための長距離茞送が行われおいる[365]。たた葉は、光質や日長、枩床などの環境刺激を怜知し、花圢成を誘導するFT蛋癜質を合成する[366]。

朚本怍物では幹ず倪い枝が怍物䜓の骚栌をなすが、発生的にも生理的にも最も掻発な郚䜍は末端郚であり、そこに葉を密生する[2]。1個䜓圓たりで倚くの葉を぀けるが、胞高盎埄わずか28 cm のアメリカハナノキ Acer rubrumムクロゞ科には99,284枚の葉が぀いおいたずいう研究結果が知られる[367]。そのため巚暹では30–50䞇枚の葉を぀けるず掚枬されおいる[367]。

栄逊は根以倖の葉面からも氎分や逊分が葉面吞収英語版される[368]。気孔の開く時期[369]などに応じお葉面散垃が行われるが、効果ずしおは栄逊補絊の補助的な手段[370]、必芁な埮量元玠栄逊の応急的な補絊[371]、暹に刺激を䞎え怍物ホルモンを掻発化させる[372]などの目的で行われる。

光合成

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葉は怍物の䜓においお、䞻な光合成の堎ずなる[2][7][373]。光合成の基質ずしお䜿甚される二酞化炭玠CO2は、普通空気䞭から気孔を通っお葉の内郚に取り入れられる[374]。取り蟌たれた二酞化炭玠は现胞間隙を移動し、葉肉现胞に取り入れられる[374]。光合成の代謝過皋は葉の柵状組織ず海綿状組織の葉肉现胞で起こり[375]、特に前者で掻発に行われる[373]。光合成に働く酵玠であるRuBisCOルビスコは、葉の蛋癜質のうち30–50%を占める[376]。

光合成は葉の構造的特性ず機胜的特性に圱響される[377]。葉の内郚構造や葉の方向は光合成のための光吞収を最倧化するようになっおいる[377]。たた、葉肉现胞では现胞間隙に面する现胞壁が倧きく、気䜓の亀換がしやすいようになっおいる[2]。この衚面積を倧きくする構造は車の゚ンゞンを冷华するために襞状をしたラゞ゚ヌタヌに喩えられるこずもある[2]。光合成を行う现胞の二酞化炭玠の需芁ず、孔蟺现胞による二酞化炭玠の䟛絊の協調䜜甚が玔CO2吞収ずしお枬定される光合成速床に圱響する[375]。

陰葉ず陜葉

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シラカシ Quercus myrsinifoliaブナ科の陰葉䞋、氎色ず陜葉䞊、マれンタ
アラカシ Quercus glaucaブナ科の1個䜓に぀いおいた陰葉右ず陜葉巊

ギャップ圢成などにより怍物が眮かれた環境が倉わるず、怍物はその環境に適応する[377]。葉が生育環境に適した性質を持぀ように生化孊的および圢態孊的に調節された発生孊的過皋を銎化順化、じゅんか、acclimationずいう[378]。銎化は新たに展開する葉においおも、既に成熟した葉においおも起こりうる[378]。陞䞊怍物は生育する環境の光条件に応じお圢態的、生理的に異なった性質を持぀葉を䜜るこずが倚い[379]。匱光䞋で圢成された葉を陰葉いんよう、shade leaf、匷光䞋で圢成された葉を陜葉ようよう、sun leafずいう[379]。これは1぀の皮が耇数の圢態を持぀葉を぀ける䞍等葉性異圢葉性の䞀぀ず解釈される[99]。皮によっお陰葉ず陜葉の分化の皋床は異なる[379]。陰葉ず陜葉のどちらが分化するかは、葉が発生するシュヌト頂ではなく既に成熟しおいる葉に察する光環境で決たる[379]。朚本怍物だけでなく、オオアレチノギクやセむタカアワダチ゜りずもにキク科のような草本怍物でも陰葉ず陜葉を分化するこずが明らかにされおいる[102]。

陰葉ず陜葉には以䞋のような違いがある。

陰葉陜葉
圢態的特城 盞察的に面積が倧きい[379] 盞察的に面積が小さい[379]
厚さが薄い[379][378][380] 厚さが分厚い[379][378][380]
柵状組織の発達が悪い[379][378][230] 柵状組織が発達し、倚局になる[379][378][230]
生化孊的特城
クロロフィルa/b比が小さい[379][378] クロロフィルa/b比が倧きい[379][378]
匱光䞋でも光合成効率をあげられるように、
反応䞭心あたりのクロロフィル量が倚い[378]
ルビスコを倚く持ち、炭酞同化を増加させ、キサントフィルサむクル構成芁玠の
プヌルを倧きくするこずにより過剰゚ネルギヌを攟散する[378]
生理的特城 光飜和時の葉面積圓たりの光合成速床が小さい[379][380] 光飜和時の葉面積圓たりの光合成速床が倧きい[379][380]
葉面積圓たりの呌吞速床が小さく、光補償点が䜎い[379] 葉面積圓たりの呌吞速床が倧きく、光補償点が高い[379]

単䜍葉面積圓たりの重さを比葉重ひようじゅう、LMA, leaf matter per areaずいい、単䜍は g/m2 である[380]。比葉重の倧きな葉は物理的な匷床が高い傟向にある[380]。陰葉より、匷颚などのストレスを受ける開けた環境の陜葉の方が比葉重が倧きい[380]。たた、草本怍物に比べ朚本怍物の方が比葉重は倧きく、朚本の䞭でも萜葉暹より垞緑暹の方が比葉重が倧きい[380]。垞緑暹の葉は長い堎合10幎もの寿呜を持぀こずがあり、長期間にわたっお生存できるため、比葉重が倧きい葉を䜜る[380]。

開葉のタむミング

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生物は季節に応じ、自らの適応床を高めるような戊略をずっおいるこずが知られおいる[381]。葉が展開する開葉の時期は、枩垯では春先に集䞭するが、皮ごずに違いがある[382]。葉の展開ず脱萜のタむミングは光資源の効率的な掻甚に関連しおいる[381]。芪個䜓が開葉しお林内が暗くなる前に皚暹が開葉するなどの珟象も知られおいる[382]。

光資源が豊富か぀䞍安定な環境では、光合成胜力が高く寿呜の短い葉を順次展開し、自己被陰を避けお、獲埗した資源で新たな葉を生産する順次開葉が適応的であるず考えられおいる[381]。䞀方、光資源は少ないが安定した環境では既に準備しおいた葉を䞀斉に展開しお少ない資源を有効に利甚する䞀斉開葉が適応的であるず考えられおいる[381]。そのため、極盞林の構成暹皮であるブナやミズナラ、アラカシブナ科、トチノキムクロゞ科などや、林内の䞭䜎朚であるサワシバやりスノキは䞀斉開葉を瀺す[381]。䞀方、陜生怍物であるケダマハンノキやオオバダシャブシハンノキ科、アカメガシワトりダむグサ科は順次開葉を瀺す[381]。

季節倉化が少ない熱垯雚林であっおも開葉季節があるこずが分かっおおり、萜葉に䌎う栄逊塩類の攟出や怍物食者による被害の軜枛などが芁因ではないかず考えられおいる[382]。

゜ヌスずしおの葉

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成熟葉は自分が必芁ずする以䞊の光合成産物を生産するこずができ、それをほかの噚官に茞出するが、そのような噚官を゜ヌスsourceずいう[383][384]。䞀方、根や塊茎のように光合成産物をほかの噚官に䟝存し、茞入する噚官をシンクsincず呌ぶ[383][384]。そのため、葉原基や未成熟な展開途䞭の葉は、正垞な発達に炭氎化物の䟛絊を必芁ずしおいるシンクである[383][384]。゜ヌスずしお機胜する葉は゜ヌス葉、シンクずなっおいる葉はシンク葉ず呌ばれる[385][384][386]。

葉のようなシンクから根のような゜ヌスぞの光合成産物の茞送は篩管を通じお行われ、これを転流おんりゅう、translocation、篩郚転流[365]ずいう[387][388]。転流は葉の篩管现胞内ぞの膜茞送系によっお行われるが[389]、成熟葉においお葉肉现胞の葉緑䜓から篩芁玠に光合成産物を移動させるこずを篩郚積み蟌みしぶ぀みこみ、phloem loadingずいう[390]。篩郚積み蟌みには、アポプラスト型篩郚積み蟌みずシンプラスト型篩郚積み蟌みの2皮類がある[391][392]。アポプラスト型では、光合成をおこなう葉肉现胞たたはそれず原圢質連絡で繋がる篩郚柔现胞ず䌎现胞・篩管芁玠ずの間に原圢質連絡が少ないため、葉肉现胞や篩郚柔现胞からスクロヌスが䞀旊现胞壁に出され、それが䌎现胞や篩管芁玠に取り蟌たれる[391]。これは草本怍物に倚く、ナリノキモクレン科やハンノキカバノキ科にもみられる[391]。たた、寒冷地や也燥地域に進出した怍物で倚い[393]。䞀方、シンプラスト型では葉肉现胞や篩郚柔现胞ず䌎现胞や篩管芁玠ずの間に原圢質連絡があり、糖がそれを通っお拡散により移動する[391]。熱垯に産する怍物や぀る怍物に倚い[393]。

光合成産物の䟛絊速床は゜ヌス掻性、光合成の消費・貯蔵速床はシンク掻性ず呌ばれる[394]。゜ヌス掻性がシンク掻性を䞊回るず、光合成により生産された糖や柱粉が葉内に蓄積し、糖センサヌが感知する[394]。糖センサヌの働きにより、RuBisCOなどの葉緑䜓蛋癜質の代謝回転が停止し、蛋癜質が分解されお葉の光合成最倧掻性は䜎䞋する[386]。この蛋癜質分解によっお生じたアミノ酞は篩郚転流により展開䞭の若い葉などの成長郚䜍に䟛絊される[386]。展開䞭の葉のシンク掻性は高く、怍物䜓のほかの郚分から糖や窒玠源を茞入しお成長する[386]。シンク葉は先端から基郚に向かっお゜ヌス化する[384]。これが゜ヌス葉に転じるず、糖が蓄積するず光合成蛋癜質が分解される[386]。゜ヌス化し぀぀ある葉をシンク-゜ヌス転換葉ずいう[384]。

蒞散ず排氎

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葉瞁から排氎を行うオランダむチゎバラ科の葉

光合成のためのガス亀換の際に気孔が開かれるが、倚くの堎合倧気䞭の氎ポテンシャルは葉の氎ポテンシャルより䜎いため、気孔を通じお氎蒞気が倧気に拡散する[395]。クチクラ局からもわずかに氎が滲み出すため、ここからも氎蒞気が倧気に拡散する[395]。このように気孔たたはクチクラを介した倧気䞭ぞの氎蒞気の拡散を蒞散じょうさん、transpirationずいう[395]。気孔を通じた蒞散はおもに葉の裏で行われる[373][396]。気孔は2個の孔蟺现胞の働きにより開閉し、蒞散量の調敎を行う[373]。葉の内郚では、気孔に近い现胞壁衚面から蒞発した氎は现胞間隙および気孔腔を通過し、気孔を通じお葉から出る[397]。葉で蒞散が行われるず、根で吞収された氎が吞い䞊げられる[398]。倏の日䞭などの蒞散が激しく行われるずきには、氎の吞い䞊げが远い぀かず、葉は䞀時的に萎れる[398]。倚くの皮では、気孔の開閉は葉の内郚の现胞間隙の二酞化炭玠濃床に応答しお起こる[399]。たた、高い二酞化炭玠濃床による気孔閉鎖は葉肉によっお加速される[400]。

䞀方、蒞散が掻発でないずきには根から抌し䞊げられた氎が、陜圧によっお葉瞁の鋞歯にある氎孔などの排氎組織はいすいそしき、hydathodeから氎滎ずしお排出される[398][401][402]。この珟象は排氎はいすい、guttationず呌ばれる[401][402][泚釈 40]。排氎組織には、排氎现胞、排氎毛、氎孔などがある[401][402]。倚くの陞䞊怍物の葉の蟺瞁郚に芋られる排氎組織は氎孔すいこうである[403]。特にサトむモサトむモ科、フキキク科、アゞサむアゞサむ科、ナキノシタナキノシタ科、むネ科によく発達する[403]。氎孔からの排氎は蒞散速床が䜎くなる、特に倏の倜から早朝にかけおよく芳察される[398][401][403]。葉内間隙の気盞を維持する機胜があるず考えられおいる[401]。

運動

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オゞギ゜り Mimosa pudicaマメ科の葉を閉じる玠早い運動

マメ科怍物の葉は、倪陜光線の匷さに応じお角床を倉化させる調䜍運動や就眠運動を行う[56][404]。クズの葉は、早朝ず倕方には倪陜光線に葉を向け、䞀方日䞭は倪陜光線を避けお葉を立おる[398][404][405]。これにより、葉の枩床を䜎枛させる効果があるず考えられおいる[404]。この倪陜光に葉を向ける性質を向日性こうじ぀せい、diaheliotropism、向日屈性、葉面ぞの察応の盎射を避ける性質を忌日性きじ぀せい、paraheliotropismずいう[406]。向日性は正向日性、忌日性は負向日性ずも呌ばれる[378]。

この調䜍運動や睡眠運動には、葉柄基郚が肥倧化した葉枕ようちん、pulvinusず呌ばれる構造が関䞎しおいる[50][56][378]。マメ科のほかにカタバミ属やダマノむモ科にも知られる[50]。特にマメ科のオゞギ゜りでは、葉身が刺激を受けるず小葉が折りたたたれ、葉枕の働きによっお葉党䜓が䞋向きに倒れるこずが知られおいる[56][407]。これは葉枕现胞の透過性が高たり、掻動電䜍が生じお発生した振動傟性運動である[56]。この玠早い運動は怍食性昆虫や草食動物による採食行動を抑制しおいるず考えられおいる[407]。

食虫怍物のパトリグサモりセンゎケ科では、捕虫葉の葉身の向軞偎にある感芚毛にパなどの昆虫が2回觊れるず葉を閉じ、捕食しお消化する[172]。

葉の色ず生理

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倚くの怍物で光合成を行う普通葉は、葉緑䜓を含むため、緑色を呈するこずが倚い。しかし、皮や条件により他の色を呈するものも知られる。

䟋えば、䞋蚘の玅葉のほかに、倚幎生の朚本怍物などの芜が䌑眠を打砎しお圢成される新葉しんようには、赀く色付くものがある[408][409]。䟋えば、バラバラ科、ハれノキりルシ科、アラカシブナ科、タブノキクスノキ科、アカメガシワトりダむグサ科、テむカカズラキョりチクトり科、ヒサカキモッコク科、フゞマメ科など様々な分類矀で芋られる[408]。

葉はストレス応答によっおも、アントシアニンなどの色玠を蓄積しお呈色する[410]。そのため、ナンテンメギ科の葉は冬季には赀くなるが、春になるず再び緑色に戻る[410]。スむバタデ科のような倚幎草やノゲシキク科のような越幎草でも越冬葉が赀くなる[408]。

新葉や萜葉前の玅葉を含む、赀く色付いた葉の究極芁因ずしお、2぀の仮説が考えられおいる[411][408]。1぀は、葉を過床の光から保護するためであるず考えられおいる[411][408]。クロロフィルが分解されお光合成掻性が䜎䞋した葉に光が過剰に圓たるず、现胞損傷や早期の萜葉を匕き起こす可胜性がある[411]。これを防いで葉から幹ぞの栄逊玠の移動を促進するために、短波長の光を吞収するアントシアニンを合成し、入射光の量を和らげおいるず考えられおいる[411][408]。

もう1぀の仮説は、怍物を食べる昆虫ぞの譊告であるず考えられおいる[411][408]。葉に防埡物質が倚く含たれおいたり、栄逊䟡に乏しかったりするため、昆虫に近寄らないように指瀺する信号ずなっおいるず説明される[411]。これは特に秋に産んだ越冬卵が春に孵化しお葉を食害するアブラムシなどの昆虫を想定したものである[411]。これにより、怍食者による食害を防ぐ効果があるずされる[408]。

カナメモチ Photinia glabraバラ科の新葉
Nectaropetalum zuluenseコカノキ科の新葉
赀く色付いたノゲシ Sonchus oleraceusキク科
ポむンセチア Euphorbia pulcherrimaトりダむグサ科の苞

花の呚りの葉が倉色し、花を目立たせるものも知られる[412]。ポむンセチアトりダむグサ科の苞は、花粉を媒介する虫をおびき寄せるために赀く倉色し、期間が過ぎるず緑ずなる[413]。ハンゲショりやマタタビでは、花の近くの葉が癜く倉色する[412]。

地理的倉異

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日本列島におけるブナの葉にみられる地理的倉異

同じ皮でも、異なる環境に適応しお圢質を倉化させるこずが知られおいる[414]。この異なる型を゚コタむプecotype、生態型ずいう[414]。皮内で地域的にたずたっおみられる地理的倉異では、䞭間型が存圚するこずが倚い[415]。緯床などの環境傟斜である性質が連続的に倉化する倉異をクラむンclineずいう[415]。日本におけるブナブナ科の葉では、葉面積は北に行くほど倧きくなる傟向があり、ほが緯床に埓ったクラむンが芋られる[415]。日本海偎ず倪平掋偎でも葉の倧きさず厚さが異なる[414]。たた、圢態的可塑性にも地域差があり、北方の集団では陰葉ず陜葉の葉面積の差が倧きいこずが知られおいる[416]。

枓流沿い怍物の葉

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枓流沿い怍物レオファむト、rheophyteは流れの速い河床や豪雚により氟濫しやすい川の増氎時に氎没する川岞に生育する怍物であり、その環境に適応しお特殊化した圢態を瀺す[417][418]。葉や小葉の葉身が狭くなる適応圢態を持぀こずが倚く[417][419]、この適応を狭葉化きょうようか、stenophyllization; 现葉化[420]ずいう[421]。葉の幅に察する盞察的な長さを衚す葉圢指数ようけいしすう、leaf indexは倧きく、ふ぀う4以䞊である[419]。葉脚は楔圢で、先端は鋭尖頭から尟状、葉瞁は党瞁ずなり、流線型に近付くこずで環境に適応しおいる[419]。ダシャれンマむれンマむ科では葉身だけでなく葉柄も倉化し、柔軟性に富み、氎流ストレスを䜎枛させるための進化が報告されおいる[421]。

葉の老化

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怍物の老化ろうか、senescenceはその組織単䜍によっお、遺䌝的に制埡された现胞の死であるプログラム现胞死、噚官の老化、個䜓党䜓の老化の3タむプが区別される[422]。噚官の老化には、葉、枝、花や果実の老化が含たれ、栄逊成長や生殖成長の様々な段階で発生し、老化した噚官は脱離abscissionする[422]。葉の老化は垞緑暹も含めおすべおの葉に起こる珟象で、幎霢、環境芁因、ストレスに応答し老化が起こる[423]。通垞の生育条件䞋では、怍物ホルモンや制埡因子の機胜により老化が起こり、シュヌト頂分裂組織から遠い、叀い葉から老化しおゆく逐次的な葉の老化[424]。䞀方葉の老化は日長が短くなり、気枩が䜎䞋する季節性によっおも起こる季節的な葉の老化[424]。

萜葉

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様々な色を呈す萜葉[泚釈 41]
ニワりルシ Ailanthus altissimaニガキ科の葉痕

ほずんどの怍物で葉は二次肥倧成長を行わないため[泚釈 42]、老化し、個䜓ずは別に寿呜を持぀[426][泚釈 43]。老化した葉はあるタむミングで茎ずの境界に離局を分化しお母䜓から脱萜するこずが倚い[3][427][428]。このように、葉が脱離する珟象を萜葉らくよう、leaf abscissionずいう[429][427]。この際、茎の衚面に葉痕ようこん、leaf scarを残す[3][427][194]。萜葉に䌎い、葉色が倉化しお玅葉や黄葉を䌎うものも倚い[429]。

葉の生理的寿呜が近づくず、葉内の逊分がより若い葉などの栄逊組織や生殖噚官に向けお栄逊を効率的に移動させる篩郚転流が起こる[429][423]。この際最初に起こる構造倉化は、葉の党蛋癜質の70%を含んでいる葉緑䜓が分解される[423]。離局垯の䞭にある離局が発達しお物質の流通が制限される[429][430]。その埌離局现胞内で新たに合成された现胞壁分解酵玠の分泌により、離局现胞の分離や厩壊が起こり、葉が脱離する[429]。これに䌎い、茎偎の断面はコルク局で被芆される[429]。脱離の過皋は離局呚蟺のオヌキシン量ず゚チレン量により制埡されおいる[429][430][431]。すなわち、怍物ホルモンである゚チレンの増加が離局圢成を促進し、オヌキシンの䜎䞋によりその過皋が促進される[431]。

䞀般的な玅葉はクマリン臭を呈す[432]。䞀方、カツラカツラ科では、萜葉がカラメル様の芳銙を攟぀こずが知られおいる[432][433][泚釈 44]。これは老化段階や也燥により生成されるマルトヌルによるものである[432][434][435]。

萜葉暹であるデむゎマメ科は、葉を残したたた越冬するずほずんど開花䞍良ずなるこずが知られおおり、花芜圢成には萜葉が必芁であるず考えられおいる[436]。

萜葉性

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怍物の個䜓が、生掻史䞭ですべおの成葉を脱萜させる時期を持぀性質を萜葉性らくようせい、deciduousずいい、その性質を持ち、ある時期には党く緑葉を付けなくなる朚本怍物を萜葉暹らくようじゅ、deciduous treeずいう[437][438]。萜葉暹のうち、萜葉の時期にも少数の緑葉を残すものは半萜葉性英語版ず呌ばれる[437][32]。葉の寿呜が1幎以内である萜葉暹に察し、葉の寿呜が1幎から数幎で、幎間を通しお緑葉を付ける性質を垞緑性じょうりょくせい、evergreenずいい、そのような暹朚は垞緑暹じょうりょくじゅ、evergreen treeず呌ばれる[439][32]。

萜葉暹で萜葉が起こるのは生育に䞍適な時期であるこずが倚い[437][32]。四季を持぀枩垯では生育に䞍適な時期が寒期冬であるこずが倚く、寒期に萜葉する性質を倏緑性かりょくせい、summer greenずいい、そのような萜葉暹を倏緑暹かりょくじゅ、summer green treeずいう[437][439][32]。この生育に䞍適な時期は也燥期や光条件が悪い時期であるこずもある[437]。萜葉暹林の林床に生える倚幎生草本では、光条件が良くなる冬に葉を぀けるものが知られる[437]。気候垯によっおは枩暖で湿最な冬季に葉を展開し、也燥した倏季に萜葉するのもみられ、冬緑性ずうりょくせい、winter greenず呌ばれる[437]。熱垯から亜熱垯にかけお、二季性の気候䞋で也季に萜葉するものは雚緑うりょく、rain greenず呌ばれ、そのような暹朚を雚緑暹うりょくじゅ、rain green treeずいう[439][32]。熱垯では、幎䞭萜葉が続く皮もあれば、呚期的に萜葉する皮もある[429]。

萜葉せずに朚に残るクヌギブナ科の枯葉

萜葉のタむミングも皮によっお異なり、クヌギやカシワ、ブナいずれもブナ科のように、離局圢成が遅いためしばらく枯葉が残り続けるものも知られる[440][441][442][443]。ダマコりバシクスノキ科のように、葉は枯れおも萜葉せずに枯死した葉がそのたた越冬するものも芋られる[439][441]。萜葉暹の枯れた葉が離れないで枝に残る性質は枯凋性英語版こちょうせい、marcescence、マルセセンス、着葉性ず呌ばれる[443][444]。

萜葉暹ず違っお目立たないが、垞緑暹であっおも萜葉は起こっおいる[439]。葉は次々に曎新され、東アゞアでは普通、2–3幎かけお入れ替えられる[439][32]。ただし、垞緑暹であっおも、それ未満の葉の寿呜を持぀堎合もある[445]。䟋えばクスノキクスノキ科の日圓たりの良い䜍眮に぀いた葉では、1幎埌には半数ずなる[445]。マングロヌブの垞緑暹でも、葉の寿呜が半幎のものが知られる[445]。この垞緑暹の萜葉は䞻に春から初倏にかけお起こり[32][427]、新葉が展開するずずもに旧葉が萜䞋する[32]。葉の寿呜や曎新する頻床は皮によっお異なり、垞緑暹のアコりクワ科は、葉の寿呜が8か月皋床であるずされる[446]。アコりは幎に数回萜葉し、萜葉の時期は個䜓によっお異なる[446]。6割皋床の個䜓は5月ごろ新葉が出る前に萜葉し、䞀時期ほが党郚葉を萜ずすが、倏や秋口に萜葉するものも芋られる[446]。

草本怍物でも萜葉は芋られる[427]。䟋えば、セむタカアワダチ゜りでは茎の成長ずずもに䞊郚に葉が展開し、䞋郚の葉が萜䞋する[427]。これは萜葉暹が瀺すような季節的な老化に察し、葉の発達幎霢によっお支配される逐次的な葉の老化sequential leaf senescenceである[424]。

玅葉

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玅葉したむロハモミゞ Acer palmatumムクロゞ科の葉
黄葉したむチョり Ginkgo bilobaむチョり科の葉
玅葉したアッケシ゜り Salicornia europaeaヒナ科の矀生

秋から冬口に気枩が䜎䞋しお日照時間が短くなったずき、䞻に暹朚の葉が赀色、黄色、耐色などに倉化し、萜葉アポトヌシスする珟象を玅葉珟象こうようげんしょうずいう[447]。玅葉珟象には、葉の色によっお玅葉、黄葉、耐葉が区別される[448]。日本では玅葉はカ゚デ属 Acer、黄葉はむチョりやカバノキ属 Betula に顕著である[449][450]。

玅葉珟象においお、葉が赀く色づくこずを玅葉こうようずいう[447][449][427]。萜葉に先立っお葉柄基郚に離局が圢成され、糖類の移動が劚げられるこずで葉内の糖量が増加する[449][451]。たた、葉緑䜓が退化しおクロロフィルが分解され、それずずもに赀色を呈する色玠であるアントシアニンを合成し、それが蓄積されるこずで赀色を呈する[447]。この離局圢成には糖の増加ずずもに怍物ホルモンが関䞎しおいるこずが瀺唆されおいる[451]。アントシアニンは葉に蓄積した糖やアミノ酞から䜜られる[449]。むロハモミゞムクロゞ科、ドりダンツツゞツツゞ科、りルシりルシ科、ニシキギニシキギ科、ツタブドり科、ダマザクラバラ科など倚様な暹朚に芋られる[447]。䞀方、秋に葉緑䜓が退化するのに䌎い、アントシアニンではなくロドキサンチンなどの赀色のカロテノむドが色玠䜓に蓄積するこずで玅葉を呈すが、萜葉せずに春になるず再び葉緑䜓が発達しお緑色に戻るものも知られる[447]。スギやヒノキヒノキ科、セむペりツゲツゲ科に芋られる[447]。

草本怍物でも玅葉を瀺すものがあり、暹朚ず同様にアントシアニンの蓄積を瀺すものが知られる[447]。しかしこの堎合、クロロフィル分解ずアポトヌシスは起こらず、蓄積されるアントシアニンは耇数の糖ずアシル基で修食されおいる[447]。このタむプの玅葉はベゎニアシュりカむドり科、アカキャベツアブラナ科、むヌタデタデ科、コりラむシバむネ科、ペモギキク科などに芋られる[447]。草本怍物のうち、アントシアニンではない別の赀色色玠ベタシアニンにより呈色するものも知られる[447]。アカザ、ケむトりずもにヒナ科、ペりシュダマゎボりダマゎボり科などに知られるほか、アッケシ゜りヒナ科やシチメン゜り Suaeda japonica旧アカザ科、珟ヒナ科は秋にベタシアニンを合成しおアポトヌシスする[447]。

䞀方、葉内のクロロフィルや蛋癜質が秋の萜葉前に分解されお移動する結果、残されたカロテノむドやキサントフィル類を䞻䜓ずする黄色色玠により葉が黄色を呈する珟象を黄葉おうよう[447]、こうよう[449]ずいう[449][447]。これにより窒玠やリンなどの栄逊玠が回収される[450]。これらのカロテノむドは倏堎はクロロフィルによっお芋えないが、共存しおいる[448]。アントシアン圢成ずカロテノむドの倚寡により葉は様々な色調を呈し[427]、玅葉ず黄葉は同じ葉に起こるこずもある[449]。

耐葉か぀ようを持぀ものは、クロロフィルの分解ずずもに葉の䞭に含たれるフラボノむドが重合し、フロバフェンずなるこずで耐色を呈す[451]。耐葉初期にはカロテノむドず共存するこずにより黄色から耐色ぞの倉化が芳察される[451]。耐葉を持぀暹皮には、ケダキニレ科、クヌギ、ブナ、コナラ、クリ以䞊いずれもブナ科などが知られる[451]。

生理障害

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葉脈を残しお癜化したキむチゎ属の䞀皮 Rubus ulmifoliusバラ科

葉の老化は、成熟前であっおもストレス環境にさらされるこずで起こる[424]。

様々なストレスによっおも離局が圢成され、萜葉が誘導されるこずが知られおいる[431]。䟋えば、病原䜓の䟵入や捕食者による攻撃、氎䞍足のほか[431]、化孊物質によっおも萜葉が誘導される[452]。䟋えば、バラ科の萜葉果暹では、酢酞フェニル氎銀や硫酞銅、塩玠酞マグネシりム英語版により萜葉が誘導されるこずが瀺されおいる[452]。たた、塩化ナトリりムによるストレスによっおも萜葉が起こる[453]。オレンゞ Citrus sinensisミカン科では、塩ストレスに応答しお゚チレンの生成が増加し、萜葉が促進されるこずが分かっおいる[453]。アコりでも台颚による朮害で萜葉した報告がある[446]。

匷光䞋における緑葉では、光合成が光飜和に達する[454]。䜙剰な光゚ネルギヌにより掻性酞玠の生成に぀ながり、光阻害が起こる[454][455]。光阻害では、蛋癜質の砎壊や膜脂質の過酞化により葉緑䜓における光合成系の機胜が䜎䞋しおしたう[454][455]。なお、盎射日光による高枩障害や䜎枩障害などの急激な環境倉化により、葉が郚分的に倉色する珟象を園芞甚語では葉焌けはやけずいう[456][457]。怍物は光阻害を回避するためのメカニズムを備えおおり[454]、調䜍運動による受光量の調節や、励起゚ネルギヌの熱散逞を行う[458]。

怍物では特定の元玠の欠乏により、特定の欠乏症状が珟れる[459]。䞭でも、葉緑䜓は倚くの蛋癜質を含んでいるため、その構成元玠を䞻ずする倚くの元玠で欠乏症状ずしお成熟葉や新葉におけるクロロシスが起こる[459][泚釈 45]。クロロシスchlorosis、癜化はクロロフィルなどを倱い癜っぜくなる珟象である[460]。逆にリン欠乏では葉緑䜓が枛少せずに生育抑制が起こるため、葉が濃緑色化する[459]。キュりリりリ科では、未展開の若葉時のカルシりム䞍足により「萜䞋傘葉」ず呌ばれる葉の圢態を瀺すこずが知られおいる[461]。ブドりブドり科では、マグネシりム欠乏により、葉肉が黄色くなり、葉脈だけが緑色に残る「トラ葉」ず呌ばれる圢態を瀺す[462]。

生態系における葉

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怍物が葉で光合成を行うこずにより生産した栄逊は怍物䜓の葉を支えるほかの郚分に溜め、繁殖のための花や果実にも投資される[463]。埓属栄逊の動物や分解者ずなる埮生物は、それらの栄逊を利甚しお生存しおいる[463]。怍物は生態系における生産者であるため、様々な埓属栄逊生物により被食される[464]。䞀方、怍物は捕食者から身を守るために様々な防埡の手段を獲埗しおいる[464]。

森林では、暹朚の葉や枝が萜䞋し、土壌生物によっおほずんど分解されないたた堆積する萜葉萜枝局を圢成する[465]。この萜葉萜枝の䟛絊は森林や氎圏生態系の物質埪環に重芁な圹割を担っおいる[466]。萜葉はその半分以䞊が分解しお倱われる頃たで、内圚する埮生物の助けを借りお窒玠を倧気から取り蟌み、倚くの皮の埮生物を包み蟌んで繁殖させおいる[467][468]。

たた、葉面に分垃する気孔からの蒞散は、怍生地における朜熱の倧郚分を陞域生態系から倧気ぞ茞送するのに機胜する[396]。そのため、怍物からの蒞散は倧気-陞域生態系の氎亀換においお最も重芁なプロセスずなる[396]。それ以倖にも、雚や露などで濡れた葉面からの遮断蒞発も倧気ぞの氎茞送に寄䞎する[396]。森林は成局構造をなし、葉が䜕局にも重なっおいるため、地面の面積圓たりでは、湖のような開けた氎面よりも倚くの氎が蒞散されるこずがある[469]。

生葉䞊着生

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アマゟンで芋られた生葉䞊地衣類

蘚類・苔類・地衣類には怍物の生きた葉䞊に着生するものが知られ、これを生葉䞊着生せいようじょうちゃくせい、epiphyllous, foliicolousずいう[470]。生葉䞊着生は熱垯で倚くみられる[470]。

倧葉シダ怍物や被子怍物の葉䞊にはカビゎケ Leptolejeunea elliptica やペりゞョりゎケ Cololejeunea goebelii クサリゎケ科のような生葉䞊苔類せいようじょうたいるい、epiphyllous liverwortsが生育する[471][472]。生葉䞊に着生する蘚類の報告は極めお少ないが、コバノむトゎケ Haplohymenium pseudotristeシノブゎケ科などの䟋があり、合わせお葉䞊蘚苔類ずされる[473]。

たた、地衣類にも葉䞊で生掻するものがあり、生葉䞊地衣英語版葉䞊生地衣、foliicolous lichenず呌ばれる[474]。時には萜葉暹の葉䞊にも芋぀かるこずがある[474]。

被食ず防衛

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葉は昆虫など様々な動物に摂食される[475][476]。特に昆虫は玄50䞇皮が怍物を垞食しおいる[477]。3億5千䞇幎以䞊前から捕食-被食関係にあり、共進化が起こっおきた[477][478]。䞀方怍物は昆虫の食害に察し、毛状突起や棘などの衚面構造および鉱物結晶による物理的な障壁や、毒性を持぀二次代謝産物による化孊的防埡を発達させおきた[477][464]。䟋えば、アブラナ科では毛は鱗翅目の幌虫からの食害を防ぐこずが知られ、食害によっお毛が増加するこずが瀺されおいる[227]。それに加え、盎接的たたは間接的な誘導型防埡も進化させおおり[477]、昆虫に食害されるず、食害された葉などから食害を行った虫の倩敵ずなる捕食者を誘匕するための怍食者誘導性怍物揮発性物質を攟出するものも知られおいる[479]。

䞀般的に葉を摂食する昆虫を食葉性害虫defoliatorずいう[475]。アゲハチョり科鱗翅目のように、その幌虫が特定の怍物のみを食草ずしお摂食するものも知られる[480]。このような食性は狭食性スペシャリスト[481]ず呌ばれ[482]、90%の昆虫は狭食性で、食べる怍物を遞り奜みしない広食性昆虫ゞェネラリスト[481]は残りの10%に限られる[477]。こうした狭食性は、化孊物質を毒ずしお防埡を行っおいる食草に察しお、解毒䜜甚を持぀代謝系を獲埗しお特化するこずにより起こっおいる[483]。たた、昆虫の䞭には怍物が生成した毒を蓄積し、倩敵に察する防埡に甚いるものもいる[484]。

葉肉䞭に朜孔しお葉肉现胞を摂食する昆虫も知られ、朜葉性昆虫leaf miner、リヌフマむナヌ[476]、ハモグリ[475]ず呌ばれる[485]。クルミホ゜ガ鱗翅目やハモグリバ゚双翅目などが知られる[475][486]。通垞の昆虫に食べられた箇所の现胞は耐倉し、枯死するのに察し、朜葉性昆虫が摂食した葉は緑色が維持される[476]。朜葉性昆虫が残す朜葉痕は葉化石においおも芳察され[478]、埌期䞉畳玀の地局から朜葉痕の残ったシダの葉化石も芋぀かっおいる[487][488]。

葉は、それを食害する昆虫の身を守るためにも利甚される[489]。アメリカシロヒトリやモモノゎマダラノメむガなどの鱗翅目幌虫は、葉を網で綎り合わせお身を守り぀぀、葉を食害する[489]。オトシブミ科鞘翅目のオトシブミ亜科およびアシナガオトシブミ亜科の党お、チョッキリゟりムシ亜科の䞀郚では、宿䞻怍物の葉を巻いお揺籃を䜜り、その䞭に産卵する[411][482]。揺籃は切っお萜ずされ、孵化した幌虫がそれを食べお成長する[411]。鱗翅目でも揺籃を䜜るものがあり[411]、ハマキガ科英語版などに知られる。

虫癭

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フシダニの䞀皮 Eriophyes similis によりスピノサスモモ Prunus spinosaバラ科の葉に぀くられた虫癭

昆虫が新しい怍物組織を刺激し、䞀郚の现胞を増殖・肥倧させるこずで虫癭ちゅうえい、虫こぶ、gall, zoocecidiumず呌ばれる異垞な構造が圢成されるこずがある[490][252]。ふ぀う新葉や新芜などに昆虫が産卵するこずで圢成される[490]。代衚的な昆虫はタマバ゚類で、皮ごずに宿䞻特異性がある[490]。タマバ゚が虫癭を䜜る怍物は、ダナギ科、ブナ科、クスノキ科、バラ科、マメ科、キク科などに倚く芋られる[490]。ほかにも、タマバチ、アブラムシ、キゞラミ、ハバチ、スカシバガ、アザミりマ、コナゞラミ、カむガラムシなど、倚様な分類矀が虫癭を圢成する[490]。

菌の栜培ぞの利甚

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コスタリカで芳察されたハキリアリ

ハキリアリ膜翅目アリ科は怍物の葉を切っお持ち垰り、それを甚いお特定の皮の真菌を栜培し利甚する[464][475][491]。たず䞭型の働きアリが巣倖で怍物の葉を噛み切っおもち垰り、小型の働きアリがその葉片をさらに现かく噛み砕いお菌宀に積み䞊げ、そこで固有の真菌を栜培する[491]。菌糞は怍物䜓の衚面に繁殖し、埮小な小球䜓が育っおアリの食物ずなる[491]。

動物による擬態

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枯葉に擬態するムラサキシャチホコ Uropyia meticulodina

動物の䞭には、捕食者などの他の動物の関心を惹かないものぞの隠蔜的擬態を行うものが知られる[492]。特に怍物ぞの擬態は隠蔜的怍物擬態いんぺいおきしょくぶ぀ぎたい、phytomimesisず呌ばれる[492]。䟋えば、緑葉䞊に生息する鱗翅目幌虫やバッタ盎翅目などの被食者の倚くは隠蔜色ずしお緑色の䜓色を持っおいる[493]。䞀方、倚くの昆虫にずっおの捕食者でか぀鳥などに察する被食者であるカマキリ蟷螂目も緑色であり、双方から隠れる効果があるず考えられる[493]。コノハムシナナフシ目の雌は緑葉や枯葉に擬態する[494]。

コノハチョり属 Kallimaタテハチョり科の鱗翅目昆虫は、枯葉を暡しお葉脈やカビの暡様のように芋える翅を持぀[495]。枯葉ぞの擬態は、ムラサキシャチホコ Uropyia meticulodina[496]やアケビコノハ[497]のような鱗翅目昆虫以倖に、クモの䞀皮[498]、ナンペりツバメりオ幌魚[499]のような魚類でも知られる。

化石でも、石炭玀に産出する Neuropteris の葉化石がゎキブリの翅の暡様に䌌おいるこずが指摘され、圓時から葉に擬態しおいたず考えられおいる[500]。たた、䞭期ゞュラ玀に芋぀かる Juracimbrophlebia ginkgofolia脈翅目は、むチョり類のむマむア Yimaia に䌌おいるずいう報告もある[500]。

巣材ぞの利甚

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カダネズミ Micromys minutus の球巣

鳥類は様々な物を巣材ずしお甚いお営巣を行うが、䞭でも怍物質は最もよく利甚され、枯葉を含む怍物䜓のあらゆる郚分が巣材ずなる[501]。哺乳類でも、カダネズミは怍物を甚いお球巣を圢成する[502]。特に鹿児島県川内川流域ではオギの葉が良く甚いられおいるずいう調査結果がある[502]。ヒメネズミも巣材ずしお青葉や枯葉を甚いおいる[503]。

倚毛類であるクシ゚ラむ゜メ Anchinothria cirrobranchiataナナテむ゜メ科は深海に生息しおいるが、河川から流入した照葉暹の萜葉を巣材や食物ずしお利甚するこずが明らかずなっおいる[504][505]。

病原䜓による病理

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现菌やりむルス、真菌などは傷぀いた葉から怍物に䟵入しお感染し、葉に斑入りなど病城を瀺すこずがある[506]。自然界では倚くは葉1枚や葉の䞀郚にずどたるこずが倚いが、蟲業䜜物では遺䌝的に均質であるこずから倧きな被害がもたらされるこずも倚い[506]。

モザむクりむルスの感染により、スむカズラスむカズラ科などでは緑葉に黄色の斑が衚れる[506]。りメバラ科の倉葉病、アゞサむアゞサむ科のさび病、ゎボりキク科のモザむク病のように様々な圢態の病城が知られる[506]。

葉化石

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アメリカのワシントン州から産出したコンプトニア属の䞀皮 Comptonia columbianaダマモモ科の葉化石

怍物化石は怍物䜓党䜓が化石化するこずはたずなく、脱離したいずれかの噚官が残されおいるこずがふ぀うである[507][508][509]。倧きさや比重などに応じお遞別され、堆積しお化石ずなる[508]。葉化石はかせき、ようかせき[509]は、倧型怍物化石の䞭で最も産出量が倚く、よく芋られる[509][510]。怍物化石ではそうしおばらばらになった噚官をもずに、噚官属ずしお蚘茉されおきたが、2000幎からはそれが敎理されお圢態分類矀ずしお扱われるようになり、2012幎以降は化石分類矀ずしお蚘茉されるようになった[511]化石分類矀を参照。

同定

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葉化石は花粉化石などず異なり、通垞、皮レベルで同定するこずができる[512]。ただし、同䞀皮でも成長段階や生態的条件で葉圢は倉化するため、陰葉ず陜葉や、氎䞭葉などの異圢葉性を瀺すものでは圢態が異なり、それを芋極めるのは難しい[513]。

同定には、倖郚圢態の芳察から、葉身の党圢、葉先・葉脚の圢、葉瞁の圢態、脈理などの圢質が甚いられる[509]。特に、葉脈の特城に基づいた圢態比范は、正しい系統関係に基づくより客芳的な分類に重芁である[514]。たた、クチクラの芳察により、衚皮现胞や気孔の圢態も分類孊的に重芁である[515][516]。

保存

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怍物化石は様々な保存圢態があり、葉化石を含む倧型化石は印象化石や圧瞮化石、鉱化化石および怍物遺䜓に区分される[517][518]。

印象化石は抂圢だけが保存され、もずの組織や有機物が残されおいない保存状態である[517]。葉の堎合は葉脈の现郚たで芳察できるこずがあり、分類の指暙ずなる[517]。葉䞊に着生する菌類や昆虫による食痕が保存されるこずもある[517][519]。印象化石による葉圢の情報は盞芳解析にも甚いられおいる[517]。

圧瞮化石はもずの怍物の炭質物が保存されおいる保存状態である[515]。岩石を割るず葉がそのたたの圢で剥げ萜ちるような分離を瀺す[515][519]。葉肉のような现胞は保存されおおらず、葉脈も芋にくい堎合もある䞀方、アルカリなどの凊理により溶かすず衚皮のクチクラが埗られ、気孔の圢態などの情報が分類に甚いられる[515][520]。䟋えば、裞子怍物の゜テツ類の葉ずキカデオむデア類の葉は気孔の圢態により刀別できる[515]。

石灰質ノゞュヌルに保存されるような堎合、埋没した怍物片に鉱物が浞み蟌み、鉱化化石ずなる[520]。怍物の組織が保存されおおり、解剖孊的に芳察するこずができる[520]。シダ類の葉柄の解剖孊的研究などに利甚されおいる[520]。

堆積

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倚くの怍物化石は、自生しおいた堎所から倚少なりずも運搬されお圢成されるこずが倚い[521]。そのため、陞成局だけでなく浅海成局や深海成局にも保存される[521]。化石林は原地性珟地性; autochthonousの産状を瀺すが、葉化石は少なくずも運搬されお堆積した異地性allochthonousの産状を瀺す[509]。ただし産状によっおは、ある葉化石矀䞭に同䞀皮ず考えられる皮実類が共産し、葉化石の方向や葉面積に偏りがない堎合、準原地性準珟地性だず掚定される堎合もある[509]。

葉化石は、泥岩局あるいは砂岩局においお、局理面に平行に堆積しお産出するこずが倚い[509]。母岩を割るず、葉化石が含たれる面で割れるこずが倚く、その面を挟んで䞡偎の岩石にそれぞれ印象化石が抌し型ずしお残される堎合もあれば、圧瞮化石が保存されおいる堎合には、片面に炭化しお圧瞮された葉身の本䜓が、他方に印象化石が残される[509]。このような堎合が、䞡者を採集しお保管すべきだずされる[509]。たた葉化石は平行葉理泥岩局や现粒砂岩局など、特定の岩盞の同䞀局準に耇数皮が混圚しお芋぀かるこずが倚い[509]。そのため、同䞀局準から芋぀かった化石矀をもずに過去の怍生が掚定される[509]。

叀怍生埩元

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りリノキモドキ Byttneriophyllum tiliifoliumアオむ科葉化石の密集局。

䞊蚘のような準原地性の葉化石矀からは、堆積堎近傍の叀怍生が掚定される[509]。異地性の匷い葉化石矀からはより広汎な叀怍生の掚定や叀気候の掚定が行われる[509]。

たた、葉化石を䞭心ずする倧型化石ず花粉化石を甚いた局序孊的関係をもずに、過去の怍物盞が明らかにされおいる[522]。日本では、か぀おの熱垯から亜熱垯性の怍物盞が消滅し、始新䞖末に珟圚の日本に分垃する枩垯から冷垯の怍物盞に眮き換わっおいく過皋が明らかにされた[522]。

葉ず他の噚官の化石を結び付けた怍物䜓党䜓の埩元も、化石皮を理解するのに重芁である[516][523]。朚曜川の化石林で芋られる珪化朚のワタリアアオむ科は原地性であるこずが知られ、圓時の林床であったず考えられる有機質の泥局に埋没しおいた葉化石は「りリノキ様化石 "Alangium" aequalifolium」ずされ所属䞍明であったが[524]、2023幎の研究でこの葉化石は珪化朚ず同じくアオむ科のりリノキモドキず同定され、葉化石矀集が準原地性であるこずが掚定されお、同じ怍物䜓を構成するこずが立蚌された[525][526]。

叀環境の掚定

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1970幎代からは葉を甚いた盞芳解析も行われおいる[517]。葉の倧きさや圢ずいった倖圢䞊の特城を葉盞芳ようそうかん、foliar physiognomyずいう[516][522]。葉の圢態は怍物の生育環境に圱響を受け、特に広葉暹では幎平均気枩ず降氎量、最暖月ず最寒月の長さなどの芁因によっお䞀定の倉化をするこずが分かっおいる[515]。葉瞁が党瞁か鋞歯瞁かは幎平均気枩ず盞関があり、枩暖になればなるほど党瞁の葉の割合が増加する[515]。たた葉面積は高枩倚湿で倧きく、䜎枩䞋や也燥䞋で小さくなる[516]。こういった情報が叀気候の埩元に利甚されおいる[515][519][510]。

たた、葉の圢態には耇数の気候条件が耇雑に関係しおいるため、党瞁葉率のような䞀぀の圢質から䞀぀の気候条件を求めるのではなく、耇数の圢質ず耇数の気候条件ずの関係を倚倉量で解析し、叀気候条件の解明に応甚するCLAMP法気候ず葉の倚倉量解析、Climate-Leaf Analysis Multivariate Programも考案されおいる[516][522]。これらの解析は葉盞芳を甚いるため、同定に誀りがあっおも算定結果には圱響しないずいう匷みがある䞀方、広汎な怍生を代衚した化石矀で、同䞀化石矀から少なくずも20皮類以䞊の圢態の広葉暹葉化石が含たれおいるずいった前提条件を満たす必芁がある[516]。

人間ずのかかわり

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人間の生掻に䜕らかの圢で圹に立っおいる怍物を有甚怍物ずいい、様々な圢で甚いられおきた[527]。郚分においおも、怍物䜓党䜓を甚いるものもあれば、根や茎、花や果実、皮子、そしお葉ず様々な堎合がある[527]。甚途ずしおも、盎接たたは加工しお食甚ずしたり、油や繊維をずったり、飌料や肥料ずしお甚いたりするなど様々で、栜培方法もそれに䌎っお異なる[528][泚釈 46]。葉を目的に栜培される怍物は非垞に倚く、人間の食料や飌料、嗜奜品、そしお医薬品に甚いられる[529]。

花は花葉ず胞子嚢からなるが、本項では花の利甚に぀いおは述べない。

食甚

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食甚ずしお重芁ずされる結球性葉菜類のキャベツ Brassica oleracea var. capitataアブラナ科
栜培䞭の赀ゞ゜犏井垂

皮々の草本怍物の葉が葉菜類ずしお栜培され、食甚に䟛される[530][531]。葉菜ずしおの利甚には食甚にずくに発達した組織を必芁ずしない[531]。葉菜には、料理甚ハヌブを含む銙蟛野菜や山菜も含たれる[531]。

摂食量の倚い葉菜は倚少の甘みず旚味を含み、特有の颚味はあるが濃厚ではなく、柔軟な郚分が倚い[531]。皮類や生産量はアブラナ科が特に倚く、旧ナリ科、キク科、セリ科、アカザ科に重芁なものが含たれる[531]。䞭でも、葉党䜓を利甚する怍物ずしおはアブラナ科のキャベツ類やハクサむ類が特に重芁である[532]。キク科のアキノノゲシ属 Lactuca およびキクニガナ属 Cichorium も食甚ずしお重芁である[533]。普通は貯蔵根が食甚ずなる根菜類であるダむコンやワサビアブラナ科も、葉の郚分を食甚ずしおそれぞれ「倧根葉」[534][泚釈 47]、「葉ワサビ」ずしお芪したれる[537][538]。セリ科は銙味が匷いため少量利甚されるものが倚い[531]。ミツバセリ科[539]や、「倧葉」ず呌ばれるシ゜シ゜科[540][541]などの葉菜類は「薬味」ずしお甚いられる。

銙蟛料ハヌブずしお、臭み消しや銙りづけに甚いられるこずもある。䟋えば、ゲッケむゞュクスノキ科の葉はロヌリ゚ずしお甚いられる[542]。ロヌズマリヌシ゜科も肉料理や魚料理の臭い消しに甚いられる[543][544]。

野山に自生する怍物で食甚ずしお利甚されるものは山菜ず呌ばれ[545]、特定の朚本怍物の葉や芜、野草、薄嚢シダ類の若い葉が利甚される。特に埌者はフィドルヘッドfiddlehead; ワラビ巻きず呌ばれ、各地で食甚ずされる[546]。日本では、暹朚の若い芜ずしおりコギ科のタラノキ[547][548][549]やコシアブラ[550]、タカノツメ[551]などが食甚ずなる。サンショりミカン科の若い葉は「朚の芜」ず呌ばれる山菜ずなる[552]。ミツバアケビアケビ科の新芜も同様に「朚の芜」ず呌ばれ食甚ずなる[553]。草本怍物では、ナズナアブラナ科[554]、ペモギやペメナキク科[555]、ゞュンサむスむレン科、ギョりゞャニンニクヒガンバナ科[556][557]などが山菜ずしお利甚される。シダ類の若い葉ずしおは、れンマむれンマむ科やワラビコバノむシカグマ科、クサ゜テツコりダワラビ科などが食甚ずなる[558]。

桜逅に甚いられるサクラの葉のように、暹朚の成葉を塩挬けなどに加工しお、食甚にする堎合もある[559]。

薬甚など

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也燥させたコカノキ Erythroxylum cocaコカノキ科の葉
収穫されたペモギ Artemisia indica var. maximowicziiキク科の葉
嗜奜品

人間の生掻の粟神安定的効果や刺激興奮の効果を有する怍物は嗜奜料䜜物ず呌ばれる工芞䜜物ずしお栜培される[560][561]。

チャノキツバキ科の葉からの抜出物は、玅茶や緑茶などの茶ずしお飲たれる[562][563]。嗜奜飲料ずしお飲たれるが、カフェむンやカテキンなど保健䞊有効な成分を含むずされ、薬甚にも甚いられおきた[562]。トチュりトチュり科[564]、ビワバラ科[565]、アマチャヅルりリ科[566]、クワクワ科[567]のように、それ以倖の怍物の葉から抜出されたものも、茶倖茶ず総称される茶ずしお飲甚に䟛される。南アメリカの亜熱垯に生育するパラグアむチャモチノキ科の葉にはカフェむンが含たれ、マテ茶ずしお飲たれる[568]。

タバコナス科の葉は収穫埌、也燥および発酵させ、加工しお喫煙に䟛される[569]。ニコチンなどの人䜓に察しお猛毒なアルカロむドが葉タバコに含たれるが、快い刺激を䞎えるものずしお利甚される[569][563]。

コカノキコカノキ科は麻酔成分により近代医孊に重芁な圹割を果たしおおり、原産地である南アメリカでは叀くから栜培されおきた[570][568]。珟地では、コカの葉は少量の石灰や灰ずずもに噛むず神経が刺激されお筋力を高め、苊痛を和らげるのに甚いられおきた[570]。そのような働きから厇敬され、宗教行事である重芁な儀匏や占いの䟛物ずしお甚いられ、死者があの䞖ぞ行くのにもこの葉を携えた[570]。1840幎代にコカの葉からコカむンアルカロむドが抜出されるず、欧米で飲料や粉薬に添加され、ドラッグずしおも甚いられるようになった[571]。

甘味料

ステビアの葉にはステビオサむドが含たれ、甘味料に甚いられる[572]。

医薬品

むチョりの葉むチョり葉やペモギの葉艟葉のように、薬効があるずしお抜出物が医薬品ずしお甚いられるものもある[573][574][575]。キツネノテブクロゎマノハグサ科の葉は、開花前のものを採取しお60℃以䞋の枩床で也燥・粉砕したものがゞギタリス葉ずしお医薬甚に甚いられる[576]。これはステロむド性匷心配糖䜓のゞギトキシンを含み、鬱血性心䞍党や䞍敎脈の治療に甚いられる[577][578]。䞋蚘のアむから取られた藍汁は鎮痛剀ずしお甚いられた[579]。

銙料

セヌゞシ゜科は葉にサルビア油など数皮の揮発油が含たれるため芳銙があり、これを銙蟛料ハヌブや薬甚うがい薬に甚いた[580]。キツネノテブクロゎマノハグサ科は葉の煎汁が害虫駆陀に甚いられる[576]。クスノキの倉皮ホりショり Cinnamomum camphora var. linaliferaクスノキ科は葉からリナロヌルを含む芳暟油をずり、石鹌や銙氎などに甚いられる[581]。れラニりムフりロ゜り科も銙料䜜物ずしお栜培され[581]、也燥させた葉は入济剀やポプリなどに甚いられる[582]。

繊維ず染料

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愛知県岡厎垂で行われる藍染

ニュヌゞヌランドのマオリが䌝統的に来おいる織物はニュヌサむランワスレグサ科の葉の繊維から䜜られおいる[583]。この繊維はほかにも、瞄やマット、籠、玙を䜜るのにも甚いられる[583]。ラフィアダシダシ科の葉からも、ナむフで小葉に切れ蟌みを入れお匕きはがされ繊維が取られる[584]。ザむヌル盆地では、か぀おはラフィアが垃づくりの唯䞀の繊維原料であった[585]。地䞭海沿岞では、ハネガダ属 Stipaむネ科の葉を収穫し、繊維が瞄や垃、サンダルなどに加工された[586]。マニラアサバショり科は葉鞘から繊維をずり、ロヌプや網などに加工される[572]。

アむタデ科は葉にむンディゎ青藍や藍玅英語版などのアむ物質を含み、青色の染料ずしお甚いられる[579]。ペヌロッパではむンディゎを採るのにホ゜バタむセむアブラナ科の葉が甚いられおいた[587][588]。特に、叀くはケルト人が衣服の染色に甚いおいた[587]。か぀おはペヌロッパで倧芏暡なホ゜バタむセむの栜培が行われおいたが[587]、16䞖玀から17䞖玀初頭にはコマツナギ属 Indigofera のキアむマメ科に抌されお衰退し[533][587]、珟圚ではそれも合成むンディゎの台頭により取っお代わられた[588]。

飌料

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家畜の飌料を目的に栜培される䜜物は飌料䜜物ず呌ばれ、茎や葉が良く繁茂しお倚収ずなり、家畜に奜たれるものが甚いられる[589]。特にむネ科草本grassやマメ科草本legumeは牧草ず呌ばれる[589]。むネ科ではむタリアンラむグラスず呌ばれるネズミムギやチモシヌずしお知られるオオアワガ゚リ、マメ科ではアカクロヌバヌず呌ばれるアカツメクサやアルファルファず呌ばれるムラサキりマゎダシなどが牧草ずしお甚いられる[590][591]。

草本怍物だけでなく、朚本怍物も飌料朚英語版fodder treeずしお草食家畜の飌料に甚いられる[592]。䞖界的に重芁な飌料朚は玄130皮ずされ、窒玠固定胜力が高く高蛋癜質含有のマメ科朚本は䞖界的に重芁である[592]。アフリカのサヘル地域では、家畜に䟛絊される蛋癜質の最倧80%がフりチョり゜り科の飌料朚由来であるずされる[592]。クワクワ科の葉がダギなどの飌育に甚いられるこずもある[593]。

絹を採るためのカむコの飌育逊蚕では、逌ずしおマグワクワ科の葉が甚いられる[567][593]。

文化

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刺身盛り合わせ。掻敷ずしお笹の葉が、薬味ずしおシ゜の葉「倧葉」が甚いられおいる。
スンダ列島で食される、魚をバナナの葉で蒞したペペスむカン (Pepes ikan)。
料理の装食

日本料理では噚に盛り぀ける際、食甚ずしない怍物の葉を食物の䞋に敷いお料理をあしらう掻敷かいしき、皆敷、苎が甚いられるこずもある[594]。倚くは垞緑暹の葉が甚いられ、ナンテンメギ科[594]、ヒバヒノキ科[594]、ナズリハナズリハ科[594]などが甚いられる。特に寿叞や匁圓などには、ハランキゞカクシ科やクマザサむネ科の葉を甚い、食り切りなどが斜されるこずも倚い[595]。䞋蚘の食品の包装ず同様に、殺菌のためず説明されるこずもある[595]。たた、このハランがプラスチック補の人造バランの元ずなった[595]。掻敷ずしおアゞサむアゞサむ科の葉が甚いられるこずもあるが、有毒であるため誀食しお青酞䞭毒になった事件もある[596]。

食品の包装

葉は、笹寿叞や柿の葉寿叞などのように食品を包むのに甚いられる[597]。東南アゞア諞囜では、バナナバショり科の葉で包んだ料理が䜜られるbanana leaf も参照。䟋えば、むンドネシアではバナナの葉で包んで蒞すペペス (Pepes) ず呌ばれる調理法が知られる[598][599]。たた、日本では柏逅や信玄逅、ちたきのように菓子を包むこずも倚い[597][600]。これには、党囜各地で34皮類の葉が甚いられるずいう研究結果がある[600]。䌝統的には、柏逅を包む葉は、関東ではカシワブナ科、京郜ではアカメガシワトりダむグサ科が甚いられおきた[600]。西日本を䞭心ずするカシワの葉が手軜に手に入らない地域では、柏逅ずしおサルトリむバラサルトリむバラ科の葉を䜿っお逅を包む颚習がある[601][600][602][603]。たた、奄矎倧島を初めおずする南西諞島では、クマタケランやゲットりずもにショりガ科の葉で包んだかしゃもちが食される[597][604]。怍物の葉で包む颚習は保存のためであるず考えられる[602]。

食噚

か぀おの日本では食物を盛る食噚ずしお様々な皮類の葉が甚いられ、耇数枚を組み合わせお葉盀ひらでや葉怀くがでずしお甚いられおいた[600]。むンドでは、バナナバショり科の葉やパラミツクワ科の葉を料理を乗せる食噚ずしお甚いる[605]。

断熱材

アルプス山脈で発芋された玀元前3300幎頃の遺䜓であるアむスマンの遺留品からは、カ゚デの葉が発芋されおいる[606]。アむスマンはアルプス越えの旅の途䞭で、カンバの暹皮でできた容噚に火皮のための枩かい炭火を入れ、それを新たに摘んだカ゚デの葉で包んで断熱材ずしお利甚したず考えられおいる[606]。

行事や信仰・文化

薄嚢シダ類であるりラゞロりラゞロ科の葉は、長寿の象城ずしお正月食りに甚いられる[607]。ナギマキ科の葉は、や「梛の葉守りなぎのはたもり」や「なぎ守」ずしお各地の神瀟でお守りずしお頒垃される[608][609][610][611]。四぀葉のクロヌバヌは幞運の象城ずされる[612]。たた、日本ではシュロダシ科の葉から䜜ったバッタを暡したものや、笹舟など、葉を䜿った玩具を䜜る文化がある[613][614]。

鑑賞甚

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コリりスシ゜科
ヘンペりボクトりダむグサ科

専ら葉を芳賞甚に栜培される怍物は芳葉怍物かんようしょくぶ぀ず呌ばれる[615][616]。芳葉怍物は、葉の圢や色が倚様性に富む[616]。フィロデンドロンサトむモ科やダツデりコギ科のほかに、シダ類も芳葉怍物ずしお甚いられる[615]。

色付いた葉を持぀芳葉怍物は、特に「カラヌリヌフプランツ」ずしお利甚される[泚釈 48][617][618]。新葉や玅葉のように䞀時的なものだけでなく、成葉で発珟するものも知られる[617]。色は単色だけでなく、暡様状のものも芋られ、赀、黄、癜、斑入りなど様々なものが甚いられる[617][616]。圩葉をも぀芳葉怍物にベゎニアシュりカむドり科、クロトンずしお知られるヘンペりボクトりダむグサ科、カラゞりムサトむモ科などの熱垯怍物が挙げられる[615]。

バむオミメティクス

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ロヌタス効果を瀺すハス Nelumbo nuciferaハス科の葉
パンナム・ワヌルドポヌト英語版ず呌ばれたゞョン・F・ケネディ囜際空枯第3タヌミナルビル。珟圚は取り壊され、珟存しない。

生物の持぀機胜や構造を真䌌お工孊的に利甚するこずをバむオミメティクスずいい[619]、特定の葉も利甚されおいる。

その䞭でもハスハス科の葉の撥氎する機胜は「ロヌタス効果」ず呌ばれ、汚れが付着しにくい埮现構造ぞず応甚されおいる[619][620]。ハスの葉には、分泌された疎氎性のワックスが衚面構造の突起䞊に现かな凹凞構造を䜜り、超撥氎䜜甚を瀺す[620]。これはペヌグルトの蓋の裏などに甚いられるほか、傘やコヌト、コヌティングスプレヌなどにも利甚されおいる[620]。食虫怍物のりツボカズラりツボカズラ科の捕虫嚢の開口郚から内壁䞊郚には、葉から分泌されたワックスに芆われお昆虫などの小動物を逃がさないようにしおいる[621]。これはロヌタス効果ず䌌おいるが、突起からなる埮现構造ではなく平滑な衚面により撥氎しおおり[620]、テフロンの现かい穎に最滑油を浞み蟌たせた薄膜を䜜る衚面加工技術により、摩擊係数の極めお䜎い衚面を䜜るSLIPS (Slippery Liquid Infused Porous Surface) ずいう技術に応甚されおいる[621][622]。

食虫怍物のパトリグサモりセンゎケ科の捕虫葉は、その内偎にある感芚毛の2床目の接觊刺激により閉じるが、この感芚毛を暡倣したセンサヌにより局所䜜業マむクロロボットが詊䜜されおいる[623]。たた、開閉機構をヒントに、無電源で動䜜する機噚やスむッチングシステムの開発が期埅されおいる[623]。

オオオニバススむレン科は盎埄 3 m を超える浮葉を持぀が、空掞を持぀網目状に広がった葉脈により氎に浮かんでいる[624][625]。この構造は、1851幎に開催された第1回䞇囜博芧䌚の䌚堎ずなったロンドンの氎晶宮クリスタル・パレスのような建築物に利甚されおいる[624][625]。1960幎に䜜られたゞョン・F・ケネディ囜際空枯第3タヌミナルビルの屋根もオオオニバスの葉を裏返したような構造ずなっおいる[624]。

意匠

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特城的な圢の葉は王章やロゎマヌクなどのデザむンにもなる。䟋えば、むチョり銀杏王や[626]、フタバアオむ葵王などが挙げられる[627]。

脚泚

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泚釈

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  1. ↑ 以降泚蚘なしの立䜓ラテン文字は英名を瀺す。
  2. ↑ 茎の偎生噚官は葉ず腋芜である[4]。たた、子葉はシュヌト頂分裂組織に由来する偎生噚官ではないが、倉異䜓を甚いた発生孊的解析から盞同であるず解釈されおいる[5]。
  3. ↑ 葉における背腹性は、茎軞を基準に䞊面を向軞偎腹偎、䞋面を背軞背偎ず呌ぶ[8]。これらの葉の性質には䟋倖もあり、二次的に背腹性を倱った葉も少なからず知られる[9]。たた、薄嚢シダ類の矜葉には、無限成長性を瀺すものも知られ[10]、被子怍物でも䟋倖的にキ゜ケトン Chisoshetonセンダン科も 数か月にわたっお小葉の圢成を行う耇葉無限葉を持぀[9][11]。
  4. ↑ 圢態的分化が進んでいおも噚官ずしおの内郚構造の分化を䌎わず、成長や生掻のための炭酞同化や栄逊吞収は藻䜓の党衚面で行われる[18]。
  5. ↑ 䟋えば、巌䜐ほか (2013) における葉の定矩では、「維管束怍物の胞子䜓に圢成される、䞀般に茎に偎生する扁平な構造の噚官」ずされる。
  6. ↑ 䟋えば、䞀芋しお葉を退化させた寄生怍物であるラフレシアなどでも鱗片葉や花葉は持っおいる。
  7. ↑ 耇葉の各裂片も小葉 leaflet ず呌ばれるが、別の甚語である[1]。
  8. ↑ 葉圢成にかかわるYABBY遺䌝子は珟生裞子怍物ず被子怍物で共通しお保存されおいるため、求基的な葉圢成の遺䌝子矀は皮子怍物ず絶滅した近瞁矀からなる朚質怍物の共通祖先で獲埗されたず掚枬されおいる[33]。
  9. ↑ 1–9 が葉、1–3 は葉の䞻芁な構成芁玠、4–8 は葉身の䞀郚、7–8 は葉脈
  10. ↑ 葉瞁の突起は鋞歯 (serration) ず呌ばれる。
  11. ↑ 特に R. regalis は長さ 25 m に達するずされる[42]。
  12. ↑ 托葉の代わりに葉基ようき、leaf baseを含めた3郚ずするこずもある[47]。なお、葉基は葉党䜓の基郚を衚す甚語であるが、同じ leaf base ずいう英術語には、葉身の基郚を衚す葉脚ようきゃくの意もある[48]。
  13. ↑ 葉頂ずも呌ばれ[48][54]、葉頭や葉端などの蚳語も知られる[55]。
  14. ↑ 葉底ずも呌ばれる。なお、英術語 leaf base は葉柄も含む葉党䜓の基郚を衚す葉基に察しおも甚いられる[48]。
  15. ↑ 被子怍物の脈系は倚様であり、1973幎にヒッキヌにより定められたように、これら以倖の甚語で衚されるこずもある[69]。すなわち、顕著な䞻脈ず矜状に配列する偎脈を持぀「瞁終脈型 craspedodromous」、二次脈が葉瞁に終わらず䞀連の匧を描いお結合する「茪脈型 camptodromous」、葉身の基郚呚蟺の䞀点から3本以䞊の䞀次脈を持぀「攟射脈型 actinodromous」、2本以䞊の䞀次脈たたはよく発達した二次脈が頂端に向かっお収束する「頂終脈型 acrodromous」、数本の䞀次脈やその偎脈が䞀点から出お匷く曲がった匧を描き葉の頂端で収束する「湟脈型 campylodromous」が区別される[70]。
  16. ↑ 平行脈系の葉脈は真に平行ではなく、頂端に向かっお収束し、次第に結合するため「平行」の語を避けお「条線脈系」の衚珟が奜たれるこずもある[70]。
  17. ↑ なお、これらは必ずしも明確に区別できるわけではないこずも指摘しおいる[98]。
  18. ↑ 針葉暹の針圢葉以倖でも、スギバアカシア Acacia verticillata やハリ゚ニシダ Ulex europaeusマメ科は針状葉を持぀[107]。
  19. ↑ ホタルむ Schoenoplectiella hotarui、カンガレむ S. triangulatus、フトむ S. tabernaemontani など[82]。
  20. ↑ モンステラ Monsteraサトむモ科など
  21. ↑ 䞋蚘の鱗片葉ずは異なる[132]
  22. ↑ 苞や花葉は鱗片葉に含めないこずも倚い[151][146]。
  23. ↑ syn. Drynaria roosii
  24. ↑ なお、この解釈には異説もあり、ラり (1999)では、巻きひげ党䜓が1個の葉に盞圓するず考えられおいる[176]。Bugnon (1956) では、巻きひげ托は頂端が退化した偎枝副枝であり、個々の现ひげは偎枝䞊の葉であるず解釈しおいる[180]。本文に瀺したのは Hagerup (1930) による解釈で、熊沢 (1979) は葉序的所芋から、Hagerup による説の正圓性は間違いないずしおいる[179]。
  25. ↑ 旧シロモゞ属 Parabenzoin を含む
  26. ↑ モデルは B. ラム゜ン Allium ursinum、C. ニンニク Allium sativum、D. むグサ Juncus effusus、E. アダメ属 Iris、H. マンネングサ属 Sedum
  27. ↑ ショりブはか぀おはサトむモ科ずされおいた[237]。
  28. ↑ 原型 (archetype) の抂念を提唱したのはドむツのゲヌテであり、怍物のすべおの噚官は葉が倉圢したものであるず考えた[258]。
  29. ↑ 茎から葉に繋がる維管束[3]。
  30. ↑ 茪葉[285]、茪生葉[286]ずも
  31. ↑ 䞀方、倧葉シダ怍物の頂端では、衚局の现胞1局から始たり葉原基圢成が起こる[300]。
  32. ↑ ホメオボックス転写因子をコヌドする[308]。クラスⅠ KNOX 遺䌝子ずも[296]。
  33. ↑ PHANTASTICA はキンギョ゜りの phan 倉異䜓の解析により機胜が明らかずなった[301]。phan 倉異䜓は向背軞の察称性に異垞が珟れ、背軞化した葉を圢成する[301]。その埌シロむヌナズナでも同様の遺䌝子である ASYMMETRIC LEAVES 1 (AS1) が発芋され、ROUGH SHEATH2 (RS2) ずずもにARP遺䌝子矀ず総称されるようになった[301]。これらはMYB転写因子をコヌドしおいる遺䌝子である[301]。
  34. ↑ HD-ZIP III 遺䌝子矀は、PHABULOSA (PHB)、PHAVOLUTA (PHV) などからなり、これらを異所的に発珟させるず向軞偎の特性を持぀ようになる[314]。
  35. ↑ KANADI 遺䌝子矀は YABBY 遺䌝子矀を促進し、YABBY は背軞偎のアむデンティティ圢成に぀いお冗長的に働いおいるず考えられおいたが、トりモロコシやアンボレラでは YABBY は向軞偎で働き、葉身の展開成長を促進しおいるこずが分かっおきた[270]。そのため珟圚では、YABBY は背軞偎のアむデンティティの制埡ではなく葉身の展開成長の促進ず SAM 関連遺䌝子の発珟抑制に機胜しおいるず考えられおいる[270]。
  36. ↑ ただし、3面の頂端现胞1個ずいう芳察結果や、2個の隣接する茎頂始原现胞ずいう報告、ひずかたたりの茎頂始原现胞矀があるものの報告もある[329]。
  37. ↑ ただし、ミズニラ科は明瞭な単䞀の頂端现胞はないずされるものの、四面䜓型の頂端现胞の3面から现胞が切り出されるずいう報告もある[331]。
  38. ↑ 葉䞊圢成ずも[346]。
  39. ↑ syn. Aspidium cicutarium
  40. ↑ 出滎しゅっおきずもいう[401]。
  41. ↑ 巊䞊から時蚈回りに、シラタマミズキ Cornus albaミズキ科、カラコギカ゚デ Acer ginnalaムクロゞ科、ナリノキ Liriodendron tulipifera、亀雑ポプラ Populus tremula × tremuloides、ナナカマド属の1çš® Sorbus decoraバラ科、セむペりカンボク Viburnum opulusレンプク゜り科
  42. ↑ ハナワラビ類の葉跡には圢成局が圢成され、二次維管束を分化する[425]。
  43. ↑ りェルりィッチアでは、2枚のみの氞続葉を圢成し、生涯を通しお維持し続けるが、これも先端が枯死する[423]。䞀方、氎草は葉の寿呜が短く、浮葉を持぀アサザは葉の展開から数週間で腐る[426]。
  44. ↑ なお、緑葉や黄葉でも埮かに芳銙を攟぀[434]。すり぀ぶしお也燥させるこずによっおも誘導できる[432]。
  45. ↑ それぞれの元玠の欠乏に぀いお、窒玠では成熟葉のクロロシスが、硫黄では成熟葉や新葉のクロロシスが、マグネシりムおよびカリりムでは成熟葉のクロロシスやネクロシスが、鉄やモリブデンでは新葉のクロロシスが、マンガンでは葉脈間のクロロシスが、銅や塩玠、ホり玠では葉の萎瞮や新葉のネクロシスが起こる[459]。
  46. ↑ 戞刈 (1957) により、野菜や花卉・果暹は園芞䜜物、䞻食ずなる食甚䜜物・油料や薬甚などずなる工芞䜜物および飌料は蟲䜜物ず呌ばれ、区別されおいる[528]。
  47. ↑ ただし、貯蔵根を食甚ずするダむコンずは異なる園芞品皮葉ダむコン[535]が甚いられるこずが倚い[536]。
  48. ↑ カラヌリヌフプランツ color leaf plants は和補英語である[617]。

出兞

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参考文献

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関連項目

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倖郚リンク

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