不動産投資の失敗から学ぶ10の教訓|第10話撤退基準を決めておく
買う前に「いつ、どう手放すか」を考える🏠🚪
不動産投資を始めるとき、多くの人が考えるのは、
✅価格はいくらか
✅利回りは何%か
✅融資を受けられるか
✅毎月いくら残るか
といった「購入」のことです。
私も物件を見ると、
「この物件を買ったら、家賃はいくら入るだろう」
と考えます😊
しかし、
「何年後に、いくらで売るのか」
という出口については、つい後回しにしてしまいます。
これはいけませんね🌻
買う前から売る話をするのは、新婚生活を始める前に、離婚後の財産分与を話し合うようで、少し縁起が悪く感じます😭

ですが、出口戦略は失敗を想像するためのものではありません。
自分の資産と家族の生活を守るための経営計画です🌋
持ち続けることだけが正解ではない
不動産は、長く持ち続ければ家賃収入を得られ、返済が進むことで手残りが増える可能性があります。
しかし、購入時には良い物件でも、時間がたてば環境は変わります。
✅人口が減少した
✅勤務先や学校が移転した
✅競合物件が増えた
✅家賃が下がった
✅空室期間が長くなった
✅修繕費が増えた
✅管理負担が大きくなった
購入時の判断が正しくても、今も持ち続けることが正しいとは限りません。
物件を売ることは失敗ではありません🙅
借入金を減らす。
手元資金を増やす。
より良い資産へ組み替える。
これも立派な経営判断です✨

愛着と投資判断を分ける
初めて購入した物件。
夫婦で何度も現地を見た物件。
空室対策を重ね、ようやく満室になった物件。
苦労した物件ほど、愛着が湧きます。
これは私も同じく物件に愛着があります‼️

しかし、建物は大家の気持ちを察してくれません。
「長く大切にしてもらったから、今月は修繕を控えよう」
とは考えてくれません😭
物件を大切にすることと、必要なタイミングで売却することは両立します。
売却を考える主なタイミング📊
売却を検討するきっかけは、さまざまです。
①投資目的を達成したとき
教育費や事業資金を準備できた。
一定期間の家賃収入を得られた。
目的を達成したなら、現金化も選択肢です。
②収益が継続的に下がったとき
一時的な空室ではなく、
✅入居率が下がり続ける
✅家賃下落が続く
✅募集費用が増える
✅空室期間が長くなる
といった傾向が続く場合は、保有方針を見直します。
③大規模修繕が近づいたとき
修繕して保有するのか。
現在の状態で売却するのか。
修繕費だけでなく、修繕後の家賃収入や将来の売却価格まで比べます。
④市場価格が上昇したとき
価格が上がったときは、家賃収入を受け取り続ける場合と、今売却する場合を比較します。
ただし、売った後のお金を何に使うのかまで考える必要があります。
⑤家族や生活が変化したとき
転居、教育費、介護、本業の変化、相続。
物件だけでなく、今の自分と家族に合った資産かを確認します。
売却価格=手元に残るお金ではない
物件が4,500万円で売れたとしても、その全額が残るわけではありません。
売却後に残る現金
=売却価格
-借入残高
-売却諸費用
-税金
例えば、
売却価格4,500万円
借入残高3,800万円
諸費用・税金300万円
なら、
4,500万円-3,800万円-300万円
=400万円
です。
売却価格が4,000万円まで下がれば、逆に100万円を用意しなければ売れない可能性もあります。
売りたい価格と、売れる価格は違います。
高い査定額を見ると、私はうれしくなります。
「やはり私の見る目は正しかった‼️」
まだ売れていないのに、すでに成功した気分です。
喜ぶのは買付が入ってからだぜ
一年に一度、出口を見直す
毎年、次の数字を確認します。
✅年間家賃収入
✅入居率と空室期間
✅年間修繕費
✅返済後の手残り
✅借入残高
✅今後の大規模修繕
✅想定売却価格
✅売却後に残る現金
大切なのは、何となく持ち続けるのではなく、
毎年「保有する理由」を確認することです。
撤退基準は数字で決める
問題が起きてからでは、感情に流されやすくなります。
「もう嫌だから売りたい」
「ここまでお金をかけたから売りたくない」
「購入価格より安く売るのは負けた気がする」
だからこそ、購入前に基準を決めます。
✅入居率が一定期間基準を下回った
✅返済後の手残りが基準以下になった
✅修繕後も改善が見込めない
✅当初の保有期間へ到達した
✅家族や事業方針が変わった
私は、
「状況を見ながら、総合的に判断します」
と言いたくなります。
しかし妻社長から、
「どの数字が、どうなったら?」
と聞かれると困ります。
「柔軟に」
という言葉は便利ですが、Excelのセルには入力できません🤣
撤退は逃げることではない
撤退とは、失敗ではありません。
利益を確定する。
借入金を減らす。
管理負担を軽くする。
別の物件へ資産を移す。
家族の生活を優先する。
すべて前向きな判断です。
本当の失敗は、数字が悪化していることに気づきながら、何も決めないことです。
撤退基準は、早く諦めるためではありません。
最後まで、自分で選べる状態を守るためにあります。
今回まで、不動産投資の失敗から学ぶ10の教訓をお伝えしてきました。
不動産投資に、絶対に失敗しない方法はありません。
しかし、問題を予測し、数字と現金を準備することで、失敗の影響は小さくできます。
大切なのは、一度も失敗しないことではありません。
失敗を経験のまま終わらせず、教訓へ変えることです。
買うこと。
持ち続けること。
売ること。
どれも、家族の選択肢を増やすための手段です。
買う前に出口を決めておく。
それは失敗を恐れるためではなく、未来の選択肢を守るためです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました😊
👉不動産投資における自己資金は本当に大切です‼️かつて私は自己資金を枯渇しそうになり、先に進めませんでした、、、
しかし、思わぬ方法で自己資金1000万円を増やしアパート2棟を一気に購入しました。その時の記録を残した記事です。
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